エイスース ノートパソコン TUF Gaming F15 FX507ZM

早速口コミをチェックしていきましょう。まずは悪い口コミからで、TUF Gaming F15はインターフェース・ファン音・重量に関する指摘が見られます。以下に代表的な口コミを紹介しているのでぜひご覧ください。

• USBポートやSDカードスロットなどインターフェースへの不満点に関する指摘が多い
• 外付けのUSBハブやSDカードリーダーを使うのがおすすめ
• 拡張はリスクがありサポートの対象外のため自信がない方にはおすすめできない

悪い口コミで最も指摘されている内容に、USBポート数の不足が挙げられます。Thunderbolt4とType-Cのほか、Type-Aが2つで、外部機器との接続に足りないと感じるユーザーが散見されました。またSDカードスロットも非搭載のため、別途外付けのカードリーダーが必要です。

対策としては、上の口コミのように拡張パーツを使う方法もありますが、知識がない方にはおすすめできないため、外付けのUSBハブを使うのが無難です。

• GPU負荷が大きくなるとファン音も大きくなる
• 人によっては「気にならない」とするケースもあり評価にバラつきがある
• 使用していないソフトを閉じたり、冷却台を使うなどの対策がある

ゲーム中のファンの大きさに関する指摘も見られます。特にGPUの負荷が大きくなるほどにファン音も大きくなるため、ゲーム以外でも動画編集や3Dモデリングなどで音が気になる可能性は高いです。ただし「音が静か」と感じる方もいるので、個人差もあるかもしれません。

対策としては、複数ソフトを使用している場合は使っていないものを閉じたり、冷却台を使って排熱をサポートするなどの方法が考えられます。

• 本体重量2kg + 電源アダプタやその他外部機器の重さで持ち運びには不便
• 据え置きやサブPCとしての用途も一つの選択
• 持ち運びの際はキャリーやリュックなど活用して身体の負担を抑える工夫を

本体重量は2kgを超えるため、長時間・長距離の持ち運びでは疲れてしまう点も指摘されています。ただし特別本製品が重いわけではなく、15.6型でミドルクラスのゲーミングノートパソコンとしては標準的な重量です。

それでも電源アダプタや外部接続機器などもプラスするとさらに重量はかかるため、身体に負担がかかりにくいキャリーや体幹が安定しやすいリュック形状のバッグで持ち運ぶのがおすすめです。

続いて良い口コミもぜひチェックしてください。TUF Gaming F15が高評価されているポイントは、処理性能の高さです。CPU・GPUの性能に加えキーボードも使いやすく、ゲーム以外のさまざまな用途に幅広く使える可能性を感じさせる口コミ内容となっています。

CPU・GPUの性能が優秀で、さまざまなゲームタイトルを快適に遊べる点で多くのユーザーから評価を集めています。「Sims 4」「FF14」「VAROLANT」などの有名タイトルを幅広くプレイでき、いずれもカクつかず滑らかな動作です。

CPUはノートパソコンの中では最速に近いクラス、GPUは純粋なゲーマーには申し分ないレベルの性能で高く、また性能に対するコスパも良く、高く評価されています。

こちらも性能の高さに関連する内容の口コミです。GPUのGeForce RTX 3060はゲーミングとしての用途だけでなく、動画編集・3Dモデリング・3DCGの制作など業務やクリエイティブの分野でも活躍できます。

実際に口コミをチェックしていると、Youtubeの動画編集や上の口コミのようにCADを始めとする建設関連の業務で快適に使用している方も見られます。

ASUSのノートパソコンは、キーボード配列に無理がなく打ちやすいと評判のモデルが多いですが、本製品の口コミでも好印象を抱くユーザーの声が散見されました。テンキーやファンクションキーが小さいながらも独立しており、キーピッチも無理がないようできる限り広くとっています。

また打鍵感が好評なほか、イルミネート機能もゲーミングノートとして魅力的です。なおイルミネート機能は設定で無効化もできるので、ビジネスで使いたい場合にもおすすめできます。

下の表では、TUF Gaming F15(型番：FX507ZM)を扱う各通販サイトの価格をまとめています。公式サイトは在庫切れのため、Amazonで購入するのが最もお得です。しかし品質保証やトラブル回避で公式サイトにこだわりたい方は代替機種を探すのもおすすめできます。

代替例として型番FX507ZEはGPUにGeForce RTX 3050Tiを採用した下位モデルです。またバッテリー駆動時間が短い約6.8時間である点を除いては、ほぼ本製品FX507ZMと同等のスペックを持ちます。セール次第では159,800円(税込)で購入できるケースもありお得です。

※いずれもMicrosoft Officeはありません。

ここからはTUF Gaming F15のスペックについて紹介します。まずは各スペックの概要については下の表をご覧ください。その後で注目すべきポイントをピックアップして詳細に解説していきます。

CPUはインテル第12世代Core i7-12700Hを搭載しています。ベンチマーク(※PassMark参照、数値が高いほど高性能)の値は26,000以上です。この値は8K動画の編集や3Dゲームに対応できる高い処理性能を意味しますが、実際に動画編集やゲームでは後述するGPUの性能も無視できません。

少なくとも、オフィス系ソフト・ネットサーフィン・動画視聴などは快速で処理し、重い処理の命令を複数実行しても問題ないスペックです。

GPUはGeForce RTX 3060を搭載しており、スタンダードな動画編集では全く問題のない性能で、先述のCPU性能も考慮すると4K動画の編集も可能です。ゲームにおいては、フルHD環境であれば有名タイトルは一通り快適に遊べます。

たとえば「Metro Exodus」のような負荷の大きいタイトルでもフルHD設定なら推奨される60FPSをクリアし、問題なくプレイが可能です。

ストレージにはSSD512GBを採用しています。電源を入れてからの立ち上がりやデータへのアクセスが早く、HDDよりも衝撃に強い点が魅力です。512GBの容量は、データサイズの大きい動画データも複数扱えるだけの余裕があります。

しかしプロクリエーターのように何十個・何百個とビデオデータや高画質な写真データを扱う場合は容量不足になる可能性があり、その場合は外付けのHDD・SSDなどの活用を推奨します。

メモリは16GBです。画像加工や基本的な動画編集においては問題にならない容量ですが、画像を加工しながらエフェクトを作成しつつ編集ソフト上で使用するような、複数ソフトを並行的に使うには物足りなくなる可能性があります。

効率重視のプロクリエーターは32GB以上のメモリが推奨されます。ゲームにおいては問題にならないスペックです。

バッテリー駆動時間は最大で約9.3時間です。実際には負荷の大きい作業ほど電力消費も激しくなるため、電源がとれない場所での重い作業を連続的に行うには向きません。ただしメールチェックや事務作業程度の軽い作業であれば、ある程度の時間はバッテリーを維持できます。

ディスプレイは15.6型とゲーミングノートの標準的な画面サイズで、フルHD(1920×1080)解像度のため、きれいで見やすい映像を楽しめます。ノングレアなので室内の照明や窓からの光が画面に映りこんで見えづらくなる心配もありません。

本体サイズは幅354.9mm×奥行き251.9mm×高さ224.95mmと、15.6型のゲーミングノートとしては標準的よりもやや大きめなサイズ感です。重量は約2.2kgのため、長時間の持ち運びには不向きです。

TUF Gaming F15はノートパソコンとしては最速クラスに追随するCPU、またゲーマーのニーズを満たすGPUを搭載しており、さまざまなゲームを快適に楽しめます。フルHD環境下ならほとんどのタイトルで平均60fps以上(1秒間で60コマ以上描画すること)で滑らかなプレイが可能です。

またディスプレイは15.6型フルHD(1920×1080)解像度で、大きな画面できれいな映像を楽しめ、リフレッシュレートも144Hzなので競技性の高いゲームにも対応できます。

GPUとして搭載されるGeForce RTX 3060は、ゲーム以外の用途も満たせるミドルレンジGPUです。CPUの高い処理性能と合わせて、動画編集・3Dモデリング・3DCG制作なども問題なく行え、クリエーターや建設・工学・美術関連の仕事にもおすすめできます。

ただしマルチタスクで複数のソフトを立ち上げて効率的・スピーディーな作業が求められる場合はメモリ16GBがネックになるため、32GB以上のモデルを検討するのも1つの選択です。

ノートパソコンは限られたサイズの中でキーボードを設計するため、ところどころ無理な配置になっているケースが珍しくありません。しかしTUF Gaming F15は、テンキー・矢印キー・ファンクションキーなどが独立していて誤入力を最小限に抑えられます。

またできる限りキーピッチを広くとっているので、コンパクトながらもキー同士の距離が絶妙な点も使いやすさに繋がっているポイントです。

下記の表から気になる項目をタップすると詳しい情報が確認できます。

• USB Type-A×2・Type-C×1だけでは不便
• 外付けのUSBハブをUSBポート数を増やすのが最も簡単
• SDカードやmicroSDからデータを保存したい方は外付けのカードリーダーも活用

TUF Gaming F15は、15.6型のノートパソコンとしてはインターフェースがやや物足りない側面があります。HDMIやマイク/ヘッドホンジャックは備わっているものの、USBポートの数が少なく複数の機器と接続したい場合に不便です。

対策としては外付けのUSBハブを活用するのが最も簡単で、価格も1,000～2,000円前後です。またメモリカードスロットがないため、SDカードやmicroSDのデータを保存したい時には外付けのSDカードリーダーを活用しましょう。

• 高負荷時にはファン音が気になってしまう
• 不使用のソフトを閉じる・冷却台を使うなどの対策を検討しよう
• 排熱性能自体は優秀で常に最適な温度を保ちやすい

TUF Gaming F15は、5つのヒートパイプ・4つの通気口・ホコリのたまらない設計など排熱性能自体は優れていますが、高負荷時にはファンが大きくなってしまうのがデメリットです。周囲に気を配らなければいけないシーンでは、高負荷な作業やゲームは考えなければいけません。

対策としては、使用していないソフトを閉じて負荷を減らしたり、冷却台を使って排熱をサポートしたりする方法などがあります。

• 重量感やバッテリー性能の面では持ち運びや場所を選ばず使うのには不向き
• ただし堅牢性が高い側面を持ち、さまざまな場所でタフに使える利点もある
• 身体に負担がかからない工夫やモバイルバッテリーでアクティブに活用できる可能性も

本体重量は約2.2kgで外への持ち運びには向きません。電源アダプタや外部機器も一緒に持ち運ぶとなると重量はさらに増してしまいます。そのため据え置きやサブPCとして活用するか、または身体に負担がかからないようキャリーやリュックなどで持ち運ぶようにするのがおすすめです。

一方でMIL規格(米国軍事規格)の堅牢性を持ち、標高・気温・湿度の影響に強い側面があるため、体力に自信がある方は、さまざまな場所でタフに使いこなすのも悪くありません。ただしバッテリーは長く持たないため、電源がとれない場所での活用はモバイルバッテリーを検討しましょう。

ここからはTUF Gaming F15の気になるポイント・よくある疑問点について解説します。メモリ増設やPD給電などについて気になっている方はぜひチェックしてください。

メモリ増設・SSD増設に関してはメーカーのサポート対象外です。メモリを32GBに増やすユーザーも見られますが動作は保証できません。SSDについては空きスロットがあり、分解も比較的簡単ですがサポート対象外である点を考慮して自己判断・自己責任で行いましょう。

残念ながらUSB Type-Cポートは、データ転送・映像出力はサポートしているもののPD給電には対応していません。

ASUS TUF Gaming F15の特徴・口コミについて調査した結果を解説してきました。ノート最速クレスに準ずるCPUと高い処理性能をもつGPUで、ほとんどのゲームタイトルや動画編集・3D系作業も快適に行います。詳細をチェックしたい方はぜひ公式サイトもご覧ください。