【ダイソー・セリア・キャンドゥ】100均のおすすめヘッドホン

皆さんは音楽を聴く際にヘッドホンを使用しますか？ヘッドホンは音質を高め、音を楽しむための必需品です。しかしながら、多くのヘッドホンは価格が高く、「音質を高めるためだけに購入するのは気が引ける」とお考えの方も多いと思います。

そのような方には100均のヘッドホンがおすすめです。ダイソー・セリア・キャンドゥなど身近にある100均で、低価格のヘッドホンを購入可能です。

そこでこの記事では100円ショップで扱われているヘッドホンについて解説します。またヘッドホン・イヤホン購入者420人を対象にしたアンケート結果も掲載します。

☆この記事を読めば100円ショップで取り扱いのあるヘッドホンの傾向がわかります！

100均は安すぎて購入をためらう方もいらっしゃると思いますが、低価格なうえさまざまな用途で使用でき、近年100均のヘッドホンは注目を集めています。100均のヘッドホンが注目される理由には以下の点があげられます。

100均のヘッドホンが注目を集める理由の1つ目は、価格が安いため使用場面ごとにヘッドホンを複数揃えられる点です。

• スポーツシーン
  →耳掛けタイプのヘッドホン
• 自宅での音楽視聴
  →スポンジタイプのヘッドホン

など用途に合ったヘッドホンを気軽に使い分けられます。

100円ショップでは、

• 有線ヘッドホン300円
• ワイヤレスイヤホン1,000円

このような低価格で販売されています。壊れてしまったら買い替えたらいい、と割り切れる値段なところも魅力です。

注目を集める理由の2つ目は、子供用の初めてのヘッドホンとして適している点です。子供が大きくなり、スマホなど電子機器を使用するようになると、ヘッドホンなどの付属品も欲しがります。

しかし、安くはないヘッドホンをプレゼントするには気が引けますよね。そんなときこそ100均のヘッドホン。

性能もそれなりに優秀なため、100均のヘッドホンで十分に子供を喜ばせられます。カラーバリエーションも豊富で小柄なヘッドホンが多く売られており、初めてヘッドホンを使用する子供には最適です。

100円ショップのヘッドホンは以下のような傾向があります。以下実際にダイソーで確認した情報です。

• 有線300円〜、ワイヤレス1,000円
  
• デザインはシンプルだったりややダサめ
• 基本はイヤホンジャック接続(Lightning端子やUAB-Cは見当たらず)
  （イヤホンジャック→USB-Cの変換アダプタは同コーナーで確認済）
• 折りたたみタイプもあり

ちなみに大型店では3商品ほどラインナップされているのを見かけました。場所はスマートフォン用品コーナーの近くです。

ずらりと並べられているわけではなく、商品数もイヤホンに比べたらぐっと少ない傾向です。店舗の規模によっては、1商品しか取り扱いがない場合もありそうです。

ダイソーで300円で購入できる「ステレオヘッドホン」は、高音質オーバーヘッドホンと比べるとややデザイン性は劣りますが、低価格でシンプルなヘッドホンです。

初めてのヘッドホン購入を考えている方は、まずはこのヘッドホンを使用してみてください。子供へのプレゼントにも◎

ダイソーの300円ヘッドホンには、携帯に便利な折りたたみタイプもあります。ヘッドホンは外出先ではかさばりがちですが、折りたたみできればコンパクトにまとまり、持ち運びに便利です。

荷物になるので嫌で今までイヤホンを使っていたという方にも、お試しヘッドホンとしておすすめです。

ダイソーが発売している「クロム風ヘッドホン」は、550円(税込)とは思えないほど洗練された外見が特徴です。

イヤーパッドは柔らかく、メタリックなアジャスターの調整も簡単で、男女を問わず使えるヘッドホンです。「100均だと安っぽい見た目が気になる」という方におすすめです。

セリアで購入できるヘッドホンのおすすめは「クリップヘッドホン」です。価格は100円と非常にリーズナブルに購入可能。このヘッドホンはクリップ型の耳掛けタイプになります。

ヘッドホンよりはややイヤホンに近いタイプになりますが、スポーツ時など激しく動く場面でヘッドホンが外れないように装着できます。ランニング中に音楽を聴きたい方にもおすすめ。

セリアでは、「ゴールドステレオヘッドホン」も人気です。本格的なオーバーヘッド型ヘッドホンなのに100円と超低価格。

またコードも片耳側からだけ伸びるようになっており、からまりが少なく収納時にも困りません。本当に100円？と疑ってしまうクオリティで、話題を呼んでいます。

キャンドゥではシンプルなデザインの「Headphone」が購入できます。価格は100円で、安いぶんフレームの作りにややチープさを感じますが、音質には問題ありません。

また、多くのヘッドホンはその重さにより肩こりや首の痛みの原因になりますが、このヘッドホンは非常に軽量なため装着しても肩や首周りへの影響がありません。

テレワークなどの際には、パソコンでは集音ができないため、相手に自分の声が伝わるようにマイクが必要です。

その際に役立つのがヘッドセットです。キャンドゥのヘッドセットなら、220円(税込)で揃えられます。軽量化がなされているため、頭や首が疲れてしまう心配もありません。

☆気軽に買える100円ショップのヘッドホン選びで迷うポイントは少ないため、ここからは低予算なヘッドホン全般の選び方に関して簡単に解説します。

もっとしっかりとヘッドホン選びについて知りたい方は、ヘッドホンの総合記事をごらんください！

⏬しっかりヘッドホンを選びたい方向けの総合記事

実は、たった3つのポイントを意識するだけでヘッドホン選びを失敗する確率がグッと下がります。

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のヘッドホンに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

この記事をご覧になっているのは100均のヘッドホンを検討している方だと思いますが、ここでは一般的な予算について解説します。

一般的には安くても3000円程度からが相場となっており、3万円までなら音質と予算がおおよそ比例します。

初めてのヘッドホンの場合は、

• 買ったものの思ったより使用しなかった
• 頭の締め付けが苦手で使わなくなった

のような「そもそも自分にヘッドホンが合っているのか」の問題もあるので、100均で相性を確かめてみてもいいでしょう。

以下はイヤホンヘッドホン使用中の方を対象にした、「買い替え時」の価格帯調査結果です。

結果は同価格帯で買い替える、と回答した方がどの価格帯でも最も大きな割合を占めました。

100円ショップでは、有線ヘッドホン・ワイヤレスヘッドホン双方の取り扱いがあります。

さて、読者の皆様がご利用中のタイプは、ヘッドホンに限ってみると、所持率も使用頻度も「有線タイプ」が優勢でした。

1,000円程度のヘッドホンでは音質はもとより、連続使用時間も期待はできません。

しかし、今まで有線のみ使用していた方にとっては、ワイヤレスヘッドホンの使用感を確かめる程度のお試し品としては優秀な価格ですよ。

ヘッドホンの選び方3つ目は「音質」です。お手頃価格のヘッドホンは、わかりやすく低音を強調したものが多い傾向にあります。

そのため、主に重低音が大切なジャンルの音楽なら、低予算でも満足のいくヘッドホンが見つかる可能性があります。

またヘッドホンはハウジングの構造によっても音の聞こえ方が変わります。

• 密閉型｜ハウジングに隙間がなく密閉されている,音漏れしにくい,ロックやEDMなど
• 開放型｜ハウジングに隙間があり音が抜けていく,聴き疲れにくい,クラシックや女性ボーカルなど

の2種類があり、音楽ジャンルや用途によってどちらかを選びます。

※100均で現在売られているヘッドホンは密閉型です。開放型が欲しい方は以下の記事を参考にしてみてください。

ここでは密閉型の特徴を解説します。

密閉型はハウジングの背面を密閉しています。

外音を遮断し音を密閉するので、バイオリンの繊細な響きやアーティストの息遣いなども聴き取れます。

また、開放型ヘッドホンやスピーカーと比較すると、サウンドの鳴りを近くに感じるのが特徴です

以下の用途では特に密閉型が合っています。

• 音楽鑑賞・リスニング
  ▶︎ロックやEDMにテクノなど、臨場感や没入感が大切な場合に
• 音楽演奏
  ▶︎ギターやベース・ドラムの迫力のある音がしっかり聞ける
• DJ用
  ▶︎遮音性の高い密閉型が必須で前提条件
• 音楽作成(録音時)
  ▶︎録音は音漏れNGのため密閉型が必須

音楽や映像などのプロの制作現場では、密閉型のモニターヘッドホンが使用されています。音漏れしにくいので、持ち運び用にもおすすめです。

ヘッドホン購入後に最も後悔が多い項目として「耳へのフィット感」が挙がっていますので、気になる方は合わせてチェックしましょう。

※ノイズキャンセリング・外音取り込み機能付き、またバッテリーが必要になる無線のヘッドホンは、現在のところ100均にはないのでここでは省略します。

ヘッドホンの耳へのフィット感は、イヤーカップ形状（装着方法）によって決まり、これらは聞き心地も左右します。

イヤーカップ形状は

耳全体を覆うオーバーイヤー型

耳にのせるオンイヤー型

の2種類に分かれます。

耳を塞がれる感じが苦手でないなら、オーバーイヤー型がおすすめです。

どちらも良し悪しはありますが、知らずに購入すると思ったより使いにくかった、となってしまうので、あらかじめ把握した上で選びましょう。

下記にオーバーイヤー型・オンイヤー型のそれぞれのメリットとデメリットをまとめています。

• オーバーイヤー型：大きなイヤーパッドで耳全体を覆う
  • メリット
    音質のよさや没入感を感じやすい
    密閉型なら外音を遮断し音漏れを軽減
  • デメリット
    オンイヤー型よりかさばりやすく重い傾向
    →ただし耳を潰さないため、長時間の使用ならこっち
• オンイヤー型　：耳にイヤーパッドをのせて使用する
  • メリット
    コンパクトで軽量のため持ち歩きに最適
    構造上サウンドの迫力は控えめだが自然な印象
  • デメリット
    長時間使用は耳が潰れて痛みを感じる人も
    →ヘッドバンドで側圧を調整する調整する必要あり

ヘッドホン購入後の意外ながっかりに繋がりがちなのが操作性です。

コントローラーが指先だけで簡単操作できなければ、その都度ヘッドホンを外して目視確認での操作となるため、非常に不便に感じます。

操作性には以下のようなさまざまな要素が絡みます。

• コントローラーやボタンの位置
• ボタンの出っ張りを触った時の分かりやすさ
• ボタンのサイズ

購入前にはなかなか気付きにくいため、可能なら試聴時に一通りボタンを操作してみるのをおすすめします。

ヘッドホンは長時間使用すると、首や肩が凝ったり頭痛の原因になったりします。

ヘッドホンの重量は100g〜400g以上とかなり開きがあります。

ボリュームゾーンは250〜300g以下で、この範囲なら平均的な重さです。

しかし、音質を追求した超高級ヘッドホンには400g以上とかなり重いものもあるため、購入前は重量も必ず確認しましょう。

ヘッドホンのデザインは音質には直接影響しません。

ただし、ヘッドホンを携帯する際に忘れたくないのが「折りたためるか」「折りたたんだ時のサイズ」「ケースサイズ」です。

中には、携帯性は一切考慮外のヘッドホンもあるため、持ち運ぶ用途があるなら注目しましょう。

メーカーによっては、本革や木などの珍しい素材を使用したモデルもあるため、おしゃれさ・デザイン性を重視する方は、色味はもちろん素材感で選ぶのもおすすめです。

耐久性は主に有線の断線しやすさや、メーカー保証を確認しておきましょう。

有線の場合は断線すると替えが効かないため、口コミで「すぐに断線した」趣旨のものがないか、事前に確認するのがおすすめです。

また、ダイソーにはステレオミニプラグ(3.5mm)から標準プラグ(6mm)へ変換できるアダプターも販売されています。自宅にコンポやオーディオインターフェイスなど標準プラグ端子の物しかない場合でも、変換アダプターを1つ購入で対応可能です。

デザインも金メッキで高級感があります。外出時などいざとしたときのために購入しておいても損はありません。100均で購入したヘッドホンをさまざまな場面でフル活用したい方におすすめのアイテムにです。

100均で用途に合ったヘッドホンをいくつか購入すると、収納の方法に苦労しますよね。片付けをするとき本体も大きいし、コードも邪魔になる・・・。そんな場合でも、100均で購入できるアイテムの使用でらくらく収納が可能になります。

100均で売られている収納ボックスを購入すると、ヘッドホンを使用後にボックス内に入れるだけで簡単に収納可能です。また、バナナスタンドやカモイフックなどヘッドホンをかけて収納するタイプのアイテムも売られています。ヘッドホンの収納にお困りの方は一度購入を考えてみてください。

低価格なヘッドホンをお求めの方は、100均のヘッドホンを購入してみてください。安いだけでなくデザインも豊富で性能にも問題はありません。さまざまなタイプのヘッドホンが売られているため、用途に合わせた自分好みのヘッドホンをいくつか購入してみてはいかがですか。