【2023】コード式スティック掃除機おすすめ商品｜コードあり・なしの比較も！

ひと昔前はキャニスター型1択だった掃除機ですが、最近はコードレス・ハンディ兼用とさまざまなタイプの掃除機が開発され、吸引力も格段にアップしました。種類が増えるのは嬉しいですが、商品が多すぎてどの掃除機を選ぶか悩んでしまいますよね。

そんな中、手軽に掃除できるスティック型掃除機(スティッククリーナー)が人気を集めています。スティック型掃除機の現在の主流はコードレスですが、コード付きにもメリットがあります。充電切れの心配がないので使い勝手がよく、軽量で腕も疲れにくいです。さらには価格が安いのもメリットと言えます。

この記事ではコードありのスティック掃除機のおすすめ商品13選を紹介。またコード付き掃除機とコードレス掃除機の比較・サイクロン式と紙パック式の違い・買ってよかった掃除機・メリット・デメリットも解説するのでぜひ参考にしてください。

【メリット】

• すぐに取り出して手軽に使える
• 楽に収納できる
• ハンディタイプとしても使えるものが多い

スティック型は軽量・コンパクトなので、ホコリが気になったときなどにすぐに取り出して気軽に掃除できます。コンパクトなだけでなく、スタイリッシュな機種が多いのでリビングの端などに立てかけて収納が可能です。ハンディタイプとして使えるものも多いので、車内や棚の上の掃除など幅広い用途に使えます。

【デメリット】

• 吸引力が弱い
• ゴミ捨ての回数が多くなる

などが挙げられます。スティック型は軽量コンパクトなので、モーターも小型でどうしても吸引力が弱くなりがちです。ダストカップや紙パックの容積も小さく溜めておけるゴミの量が少ないので、頻繁にゴミ捨てを行う必要があります。

下記に当てはまる方は、スティック型がおすすめです。

• 使い勝手のいい掃除機が欲しい方
• 手軽に掃除したい方
• どんな場所でも使える掃除機がほしい方

スティック型はパワーが弱い、ゴミ捨て回数が多くなるなどのデメリットはありますが、軽量コンパクトで使い勝手がいいのが魅力です。ちょっとゴミが散らかったときにすぐに掃除機をかけられるので、部屋をキレイに保てます。小回りが利くので、大きな掃除機では掃除しにくい場所でも掃除できます。

【メリット】

• 吸引力が強い
• 吸引力が長時間維持できる
• ゴミ捨ての回数が減る

などが挙げられます。キャニスター型はモーターが大きいので吸引力が強力です。集じん容積が大きいので紙パック式でも、吸引力が長時間維持できます。ゴミが入る容積が大きいので、ゴミ捨ても頻繁に行う必要はありません。カーペットや布団のごみもしっかりと吸引できます。

【デメリット】

• 大きくて重いので扱いづらい
• 移動がスムーズにできない

本体は大きくて重く、テーブルや椅子に引っかかる場合もあるので移動が大変です。別の階に移動するときは、本体とノズルを持つ必要があるので重いだけでなく両手が塞がってしまいます。

キャニスター型はこんな方におすすめです。

• 吸引力の強さや持続時間を重視する方
• メンテナンスの回数を減らしたい方
• 家中を一気に掃除したい方

重くて使い勝手はよくないキャニスター型ですが、吸引力が強いのでスティック型では吸引できない場合でも吸い込めます。ゴミ捨ての回数が少ないので、頻繁にメンテナンスする必要がありません。

基本的には使い勝手のいいスティック型がおすすめです。しかし、頻繁に掃除をするのが面倒で一気にまとめて掃除したい方は、吸引が維持できるキャニスター型を選びましょう。

【メリット】

• パワーが安定している
• 充電不要
• 安価でコスパがいい
• コードレスより軽量

コード式はバッテリーが弱くなってパワーが落ちる心配がなく、充電切れで掃除したいときにできない不安が一切ありません。また、コード式は比較的安価でコスパがいい点もメリットです。さらに、コード式のスティック型はバッテリーが搭載されていない分、軽量機種が多い傾向にあります。1人暮らしの小さな部屋に住んでいる女性におすすめです。

【デメリット】

• コードが邪魔

コードに足が引っ掛かったり、本体や足でコードを踏んだりするとコードが傷みます。また、2部屋続けて掃除したいときは電源コードを差し替える必要があったり、電源場所によっては掃除したい場所に掃除機が届かなかったりする場合もあります。

コード式の掃除機はこんな方におすすめです。

• バッテリーの残りを気にせずに掃除したい方
• 軽い掃除機がほしい方
• できるだけ安く買いたい方

コード式はコンセントに繋がった状態なので、バッテリーの残り時間や吸引力が落ちるのを心配せずに掃除ができます。バッテリーの充電も必要ありません。コードレスよりも安いので、安い掃除機が買いたい方にもおすすめです。バッテリーが内蔵されていない分軽いので、お年寄りや女性が使うのにも適しています。

【メリット】

• コードが邪魔にならない
• コードが届かない場所でも掃除ができる

コードレス掃除機はテーブルなどの障害物にコードが絡まないので、スムーズに掃除が可能です。また、階段のような足場が不安定な場所でも安全に使用できます。さらにコードレスは、電源環境に依存しないため、車内やコンセントがない場所の掃除も手軽に行えます。充電切れが気になる方は、予備バッテリーがある機種を購入するとストレスを軽減できるのでおすすめです。

【デメリット】

• 充電が必要
• 高価になりやすい

コードレスは1時間以上使用できるロングバッテリーの機種も販売されていますが、ヘッドモーターを起動したり、強で使用すると駆動時間は大幅に短くなります。また、コード式に比べるとコードレスは比較的高価です。

コードレス掃除機はこんな方におすすめです。

• 持ち運びしやすい掃除機がほしい方
• 場所を選ばすに使える掃除機がほしい方

コードレスはコード式よりも重いですが、コードがないので掃除機をよく持ち運ぶ方には使いやすいです。コードが引っかかる障害物が多い場所で掃除機をかける場合もストレスを感じずに掃除ができ、コンセントがない場所でも使えます。

充電切れや高価格などの問題があるので基本的にはコード式がおすすめですが、場所を選ばずに使える掃除機が欲しい方にはコードレスが適しています。

スティック型掃除機の集じん方式は、大きく分けて紙パック式とサイクロン式の2種類があります。それぞれの特徴をご紹介するので掃除機を選ぶ参考にしてください。

紙パック式は紙パックの中にゴミを集めるだけのシンプルな方式です。サイクロン式に比べてメンテナンスが楽な一方で、ランニングコストや吸引力の低下のデメリットがあります。

【メリット】

• 容量があるのでゴミ捨ての回数が少ない
• ゴミを清潔に捨てられる

【デメリット】

• 紙パックを交換するのでランニングコストがかかる
• ゴミが溜まると吸引力が落ちる
• ゴミと排気を分けないのでニオイが気になる

サイクル式はゴミと排気を分けて、ダストカップにゴミを溜めるタイプです。フィルターを掃除する手間がかかりますが、フィルターレスなら掃除は不要です。

【メリット】

• ゴミが溜まっても吸引力が落ちない
• 排気がキレイ
• ランニングコストがかからない

【デメリット】

• ダストカップの容量が小さいのでゴミ捨ての回数が多くなる
• ダストカップの掃除

掃除機の吸引力の強さを表す目安が、吸込仕事率です。この数字が高いほど掃除機の吸い込む力が強いです。ただし、あくまで吸い込む力のみを表しているので、ヘッドの種類や掃除機をかける床の種類によってゴミを取る力は変わってきます。

吸引力の強い掃除機がほしいのであれば、吸込仕事率が高く、床の種類に合ったヘッドの付いた掃除機がおすすめです。

掃除機のヘッドは、モーター式・エアタービン式・自走式などの種類があります。モーター式はモーターでブラシを回転させるためゴミを掻き出す力が強く、毛足の長いカーペットの中のゴミも吸引できます。

エアタービン式は吸引する風の力でブラシを回転させるタイプで、比較的リーズナブルです。エアタービン式は掻き出す力は弱いのでフローリングに向いています。自走式はモーターの力でヘッドが前に進むので、力を入れずに掃除ができます。

また、狭い場所を掃除するのに便利なノズルなど、目的別の付属品が付いてくる掃除機も多いです。ヘッドや付属品の種類をチェックして、自分が使いやすい掃除機を選びましょう。

便利なコード式スティック型掃除機ですが、マンションなどの集合住宅に住んでいる方は、稼働音が大きいと困りものですよね。そんな方は、静音性の高いモデルを選びましょう。

掃除機の音はdb(デシベル)で表記され、一般的な掃除機の音は65dB程です。70dbになると騒音といえるほどの音で、一般的な掃除機の稼働音はその大きさに近いため、ややうるさいといえます。しかし、静音性の高いモデルであれば40～50db程のモデルもありますので、購入する前に商品のスペックからチェックしましょう。

最近のスティック型掃除機は、吸引力はもちろん、さまざまな魅力的な機能を搭載しています。たとえば、電気代が気になる方におすすめな「エコモード」です。エコモードは、フローリングやカーペットなどの床の素材を自動で判断して最適なパワーにしてくれるため、無駄な電力消費を抑えます。

また、ベッドの下の空間など、暗くて見えづらい場所を掃除する際は、ヘッドにLEDライトがついているものがおすすめです。さらに、一見すると気づかない細かなゴミにも反応する「ゴミセンサー」がついていれば、しっかりと掃除できます。

マキタのスティック型掃除機の魅力は、さまざまなボルト数を選べる点です。マキタの掃除機は、7.2V〜18Vまで4種類のバッテリーから選べるので、用途によってバッテリーのレベルを選べます。種類は少ないですが、コード式の掃除機も販売しています。

また、マキタは電動工具を販売しているため、バッテリーの使い回しが可能です。マキタの掃除機は、すでにマキタ製品を使用している方にもおすすめです。

パナソニックのスティック型掃除機は、吸引を助けるヘッド構造が魅力です。独自のV字・Y字ブラシが、集めたゴミを吸い込み口に引き寄せ吸い取ります。

また、回転ブラシがヘッドの前面に付いているので、ホコリが残りやすい壁際もしっかり吸引可能です。超軽量のハンディ&スティック掃除機や、ホコリセンサーが搭載されている機種も販売されています。

アイリスオーヤマからは、さまざまな種類のスティック型掃除機が販売されています。豊富な商品ラインナップが魅力のメーカーです。

コードレスの充電式とコード式のスティック型だけでなく、キャニスター型とスティック型が一体化したキャニスティックと呼ばれる新しい分野も開発しました。また、モップを取り付けられる掃除機も販売しています。

ダイソンの掃除機には吸引力が落ちにくい、排気がきれいといった特徴があります。ダイソンは、ゴミと空気を分けるサイクロン式に特化しているので、変わらない吸引力を維持できます。

またダイソンのフィルターは0.3ミクロンの超微粒子も99.97%捕らえられるため、空気清浄機で浄化したようなきれいな空気を排出可能です。

日立のスティック型掃除機の魅力は、軽量モデルが多い点です。人気のラクかるシリーズは最軽量1.1kgなので、腕の力が弱い人や女性に人気です。

超軽量モデルにも、パワフルスマートヘッドの自走式が採用されています。カーペットや畳など力がいる場所でもスムーズなヘッドコントロールが可能です。

シャープが販売しているスティック型掃除機「RACTIVE Air(ラクティブエア)」シリーズは、すべてのモデルにパワフルモーターと遠心分離サイクロンを搭載しているのが特徴です。さらに、ヘッドの端までブラシがあるため、微細なハウスダストまできれいに吸引します。

また、吸引したゴミはダストカップに溜まり、捨てる際は本体から取り出して簡単に捨てられます。重さはヘッドを含めても1.5kgと軽量なため、女性にも使いやすいのも特徴です。吸引力・使いやすさなどバランスがいいため、幅広い方におすすめします。

東芝のスティック型掃除機の特徴は、パワフルな吸引力が持続する点です。独自の「トルネードシステム」により気流が微細な粒子まで分離するため、使い続けても吸引力が99%以上持続します。さらに、目詰まりするフィルターをなくした「フィルターレスサイクロン構造」など、吸引力を高める機能が満載です。

また、重量が1.2kgと軽量モデルもあり、手入れがしやすいダストカップなど使いやすさにもこだわっています。東芝は静音性に力を入れているのも特徴で、集合住宅に住んでいる方にもおすすめです。

三菱のスティック型掃除機は、独自開発した「JCモーター」と毛がらみを抑える「⾃⾛式パワーブラシ」など、パワフルな吸引力で快適に掃除できる点が特徴です。また、「毛がらみ除去機能」により、回転ブラシについた髪の毛・ペットの毛を簡単に取り除けます。

さらに、デザイン性の高さも魅力的な特徴です。シンプルかつスタイリッシュで、リビングなどに置いていても違和感がありません。性能のみならず、デザインにもこだわりたい方におすすめです。

スティッククリーナーだけでもたくさんの種類があるので、多くの方は購入の際にかなり迷いますよね。せっかく買うのですから、「買ってよかった」と思える製品を購入したいです。

スティック式の掃除機を購入する際は、「掃除機のタイプ」「集じん方式」「ヘッドブラシ」の3点を自分の使う環境と照らし合わせて考えると失敗しにくくなります。

買って良かった掃除機についての口コミや、掃除機の失敗しない選び方などを下記の記事で紹介しています。スティッククリーナーを検討している方は、チェックしてみてください。

お部屋の掃除に必須な掃除機は、今や吸引力だけでなく手軽さ・小回り・デザイン性も重視されます。コード式のスティック型掃除機は手軽に掃除が可能でデザイン性も高く、さまざまな生活スタイルになじみやすいのでおすすめです。メーカーごとの特徴を比較し、自分にあったものを購入してお部屋をきれいにしましょう。