有線掃除機おすすめランキング10選｜吸引力は？コード式の特徴も解説【ハンディ】

部屋の中には自然にホコリが蓄積するため、こまめな掃除が必要です。毎日使っていると、掃除機の充電切れや吸引力不足が起きてしまうこと、ありませんか？居心地のいい部屋に保つため、隅々までストレスなくきれいに掃除したいですよね。

そこでおすすめしたいのがコード式・有線タイプの掃除機です。コード式掃除機は常に電力が供給されるため、バッテリー切れの心配がありません。また、コードレス掃除機に比べて吸引力が高いのもメリットです。

今回は、おすすめの有線タイプや有線無線両用の掃除機をご紹介します。また、機種を選ぶときに注目すべきポイントについても解説します。素早くきれいに掃除したい方は、ぜひチェックしてくださいね。

掃除機にはコードレス式(無線)とコード式(有線)の2種類があります。まずは、コード式掃除機のメリットとデメリットを見ていきましょう。

コード式掃除機は吸引力が高いため、ゴミが多い場所を素早く掃除できます。また、コンセントから常に電力が供給されることもポイントです。バッテリー残量の減少で吸引力が下がることもなく、高い吸引力が維持されます。

もちろん、充電切れにより使えなくなる心配もありません。時間を気にせず使えるため、広い家を一度に掃除したい方におすすめです。本体の価格が安い上、バッテリーを交換するコストもかからないのでいいですね。

コード式掃除機は、コードがコンセントに届く範囲でしか使えないのがデメリットです。プラグをコンセントに差さないと掃除機が使えません。部屋の構造によっては、掃除機が届かない場所が出てしまいます。

常にコードが繋がっているため、掃除の邪魔に感じる場合もあります。フットワークの軽さがコードレス式に劣るのもデメリットです。

スティッククリーナーは片手で操作できる手軽さがありながら、部屋全体の掃除に使えます。また、コンパクトサイズで収納場所を取りません。ワンルームのアパートなど一人暮らしの部屋におすすめです。

軽量で持ち運びしやすいため、2階以上のフロアや階段の掃除にも使えます。そのため、一戸建て住宅の掃除にも重宝します。スティックを取り外してハンディクリーナーとして使えるモデルもあります。

キャニスター掃除機は、ローラーが付いた本体をホースで引っ張りながら移動するタイプです。本体には重量のあるモーターが内蔵されており、高い吸引力を備えています。キャニスター掃除機のほとんどがコード式です。

スティック型より重たいものの、使用中は本体を手に持つ必要がありません。そのため、腕が疲れにくいことも魅力です。重量2.5kg程度の軽量モデルも登場しており、操作がしやすいため、ストレスなく使えますね。

ハンディクリーナーは片手で持って使う小型の掃除機です。2kg以下の軽量モデルが多く、力の弱い方でも安心して扱えますね。テーブルの上の食べカスやソファーのホコリなどの掃除によく使用されています。

そのため、ほかの種類の掃除機と組み合わせて使うと効率よく掃除できます。簡単に外に持ち出せるので、車の中の掃除にもおすすめです。専用のアタッチメントが付いているモデルは布団にも対応できるため、掃除の範囲が広がりますね。

サイクロン式はダストカップに溜まったゴミを回転させ、遠心力で空気と分離させます。空気は外に出るときにフィルターを通るため、きれいな空気が排出されるのが特徴です。フィルターにゴミが付きにくいため、強い吸引力を保てます。

1か月に1回程度のペースでフィルターのお手入れが必要ですが、消耗品の購入の手間や費用がかかりません。ダストカップに溜まったゴミを放置すると、においやカビが発生する場合があるので、こまめ捨てましょう。

紙パック式は、紙製のパックにゴミを溜める集塵方式です。ゴミはパックごと取り外して捨てられるため、ゴミを舞い上げずに処理できます。空気はパック内のゴミを通って排出されるため、排気のにおいが気になるかもしれません。

パックを交換すれば不快なにおいは収まります。紙製パックの購入が必要ですが、サイクロン式と違いフィルターの掃除が不要です。本体価格が安いモデルが多いので、購入費用とお手入れの手間を少なくしたい方に適しています。

紙パックレス式は吸い込んだゴミと空気が遠心力で分離されず、ダストボックスに直接入るのが特徴です。ゴミと空気はフィルターで分けられます。キャニスター掃除機やハンディクリーナーに採用される集塵方式です。

サイクロン式よりも、フィルターにゴミが付きやすいというデメリットがあります。吸引力をキープするにはこまめな洗浄が欠かせません。本体の価格が安く、消耗品も使用しないで済むため、コストを抑えたい方におすすめです。

モーター式パワーブラシは、ヘッドに付いているブラシがモーターの力で回転するタイプです。最もゴミを掻き出す力が強く、毛の中に入り込んだゴミをしっかり回収できます。そのため、部屋に絨毯やカーペットを敷いている方におすすめです。

さらに、フローリングのゴミもしっかり取り除けます。上位のモデルには、ローラーが付いた自走式ヘッドを採用した機種があります。少しの力で前に進むため、ヘッドが重くても疲れにくいのがいいですね。

タービンブラシは、モーターではなくゴミの吸引によりブラシが回ります。モーターが内蔵されていないため、モーター式パワーブラシほど重くありません。ヘッドを持ち上げやすいので、階段の掃除などに便利です。

掻き出す力はモーター式パワーブラシよりも劣ります。しかし、構造がシンプルなため製造コストが安く、1万円未満の安価なモデルも多いのが魅力です。絨毯やカーペットの掃除に対応可能な掃除機を安く手に入れたい方におすすめします。

床ブラシは、ブラシが付いていないヘッドを指します。掃除機本体の吸引力のみでゴミを回収するため、カーペットなどの掃除には不向きです。しかし、ブラシがないのでお手入れは楽に済みますね。

ゴミを掻き出す力は弱いものの、フローリングの掃除には不自由しません。また、タービンブラシよりも軽いので簡単に持ち上げられます。3タイプの中で最も低価格のため、フローリングのみ掃除できればいい方におすすめです。

掃除機の吸引力は掃除の効率に直接関わるので、必ずチェックしましょう。スペック表示で吸引力を確認でき、吸引仕事率の値の大きい方が高い吸引力を持つことを示します。ただし、吸引仕事率はあくまで目安の1つです。

ヘッドの種類やアタッチメントの形状によっても、吸い込みの効率は変わります。スティッククリーナーは100W以下のモデルが多いのが特徴です。それに対して、キャニスター掃除機は300Wを超える機種が多数揃っているのがポイントです。

掃除機の稼働音は静かであるに越したことはありません。スペック表示で運転音の大きさを確認できる場合があるので、ぜひチェックしてみてください。とくに、アパート住まいの方は騒音レベルを意識してくださいね。

静かな掃除機を選びたい方は、70dB未満を目安に探してみましょう。静音性がとくに優れたモデルには、運転音の大きさが60dB以下の機種もあります。60dBは普通の会話程度の大きさなので、あまりうるさく感じることはない運転音です。

掃除する場所が広い場所もあれば狭い場所もある方におすすめなのが、コード式とコードレスが両用になっている掃除機です。

両用タイプであれば、リビングやオフィスなど広くてゴミが出やすい場所ではコード式を使用し、廊下や階段など狭くてコードが邪魔になるような場所ではコードレスで使用できます。使い分けることによって掃除の効率もあがります。

コード式掃除機を実際に使っている方の評価が気になりますよね。ここでは、コード式掃除機の使用口コミをご紹介します。

毎日使用する方も多い掃除機は、いかに気持ちよく使えるかが重要です。そのためには、買ってはいけない掃除機の特徴を把握しておくといいです。とくに、重さや動作音、吸引力が期待していたものと異なると後悔しやすいので購入前に確認してください。

商品の公式サイトでは、その商品についてポジティブな点しか書いてない場合が多く、ネガティブな点は分かりづらいです。そんなときは、実際に使用した方の口コミを確認するといいです。口コミをすべて鵜呑みにするのはいけませんが、低い評価ばかりのものは避けたほうが無難です。

また、最近はネットで買う方も多いですが、掃除機選びを失敗しないためには、店頭に行って実物を確認するのがおすすめです。吸引力を試せる場合も多いので、購入後のイメージが湧きやすいです。掃除機は安い買い物ではないので、下調べを怠らず、自分にあったコード式掃除機を選んでください。

マキタやダイソンは掃除機の人気メーカーです。この2つのメーカーから、コード式スティッククリーナーを選ぼうと考えている方もいるかもしれません。しかし、基本的にスティッククリーナーはリチウムイオンバッテリーを採用しています。

充電式のバッテリーのため、マキタとダイソンのスティッククリーナーはすべてコードレスです。クリーナーを改造するとメーカーの保証対象から外れてしまうので、改造は極力控えましょう。

一軒家などある程度広い家で、1台目の掃除機の購入を考えている方もいるでしょう。最初に購入する掃除機としては、コード式のキャニスター掃除機がおすすめです。吸引力が高く連続運転時間が長いため、広い家も短時間で掃除できます。

さらに、部分的な汚れを見つけたときのため、サブ機があると便利です。スティッククリーナーやハンディクリーナーなら、素早くゴミを取り除けます。大きめのキャニスター掃除機を引っ張り出す必要がないので、手間と時間を節約できますね。

さまざまなニーズに対応できるよう、掃除機にはたくさんの種類があります。吸引力の高さを重視するなら、有線タイプの掃除機がおすすめです。使いやすいと思えるコード式掃除機を手に入れて、家を隅々まできれいにしましょう。