【2023最新】加湿器を高額で売るコツ｜売れる時期から売り方まで

空気の乾燥や肌荒れ、のどの乾燥対策に役立つ便利なアイテムが「加湿器」です。冬の乾燥シーズンに必須アイテムとして、大変人気の高い生活家電です。需要の高いアイテムだからこそ、買い替えで不要になった加湿器を売ろうと考える人も多いのではないでしょうか。

実際に、加湿器を売ることは可能です。使わない加湿器を押し入れに入れっぱなしにせずに、「売れる時期」に売りましょう。実は、売れやすい加湿器や売れる時期など、売るときに知っておくと役立つさまざまなポイントがあります。

そこで今回は、加湿器の売り方からメーカーごとの買取相場、売るタイミングを徹底解説します。「売りたいけどどんな加湿器が売れるか分からない」「どこで売っていいか分からない」そんな疑問にお答えします。加湿器を売却したい方は、ぜひ参考にしてください。

どのような加湿器が売れやすいかを以下でまとめました。実は、売れる加湿器には条件があります。それぞれを詳しく解説しますので、参考にしてください。

未使用または新品に近い状態の加湿器は買取率が高いです。加湿器に限ったことではありませんが、新品に近い状態であると買い手が多く売却しやすいです。箱から出していない未開封のものは、より高価に買い取ってもらえます。

購入したけれど使っていない状態の加湿器や、使用頻度の低い加湿器は、売値が下がらないうちに売却しましょう。ただし、未使用または新品に近い状態ならどんな商品でも売れるわけではありません。実は、製造年が深く関わってくるので、以下で詳しく解説します。

製造年数が経過していない加湿器は買取率が高いです。特に「5年以内の商品」は買い手が多く売却しやすいです。家電製品は毎年新しい商品が販売されるので、製造から5年を過ぎると未使用や新品であっても売却が困難になります。売却する前に、必ず製造年を確認しましょう。

製造年は、本体の後ろや横にあるラベルに記載されています。公式ホームページにラベル位置を紹介しているメーカーもあるので、しっかりチェックしましょう。

加湿器を売る方法は、大きく分けて「リサイクルショップ」「オークション・フリマアプリ」「不用品買取サービス」の3つです。それぞれ売却のやり方が違うので、以下で詳しく解説します。しっかり読んで、自分に合った売り方を選びましょう。

最も簡単に売れる方法は、最寄りのリサイクルショップで売ることです。大手から個人店までリサイクルショップの規模はさまざまです。リサイクルショップでの売却方法を大きく分類すると、「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」の3つになります。

店頭買取とは、売却したい人が買取店へ加湿器を持っていき、査定(買取金額の調査)をしてもらう方法です。実際にモノを運ぶ手間はありますが、他店との比較がしやすい方法です。売却したお金は、その場で手渡しで受け取れます。

買取店の大手としては「ブックオフ」や「セカンドストリート」です。公式ホームページがあるので、しっかりチェックしましょう。買取アップキャンペーンといったイベントを開催していることもあります。

宅配買取とは、売却したい人が電話やインターネットで事前に申し込みを行い、商品を買取店へ宅配する方法です。加湿器が買取店へ届いた後に査定が行われます。持ち運ぶ手間はありませんが、段ボールのような梱包資材が必要です。売却したお金は後日に銀行振り込みされるので、換金はリサイクルショップより時間がかかります。

買取店によっては、段ボール1箱に入った商品全てを査定してくれるところもあり、加湿器以外も売りたい人におすすめです。段ボールを用意してくれる買取店もあるので、事前にしっかり問い合わせましょう。

出張買取とは、買取店スタッフが売却したい人の元に向かい査定をしてくれる方法です。持ち運ぶ手間や宅配の手間がありませんが、事前に日程を調整する必要があります。売却したお金は、その場で現金受け取りや後日に銀行振り込みなどさまざまな受取方法があります。

出張費が掛からない買取店もあるので、依頼前に事前に確認しましょう。基本的には申し込みの手間だけなので、忙しい人におすすめです。

オークションやフリマアプリでの売却も可能です。フリマやオークションと聞くと大げさに聞こえますが、最近ではインターネットで簡単に行えます。代表的なものは、オークションでは「ヤフオク」、フリマアプリでは「メルカリ」「ラクマ」です。中でもフリマアプリは、出品が簡単で気軽に利用できておすすめです。

フリマアプリ「メルカリ」は登録者数が2200万人以上と業界トップクラスです。数多くの人に出品した商品を見てもらえるので、売却しやすいです。ただし、基本的に個人間のやり取りになるので、トラブルの可能性もあります。

トラブルを避けるためには、出品時に加湿器の状態・メーカー・型番などを明記することです。無理な値下げを要求してくる人も多いので、しっかり対応しましょう。

不用品買取サービスとは、故障で動かなくなった商品を買取してくれるサービスです。故障した加湿器を手放したい方におすすめです。リサイクルと似ていますが「リユース」と言われ、使える部品のみを形を変えて再利用します。

場合によっては、売却ではなくお金を支払って引き取ってもらう場合もあるので注意が必要です。店舗によっては店頭買取・宅配買取・出張買取などさまざまな方法を選べます。

加湿器の買取相場は、メーカーや機種によって異なりますが、数千円～1万円前後です。店舗ごとにさらに異なるので、売却の場合は複数店舗での比較をおすすめします。店舗買取や宅配買取など、方法によっても金額に差が出るので注意が必要です。

基本的には、出張買取は店舗側に手間が掛かるので、店舗買取や宅配買取より査定が安くなる傾向があります。金額を重視する場合は、店舗買取か宅配買取を選びましょう。手間を減らしたい場合は、出張買取を選んでください。

買取価格をアップするためのポイントを3つ解説します。簡単に行えるやり方ばかりなので、ぜひチェックしてください。

買取は商品の「見た目の状態」によって変化します。見た目がキレイな商品はそれだけで高くなることもあります。キズやへこみは改善できませんが、お手入れでキレイになる傷や汚れはしっかり落としましょう。これ1つで査定が変わるので、売却前に必ず行いましょう。

箱や説明書がある場合は、売却時に一緒に持っていきましょう。箱や説明書が破損している場合は、買取価格が下がるので注意が必要です。セットの場合は、さらに買取価格がアップします。新品で購入したときに、箱と説明書を保管しましょう。

買取店舗によって買取価格が変わるので、複数の店舗から見積もりを取ることがおすすめです。価格も変わりますが、買取出来る商品も店舗によって広がります。例えば、キズがあった場合は買取不可と言われても、別の店舗で買取可能なこともあります。

また、見積もり無料の店舗かどうかをしっかり確認しましょう。不要なコストが掛かってしまうので注意が必要です。

メーカー別に売却価格の相場が違うので注意が必要です。今回は「パナソニック」「バルミューダ」「ダイソン」「ダイキン」「シャープ」の5社をピックアップします。売却時の参考にしてください。

加湿器だけでなく生活家電やパソコンなど、数多くの家電製品を販売しているシャープ。シャープ独自の技術「ナノイー」機能は、空気中に電気を帯びた微粒子イオンを発生させる人気な機能です。特に、ナノイーを搭載した加湿器「FE-KXT07」は高額で売却できます。

パナソニックの商品は、ほぼ新品の売却相場は1万円前後で、未使用品なら2万円程度が相場です。FE-KXT07以外でもパナソニックの製品は人気で、製造年が新しければ高額で売却可能です。特に、大型の加湿器は3万円以上の価格になることもあります。

おしゃれなデザインの家電製品を販売しているバルミューダは、商品数こそ少ないですが加湿器も販売しています。バルミューダが販売している「Rain」シリーズは、未使用品では1万円以上が売却相場です。

中古であっても状態が良ければ1万円近くの値段で売却できます。傾向として、加湿器単体の機器より「加湿が付いた空気清浄機」の方が高値で売却できます。しかし、加湿器単体でも1万円近くと、売却相場は非常に高値です。

「吸引力が変わらない掃除機」で有名なダイソンでも、加湿器を販売しています。ダイソンから販売している「MF01」シリーズは、「水を99.9%除菌する加湿器」とのキャッチコピーで人気の商品です。新品なら1万5千円前後、中古なら9千円前後の売却価格が相場です。

デザイン性の高さが人気で、中古でも状態がよく製造年が新しければ、1万円以上の値が付く場合もあります。基本的には高い金額で買取を行ってもらえますが、製造年が古ければ2千円前後とかなり価格が落ちるので注意が必要です。

エアコンといった空調機器をメインに製造しているダイキンは、数多くの加湿器を販売しています。基本的にリーズナブルな価格で販売しているダイキンですが、未開封かつ最新であれば2万円以上が相場です。

非常に高値の相場ですが、開封済みの中古の状態の場合は数百円～数千円まで売り値が落ちます。また、商品によっては0円の場合もあるので注意が必要です。業務用の場合は、中古でも数千円で売却できる場合が多いです。

シャープは、イオンを発生させる「プラズマクラスター」搭載加湿器が人気のメーカーです。プラズマクラスターを搭載した「HV-L75」をはじめ、数多くの商品を販売しています。人気のメーカーですが、流通が多く相場は2千円前後です。人気機種の「HV-L75」でも、未開封で1万円程度です。

個人向けの商品は相場が低いですが、業務用では2万円以上の価格で売却できることもあります。個人向けでも、比較的大型な商品であれば1万円以上の値段が付くこともあります。

加湿器が最も需要のある季節は、空気が乾燥する秋から冬の間です。売却も需要の高い秋から冬までがおすすめです。空気清浄機は年中使用できますが、加湿器は「季節家電」と呼ばれ1年中使用しません。湿気の多い季節は需要が低く価格が落ちるので、時期を逃さず売却しましょう。

季節に関係なく、リサイクルショップでは「買取アップキャンペーン」を行っている場合があり、売却のいいタイミングです。公式ホームページやリサイクルショップ店頭で確認して、適切なタイミングで売却しましょう。

加湿器は売りやすい家電の1つです。売却の際は、まずはお近くのリサイクルショップに持っていって見積もりを取ってください。製品の程度や売却のタイミングを見極め、できるだけ高値で売りましょう。