【徹底解説】正しい加湿器の使い方|水は何を使う?寝るときも使っていいの?

加湿器を正しく使っていますか?冬の乾燥対策に便利な加湿器は、正しく使わないと効果が十分に発揮されず、悪影響を及ぼす危険性もあります。そこで本記事では加湿器の正しい使い方について徹底解説します。効果を上げるコツやお手入れ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

2021/10/21 更新

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部屋にうるおいを与え、乾燥を抑える効果がある加湿器。加湿器を使っている方も多いと思いますが、正しい加湿器の使い方について知っていますか?今回は、加湿器の使い方について徹底解説します

 

加湿器の基本的な使い方はもちろん、注意点やお手入れ方法などさまざまな角度を見ていきましょう。特に加湿器のお手入れは重要です。使い方を間違うと身体に悪影響を与えることもあります。「どうやってお手入れするのかイマイチ分からない」という方は必ずチェックしてください。

 

また、「加湿器の効果的な置き場所は?」「寝るときに使っていいの?」など、加湿器にまつわる疑問についても紹介します。ぜひ最後まで読んで、加湿器についてしっかりマスターしましょう。

加湿器には主に以下のような効果が期待できます。ここでは、加湿器の効果について詳しく解説します。

 

加湿器を使うことで室内の乾燥を防ぎ、インフルエンザや風邪の予防ができます。風邪やインフルエンザのウイルスは、部屋が乾燥していると空気中に舞いやすくなります。また、口や鼻の粘膜が乾くとウイルスから体を守る機能が低下し、風邪やウイルスにかかる原因に。

 

しかし、湿度が50~60%の空間ではウイルスの生存率が下がります。加えて、十分な湿度を保つことで口や鼻の粘膜がうるおい、ウイルスが侵入しにくくなります。口や鼻の乾燥を防ぐことで、風邪予防にも繋がるのです。

加湿器には肌や髪を乾燥から守るはたらきも期待できます。部屋が乾燥すると肌や髪の水分量が減り、髪のパサつきや肌荒れなどを引き起こす恐れがあります。冬の乾燥しやすい時期に加湿器を使用することで水分が奪われるのを防ぎ、肌や髪のトラブルの予防につながります。ただし、加湿器は肌や髪に水分を与える効果はないので注意しましょう。

夏はジメジメしており、乾燥とは無縁に思えますよね。しかし、エアコンにより空気中の水分が奪われることで、髪や肌の乾燥トラブルを引き起こすことがあります。そのため、夏場でもエアコンを長時間使う方は加湿器で乾燥を防ぎましょう。ただし、梅雨の時期は湿度が高くなるので加湿器は必要ありません。

加湿器の使い方といっても水を入れてスイッチを押すだけ…なんて考えていませんか?実は、加湿器は正しく使わないと効果を十分に発揮できません。ここでは、基本の使い方から効率良く使うコツまで詳しく紹介します。

 

【基本の使い方】

 

【設置に関して】

 

【その他】

加湿器には必ず水道水を使ってください。水道水には塩素処理がされており、雑菌やカビが繁殖しにくくなっています。ミネラルウォーター・浄水器の水などを使用すると菌・カビが繁殖し、臭いの原因にもつながるので注意しましょう。また、アロマオイルを投入してはいけない製品もあるので、取扱説明書をよく確認してください。

加湿器のタンクに入った水は、必ず毎日交換しましょう。何日も水を替えずにいると水の中に雑菌が繁殖し、ミストと同時に雑菌が部屋に放出されてしまいます

 

水を交換する際は、きれいな水でタンク内を軽く振り洗いすると衛生的です。さらに、1週間に1回はスポンジでタンク内を洗うと、より清潔に加湿器を使うことができます。

加湿器を使う際は、湿度が40〜60%になるように心がけてください。湿度40%以下だと空気中のウイルスや菌の落下速度が遅くなります。結果として室内に漂う時間が長くなり、風邪のウイルスなどに感染しやすくなるので注意しましょう。また、加湿のしすぎも結露・カビやダニの発生につながります。湿度計を用いてこまめに湿度をチェックするのがおすすめです。

加湿器は部屋の真ん中に設置しましょう。また、吹き出し口が床から30cm以上の高さになるよう設置すると放出された水蒸気が広がりやすくなります。置き場所のポイントについては以下のとおりです。

 

【適切な設置場所】

◯部屋の真ん中

◯吹き出し口は床から30cm以上の高さ

 

【避ける場所】

×窓・家具の近く(結露・カビが発生)

×テレビなどの家電製品の近く(水蒸気による故障の恐れ)

×部屋のドアや換気扇の付近(放出した水蒸気が外へ逃げる)

 

エアコンを使用する場合は、エアコンの真下に置くとミストが風にのって部屋に広がるので効果的です。ただし、エアコンで暖房を使う場合は風が加湿器に当たらないようにしましょう。加湿器のセンサーが反応し、誤作動を起こす可能性があります。

加湿器から放出される蒸気に直接肌が触れると、乾燥肌を素早く改善できるイメージがありますよね。しかし、蒸気が肌に触れる位置に加湿器を置くのはNGです。加湿器の蒸気が肌に触れると、蒸発と同時に肌の水分が奪われてしまいます。蒸気が直接肌に当たらない位置に加湿器を置くようにしましょう。

加湿器を1日中付けっぱなしにするのは望ましくありません。特に寝るときは加湿器の電源を切りましょう。就寝中も加湿器を付けていると過加湿となり、窓の結露などが発生します。加湿器でアロマの香りを楽しみながら寝たい場合は、加湿器にタイマーを設定して朝まで付けっぱなしにならないように工夫してください。

加湿器は定期的にお手入れしてください。水を加熱しない超音波式は他の加湿方式と比べて雑菌・カビが繁殖しやすいので要注意です。汚れたまま使い続けると、水蒸気と一緒に放出された雑菌を吸い込むことに。特に水環境で繁殖するレジオネラ菌には注意が必要で、発熱や肺炎を引き起こす危険性もあります。

 

詳しいお手入れ方法については記事後半で紹介しているので、今すぐチェックしたい方は以下のボタンをクリックしてください。

ここからは、さらに加湿器が使いやすくなる便利な機能について解説します。

 

湿度は適切に保つ必要がありますが、常にチェックするのは大変ですよね。そんな時に活躍するのが「湿度調整機能」です。あらかじめ湿度を設定しておくと、センサーが部屋の湿度を感知して自動調整してくれます。

 

また、寝る時にどうしてもつけておきたい場合は、この機能を利用して加湿しすぎを防ぎましょう。調整できる湿度の範囲や段階は機種によってさまざまなので、細かく設定したい方はしっかり確認してください。

加湿器は水を頻繁に入れ替えるものなので、タンクが扱いやすいかどうかをしっかりチェックしましょう。タンクが外しやすいものや、タンクの口が大きいものだと給水しやすいのでおすすめです。パナソニックからは左右どちらの向きからでもタンクを本体に取り付けられる製品も登場しています。

 

さらに、シャープでは「タンクに給水」と「上から直接水を注ぐ」の2WAYで使い方に合わせて選べる製品もあります。このように、製品によってはさまざまな工夫がされているので、ぜひチェックしてください。

先ほども説明したように、ほとんどの加湿器では水道水以外を入れてはいけません。化学薬品やオイルは故障の原因につながります。そのため、アロマを楽しみたい方は必ずアロマ対応の加湿器を選びましょう。タンクに水と一緒にアロマを入れる、もしくは専用のトレーにアロマを入れるなど、使い方は機種によって異なります。

 

また、精油のアロマは加湿器によって使えないものがあるので気をつけましょう。ミストの噴出口が詰まるなどのトラブルにつながります。

加湿器はお手入れをしないと、タンク内に雑菌が発生して衛生的ではありません。ミストと一緒に放出された雑菌を人が吸い込み、気分が悪くなったりするのは避けたいですよね。そこ加湿器のお手入れ方法について紹介します。

 

今では色々なタイプの加湿器が販売されており、加湿器によって違った方法で蒸気を放出します。ここからは、加湿器のタイプ別にお手入れ方法を見ていきましょう。

 

超音波式加湿器は、超音波を使ってタンク内の水をミストにして放出する加湿器です。

 

【お手入れ手順】

  1. 水の交換の際に、少量の水でタンク内を振り洗いする
  2. スポンジでタンク内の汚れを落とす
  3. タンク内を布で拭く

 

水の交換は毎日行うのが前提なので、上記のお手入れは毎日することになります。また、フィルターやトレイが取り外し可能であれば、1週間に1回を目処に流水で洗い流すようにしましょう。

気化式加湿器は、ファンの風を利用して加湿を行う加湿器です。

 

【お手入れ手順】

  1. 水の交換の際に、少量の水でタンク内を振り洗いする
  2. スポンジでタンク内の汚れを落とす
  3. タンク内を布で拭く

 

上記に加え、フィルターとトレーは1ヶ月に1度掃除しましょう。外側のフィルターは汚れを掃除機で吸い取り、気化フィルターは水洗いすればOKです。トレーはスポンジで汚れを落としながら洗います。

スチーム式加湿器は、沸騰させたお湯の蒸気を放出する加湿器です。

 

【お手入れ手順】

  1. 水の交換の際に、少量の水でタンク内を振り洗いする
  2. スポンジでタンク内の汚れを落とす
  3. タンク内を布で拭く

 

タンクの汚れがひどい場合は、クエン酸水をタンク内に入れて1時間運転させましょう。その後にタンク内を水洗いするときれいになります。

ハイブリッド式加湿器は、温風を利用して加湿を行う加湿器です。

 

【お手入れ手順】

  1. 水の交換の際に、少量の水でタンク内を振り洗いする
  2. スポンジでタンク内の汚れを落とす
  3. タンク内を布で拭く

 

他の加湿器と違い、上記のお手入れは1週間に1度でOKです。お手入れの際にはフィルターも取り外して丸洗いしましょう。トレーは汚れが気になってきた段階で、スポンジと流水でこすり洗いします。

クエン酸は加湿器の水垢に強いアイテムです。1週間に1度はクエン酸を使ってお手入れをすることで、加湿器をよりきれいな状態に保つことができます。

 

【お手入れ手順】

  1. クエン酸水を加湿器のタンクに入れる
  2. 1時間運転させる
  3. クエン酸水を捨て、タンク内を流水で洗う
  4. タンク内を乾燥させる

 

トレーやフィルターなどの取り外せる部品も、1週間に1度はスポンジで洗うなどの手入れを行いましょう。

今回は加湿器の正しい使い方について解説しました。部屋の乾燥を防ぐのに便利な加湿器ですが、設置場所や扱い方を間違えると十分な加湿を行えない場合があります。また、衛生的に加湿器を使うためにお手入れは欠かさずにするようにしましょう。

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