【シャークやダイソンも】掃除機が熱くなる・すぐ止まる原因と対処法｜コンセントが熱い場合は？

家の中をきれいにするのに、掃除機は欠かせません。そんな掃除機ですが、使っていて熱くなる、すぐ止まるなどの経験をしたことはありませんか？掃除機は電気を扱う家電なので、熱いとどうしても不安になってしまいます。

しかし、掃除機が熱くなる原因は使い方や掃除機の状態にあります。今回は、掃除機本体・コンセント・延長コードが熱くなる原因について解説します。掃除機が熱くなる度に不安を覚える方は、この記事を読んでなぜ熱くなるのか正しく理解しましょう。

また、ダイソン・パナソニック・東芝・アイリスオーヤマ・シャークなどのコードレス・ハンディクリーナーから、買い替えにおすすめの商品をご紹介します。商品ごとに、値段や掃除機の特徴など詳しく解説します。掃除機を長く使っていて寿命が近い方も、これを機に買い替えを検討するのはいかがでしょうか。

掃除機が熱くなると、真っ先に故障・寿命を疑ってしまいますよね。しかし、熱くなっても掃除中に本体の異常が発生しない場合は故障ではありません。掃除機は、運転中や運転終了直後に表面温度が40度～50度になるように作られています。

また、夏場などの気温が高い時期は室内の暑さが加わることで、本体がより熱くなったと感じます。実際にモーターや掃除機内に異常があると、安全機能が働き自動停止します。そのため、自動停止しない限りは掃除機が熱くても問題ありません。

夏などの暑い時期に掃除機を使うと、元々熱い掃除機がさらに熱を持ちます。その他に、ストーブ・電気カーペット・エアコンにより、室内の温度が高まることも掃除機に熱が加わる原因になります。

しかし、これらの要素は必然的に掃除機に熱をもたらしているだけであり、異常によって掃除機が熱くなっている訳ではありません。仮に問題がある場合は掃除機が自動停止するので、暑い空間で使用しても問題ないのです。

ダストカップや吸込み口にゴミが付着すると、掃除機本体の温度が上がります。これは掃除機内部にゴミが溜まり、モーターの発する熱の排気を妨げてしまうのが原因です。

これを解消するには、ダストカップのゴミを捨てて、フィルターのお手入れをしましょう。また、吸込み口・ズームパイプ・ホースにゴミが詰まっている場合はそれも取り除きます。これにより、ゴミの詰まりが原因のモーターの過熱は改善できます。

掃除機は本来、床掃除に使うアイテムですが、ふとん圧縮袋の空気を抜く用途などで使用されることがあります。それら掃除以外の用途で掃除機を使用すると、モーターが過熱して本体が熱くなります。

場合によっては自動停止することもあります。掃除機を使ってふとん圧縮袋の空気を抜くこと自体に問題はないので、自動停止してしまったら本体が冷めて電源が入るようになるまで待ちましょう。

結論から言うと、掃除機が熱くなると止まるのは仕様です。具体的には、掃除機には保護装置・安全装置が搭載されています。掃除機が熱くなりすぎるとオーバーヒートを起こし、動作不良・焦げ臭い・掃除機の発火などのトラブルに繋がってしまうのです。

そういったトラブルを防ぐために、異常な本体温度に達すると装置が作動し、自動的に掃除機が止まるように作られています。また、掃除機の安全装置が作動した際は以下の手順で解除しましょう。なお、夏に掃除機を使っていて安全装置が作動した場合は、1～2時間放置してください。

【オーバーヒートの直し方】

1. 掃除機の電源を切る
2. 電源プラグを抜く
3. 5～30分掃除機を放置する

掃除機使用中にコンセントや延長コードが熱くなっても、異常がなければ問題ありません。それらが40度～50度程度の熱さであれば気にしなくても大丈夫です。

また、電源プラグとコンセントの差し込みがゆるかったり、テーブルタップなどを使用するとさらに熱くなる原因になるので気をつけましょう。延長コードやタップを使わない・コンセントにしっかりと電源プラグを差すようにすると安全です。

ダイソンの掃除機はやわらかい布団やソファのうえなどで使用すると、吸引口が詰まり掃除機内の空気の流れが悪くなって、その結果モーターが過熱し持ち手部分が熱くなることがあります。持ち手が熱いと感じたら、「エコモード」などの弱いモードに切り替えるなどの対策を取るようにしましょう。

掃除機が熱くなること自体は問題ありませんが、熱い状態になると異常が発生する場合があります。それが、掃除機やコンセントから焦げた臭い・焼ける臭いがするというものです。臭いが発生してもなお掃除機を使い続けると、発火して火災などのトラブルが懸念されます。

掃除機本体・電源コード・コンセントのいずれかから焦げた臭いがする場合は、本体の電源プラグを抜いて点検や修理を依頼してください。

何十年も使える掃除機は存在せず、どんな掃除機であってもいつかは壊れて使えなくなります。掃除機の寿命は、6～7年です。掃除機の購入から7年以上が経過すると、吸引力が弱くなるなどの動作不良が目立つようになります。

特に、本体やコンセントから焦げた臭いがする場合は危険なので、時間がたっても改善が見られない場合はできるだけ早く買い替えましょう。掃除機の購入から7年以上も経てば、新しいモデルの掃除機のラインナップも増えているはずなので、買い替えをおすすめします。

掃除機の電源が入らない場合、以下のような理由が考えられます。

• チャイルドロックがONになっている
• 電源コードがきちんと差し込まれていない
• ブレーカーが落ちている
• 過熱などにより自動停止されている
• 電源系統が破損している

以上の原因をチェックしても電源が入らない場合はメーカーや家電量販店に問い合わせをするようにしてください。

掃除機が熱くなったら、最初に掃除機の状態を確認しましょう。熱い以外に異常がなければ、そのまま使い続けても問題ありません。しかし、焦げた臭いがする場合は危険なので、その際は本記事を参考に速やかに買い換えましょう。