【2021最新】炊飯時・保温時の炊飯器の電気代を比較!節約法5選も解説

家電製品でも日頃よく使う炊飯器の電気代がいくらかかるのか、家計を管理する主婦にとっては気になるのではないでしょうか。炊飯時と保温時にかかる炊飯器の電気代を比較して、賢い節約術からお得なご飯の炊き方までご紹介します。

2021/07/21 更新

炊飯器の電気代を気にしたことがある人も多いですよね。ご飯を多めに炊いて余ったら長時間保温、コンセントも付けっぱなしという方は意外と多いのでのはないでしょうか。実は、長時間保温しているよりも必要な分量を2回に分けて炊く方が電気代がお得になるのです。

 

そこで今回は、炊飯器にかかる電気代について、炊飯時、保温時、加熱方式別に比較して、電気代がどれくらいかかるのか、どうしたら節電できるのかをご紹介します。

今すぐ見る!電気代が安くなるおすすめの炊飯器3選

炊飯器にかかる電気代は、炊飯時と保温時で大きく異なります。また、炊飯器の加熱方式によっても電気代が変わります。ここでは、これらのポイントに加えて、長時間保温した時の電気代についてもご紹介します。

炊飯器にかかる電気代は炊飯時と保温時で違う

保温と電気代の関係を表す具体的な例として、標準的なIH炊飯器で炊飯し、さらに10時間保温した場合を想定します。炊飯1回に要する消費電力:電気代は、171Wh:4.62円です。保温10時間に要する消費電力と電気代は19Wh:5.1円。合計すると190Wh:9.72円の勘定です(電気料金27円/kWhで試算)。


仮に2日に1回ご飯を炊いた場合、年間182日稼働し、おおよそ1,769円の電気代がかかることになります。

  消費電力 電気代
炊飯(1回) 171Wh 4.62円
保温(10h) 19Wh 5.1円
炊飯+保温 190Wh 9.73円

炊飯器の加熱方式別に電気代を比較

炊飯器の加熱方式は、マイコン式・IH式・圧力式の3種類です。加熱方式ごとの電気代を試算しましたので、下表をご確認ください(5.5合用炊飯器を使用。電気料金27円/kWh、保温は炊飯後10時間分、炊飯は1回分と想定します)。

炊飯器のタイプ 炊飯・保温別 消費電力 電気代 合計
マイコン炊飯器 炊飯(1回) 140Wh 3.78円 8.98円
保温(10h) 19.1Wh 5.2円
IH炊飯器 炊飯(1回) 171Wh 4.62円 9.72円
保温(10h) 19Wh 5.1円
圧力IH炊飯器 炊飯(1回) 177Wh 4.78円 9.48円
保温(10h) 17.3Wh 4.7円

加熱時に大火力を扱うIH方式・圧力IH方式は、やはり電気も多く消費することが窺えます。一方で保温時にかかる電気代に注目すると、マイコン式が5.2円でトップ。加熱方式で電気代トップの圧力IH炊飯器は、保温にかけては4.7円と最安です。

 

電気代の合計で比較すると、IH方式が最高値という結果になりました。炊飯・保温ともに2番手であり、平均するとコスト高であるようです。なお機種によって消費電力は異なるため、あくまで参考データとお考えください。

保温をつけっぱなしにした時の電気代

続いて、保温を24時間継続した時の電気代を試算します。下表をご確認ください(5.5合用炊飯器を使用。電気料金27円/kWh、保温は炊飯後24時間、炊飯は1回分と想定します)。

炊飯器のタイプ 炊飯・保温別 消費電力 電気代 合計
マイコン炊飯器 炊飯時 140Wh 3.78円 16.26円
24時間保温時 19.1Wh 12.48円
IH炊飯器 炊飯時 171Wh 4.62円 16.86円
24時間保温時 19Wh 12.24円
圧力IH炊飯器 炊飯時 177Wh 4.78円 16.06円
24時間保温時 17.3Wh 11.28円

炊飯+保温24時間の電気代合計は圧力IH炊飯器が最も安く、次いでマイコン炊飯器、IH炊飯器の順になりました。24時間保温時の電気代で最も安いのは圧力IH炊飯器、次いでIH炊飯器、マイコン炊飯器の結果です。

 

ちなみに「炊飯+10時間保温」を2回繰り返した場合の電気代と、炊飯+24時間保温の電気代には大差がありません。炊飯+24時間保温の方が安いのは確かですが、劇的な差ではないと考えられます。

 


1日に数回炊飯してその都度保温するか、それとも翌日分までまとめ炊きして保温を続けるかは、ライフスタイルに合わせて決めても構いません

長い時間保温をせず必要な量をまとめて炊くか2回に分けて炊く

一般的な炊飯器の場合、7~10時間保温する場合の消費電力と1回炊飯する場合の消費電力が同じことが多いです。7時間~10時間以上保温する場合は、改めて炊飯しなおす方が消費電力を節約できて、炊きたての美味しいご飯が食べられます。

早炊きコースを使わずエコモードを使う

早炊きコースは、炊飯時に一気に水を沸騰させるので消費電力が増え、炊飯器によっては通常モードで炊くよりも最大1円程度電気代が高くなる場合があります。

 

それに対してエコモードの場合、炊飯器によっては通常モードで炊くよりも最大1円程度電気代が安くなることがあります。節約したい方はできるだけエコモードを使うように心がけましょう。

タイマー予約を使って保温時間を短縮

食べる時間に合わせてご飯を炊き上げることで、炊きたてのご飯が食べられるだけでなく、余計な保温時間をなくすことができます。ただし、タイマー予約にも待機電力がかかりますので、あまり長い時間のタイマー予約はおすすめできません。寝る前にタイマー予約を使うといった対策でうまく活用しましょう。

炊き上がり数分前にスイッチオフ

電気代がお得になるご飯の炊き方の4つめは、炊き上がり数分前にスイッチをオフにすることです。一般の炊飯器は、炊き上がりの10分前は、余熱で蒸らす時間です。

 

炊飯器のスイッチを切っても、余熱で蒸らすことは同様にできますので、スイッチを切って余計な保温時間を減らして電力消費を節約しましょう。ただし、炊飯器によっては、炊飯の途中でスイッチオフできない機種もありますので気をつけましょう。

小まめにコンセントを抜いて待機電力を減らす

2つ目の炊飯器の電気代を節約する方法は、小まめにコンセントを抜いて待機電力を減らすことです。炊飯器の待機電力は、1日0.3~0.7円ほどになります。大きな金額ではありませんが、小まめにコンセントを抜くことによって1か月で10円~20円ほど節電できます。

 

1つではそれほどの金額にはなりませんが、家電製品を10個節電すれば1か月で100円、年間で1,200円にもなります。節約するには、小さいことからコツコツと始めましょう。

今すぐ見る!電気代が安くなるおすすめの炊飯器3選

ここでは、これまでにご紹介した以外の炊飯器の電気代に関する疑問に対して、回答します。

10年前の炊飯器だと電気代が高くなる?

質問:10年前の炊飯器を使っていると電気代が高くなると聞いたのですが、本当でしょうか。

 

回答:本当です。電化製品の技術は年々進化しています。炊飯器の消費電力も年々減少傾向にあります。環境省の省エネカタログで5.5合以上8合未満のIH式炊飯ジャーの年間消費電力量を比べると、2010年製品は90.8kWh/年なのに対して、2020年製品は83.22kWh/年です。

電気代に影響する炊飯器の機能は?

質問:炊飯器の機能に電気代に影響する機能と影響しない機能があるのでしょうか。

 

回答:あります。電気代に影響する機能は、保温機能や早炊きコース機能、エコモード機能などです。電気代に影響しない機能は、タイマー予約機能で、消費電力量は待機電力と同様の扱いとなります。

炊飯器の容量の大きさで電気代に差は出るの?

質問:炊飯器の容量の大きさで電気代に差は出るのでしょうか。

 

回答:差が出ます。炊飯器の容量が大きくなるほど、電気代がかかります。象印の圧力IH式炊飯器で、3合炊き、5.5合炊き、1升炊きの電気代を比較しました。消費電力は、炊飯時1回あたり、保温時1時間あたり、炊飯後10時間保温した場合、電気料金27円/kWhとして算出します。

 

炊飯容量 炊飯・保温別 消費電力 電気代 合計
3合炊き 炊飯時 111Wh 2.99円 6.36円
保温時 12.5Wh 3.37円
5.5合炊き 炊飯時 144Wh 3.88円 8.06円
保温時 15.5Wh 4.18円
1升炊き 炊飯時 190Wh 5.13円 10.74円
保温時 20.8Wh 5.61円

炊飯器で保温と電子レンジで温め直しはどちらが節電?

質問:炊飯器で保温した場合と電子レンジで温め直した場合ではどちらが節電になるでしょうか。

 

回答:保温時間により変わります。概ね炊飯器で2~3時間以上保温する場合は、電子レンジで温め直した場合の方が節電になります。

 

以下、具体的に比較しました。ご飯1合を象印の圧力IH式5.5合炊き炊飯器(保温時1時間あたり消費電力15.5Wh)で1時間~4時間保温した場合と、電子レンジ600Wで温め直した場合です。ただし、電気料金27円/kWhとして算出します。

 

ケース 電気代
冷めたご飯を電子レンジで2分温めた場合 0.32円
冷凍ご飯を電子レンジで4分温めた場合 0.64円
炊飯器で1時間保温した場合 0.41円
炊飯器で2時間保温した場合 0.83円
炊飯器で3時間保温した場合 1.25円
炊飯器で4時間保温した場合 1.67円

炊飯器の電気代と土鍋のガス代はどちらがお得?

質問:ご飯を3合炊く場合の電気炊飯器の電気代と土鍋やガス炊飯器を使った場合のガス代ではどちらがお得でしょうか。

 

回答:概ね電気炊飯器の電気代がお得なようです。それぞれを具体的に比較しました。ガス代はガス会社(都市ガス・プロバンガスなど)により違うので幅があります。電気料金は27円kWhとして算出します。

 

ケース 電気代・ガス代
土鍋で炊く場合 約18円~36円
ガス炊飯器で炊く場合 約4~20円
電気炊飯器で炊く場合 約3~5円
アイリスオーヤマ

RC-PA30-B

在庫なし

3合炊き炊飯器の中では年間消費電力が安く高コスパ!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

3合炊き炊飯器の一般的な年間電気代は2,000円~2,500円のところ、この炊飯器は、年間電気代が約1,500円前後と高コスパ省エネ炊飯器です。加えて31銘柄それぞれの特徴に合わせて、火力・圧力・加熱時間などを最適化して美味しく炊き上げる「銘柄炊き分け」機能や、おにぎり・冷凍・すし飯など調理メニューに合わせた最適な炊き方を選択できる「こだわり炊き分け」機能などが付いています。

 

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メーカー アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) サイズ 236×299×217mm
炊飯量 3合 タイプ(加熱方式) 圧力IH方式
内釜 極厚火釜 炊飯・調理メニュー 無洗米、白米、炊込み、おかゆ、玄米、煮込み、省エネ、早炊き、高速炊き
年間消費電力 55.2KWh/年 年間電気代 1,490円
パナソニック(Panasonic)

可変圧力IHジャー炊飯器 SR-MPW100

価格:49,970円 (税込)

エコナビ保温機能で保温中も省エネ!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ごはんの量に応じた保温により、保温電力量が約5%省エネできるエコナビ保温機能搭載で節電でき、一般の5.5合炊き炊飯器に比べて省エネ性能が優れています。加えて、新制御で1粒1粒にハリのあるモチモチの銀シャリが炊ける「Wおどり炊き」機能を搭載。キッチン空間に調和する「鋳物調デザイン」、くっきり文字で見やすくした「反転バックライト液晶」も魅力です。

 

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メーカー パナソニック(Panasonic) サイズ 27.1×35.2×23.6cm
炊飯量 1.0L 0.5~5.5合 タイプ(加熱方式) 可変圧力IH方式
内釜 ダイヤモンド竈釜 炊飯・調理メニュー 白米・無洗米・玄米・発芽/分づき米・麦ごはん・雑穀米・炊き込み専用・炊きおこわ・すし/カレー・おかゆ・玄米がゆ・発芽/分づきがゆ・雑穀米がゆ
年間消費電力 78.0kWh/年 年間電気代 2,106円
象印

NW-VB10-TA

価格:11,880円 (税込)

5.5合炊きなのに年間電気代が2,170円!

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

一般の5.5合炊き炊飯器に比べて、年間電気代2,170円と省エネ設計です。汚れがつきにくい「クリアコートふた」や清潔さが長持ちする「ステンレスふた」、さっときれいに洗える「洗える内ぶた」「フラット庫内」を採用しお手入れがしやすいのも特徴です。釜全体に熱が伝わる「黒まる圧釜」を採用、「豪熱沸騰IH」により強火で炊き続け、芯までふっくらしたご飯を炊き上げます。

 

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メーカー 象印(ZOJIRUSHI) サイズ 25.5×37.5×20.5cm
炊飯量 5.5合 タイプ(加熱方式) IH方式
内釜 黒まる厚釜 炊飯・調理メニュー エコ炊飯・白米・麦ごはん・雑穀米・炊き込み・おこわ・すしめし・おかゆ・玄米・雑穀米・発芽玄米・ケーキ・パン
年間消費電力 80.4kWh/年 年間電気代 2,170円

電気代節約におすすめの炊飯器性能比較一覧

  • 商品画像
  • アイテムID:5849682の画像

    アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

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    パナソニック(Panasonic)

  • アイテムID:5849684の画像

    象印(ZOJIRUSHI) 

  • 商品名
  • 圧力IHジャー炊飯器 RC-PA30
  • 可変圧力IHジャー炊飯器 SR-MPW100
  • IH炊飯ジャー極め炊き NW-VB10 
  • 特徴
  • 3合炊き炊飯器の中では年間消費電力が安く高コスパ!
  • エコナビ保温機能で保温中も省エネ!
  • 5.5合炊きなのに年間電気代が2,170円!
  • 価格
  • 10081円(税込)
  • 49970円(税込)
  • 16648円(税込)
  • メーカー
  • アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
  • パナソニック(Panasonic)
  • 象印(ZOJIRUSHI)
  • サイズ
  • 236×299×217mm
  • 27.1×35.2×23.6cm
  • 25.5×37.5×20.5cm
  • 炊飯量
  • 3合
  • 1.0L 0.5~5.5合
  • 5.5合
  • タイプ(加熱方式)
  • 圧力IH方式
  • 可変圧力IH方式
  • IH方式
  • 内釜
  • 極厚火釜
  • ダイヤモンド竈釜
  • 黒まる厚釜
  • 炊飯・調理メニュー
  • 無洗米、白米、炊込み、おかゆ、玄米、煮込み、省エネ、早炊き、高速炊き
  • 白米・無洗米・玄米・発芽/分づき米・麦ごはん・雑穀米・炊き込み専用・炊きおこわ・すし/カレー・おかゆ・玄米がゆ・発芽/分づきがゆ・雑穀米がゆ
  • エコ炊飯・白米・麦ごはん・雑穀米・炊き込み・おこわ・すしめし・おかゆ・玄米・雑穀米・発芽玄米・ケーキ・パン
  • 年間消費電力
  • 55.2KWh/年
  • 78.0kWh/年
  • 80.4kWh/年
  • 年間電気代
  • 1,490円
  • 2,106円
  • 2,170円

炊飯器にかかる電気代について、具体例を挙げながらご紹介しました。炊飯器の電気代は、年間おおよそ2,000円~3,000円ほどです。少しの工夫と省エネの意識があれば、少額でも確実に節約することができます。ぜひ参考にしてください。