電子レンジ炊飯器おすすめ10選｜デメリットは？1合だけ炊く炊飯マグはまずい？

電子レンジを使用してご飯が炊ける電子レンジ炊飯器を知っていますか。電子レンジ炊飯器は時短や節約をしながら炊き立てご飯が食べられる人気の商品です。1合だけ炊きたいときにも便利ですよね。

独り暮らしやご家庭であまり自炊しない場合、炊飯器を持っていなくても電子レンジは持っているケースも多いです。電子レンジ炊飯器はレンジさえ持っていれば、手軽にご飯が炊けるため便利ですが、気に入らなかったり使いこなせなかったりしたら意味がありません。

そこで今回は電子レンジ炊飯器の選び方やメリット・デメリットをご紹介します。「炊飯マグで炊くとまずいの？」といった疑問にもお答えしています。電子レンジ炊飯器のおすすめランキング10選もご紹介しますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

電子レンジで手軽にお米が炊けて便利な電子レンジ炊飯器ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。以下で詳しく紹介します。

電子レンジ炊飯器のメリットは炊飯器よりも安価で購入できる点です。また電子レンジがあれば、短時間で米が炊ける魅力もあります。サイズはさまざまで一人暮らし用から3合程度のものまで選べるので、少ししか食べない高齢者の方・一人暮らしの方にもおすすめです。

また商品によっては炊き込みご飯や蒸し料理ができるものもあるので、コンロで調理している間に電子レンジでもう1品作れます。簡単に調理ができてあると便利なキッチン用品です。

電子レンジ炊飯器では5合などの大量の米は炊けないのがデメリットです。また電子レンジ内で吹きこぼれてしまった場合、拭き掃除をしなければならず面倒です。そのため吹きこぼれしにくい電子レンジ炊飯器の購入をおすすめします。

またあると便利さが違うのが、水をいれる目盛りです。商品によって付いていないものもあるので、確認しておきましょう。商品によっては、炊飯器よりも味が美味しくない場合もあるので時前に口コミなどを調べておくのがおすすめです。

電子レンジ炊飯器の機能は文字で確認できますが、味は確認できませんので口コミを参考にするのがおすすめです。ここからは電子レンジ炊飯器の口コミをご紹介します。

電子レンジ炊飯器の良い口コミは少量炊ける使い勝手の良さと味の良さに関するものが多いです。炊飯器を使う程でもないものの少量ご飯を炊きたいケースで特に高く評価されていると見受けられます。

炊き方に関しては説明書どおりにすれば上手く炊けるといった意見もありますが、商品によっては炊き方に工夫が要るようです。自分好みに炊けるまで試行錯誤している方も多く見られました。

味の面では「美味しい」と満足している人が多いのも印象的です。炊き方さえ成功すれば味も問題ない仕上りになるようです。

電子レンジ炊飯器の悪い口コミは吹きこぼれに関するものが最も多く、加えて味と炊き上がりに難があるといった意見や、炊き方が難しいといった意見も見られました。

最も多かった吹きこぼれに関して、掃除が大変だといった感想を持つ方が多くいました。上手く炊くには吹きこぼれにくい商品を選んだり、炊き方をひと工夫する必要があるようです。

肝心の味に関しても厳しい感想がありました。炊き方も難しく、芯が残ったりべしゃべしゃになったりと水加減が難しい点も低評価の原因になっているようです。

お米を美味しく炊くには、まずお米と水をきちんと量りましょう。特にお米はカップに入れた後、擦切りで量るようにします。水はお米の1.2倍が基準ですが、炊飯器に目盛りが付いているので目盛りを見て入れましょう。

もし公式レシピで上手く炊けない場合は、レシピよりもやや多めに水を入れると上手くいくといった口コミが散見されるため、水の量を調節して試してみてください。

お米の研ぎ方に関しては炊飯器で炊く場合と同じように研いで問題ありません。まず、お米を研ぐ時は手早くします。ボールなどに入れたお米に水を張ったらぬか臭さを米が吸収しないように1杯目はすぐ捨ててください。

2杯目はお米が浸るくらい水を入れて指先で軽くもみ洗いして捨てます。後は、洗わずに水が澄むまで数回水を入れ替えましょう。最後にザルに上げて水をしっかり切るのがポイントです。

炊飯方法に関わらず研いだ米は30分以上水に浸けておくのが美味しくする秘訣です。寒い冬場は1時間を目安に浸水させましょう。

やむを得ず浸す時間が短くなった時は、対処法として水ではなくお湯で炊くのもおすすめです。この時、目盛り分量より少し多めにお湯を入れましょう。さらに、3合の米に対しお酒大さじ2杯とみりん少々を入れるとお米にツヤが出ます。

電子レンジで炊く時のW(ワット)数と時間はメーカーや機種により異なるため、まずは電子レンジ炊飯器の説明書通りに炊いてみましょう。それでも失敗したりおいしく感じられなかったりする時は少しずつ微調整して炊いてみてください。

芯が残る時はW数を下げて1～2分ずつ様子を見ながらレンジにかけてください。少し水の量を増やして浸水時間も長めにしても柔らかく炊けます。吹きこぼれが発生する時は1回電子レンジを止めて2～3分後に過熱を再開するのが上手く炊くコツです。

吹きこぼれないギリギリの時間をセットして加熱し、その後はW数を200～300Wにぐっと下げて2～3分ずつ様子を見ながらして加熱すると吹きこぼれずにふっくらと炊けるので試してみてください。

レンジで加熱した後は蓋をしたまま必ず10～15分ほど置き、蒸らしてから頂きましょう。「蒸らし」は米の芯まで熱を通してふっくら甘みを引き出してくれる工程で、お米をおいしく炊く重要なポイントです。

炊飯器を使用する際は水の浸しから蒸らしまでの工程を経て出来上がるように設定されているため、蒸らす必要がありません。しかし、レンチンでお米を美味しく炊くには自分で蒸らす必要があるので忘れずに行いましょう。

電子レンジ炊飯器を選ぶ時は人数に合わせて炊ける合数で選ぶのがおすすめです。電子レンジ炊飯器はサッとご飯が炊ける手軽さが魅力ですが、炊けるご飯の量が多くても少なくても使い勝手が悪く感じるものです。そのため、電子レンジ炊飯器を選ぶ時は一度にご飯を炊く人数に合ったものを選びましょう。

電子レンジ炊飯器は一人暮らし向けの1合炊きタイプが多いものの、中には3合炊きなど家族での使用が想定されている商品もあります。一人暮らしなら1食に1合炊ければ十分で、家族の人数×合数と考えれば3人家族だと3合炊きがぴったりですね。

電子レンジ炊飯器は炊飯時間で選ぶのもおすすめです。電子レンジ炊飯器は炊飯時間の短さが売りですが、その中でも炊飯時間が早いものとそうでもないものがあります。また、加熱の後の蒸らし時間にも商品によって差があります。

短い時間で調理できるものやじっくり時間をかけるものもあるため、炊飯時間と蒸らし時間は両方チェックするのがおすすめです。特に「すぐにご飯が食べたい」「時短調理したい」そんな人は、実際にどれくらいの調理時間がかかるのかよく見てから選びましょう。

電子レンジ炊飯器の素材は、主にプラスチック製・シリコン製・土鍋製の3種類あります。電子レンジ炊飯器を選ぶ際は素材もポイントになるため、素材別の特徴もチェックしておきましょう。

素材が違うと見た目が変わるだけでなく、重さの違いが出たり炊飯以外の調理方法にも使用できたりして使い勝手のよさにも影響が出ます。ここでは電子レンジ炊飯器の素材別の特徴を詳しく解説します。

多機能で手軽な商品を求めるならプラスチック・シリコン素材の電子レンジ炊飯器がおすすめです。プラスチック・シリコン素材なら他の食材も電子レンジ調理に使えて便利です。加えて密閉性がある蓋付きタイプなら保存容器としても使用可能です。

「いろいろな機能がある商品が欲しい」「使いやすいものがいい」方には特にプラスチック・シリコン素材の商品がおすすめです。

料理好きな人には本格的な調理にも使えるセラミック素材・土鍋素材がおすすめです。セラミック素材・土鍋は直火調理に対応しているためガスでもご飯が炊けて他の食材調理にも使えます。

直火の調理にも対応したセラミック素材・土鍋は調理方法の幅が広がるだけでなく、熱伝導に優れているのでお米の芯からうま味を引き出してふっくら炊きあがります。「手軽なだけでなく少しでも美味しく炊きたい」と考える人はセラミック素材・土鍋タイプもぜひチェックしてみてください。

レンチンで簡単にご飯が炊ける電子レンジ炊飯器が気になる人は手軽さを重視しているケースも多いとおもいます。そんな手軽さを重視する人は、ぜひお手入れのしやすさもチェックしましょう。

米は粘り気があるためレンジ内で吹きこぼれると掃除が大変です。そのため、余計な手間をかけず手軽に使いたい人は吹きこぼれにくさをチェックして商品を選ぶのがおすすめです。

また、米はこびりつきやすいため洗いやすさも重要です。パーツが分解しやすく米がくっつきにくい商品は洗いやすいのでチェックしてみてください。

電子レンジ炊飯器を選ぶ際はお使いの電子レンジに合ったサイズとワット数かをチェックしましょう。手持ちの電子レンジにサイズが合わないとそもそも使えないですし、ワット数が合わないと商品の説明通りに炊けないため調理の失敗に繋がりやすくなります。

どれだけ魅力的な商品でも手持ちの電子レンジで使用できなければ購入する意味がありません。電子レンジ炊飯器で美味しいご飯を炊くためにも、事前にサイズとワット数を確認してお使いの電子レンジに合うものを選ぶようにしましょう。

電子レンジ炊飯器にチャレンジしてみたくても自分に合うかどうかわからないのにいきなり高額な商品を購入して失敗してしまうのは嫌ですね。そこでチャレンジしやすい価格帯のダイソーとニトリの電子レンジ炊飯器の比較をします。

ダイソーの電子レンジ炊飯器は2種類商品があります。100円商品のプラスチック製ボウルタイプと300円商品のマグカップタイプです。コストがかからずにチャレンジしやすいのが魅力。

ニトリには電子レンジ炊飯マグと二重蓋の土鍋タイプで直火もOKな商品があります。こちらも商品の特徴が違いますので、使いやすさと炊き上がりを比較できます。手軽さとコスパを重視するか、より本格派な炊きあがりを重視するかでダイソーとニトリを比べましょう。

こちらでは中華風炊き込みご飯のレシピをご紹介します。

【材料】

• 米1合
• 鶏肉　100g程度（お好み）
• お好みの野菜（にんじん・きのこ・ゆでグリーンピースなど）

（炊き込み用調味料）

• しょうゆ・酒・みりん・　各大さじ1
• オイスターソース　小さじ1
• 中華だし　小さじ2/1
• 塩ひとつまみ

1. 鶏肉は食べやすい大きさに切ってしょうゆ・酒各小さじ1（分量外）をよくもみ込み10分ほど置く。
2. 野菜は細かく切る。
3. 米・野菜・鶏肉の順に電子レンジ炊飯器に入れて炊き込み用調味料を加え、既定の水分量まで水を加える。
4. 電子レンジで炊飯。通常通り蒸らして完成。お好みで薬味をどうぞ。

電子レンジ炊飯器で作る中華風炊き込みご飯のレシピのポイントは肉や野菜にしっかり火が通るように小さめにカットすることです。簡単なのでぜひチャレンジしてください。

電子レンジ炊飯器の選び方と美味しく炊く方法をご紹介しました。時短で手軽においしいホカホカご飯ができるのが電子レンジ炊飯器の最大の魅力です。手軽さより味重視なら圧力IH式がおすすめですが、時短で手軽に炊きたてのご飯を楽しみたい人はぜひ電子レンジ炊飯器を試してください。