自分でできる!ドラム式洗濯機の引っ越し手順まとめ|水抜き方法や運搬の手順も

引っ越しにかかる料金を節約するために自分で荷物を運ぶ場合、ドラム式洗濯機のように大きい家電は扱いに注意が必要です。これから引っ越しを予定していて、自分で荷物を運びたい方に向けて、ドラム式洗濯機の引っ越しに関する注意点を紹介します。

2021/07/18 更新

引っ越し作業のなかでもとくに大変な家電が洗濯機。業者に依頼をすると意外に高いものなので、自分で運ぼうとしても重くて運搬しにくいものです。さらに、自分で水抜きや給水ホース・排水ホースを取り外す手間もかかります。

 

一般的に、洗濯機の引っ越しにかかる料金は安くても3000円程度です。重さやサイズによっては1万円を超えることもありますが、ドラム式洗濯機は縦型に比べサイズが大きく、重量もあるため最低でも1万円程度の予算が必要です。

 

何かとお金のかかる新生活では、できるだけ引っ越し費用は抑えたいところです。そこで今回は、自分でできるドラム式洗濯機の引っ越し方法(水抜き・運搬・設置方法)とその注意点を紹介します。

これから引っ越しの予定があり、現在使用しているドラム式洗濯機を自分で運ぼうと考えているなら、新居に引っ越す前に「設置スペースと防水パンの有無」と「給水栓の種類」を確認しておく必要があります。

 

設置スペースの広さ・防水パンの有無

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べてサイズが大きいため、新居に洗濯機を設置するスペースがあっても設置できないことがあります。新居の設置スペースを確認する際は、防水パンの中にドラム式洗濯機が収まるか確認しましょう。

 

パンのフチに当たると水平に設置できず、脱水回転が不安定になったり故障の原因になったりするからです。また、ドアの開閉に必要なスペースがあるかどうかも確認しておきましょう。

給水栓の種類

ドラム式洗濯機の給水ホースには蛇口に直接取り付ける「横水栓」か、洗濯機専用の「分岐水栓」が使われています。旧居と新居で形状が異なる場合はそのままでは取り付けができません。旧居と新居で形状が違う場合は、別売りの部品を使用すれば取り付けが可能です。

 

同じ形状であっても蛇口に傷がついていると水漏れの原因になる可能性があります。大家さんに相談して、可能なら蛇口を交換することをおすすめします。

カクダイ(KAKUDAI)

洗濯機用水栓 ストッパーつき 732-001-13

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ここではシャープのドラム式洗濯機の水抜き手順を例に紹介しますが、手順はメーカーによっても異なるので、先にメーカー別の手順を確認しておくことをおすすめします。

 

①給水ホース

  1. 蛇口を閉じドアを締めたらスイッチを入れる
  2. 槽洗浄コースを選びスタート→15秒後に電源を切り給水ホースを外す

 

②糸くずフィルター

※糸くずフィルターの水抜き前に給水ホースの水抜きを済ませておく

  1. スイッチを入れ1分間脱水する
  2. 脱水完了後にドアを開けドラム内の水をタオルで拭き取る
  3. 糸くずフィルターを外し排水する

 

③排水ホース

※排水ホースの水抜きは、給水ホースと糸くずフィルターの水抜きを済ませてから行う

  1. タオルや洗面器を用意してから排水ホースを抜き水抜きをする
  2. 排水ホースをホース掛けに取り付けておく

 

各メーカーでの水抜き手順については、以下のリンクを参考にしてください。

水抜きに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。

ドラム式洗濯機を自分で運ぶ場合には、固定ネジを外さないことと、傾けすぎないよう注意が必要です。2つの注意点について詳しく解説します。

 

運搬前に用意するもの

ドラム式洗濯機を運搬する際は、さまざまなものを用意する必要があります。あらかじめ、以下に挙げるものを運搬前に準備しておきましょう。

 

  • ドラム式洗濯機の取扱説明書:モデルごとの運搬方法が記載されているので、確認しておく
  • ドライバー:給水栓の口金を外すときに使用
  • 養生テープ:ホースやビニール袋の固定に使用
  • 水受けのためのバケツや洗面器:洗濯機内に残った水を排出する際に使用
  • ビニール袋:ホースを外した後、ホースの水を受け止める際に使用
  • タオルまたは雑巾:水がこぼれた際に使用

固定ネジは外さない

固定ネジとは、内部のドラムが外れないよう固定するネジのことです。設置する際に業者の人が外して固定ネジを保管しておくように言われるのですが、存在を忘れてしまうことが多いようです。

 

ドラム式洗濯機は洗濯槽が浮いている状態なので、そのまま運ぶと運搬中に洗濯槽が動き衝撃で故障する可能性があります。引っ越しの前に固定ネジで内部のドラムを固定しておきましょう。ネジを無くしてしまった場合はメーカーから取り寄せが可能です。

 

メーカーから取り寄せる場合は時間がかかるので、引っ越しの2週間前くらいには手配しておきたいところ。どうしても間に合わない場合は、内部のドラムが動かないよう毛布や衣類を詰めて固定することで対処できますが、部品は大切に保管しておきましょう。

傾けすぎないよう注意

ドラム式洗濯機は固定ネジで内部のドラムを固定していても、大きく傾けすぎると連結部分に負荷がかかり故障の原因となる可能性があります。自分で運ぶ場合は傾けすぎないよう注意が必要です。

 

ドラム式洗濯機は水平になるよう立てて運ぶことが大切です。階段を使用するような場合は、1人では水平の状態で立てたままの運搬は難しいので、最低でも2人以上で運ぶことをおすすめします

洗濯機を自分で運ぶのが難しい場合は、洗濯機のみを運搬してくれるサービスがあるのをご存知でしょうか?洗濯機だけでも運んでもらえば故障のリスクも軽減でき、全体の引っ越し費用を抑えられます。

ヤマトホームコンビニエンス

サービス名 料金(税抜) 特長・条件
家具・家電移動サービス 1点6000円~ 分解・組み立ては別途費用が必要
らくらく家財宅急便 Cランク(250cmまで):7350円 梱包と搬出、輸送と搬入、開梱設置込、給排水接続設定作業はオプション

アーク引越センター・大物限定プラン

サービス名 料金(税抜) 特長・条件
大物限定プラン 要見積もり
毎月1日~20日(土日祝・繁忙期を除く)は特別割引あり
荷造りから配送まですべてスタッフにおまかせ可能
電気工事はオプション

赤帽・洗濯機の配送

サービス名 料金(税抜) 特長・条件
洗濯機の配送
(1Fまたはエレベーター有りのみ対応)
7kg以上12,000円~
走行距離で料金が変動
設置代別途要
即日配送可能
洗濯機の梱包・保護不要、階段の運搬不可
作業員1人のみなので依頼者の手伝いが必要
業者 サービス名 料金 特長・条件
ヤマトホームコンビニエンス 家具・家電移動サービス 1点6000円~ 分解・組み立ては別途費用が必要
らくらく家財宅急便 Cランク(250cmまで):7350円 梱包と搬出、輸送と搬入、開梱設置込、給排水接続設定作業はオプション
アーク引越センター 大物限定プラン 要見積もり
毎月1日~20日(土日祝・繁忙期を除く)は特別割引あり    
荷造りから配送まですべてスタッフにおまかせ可能
電気工事はオプション
赤帽 洗濯機の配送
(1Fまたはエレベーター有りのみ対応)
7kg以上12,000円~
走行距離で料金が変動
設置代別途要
即日配送可能
洗濯機の梱包・保護不要、階段の運搬不可
作業員1人のみなので依頼者の手伝いが必要

新居にドラム式洗濯機を運び終えたら、取り付けをして完了です。引っ越し業者に依頼せず自分で運ぶ場合は、取り付けも自分で行う必要があります。取り付け法について詳しく解説しますので参考にしてください。

 

  1. 固定ネジを外す
  2. アース線を取り付ける
  3. 排水ホースを付ける
  4. 給水ホースを付ける

①固定ネジを外す

固定ネジは搬送時のみ必要なので、新居で取り付ける際には外します。外す際には付属の専用工具を使用します。ない場合はモンキーレンチを使ってください。工具を使用して固定ネジを外すだけなので難しい作業ではありません。

 

ボルトをしっかりと固定しているため固くて回らないことがありますが、何度か試すと少しずつ回るようになるので諦めずに回してください。滑ってうまく回せない場合は、滑り止めのついた軍手をしておくと安心です。

②アース線を取り付ける

アース線は電化製品から漏れる電気を地面へ逃がす役割があります。感電防止や静電気防止、落雷による被害を軽減するという役割も。家電を安全に使用するためにはアース線を取り付ける必要があるのです。

 

取り付け方はコンセントの下部にあるアースカバーを開け、内部にあるネジを緩めます。アース線をネジに触れる位置まで入れ、ネジが回らなくなるまでしっかりとしめたら取り付け完了です。ドライバーはプラスでもマイナスでもOKですので用意しておきましょう。

③排水ホースを付ける

排水ホースをホース掛けから外し、防水パンの排水口に設置されている排水エルボに排水ホースを取り付けましょう。賃貸物件の場合、新築なら排水エルボは取り付けが完了していますが、前の住人がいた場合は間違えて持っていってしまって取り付けられていないケースがあります。

 

この場合は不動産屋に言って取り付けてもらってください。古い物件だと排水エルボを使用せず直接排水口にホースを取り付けられることもありますが、臭い対策になるので排水エルボの使用をおすすめします。

④給水ホースを付ける

最後に、給水ホースを取り付けます。新居の蛇口が洗濯機専用なら、ワンタッチで取り付けられます。洗濯機専用の蛇口ではない場合は、ニップルが必要です。ニップルはホームセンターで購入できるので、合う規格の物を選び取り付けてください。

 

ホースが短くて取り付けができない場合は、延長ホースが必要です。延長ホースもホームセンターで購入できます。すべての取り付けが完了したら正しく取り付けられているか、水漏れがないかを確認しておくと安心です。

ドラム式洗濯機のように大きくて重い家電を自分で運搬するのは、現実的ではない場合もあります。無理をして自力で運搬をして、ドラム式洗濯機が使えなくなってしまっては本末転倒です。運ぶのが難しい場合は引越し業者に依頼して運んでもらいましょう