【徹底解説】洗濯機の防水パンの設置方法|代わりになるアイテムも

洗濯機によって合う防水パンはさまざまですし、防水パンにもさまざまなタイプや機能性があります。そこで今回は、防水パンを設置するのメリットや防水パンの代用として使えるものについて紹介します。さらに、防水パンの設置方法や、取り付けの手順についてもくわしく紹介します。

2021/07/21 更新

洗濯機の防水パンと聞いてピンとくる方は少ないかと思います。防水パンとは、洗濯機の下に設置する プラスチック製の受け皿状のものです。これを使用することによって、洗濯機の水漏れ被害を軽減できます。

 

防水パンにはさまざまなタイプや機能性があり、洗濯機によって合う防水パンは異なります。洗濯機に対応した防水パンを使わなければ逆効果なので、必ず事前に確認してから購入してください。

 

今回は、洗濯機の下に防水パンを設置することのメリットや、防水パンの代用として使えるものをご紹介します。さらに、防水パンの設置方法や、取り付けの手順についてもくわしく解説するので、防水パンを設置しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

洗濯機の下に設置する防水パンは設置した方が良いのか迷いますよね。防水パンにはどのような役割があるのか、そして防水パンの必要性について説明します。

そもそも防水パンとは

防水パンは洗濯機の下に設置されている、プラスチック製の受け皿状のもののことを言います。そして、一般的には防水パンには穴が開いており、この穴を通して洗濯機の排水ホースから床の排水口へと水が流されるという構造です。

 

また、防水パンには、洗濯機の故障や排水口の詰まりなどによって起こる漏水を防ぐという役割があります。さらに、床の湿気対策にも効果があるので、もしまだ洗濯機の下に防水パンを使っていない方がいたら、ぜひ使うことをおすすめします。

防水パンを設置するメリット

引っ越しをして洗濯機を設置するときに、防水パンを設置したほうが良いのかについて迷いますよね。では、洗濯機の下に防水パンを設置することによってどのようなメリットがあるのか、具体的な洗濯パンの機能や特徴についても説明していきます。

水漏れのトラブルを防ぐ

防水パンは洗濯機から水漏れが起こったときに、床やアパートなどの下の階への浸水を防ぐという重要な役割を持っています。さらに、洗濯機から発生する湿気による床へのダメージを軽減する効果も見られるので、洗濯機の下には防水パンを取り付けるのがおすすめです。

結露水対策

洗濯機の下に防水パンを設置することで、床の湿気対策にも効果があります。結露水が垂れてしまう事で、床に水滴がついてしまいます。床が湿っているとカビの原因になることも考えられます。防水パンを設置することでカビ防止にもなるのでとても便利です。

振動や騒音を防ぐ

さらに、洗濯機の防振対策にもなります。洗濯機のガタガタという音がうるさいと、ご近所トラブルに発展する場合が考えられます。防水パンを設置することで夜間に洗濯をしても静かになるなので、安心して洗濯をすることができます。

洗濯機下の掃除がしやすくなる

洗濯物のほつれたゴミや洗剤の残りなどがホコリとなって、洗濯機の下に溜まることがありますよね。洗濯機の下はホコリや汚れが溜まりやすい場所ですが、防水パンがあると洗濯機が床に空間が生まれるので、掃除がしやすくなります。

洗濯機の下に設置する防水パンですが、防水パンにもいくつか種類があります。形や機能によって、さまざまなメリットがあります。さらに、洗濯機のサイズに合わせた防水パンもいろいろあるので、それらについてもご紹介していきます。

防水パンの種類

防水パンには、従来の「フラットタイプ」や、最近主流になってきている「かさ上げタイプ」など色々な種類があります。どんなタイプが良いのか迷ってしまいますよね。ここでは防水パンの種類をご紹介します。

フラットタイプ

フラットタイプの防水パンは、古くからある昔なじみの防水パンです。フラットであるため、基本的にどんな洗濯機でも置くことができ、設置もしやすいです。しかし、かさ上げなどがされていないため、洗濯機と床との隙間があまりなく、掃除がしづらいというデメリットがあります。

かさ上げされているタイプ(枠有り)

フラットタイプが昔ながらの防水パンなのに対して、このタイプは、最近主流となっている防水パンです。このタイプは、四隅が高く内部に空間があります。その為、フラットタイプより少し設置が大変ですが、内側に空間があるのでフラットタイプより掃除がしやすいというメリットがあります。

かさ上げされているタイプ(枠無し)

こちらは、かさ上げタイプ(枠有り)と同様に、最近の主流となってきている防水パンです。上で紹介したものは枠が有るのに対してこちらは枠がありません。枠が無いことで、枠有りのタイプよりも掃除がしやすく、防水パンの中ではもっとも掃除のしやすいタイプと言えるでしょう。

防水パンのサイズ

防水パンは、正方形タイプ長方形タイプの2種類に分けられます。正方形タイプは、マンションやアパートなどに設置されている標準型のタイプです。

 

家庭でも一般的な洗濯機なら正方形タイプを使用しますが、近年普及しつつあるドラム型洗濯機には合わない場合もあるので注意が必要です。ドラム式洗濯機は重量もあるため、防水パンを設置前に確認が必要となります。

タイプ サイズ(幅×奥行き㎜) 備考
正方形タイプ 640×64 標準型
長方形タイプ 740×640/800×64 ドラム型洗濯機に対応

洗濯機の下にある防水パンを自分自身で設置する方法はあります。ですが、費用は掛かるにしても業者に頼んで設置してもらう方法が1番安全で確実です。ここでは防水パンの設置方法や取り付け手順を説明します。

業者に頼むことがベスト

防水パンの設置は自分で行うことも可能です。しかし、排水溝の設置などの大工仕事を伴う場合もあるので、業者に任せた方が確実です。防水パンを設置する工事の費用は、大体3万円前後です。

 

特にドラム式洗濯機の場合などは、洗濯機の重量がかなりあるので、1人で作業することは危険です。そのため、ドラム式洗濯機の場合は業者に頼んだ方が安全ですし、取り付け作業なども的確です。

業者による防水パンの設置方法・取り付け手順

業者は以下の手順で作業を行います。

 

  1. 実際に訪問して、サイズや規格、点検口や排水口の位置、工事の有無を確認する。
  2. 内容に同意が得られたら、洗濯パン、排水トラップ、排水管をつなぐ。
  3. 洗濯機を設置し、排水ホースと洗濯パンを排水エルボでつなぐ。

 

簡単な作業のように見えますが、洗濯パンの交換に伴って排水口の位置が変わるため、排水パイプの位置も変更する必要があります。状況次第では床に穴を開けたり、パイプを接続する作業が生じることもあるでしょう。

防水パンの設置費用

業者にもよりますが、およそ1万円から3万円の間が相場です。作業料金と材料費がかかるので、見積もりの時点でよくチェックしておく必要があります。さらに、配管の違いや排水管の位置などによっても、値段が変わることがあります。

 

業者ごとに価格帯もいろいろなので、さまざまな会社のパンフレットやサイトなどを見比べて、自分の洗濯機に合った防水パンを選びましょう。大きな会社から個人経営の業者までたくさんあると思うので、いろいろと探してみることも重要です。

止水栓の高さに注意

止水栓とは、洗濯機の上にある「洗濯機用の蛇口」のことです。止水栓の交換には別途費用がかかるため、業者に確認をしましょう。

 

洗濯パンの交換に伴い、止水栓の交換は必ず必要ではありません。しかしこれまでより高さがある 洗濯パンに変える場合には、止水栓と洗濯機がぶつかってしまうため交換が必要です。

 

劣化が激しい場合も業者から交換を提案されることがあります。事前に止水栓の高さを確認しておくことをおすすめします。

防水パンはホームセンターで購入が可能です。店舗によって扱う種類に差がありますが、ほとんどのホームセンターに置いています。ホームセンターのほか、家電量販店でも購入が可能です。洗濯機メーカーが販売している防水パンもあるため、自分が使う洗濯機の種類や型番をひかえて、実際に足を運んでみましょう。

 

足を運ぶのが困難な場合や、口コミや評判を見てから購入を判断したい場合には、Amazonや楽天などのネットショップが便利です。豊富な種類の中から、家でじっくり検討することができます。

 

業者に依頼する場合には、事前に見積書をチェックしましょう。防水パンの費用が含まれているかを確認する必要があります。

TOTO

洗濯機パン PWP800N2W

価格:7,380円 (税込)

掃除のしやすさ抜群!

Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る Yahoo!で詳細を見る

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

この防水パンは掃除がしやすいフロントリブのスロープ形状です。さらに、高結晶ポリプロピレン製で洗剤等の薬品に優れた耐性があります。防水パンのサイズがさまざまに用意されているので、自分の洗濯機に合わせて選ぶことができます。しかも、工事不要で簡単に設置することができるので、あまり洗濯機に詳しくない方でも便利です。

 

 

取扱説明書はこちら

メーカー TOTO 商品名 PWP800N2W
サイズ 83.6 x 67 x 13 cm; 4.62 Kg 重量 4.62 kg
付属品 パン本体(1個)、固定ねじ(4本)、化粧キャップ(4個)、施工説明書(1枚)、取扱説明書(保証書付:1枚)、品番ラベル(1枚)、注意ラベル(1枚)

洗濯機が防水パンに入らないときは、洗濯機の向きをいろいろと変えて試してみるのも手です。洗濯機の向きによっては入ることもあるので、まずは調整してみてください。

 

さらに、洗濯機に対して防水パンが少し小さめであると感じた場合は、かさ上げ台を使うのも効果的です。洗濯機のかさ上げ台を使うことによって、洗濯機に高さが出てちょうどよくなるのでおすすめです。

防水パンを設置するためには、洗濯機の移動が必須です。必ず2人以上で作業を行い、無理はしないようにしましょう。無理をすると、事故や洗濯機故障の可能性があります。これらを踏まえて、代用品を見ていきましょう。

100均グッズや洗濯機トレーが代用になる

100円ショップのマットシートや、1人用のバスマット等でも代用することができます。100円ショップのマットであれば、サイズに合わせてカットすることができます。さらに、結露対策であれば洗濯機トレーや洗濯機マットを使うことによっても代用できるので、費用を抑えたい方にはおすすめです。

 

100円ショップに売っているものであれば、安くて済むので家計にも優しいです。レジャーシートなどでも代用できますが、掃除が大変になる上に湿気がこもりやすくなります。できるだけ結露がしにくい素材で、設営も楽なものを選ぶことがおすすめです。

珪藻土マットも代わりになる?

お風呂マットとして使用する、水分を吸水する珪藻土マットも防水パンの代用品に利用したくなりますがおすすめできません。

 

そもそも珪藻土マットは重たいものを載せる想定で作られていません。洗濯機を載せると滑ったり割れたりする可能性が高いため、正規の目的でのみ使用しましょう。

今回は、おすすめの防水パンや防水パンの機能について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。防水パンを設置することによって、さまざまなメリットがあります。ぜひこの記事を参考に防水パンを活用して、楽しい洗濯ライフを送ってください。