【徹底解説】洗濯機にアース線は必須!取り付け方を紹介

洗濯機の電源プラグの横から伸びている、緑や黄色のコードがアース線です。しかし、取り付け方が分からず、取り付けずに放置している方も少なくないです。今回は、洗濯機を安全に使う上での生命線であるアースの取り付け方法を詳しく解説します!

2021/07/22 更新

「洗濯機にアースを取り付けるのは、別に必須ではないですよね?」という質問をたまに耳にします。いいえ、洗濯機にアースを正しく取り付けることは必須です。大変危険ですので、アースを取り付けていない状態で洗濯機を使用しないでください!

 

水気がある場所や、屋外で使用する電化製品には、必ずアースを取り付ける事が法律で義務付けられています。もちろん、洗濯機はこうした場所で使う電化製品ですので、アースの取り付けが不可欠です。

 

今回は、洗濯機を正しく安全に使うための「生命線」とも言えるアースについて解説します。「どうして洗濯機にアースは必須なの?」と疑問を感じている方や、「これからアースを取り付ける予定だけれど、実は正しい方法をよく知らない」という方必見です。

今すぐ見る!洗濯機のアース線の取り付け方

購入したばかりの洗濯機を見ると、電源プラグの横から緑色のコードが伸びているかと思います。その緑色のコードこそアース線です。ここからは、アース線の仕組みや洗濯機に必須となっている理由について解説します。

 

洗濯機にアース線が必須な理由

最近の洗濯機は、外箱がプラスチック製であることが多いです。そのため「触っても感電することはないし、アース線を取り付けなくても大丈夫」と自己判断でアース線の取り付けを省こうとする方がいらっしゃいます。

 

しかし、考えてみてください。洗った後の洗濯物を取り出すときは、必ず洗濯機に手を入れることになります。もし洗濯機が何らかの理由で帯電していた場合、濡れた洗濯物を伝って人体に電気が流れ、感電事故につながる危険もあるのです。

 

洗濯機の場合、たとえ外箱がプラスチック製であっても感電のリスクがないとは言えません。だからこそ、万が一の事故を防ぐためにも洗濯機にアースの取り付けは必須となります

アース線が感電を防止する仕組み

電化製品は、故障による漏電や摩擦による静電気の蓄積などで、帯電することがあります。アースが取り付けられていると、電気がアース線を伝って大地(Earth)に流れます。これがアースと名付けられている理由です。

 

また、アース線は人間の身体よりも電気が流れやすいので、電気は優先してアース線を流れていき、人体にはほとんど流れません。万が一、電化製品に漏電や帯電が発生しても、正しくアースが取り付けられていれば、感電するリスクを回避できるように考えられているのです

洗濯機にアース線は法律で義務付けられている!

水気がある場所で使用する機器で、金属箱を使用している場合はアースの取り付けが義務付けられています。表面がプラスチック製の機器でも、内部に手を入れることが想定される場合は、アースの取り付けが必要です。

 

洗濯機はまさしく、水気がある場所で使用する機器です。そして外箱がプラスチック製であっても、洗濯物の出し入れの際に内部に手を入れる必要があります。洗濯機を安全に運用するためにも、正しくアース線を取り付けることで、万が一の感電事故をしっかり防ぎましょう

今すぐ見る!洗濯機のアース線の取り付け方

洗濯機を設置する場所の周辺を調べてみると、すこし変わった形のコンセントが見つかると思います。アース線の接続口には、2つの種類があります。ここからは、その見分け方のポイントを解説します

 

ネジ式

ネジ式の特徴は何と言っても、アースの取り付け部分にネジが付いていること。一度ネジを緩めてアースの銅線部分を巻き付け、ネジを締めることでアース線をしっかり固定するのが特徴です。アースの取り付けには一度ネジを緩める必要があるので、事前にドライバーを準備しておきましょう。

ワンタッチ式

ワンタッチ式の場合、コンセント側のカバーを外すと、小さな穴と小さなボタンが見つかると思います。ワンタッチ式は、その名の通りワンタッチでアース線の取り付け・取り外しが完了しますので、やり方さえ分かれば扱い方は非常に簡単です。

 

カバーが外しにくい場合は、ドライバーの力を借りて軽く引っ掛けると開けやすくなります。なかなか固くて開けにくい場合は試してみてください。

気が早い方は、もう洗濯機のコンセントを入れてしまっているかと思います。しかし洗濯機のアースを取り付けるときは、感電のリスクを無くすためにも必ずコンセントを抜いた状態で行いましょう。ここからは、それぞれのタイプの接続口について、アース線の取り付け方法を解説します。

 

ネジ式の場合

ネジ式の場合は、次の手順でアース線を取り付けましょう。

 

  1. アース線の先端のプラスチック皮を約1.5cm剥ぐ
  2. 銅線の先端をねじって一本の束のような状態にしておく
  3. ドライバーでネジを緩め、アース線の銅線部分をネジに巻き付ける
  4. ドライバーでネジを締め、アース線を固定したらカバーを閉じる

 

ネジ式の場合、アースの銅線を固定するネジが緩いと途中で外れてしまう可能性がありますので、しっかりネジを締めてアースの銅線を固定しましょう

ワンタッチ式の場合

ワンタッチ式の場合は、次の手順でアース線を取り付けましょう。

 

  1. アース線の先端のプラスチック皮を約1.5cm剥ぐ
  2. 銅線の先端をねじって一本の束のような状態にしておく
  3. アース線の銅線部分を、コンセント側にある小さな穴の中に押し込む
  4. 軽く引っ張って簡単に抜けないことを確認
  5. 最後にカバーを閉じたら完了

 

ワンタッチ式の場合、銅線部分を急に押し込もうとすると銅線が途中で曲がって正しく接続できないことがあります。なるべくゆっくりと銅線を穴の中に押し込むのがコツです

「洗濯機を買い替えたけれど、古い洗濯機から伸びているアース線の取り外し方が分からない!」という方は少なくありません。ここからは、アース線の取り外し方について解説します

 

ネジ式

ネジ式の取り外し方は次の通りです。

 

  1. ドライバーでネジを緩める
  2. 十分にネジを緩めたら、アース線を取り外す

 

長年使われているコンセントの場合、ネジの周囲に汚れが溜まっていることがあります。ネジとアース線の間に汚れがはさまると、正しくアースが接続されなくなることも。続けて新しいアース線を取り付けるときは、一度汚れをよく拭いておきましょう

ワンタッチ式

ワンタッチ式の取り外し方は次の通りです。

 

  1. カバーを開けて中の小さなボタンを押す
  2. ボタンを押したまま、アース線を引き抜く

 

このとき無理にアース線を引き抜くと、アース線が途中で切れてしまいます。ワンタッチ式の場合は、必ずしっかりボタンを押しながらアース線を引き抜きましょう。

洗濯機側のアースは、以下のように取り外します。

 

  1. 洗濯機側のアース線が取り付けられているネジをドライバーで緩める
  2. ネジが十分にゆるんだらアース線を取り外す
  3. 最後にドライバーでネジを締める

 

アース線の長さが足りないなどの理由から洗濯機のアース線を交換するときは、ネジにアース線の銅線部分を巻き付けてからドライバーでネジを締めましょう

いくら家の中を探しても、アースの接続口が見つからないということもあります。ご自宅のコンセントにアースの接続口がない場合、専門の業者に依頼してアースの接続口を新設しましょう。「市販の感電対策グッズでアースの代用になるのでは?」と誤解されている方がいますが、感電対策グッズはアースの代用品になりません!

 

こうした感電対策グッズは「漏電を検知すると電気を止める遮断器」です。つまり、漏電を検知するまで作動しません。人体に電気が流れて「ビリッ!」ときたときに、初めて電気を遮断するのでは遅すぎます。安全に電化製品を使用するためにも、他のもので代用するのではなく、アースを取り付けましょう。

ここからは、アースに関するよくあるQ&Aと対処法を紹介します。

 

ケース①アース線の長さが足りない

アース線の延長(アース線同士の接続)工事を行うには、電気工事士の資格が必要ですので、自己判断でアース線同士を接続させるのは厳禁です。安易に銅線の付け足しを行うと、正しく接地されないこともあり非常に危険です。

 

このような場合は、お買い上げの販売店または電気工事店に依頼するか、長さが十分に足りるアース線を別途購入して付け替えましょう。延長用のアース線はホームセンターや家電量販でも購入できます。ただし、作業前には必ずコンセントを抜いてください。

ケース②銅線が剥き出しになってしまった場合

漏電していなければ触っても感電することはありません。ただし、剥き出しになった銅線が水場に近い場合は注意しましょう。銅線部分に水がかかってサビてしまい、正しく接地されなくなる恐れがあります。この場合は放置しておくと危険ですので、アース線を新品のものと交換しましょう

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何と言っても嬉しいのは片側の端子が取り付け加工済みなこと。この形の端子は、アース線の取り付け・取り外しがとても簡単なので、初めてアースを取り付けるという方にもおすすめです。品質も高く、コスパも優秀と言えます。

メーカー サンワサプライ 商品名 KB-DE5
定格 - 全長 5m
導体 1.5mm
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価格:300円 (税込)

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コスパも非常に優秀なだけでなく、嬉しい1年間の保証が付いてくるアース線がこちら。長さはたっぷり5mもあるので、もしアース端子付きコンセントが隣の部屋や洗濯機から遠くにある場合もしっかり届いて仕事をしてくれます。

メーカー エルパ(Elpa) 商品名 KV-2005H(G)
定格 300V 17A 全長 5m
導体 2.0m㎡x3心

アースを取り付けたら、なんだかコンセントの周辺がごちゃっとして見えてしまい気になる方もいらっしゃるでしょう。そんなときは市販の「コンセントカバー」や「配線カバー」を取り付けると、見た目がすっきりしておすすめです。カバーは、アースに水がかかって銅線がサビてしまうことを防いでくれるといったメリットもあります。

 

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コンセントを使用したまま使用できるので、使い勝手のよさが魅力です。2連にも対応できますが、ネジが見えているタイプと凹凸があるタイプには使用できないので注意してください。取り付けの際もドライバーがあれば簡単に取り付けられます

メーカー リッチェル 商品名 ベビーガードコンセントフルカバー
サイズ 11.6×6.7×12cm

配線カバー

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本来は車の配線を隠すためのものですが、洗濯機の配線を隠したいときにも応用できます。テープ式なので柱や壁のフチに沿って貼り、中のくぼみに配線を入れればスッキリ!しっかり押し込めば簡単には出てこないので安心です。スペースに合わせて簡単にハサミでカットできます

メーカー 愛工房 商品名 コードレール
サイズ 25cm

アース線は、いわば洗濯機にとってのシートベルトです。車を運転するときに必ずシートベルトを締めるのと同じで、洗濯機に正しくアースを取り付けることは、自分と家族の命を守る重大な「責任」です。洗濯機に正しくアースを取り付けて、毎日使う電化製品を「安全運転」していきましょう!

 

洗濯機の故障でお困りの方はこちらをチェックしてください。