【カタカタ・ブーン】エアコンの異音の正体は?カチカチ音の原因と対策【ゴキブリ?】

年間を通して使うエアコンですが、エアコンから異音がしたことはありませんか?カタカタ音がする以外にも、カチカチ音やキュルキュル・ブーンなど、異音の種類はさまざまです。実は音の特徴から異音の原因がわかる場合もあります。今回は鳴っている音の種類別に考えられる原因と対策をご紹介します。

2022/09/28 更新

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毎日の生活に欠かせない存在のエアコンですが、エアコンから運転音とは異なる音や、カタカタ音・カチカチ音・ブーンなどの音を聞いた人は多いと思います。「ゴキブリの動いてる音かも?」と思うと怖いですね。

 

発生している異音によっては、すぐに運転を止めて修理依頼しなければならないケースも存在します。エアコンは特に夏場の故障が多く、猛暑の中エアコンが壊れたら大変です。しかし、異音によっては対策をすれば解決する場合もあります

 

そこで今回は、異音の種類別に考えられる原因と、直すための解決策をご紹介します。小さな音だからと放置せずに、この機会にエアコンから発生する異音を解決しましょう。

エアコンから異音がしたら不安になりますよね。そんな時はまず電源が入っているか確認しましょう。エアコンの電源が入っていないのに音がする場合は、エアコン本体が原因ではない可能性があります。

 

エアコン本体が原因でない場合に考えられるのは、換気扇・強風・虫の侵入です。異音の種類で原因が分かる場合もあるのでご紹介していきます。

ポコポコ音は室内の気密性が高い部屋でよく発生します。この音は室内機から外へ繋がっているパーツである、ドレンホースから空気が入ったときに聞こえる音で、室外が強風の時や換気扇を使用しているときなどに発生しやすい音です。

 

室内外の気圧の変化で、ドレンホースから空気がエアコンの中に進入したのが原因の場合が多く、故障でないのを確認するには換気扇を止めて窓を開けましょう。また、ドレンホースの向きを変えて、音が止まるか確認します。

 

音が止まらない場合は、ドレンホースの中が詰まっている可能性があります。そのまま放置するとエアコンから水漏れする場合があるので、掃除をしましょう。掃除方法については後ほど詳しく解説します。

ピシッ・パキッといった異音はエアコンの温度変化により、室内機カバーのプラスチックがきしむ音です。冷風運転でエアコンのカバーが急激に冷やされ、収縮するのが原因といわれています。

 

特に故障ではありませんが、気になる場合は28度ぐらいの高めの設定温度にすれば解決する場合が多いです。

シャー・ブシュー・シュルシュルといった異音はエアコンの冷媒が冷風を送り込む時に出す音です。冷媒がしっかり仕事をしている証拠なので故障ではありません。

 

冷房運転中や運転を止めた後などに冷媒の仕組みでこのような音が出る場合がよくあります。冷蔵庫でも同じような音がするときがあり、心配はいりません。

ミシッといった異音はエアコンの冷房や暖房により、エアコン内部の熱交換器に温度差が出たときに発生しやすい音です。金属製である熱交換器は膨張や収縮をしやすく、ミシッとした異音が発生します。稼働中以外でもエアコンからこの異音が出る場合がありますが、故障ではありません。

ゴーといった異音はエアコンの換気機能で稼働した場合によく出る音です。換気用のファンが回転して発生させる音なので、特に故障ではありません。気になる場合は、換気運転を使わなければ解消します。

キュルキュルと異音が出たら、エアコン室内機の送風ファンにホコリやカビなどの汚れが詰まって動きが悪い可能性があります。フィルターを外して掃除しましょう。また、吹き出し口の羽部分であるルーバーを外して、送風ファンが汚れていないかも確認してください。

 

送風ファンにホコリがついていたら、歯ブラシのようなブラシでできるだけ取り除きます。送風ファンにカビが生えている場合は自分で外して掃除ができないので、エアコンの掃除業者に依頼しましょう。

カラカラした異音の場合は、室外機側のファンが不具合を起している可能性があります。ファンが劣化したか、内部のパーツが破損したか、何かしらの問題が疑われます。運転を止めてエアコン専門業者に点検を依頼しましょう。

ギギギギ・キーキーと何かが軋むような音が出る場合は、異音の鳴るタイミングが重要です。自動掃除の際に鳴るなら、フィルター掃除の機構に問題が起きている場合があります。フィルターが正しく装着されているか、故障が疑われないか、自動掃除の妨げになっているものがないかなどを確認しましょう。

 

ルーバーが動くときにキーキー・カチカチと異音が鳴るのは、ルーバーのギア・カムが原因の場合が多いです。この場合は、ルーバーの駆動部分に潤滑油を入れたり、駆動部そのものを分解・交換したりしましょう。専門的な装備と知識が必要になるため、業者に依頼して対処してください。

エアコンのコンデンサが不具合を起すとキーンとした音を抑えられません。コンデンサはエアコンの電子回路の制御装置で、電圧を安定させノイズを抑える作業に欠かせない重要な部品です。この場合はコンデンサの劣化の可能性が高いので、専門業者にエアコンの調査・修理を依頼してください。

カタカタ・ガタガタといった、洗濯機の脱水運転のような異音がする場合があります。原因は4つ考えられるので順に解説します。

 

【目次】

カタカタと異音がある場合、エアコンのコンプレッサーに不具合がある可能性が考えられます。コンプレッサーは圧縮により冷媒の温度コントロールする装置で、エアコンにとって心臓部ともいえる重要な部品です。 故障の原因は主に劣化による場合が多く、寿命は10年ほどです。

 

コンプレッサーが壊れると異音の他にエアコンが効かなくなるのですぐにわかります。コンプレッサーの部品交換になると、5~15万円とかなり高額です。修理代業者の見積次第では、買い替えも検討しましょう。

カタカタやガタガタとエアコンの運転スタート時に音がする場合は、電磁弁が開閉する音の可能性があります。電磁弁は室外機側にあり、冷媒を通過させたり遮断したりする役割を果たしています。電磁弁が開閉する際の異音であれば、構造上必要な音であり、故障ではありません

カタカタ音はエアコン室内機のフィルターやダストボックスが原因と考えられます。エアコンのフロントパネルを開けて、フィルターがしっかり設置されているか確認してください。

 

掃除をした後に、自動掃除機能のブラシの位置がズレていたり、フィルターがうまく取り付けられていなかったりする場合もあるので、きちんと設置しましょう。

カタカタ・カリカリといった異音がする時は、室内機内部にゴキブリ・カメムシ・カナブンなどの虫が入り込んでいる場合があります。ドレンホースを伝って内部に侵入したり、パテの隙間を潜り込んだりするのが主な原因です。

 

焦ってエアコンに直接殺虫剤をかけると故障の原因になるので、絶対にやめましょう。ハーブの香りを利用したスプレーをかけたりエアコン本体を軽く叩いて虫をできる限り追い出した後、内部のフィルターに掃除機をかけ水洗いし、しっかり乾かしてから取り付けて、エアコンを1時間程度送風運転しましょう。

 

虫の対処が苦手な方は、清掃業者に任せるのも1つの手です。その際に、虫の入り込んだ可能性がある個所を確認し、再度侵入しないように対処するのをおすすめします。パテをしっかり盛りなおしたり、ドレンホース用の虫よけグッズを試したりしましょう。

ジジジ・ジーといった異音はイオン発生機能やプラズマ機能がついているエアコンで発生する場合があります。これは、イオンを発生させる部品に電圧がかかる際に発生する音です。異音の原因が故障によるものかは簡単に確認ができます。

 

1日だけイオン発生機能を使わないようにして、翌日に異音が止まれば問題ありません。数日たっても異音が解消しなければ不具合や、漏電も考えられます。運転を中止してエアコン業者に点検と修理を依頼しましょう。

ガラガラと大きい異音がエアコンの室外機から確認できる場合は故障です。プロペラの回転部分やベアリングの破損が考えられます。自分では対処できない部分なので使用を停止し、エアコンの修理業者に依頼してください。

チリチリ音やバチバチ音が一定間隔で続く場合はやっかいなケースが多く、室外機にゴミが挟まっている場合が考えられます。自分で室外機を開けるのは感電の恐れもあり、たいへん危険です。この場合は室外機を分解して掃除をする必要があるので、修理業者に相談してください。

ウォンウォンと大きな駆動音が聞こえるときは、フィルターが目詰まりしたまま無理やり風を送り出そうとして音が大きくなっている場合が多いです。フィルターの状態を確認し、掃除機でホコリを吸い取り水洗いしましょう。

 

もう1つの原因は、モーターの振動です。モーター自体から音が鳴る場合と、家の構造に振動が伝わって異音が響く場合と2パターンがあり、周期的な異音が駆動中ずっと響きます。

 

モーターが正常であればほとんど音は気になりませんが、フィルター掃除で異音が収まらない場合は、アフターサービスに連絡してモーターの交換・取付け位置の見直しなどを適宜行い対処しましょう。

エアコンの室外機は外にあるため異音に気が付かない場合が多いです。常に外気にさらされた環境のため 小石・枯葉・虫などの異物が混入する場合があり、内部も汚れています。また、室内機のように自分で内部を定期的に掃除ができません。

 

そのため、室外機の方が先に故障する確率が高いといわれています。室外機に不具合がある状態で使い続けると深刻な状態になりかねません。 そうならないために、日頃から運転中に異音が発生していないかチェックする必要があります。

 

異音を確認した場合は次に紹介する室外機異音の種類でチェックをし、故障由来の異音かそうでないかを判断してください。

 

プシュプシュ 運転が切り替わる時の単純な機械音で故障ではない。
シュルシュル 冷房運転中の時に出る音でで故障ではない。
ガラガラ プロペラやコンプレッサーに問題が発生している可能性。修理依頼の必要あり。
ガゴンガゴン 内部の何処かが破損している可能性が高い。すぐに運転を止めて修理依頼の必要あり。
キュルキュル 金属がこすれるような異音はファンモーターの故障の可能性が高い。 修理依頼の必要あり。

日頃からエアコンの掃除を行っていれば、少なくとも汚れからくる異音は発生しなくなります。しかし、自分でできる掃除の範囲は非常に限られた部分なので、それ以外の内部の掃除はエアコンの掃除業者に定期的に依頼しましょう。

 

【目次】

フィルターの掃除を定期的にすれば異音が解決する場合が非常に多いです。自動掃除機能がついていても、あくまで補助的な機能と考えてください。エアコンを稼働する時間が長いほどフィルターのホコリは付着しているので、毎日エアコンを使う場合は1週間単位で掃除するのがおすすめです。フィルターの掃除方法は以下のとおりです。

 

  1. エアコンのカバーを開く
  2. 内部のフィルターを取り出す
  3. 掃除機でフィルターのホコリを吸う
  4. それでも汚れている場合には、中性洗剤で洗う
  5. フィルターの水分をしっかりおとして完了

 

以下の記事ではフィルター掃除について詳しく解説しているので、ぜひ併せてチェックしてください。

ドレンホースの掃除は掃除機を使うと簡単に詰まったゴミを取れるので、次の手順で行ってください。リンク先ではより詳しくドレンホースの掃除方法を紹介しています。

 

  1. ドレンホースの先端を上向きにして掃除機の筒形ノズルにはめる
  2. そのままの状態で5秒ほど掃除機で吸引する
  3. 掃除機をホースから外す
  4. ドレンホースの先端を下に向ける
  5. ドレンホースから汚れた水が排水されたら完了

上記で説明したフィルターやドレンホース以外の掃除は、プロのエアコンクリーニング専門の業者さんにお願いするのがおすすめです。エアコンは複雑な構造になっているので、素人では作業が難しい部分もあります。

 

自力で行うのも無理ではないですが、間違った掃除をすると故障のリスクがあるのでおすすめしません。確実にきれいに掃除するには、エアコン専門の知識や道具が必要なのでエアコンクリーニングを依頼しましょう。

 

エアコンクリーニングの価格相場は、約1〜2万円です。また、業者選びの際は「賠償責任保険に加入しているかどうか」「予約や連絡がとりやすく、アフターフォローもしてくれるか」「見積り金額が明確かつ価格相場に合っているか」をチェックして選びましょう。

エアコンの異音が自分で解決できない場合は、最終的にプロに見てもらうのが一番です。まずはメーカーのホームページで異音の解決方法をチェックし、それでも解決しなければサポート窓口に相談しましょう。

エアコンがダイキン・パナソニック・日立・シャープ・三菱のいずれかの製品であれば、各メーカーHPで異音に対する対処方法を記載しています。Q&A形式や動画付きのところもあるので、ぜひ参考にしてください。

エアコンの異音の原因が、故障の可能性が高いと判断した場合はメーカーのサポートに連絡しましょう。修理代は最低でも出張調査費がかかります。プラスで部品交換料・技術料など、故障原因によって価格に幅があるので、次の一覧表は見積り参考の目安です。

 

メーカー 出張修理費目安(別途税加算)
シャープ 10,000〜26,000円
ダイキン 8,400〜30,800円
パナソニック 7,000〜67,000円
三菱 7,000〜67,000円
日立 修理費は見積次第、別途出張料あり

一般的にエアコンの寿命は8年ほどの製品が多いですが、メンテナンスをしっかりすると10年くらい使えます。エアコンメーカーは、製造を終了してから6年間は部品を保有する義務があり、これを「補修用性能部品の保有期間」といいます。

 

その期間を過ぎると、修理に出したくても部品の在庫がなければ修理ができず、買い換えるしかありません。 エアコンを修理に出す場合は部品の保有期間かもチェックしましょう。

 

古いエアコンの場合は部品があっても修理代が高くつく場合が多いです。修理の見積もり金額によっては買い替えも検討する必要があります。

エアコンを買い替える場合は、よりいいものをなるべく安価で購入したいものです。以下の記事では、エアコンの選び方や購入のコツ、畳数別のおすすめエアコンをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

エアコンの異音に関して、音の種類と考えられる原因と対処法を解説しました。「 エアコンからの異音は何らかのサインかもしれない」と考えましょう。異音のトラブルをしっかり解決して、なるべく長く気持ちよく使ってください。