【カタカタ・ブーン】エアコンがうるさい原因| 室外機が急にうるさくなった!対策は?

エアコンの室内機や室外機がカタカタ・ブーンと急にうるさくなったと感じることはありませんか?エアコンのどこかに不具合が起きているかもしれません。本記事では、エアコンの音がうるさい原因や対策を徹底解説。コンプレッサーやモーター音など、パーツごとの原因もあわせて紹介します。

2022/09/30 更新

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日常生活を送る上で欠かせない家電がエアコンです。エアコンのおかげで、高温多湿な真夏も、寒さの厳しい真冬も快適に過ごせます。そんなエアコンですが、急にうるさくなったり、モーター音が気になるときがありますよね。

 

音がうるさいエアコン本体や室外機をそのまま放置すると、本体の寿命が縮んだり機器の故障につながります。異音の原因は複数あるため、どこに不具合が起こっているのかきちんと判断しなければならず、また気がついた時点で早めの対策が大切です。

 

この記事では、エアコンの稼働音がうるさい時の原因と対処法を音の種類や発生箇所ごとに解説していきます。音の静かなエアコンも紹介するので、ご家庭のエアコンの音が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

エアコンの音のせいで日中ストレスになったり、寝れない夜を過ごしたりする人もいますよね。その音の原因は故障でない場合がほとんどですここではまず、故障以外の原因を解説します。

 

【目次】

エアコン自体が古い場合、稼動音が大きくてうるさい傾向があります。エアコンの寿命はおよそ10年。モーターや機械部品が壊れていなくても、経年劣化で威力が落ちてしまい、過運転になり音がうるさくなるのはよく見られる現象です。

 

長く使っているエアコンは、メンテナンスの頻度にもよりますが寿命が近づいている可能性も考慮に入れましょう。買い替えを検討するのも選択肢です。エアコンの寿命や長持ちさせる方法については以下の記事で解説しています。

エアコンの能力が部屋の大きさに合っていない場合も、稼動音がうるさくなる原因です。たとえば、18畳の部屋に10畳用のエアコンを設置した場合、エアコンは常にパワーを最大にして運転するため風の音が大きくなります。

 

稼働音がうるさいばかりでなく、エアコン本体に負担がかかり各部品の消耗も早くなります。エアコンを購入する際は本来、設置する部屋のサイズに合ったものを選ぶ必要があり、適用畳数の確認が可能です。

 

使用する部屋の広さより余裕を持った適用畳数のエアコンかどうか、取扱説明書で確認しましょう。適用畳数について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてください。

エアコンの内部の汚れも、エアコンの音がうるさくなる原因です。特にフィルター部分にホコリが付着していると、吸引口が塞がった状態になり過剰な負荷がかかります。そのままだと稼働音が大きくなるだけでなく、エアコンが効率よく風を送り出せません

 

汚れが気になる場合は、フロントパネルを上げてフィルターの掃除をしましょう。ただし、フィルターの奥にある熱交換器や送風ファンなどの汚れは自分ではお手入れできません。業者に依頼して内部洗浄を行いましょう。詳しい掃除方法については、以下の記事で解説しています。

エアコンで暖房を使用中は、多かれ少なかれ必ず室外機の音は大きくなります。これは、冷房よりも暖房の方がパワーを使うため。特に「ブーン」と鳴る振動音が大きくてびっくりする人もいますが、振動音だけなら故障ではなく仕様と評価される場合がほとんどです。

エアコンが壊れている場合は音が大きいだけでなく、稼働音とは違う異様な音がします。エアコン室外機のモーターやサーキュレーターなどの部品が劣化したり破損したりすると、「キンキン」した音や「ガーッ」と響くような音も起こります。

 

その場合は早急に修理業者に依頼しましょう。その他にも故障のサインはいくつかあるため、判断する方法を後ほど解説します。

ここではエアコンがうるさい原因と対処法を、音ごとに分類して解説します。

 

【室内機・室外機の騒音対処法】

ここからは、室外機特有の音がうるさい原因を紹介します。室外機の音を放置していると、特に賃貸の場合はご近所同士のトラブルになります。原因を早急に確認しましょう。

 

エアコンの運転中は室外機が連動して稼働しています。エアコンを使い続けると室外機の固定箇所が緩み、設置台やブロックなどが振動している可能性もあります。振動音が気になる場合には接触している専用台やブロックの状態を確認してください。

 

正しく設置をしているのに振動音がする場合は、エアコン専門業者に調査を依頼しましょう。振動の原因が故障でなければ、接触面に「防振ゴム」を取りつけて振動を解消できる場合もあります。防振ゴムの設置をお考えの方は、以下の記事もご覧ください。

外気温の関係で、ファンやコンプレッサーの稼動音が大きくなる場合があります。室外機は冷房と暖房で作動する装置が変わり、冷房時に聞こえるのがファンの回転音、暖房時に聞こえるのがコンプレッサーの稼働音です。

 

暖房時は特にコンプレッサーへの負担がかかるため、「ブーン」と鳴る音がうるさいと感じる場合があります。しかし、これは故障ではなく振動からくるエアコンの特徴的な音なので問題はありません。少しでも音を抑えたい場合には、防振ゴムの設置により振動音を小さくできます。

室外機は野外に設置されているため雨風やホコリに晒されていますが、野ざらしの状態でも問題ないように設計されています。簡単に劣化はしませんが、ある程度の年数使用しているとパーツが劣化します。見た目で判断するのは難しいので、業者に点検を依頼しましょう。

新品のエアコンではなく、使用して数年経ったエアコンで「キンキン」「カラカラ」などの金属音がなる場合は要注意。室外機の経年劣化で内部バーツが破損している可能性があります。早急に修理業者に連絡してください。

エアコンの稼働中や運転を中止にしている時、「ポコポコ」と頻繁に聞こえてくると気になりますよね。「ポコポコ」音は主にドレンホースが外から空気を吸い込む時に出す音です。ドレンホースはエアコンの冷房運転で発生した結露水を外に流すためのホースになります。

 

ドレンホースが外の空気を吸い込むと、本来は排出されるべき結露水が逆流し、「ポコポコ」音が発生するのです。 「ポコポコ」音は窓を開けて室内外の気圧を調整すると解消されます。

 

さらに対策をしたい場合は、自分で「エアーカットバルブ」を取りつけても簡単に解決できますよ。次の記事ではその他にも、さまざまな対処法を紹介しています。

室外機本体の汚れも雑音の原因です。エアコンの室外機は野外に置かれているため、どうしても砂埃や枯葉が詰まりやすく、それらとフィンの干渉が音を立てます。また、室外機の裏側にあるフィルターは特に汚れやすいです。砂やホコリの詰まりによって異音が出るだけでなく、空気循環を妨げてエアコンの効きが悪くなるので、定期的に掃除をしましょう。

 

室外機の周辺に置いてあるものも異音の原因になります。排気口が塞がれてうまく空気が排出されず、余計にモーターを稼働させて大きな音を立てます。そのため、室外機の周りには物を置かないようにしましょう。

次に室内機のうるさい原因と対処法を解説します。

 

エアコンの稼働中に室内機から「キュルキュル」「カタカタ」と音が聞こえる場合は、内部のフィルターのホコリによる目詰まりで発生している場合が多いです。また、送風ファンやアルミフィンが汚れていると「ゴーゴー」と音がします。その場合、自分でフィルターの状態を確認し、ホコリやカビなどがあればフィルターの掃除をしてください。掃除方法は以下の通りです。

 

  1. フィルターの表側から掃除機をかけてホコリを吸い取る
  2. フィルターをシャワー洗浄する(必ず裏側から水圧でホコリを押し出す)
  3. よく乾燥させてからエアコンに設置する

 

フィルターの目詰まりが原因であれば、気になる音は解消されます。それでも解消されない場合は、メーカーのサポートサービスに相談して対応を依頼しましょう。次のリンクではエアコンの「カタカタ」音の原因について詳しく解説しているので、こちらも合わせてご覧ください。

エアコン内部の熱交換器は、熱と冷気によって膨張したり、あるいは氷が溶けたりするため、そのときに「ミシッ」や「パキッ」のような音が響く場合があります。いずれも故障ではありませんので心配は入りません。

エアコンの掃除といっても、自分でできる範囲は限られていますよね。

 

  • 室外機の外から届く範囲の掃除
  • ドレンホースの先端の虫の死骸やゴミの撤去
  • 室内機のルーバー付近と届く範囲の熱交換器

 

これらは自分でも手が届くため、メンテナンスが可能です。しかし、本格的なクリーニングは専門業者に任せたほうが無難です。

上述した通り、メンテナンスを怠っていると汚れが原因でエアコンの性能が低下しますが、自分で掃除できる範囲は限られています。お手入れができないエアコンの内部や、室外機の中に汚れが溜まっている場合は、専門業者にメンテナンスの依頼が必要です。

 

その際は個人業者ではなく、メーカーのサポートセンター経由で派遣を依頼しましょう。エアコンの音の対処以外にも、パーツ交換が必要だったりさまざまな不具合が起こったりしているのを発見した場合、技術と補償で安心できるのはメーカー派遣の技術者です。

エアコンはうるさくとも故障と判断されない場合が多いです。具体的にはいくら経年劣化していようとも、「暖房」「冷房」のどちらかに不具合を生じない限りは、根本的な故障とは判断されない場合が多いです。そのため、修理見積もりを頼んでも徒労となる覚悟が必要です。

 

しかし、室外機の音に「キンキン」「カラカラ」といった異音が混ざる場合は、早急に業者に調査を依頼しましょう。故障している場合は、ファンやコンプレッサーそのものを交換する必要がある場合もあります

あまりにも異音がひどい場合はエアコンを買い替えてしまうのも1つの手です。交換が必要な場合を以下で紹介しますので、該当する方はぜひ交換を検討してみてください。

どのエアコンにも適用畳数があり、部屋のサイズに適していないエアコンを使用すると、うるさいだけでなくエアコン本体への負荷も大きくなってしまいます。交換する際は製品の適用畳数をよく確認し、部屋に合うものを選んで異音を防止しましょう。

エアコンの寿命は一般的に10年とされています。たとえ機能自体に問題がなくても、長年の使用により劣化して稼働音が大きくなっている可能性があります。使う頻度や環境などによっては10年以内でも劣化する場合があるので、あまりにも改善しない場合は交換を検討しましょう。

音の静かなエアコンメーカーを知りたい人も多いですよね。しかし、エアコンの音は風量によっても大きく変わり、メンテナンス状態にも左右されるため、一概にどこのメーカーが静かとは言い切れません。

 

しかし、エアコンごとに基準となる静音性は表記されています。以下に各メーカーのエアコンの稼働音の大きさを表にしたので、参考にしてください。

メーカー 型式 室内運転音 室外運転音
パナソニック CS-X228C(CS-228CX) 55dB 54dB
富士通 AS-Z22H 56dB 57dB
シャープ AY-H22X 57dB 55dB
ダイキン S22VTRXS(AN22VRS) 57dB 58dB
三菱重工 SRK-22RW 61dB 57dB
日立 RAS-W22H 63dB 56dB

 

表にはまとめましたが、エアコンの稼働音と室外機の異音はまた別の話になります。たとえば、パナソニックエアコンの室外機は新品でも金属が擦れるような音が鳴りやすく、メーカーに問い合わせても仕様とされる場合が多いです。

 

さらに、基本的にエアコンは馬力(kW)が大きいほど静かな傾向があります。エントリーモデルはうるさいくても、フラッグシップモデルかつワンサイズアップにしたら静かになる場合もあります。

エアコンの稼働音がうるさい原因は、本体の汚れや各部品の劣化による部分が大きいです。異音を放置していると、さらなる不具合や故障の原因になりかねません。この記事で紹介した対処法を参考に、普段のお手入れの参考にしたり業者への問い合わせへと繋げたりしてください。