エアコンのコンプレッサーが故障した!原因・症状・確認方法を解説【修理費用は?】

エアコンの効きが悪いとき、コンプレッサーが故障している可能性があります。この記事では、エアコンのコンプレッサーの役割に触れ、主に故障の原因・症状・故障の確認の仕方・故障を未然に防ぐためのメンテナンス方法や修理費用について解説していますので、参考にしてください。

2022/09/22 更新

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家庭用エアコンやカーエアコンにおいてコンプレッサーは空気を圧縮する機能があり、それによって生まれる温度変化などを利用しながら空気を冷やすのが特徴です。そのため、コンプレッサーに異常があると風は出ているのに涼しくない、また製品によってはエアコンそのものが動かないなどのトラブルに繋がります。

 

このようにエアコンの効きが悪い場合はコンプレッサーが故障している場合もあるため、日頃からエアコンの効きや調子などを確認しておくのが大切です。家庭用のエアコンだけでなく、車のエアコンも同様にチェックしておきましょう。

 

この記事では、エアコンのコンプレッサー故障の原因や、故障の確認の仕方を解説しています。また、家庭用エアコンとカーエアコンそれぞれの修理費用などについても詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

エアコンのコンプレッサーを故障から回復させるには原因について知る必要がありますが、家庭用エアコンとカーエアコンでは原因が異なります。ここでは、それぞれのコンプレッサーの故障の原因・症状について解説します。

家庭用エアコンの場合、故障の原因は主に日頃の手入れ不足です。ゴミ・埃・カビなどがエアコン内部に蓄積したり、室外機が雨風に晒されたりなどの負荷が原因で故障に繋がります。

カーエアコンの場合は、コンプレッサーのほかにコンデンサー・エキスパンションバルブ・エバポレーターといった冷媒ガスが循環するエアコンの機構のどこかに詰まりや破損などの不具合が生じて、コンプレッサーの故障に繋がる場合が多いです。

ここでは、エアコンのコンプレッサーが故障しているか確認する方法について解説します。エアコンの調子を日頃から気にかけるようにしておくと万が一の場合でも早めに対応できるので、ぜひ参考にしてください。

エアコンのコンプレッサーが故障している場合、室外機から異音が鳴る場合があります。正常に稼働している際には聞こえないような、カチカチ・カタカタといった異音がする場合は、コンプレッサーの故障が原因の可能性が高いです。普段からエアコン稼働時の音を確認しておくようにしましょう。

音で確かめる以外の方法として、エアコンの室内機に電流測定器を繋げて電流を計測するとった方法もあります。室内機内部にある端子にケーブルを繋いで計測しますが、その際に正しく電流が流れていないなどの異常がある箇所がある場所は、故障の可能性が高いです。

 

電流測定器はホームセンターやネットショッピングなどで簡単に手に入り、値段も数千円程度で購入できるため、1台持っておくのもおすすめします。

コンプレッサーが故障している場合、修理・交換が必要になります。コンプレッサーはエアコンの構造の内部にダイレクトに関わり、専門の技術を持たない一般の方のDIYは無理と考えるのが妥当です。この場合、業者に依頼しましょう。

家庭用エアコンの場合、一般的にエアコンのコンプレッサーの修理費用は10万円を超えるケースが多いです。そのため、購入してからどの時期にコンプレッサーが故障したかによって、修理や交換よりもエアコンの買い替えの方がお得な場合があります。

購入後からメーカーの保証期間内であれば、保証の範囲で修理・交換をできるので問い合わせてみましょう。ただし、メーカーが想定していないような使用法でエアコンのコンプレッサーが故障した場合には保証の対象外になる場合もあります。

購入から7年未満の場合は、修理・交換と買い替えを比較検討してみてください。エアコンはメーカーで部品の保有期間は10年が一般的で、寿命も10年と言われています。そのため、10年を目安に新たなエアコンへの買い替えも検討してみるのもおすすめです。

カーエアコンの場合は、業者に依頼して修理・交換するようになります。コンプレッサーの修理・交換の費用は、5万円~10万円が相場です。

修理・交換の依頼は、カーディーラーや整備工場に依頼するようになります。カーディーラーの場合は、外注で修理依頼をするためその分費用が上乗せされます。そのため、直接整備工場に相談・依頼した方がお得です。

オンラインでリビルト品のコンプレッサーを購入して整備工場に持ち込んで依頼し、修理費用を安く抑える方法があります。リビルト品とは、部品の問題のない箇所はそのままに、問題のある箇所を新品にして組み合わせてオーバーホールした再利用品です。

 

リビルト品自体が安価で、また近年「持ち込み修理OK」を掲げる整備工場も増えてきていますが、その際は必ず事前にその旨を整備工場に伝えましょう。リビルト品の選択は自己責任です。

 

また、不具合が生じた時に問題が部品にあるのか整備にあるのか責任の所在が曖昧になり、大きなトラブルに発展するリスクを含んでいるといったデメリットも認識しておく必要があります。

エアコンのコンプレッサーが故障しないよう、長く使用していくために大切なポイントについて、まずは家庭用エアコンについて解説します。※カーエアコンについては後述します。

 

 

家庭用エアコンでは、室内機では埃や汚れが蓄積しないよう定期的な清掃を、室外機では加えて外からの雨風やゴミなどから可能な限り保護して、コンプレッサーに負担がかからないようにするのが重要です。

エアコンの室外機は、風雨・積雪・風で運ばれる埃やゴミなどの影響を受けにくい場所に設置されているのが望ましいですが、室外機のカバーを付けるとコンプレッサーの保護効果が高まります。

エアコンの室内機・室外機ともに、内部に入り込んだ埃やゴミなどによって冷暖房効率が下がったり、コンプレッサーを含む各機構への負担が蓄積したりする原因につながるので、定期的にゴミや汚れを取り除くのが大切です。

 

【目次】

エアコンのカバーを開けて最初に現れるプレフィルターは取り外しが可能なので、埃やゴミが溜まっていたら掃除機などで除去します。水洗いした場合には十分に乾燥させるようにしましょう。

プレフィルターより奥にある金属板が並んだような構造のフィンのクリーニングは、歯ブラシなどを使って埃や汚れを取り除きます。エアコン洗浄スプレーについては、「洗浄しきれずカビが生じやすくなる」「結果的に不衛生な状態になる」といった意見もあるため、レビューを参考に商品を選ぶか、水洗いでの掃除をしましょう。

 

また、洗浄スプレー使用時はフィンの露出やエアコン周辺の養生、フィン洗浄後の乾燥には十分に気をつけましょう。

室内機よりも技術的に難易度が高いエアコンの室外機ですが、室外機回りや吹き出し口、フィンなどは自分で洗浄が可能です。目に見える埃やゴミを取り除き、フィンは室内機同様に歯ブラシなどで隙間のゴミや埃を取り除くようにしましょう。

エアコンの室内機や室外機のクリーニングは技術的な作業になりますので、業者への依頼をおすすめします。費用は業者によってかなり差がありますが、家庭用エアコン1台のクリーニング費用は9,000円~1万3,000円で、室外機はそのオプションで4,000円~5,000円が相場です。

カーエアコンのメンテナンスとは、主にエアコンガスのとコンプレッサーオイルの補充・入れ替えです。業者に依頼する場合とDIYで行う場合があります。

 

一般的な車のカーエアコンのガス補充は資格不要ではあるものの、作業ミスによって火傷や失明など重大事故につながるリスクもあるため、DIYはおすすめできません。

 

DIYについては本記事だけではなく、さまざまなサイトや経験者に相談するなどして、所有している車の特性やカーエアコンの仕組み、冷媒の種類や技術的な事柄などよく勉強し、それでも不安なら迷わず業者に依頼するようにしましょう。

 

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エアコンガスはカーエアコンにおいて冷媒の役割を果たしています。車の振動によってガスが微量に漏れて減少していき、エアコンの効きが悪くなっていきます。

エアコンガスとガスの補充に必要なチャージングホースと合わせて3,000円~4,000円が費用相場になります。これより基本的な手順について解説しますが、あくまでも参考です。

 

重複しますが十分に知識を得た上で、とくに初めての方は必ず経験者と一緒に行うなど1人で作業しないようにしてください。

 

【目次】

アイドリング状態でエアコンの風量をMAXにしたとき、エンジンルーム内のサイトグラスから白い泡が勢いよく出てくるようであればガスの補充が必要です。

チャージングホースのピンがある側を購入したエアコンガスにセットしますが、この時点で針が出ている場合はピンを回して針をしまっておきます。そしてもう片方のホースを車の低圧側カプラーにセットし、チャージングホース内の空気抜きのために、ガス缶側を緩めて空気を抜きましょう。

セッティングが完了したら、エアコンガス側のホースのピンを回して針を出してガス缶に穴を開けてガスの注入を開始します。注入量はチャージングホースのメーターで確認し、ピンを回して注入量を調節しましょう。

 

エアコンガスの補充は、エアコンの風量をMAXの状態にしてメーターやサイトグラスの状態を見ながら少しずつ補充してください。

コンプレッサーオイルは、カーエアコンにおいて主に潤滑油としての役割を果たし、車種によって規定量が決まっています。不足するとエアコンの効きが悪くなったり、最悪焼損したりしてしまう場合もあるので気をつけましょう。

 

コンプレッサーオイルはエアコンのガスが流れるパイプの中に一緒に入っているため、DIYでの補充の作業手順はガス補充と同様になります。こちらも冷媒や車種の特性を理解し、経験がある方以外は基本的に業者に依頼した方が無難です。

エアコンのガス補充を業者に依頼する場合の費用は8,000円、オイル交換では1万円が相場になりますが、プロにやってもらえる安心感があるためおすすめです。経験が知識がなく自信がない方は迷わず業者に相談しましょう。

ここからはエアコンのコンプレッサーを長持ちさせるため、メンテナンスに必要なグッズについて紹介します。ぜひ参考にしてください。

アース製薬

らくハピ アースエアコン洗浄スプレー 防カビプラス 無香性 [420mLx2本]

価格:752円 (税込)

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

家庭用エアコンのフィンをDIYでクリーニングする際に役立つスプレーです。洗浄効果に加え防カビ・除菌・消臭効果もあり、ユーザーレビューでも高評価の多い洗浄剤ですが、購入前には一度クリーニングについてエアコンの取扱説明書を確認するといいです。

商品名
らくハピ アースエアコン洗浄スプレー 防カビプラス
内容量
1本につき420ml
液性
中性
CREEKS PRO

かぶせるだけでらくらく洗浄!エアコンフィン?ファン洗浄カバー シート エアコン掃除用 CREEKS PRO (小~中)

価格:2,250円 (税込)

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

洗浄剤のエアコン内部に残留しないよう、水で洗い流す際に便利な掃除用シートです。クリーニングの際に周囲の壁や床に汚水が飛び散らないように保護し、排水ホースから汚水を流せます。

商品名
かぶせるだけでらくらく洗浄!エアコンフィン?ファン洗浄カバー
サイズ
最小外周140~最大320cmまで、奥行き約50cm。6畳用エアコン程度
アイリスプラザ(IRIS PLAZA)

アイリスプラザ 室外機カバー アルミ製 エアコン室外機カバー ASC-DB ダークブラウン 奥行38×高さ73×幅90cm

価格:6,980円 (税込)

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

風雨や積雪から守り、エアコンの室外機周辺の美観も整える室外機カバーです。室外機カバーにはさまざまな素材がありますが、アルミ製の特徴は耐久性や耐腐食性に優れている点です。天面にはプランターなども置けます。

商品名
アイリスプラザ 室外機カバー
重量
約4.5kg
YIYI

YIYI エアコン ガス チャージ ホース メーター付 R134a とカーエアコン用冷媒 (200g) HFC-134a セット

価格:2,420円 (税込)

※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

カーエアコンの補充用のエアコンガスとチャージングホースのセットです。商品の評価自体は高いですが、購入前・補充前にカーエアコンメーカーのマニュアルを必ず読むようにし、安全に補充するよう心がけてください。

商品名
YIYI エアコン ガス チャージ ホース メーター付 R134a とカーエアコン用冷媒 (200g)
冷媒ガス
R134a

ここまで、エアコンのコンプレッサーについて故障時の対応やメンテナンスに重きを置いて解説しました。DIYで費用を安く抑える方法もご紹介しましたが、不安な方は業者に依頼しましょう。費用と安全のどちらを優先するか、慎重に考えて判断してくださいね。