【2020年版】エアコンが故障した?故障の前の兆候や修理方法を解説!

毎日使うエアコンが不具合を起すことがあります。これが極暑の夏であると冬場よりも大変ですね。エアコンが故障かな?と思った時の対処法を知っておくといざという時にあわてないですむでしょう。エアコンの故障で、最初にすることから修理の依頼をするまでを段階をで説明します。

使用中のエアコンの電源がつかない、稼働しない、 効きが悪い、というような症状の場合はエアコンの「応急運転」をすることで故障なのかどうかが確認できます。 エアコンの故障が疑われるなら、まずこの応急運転をしてみましょう。

「応急運転」でエアコンが故障しているか確認

応急運転はメーカーごとに方法に違いがあります。各メーカーの応急運転をチェックするようにしてください。次の手順は応急運転開始方法の一例として参考にしてください。ダイキン製エアコンの応急運転は、以下の方法で開始することができます。

①エアコン室内機本体の右下にある「運転/停止」ボタンを5秒押す。
②「自動運転」が開始することを確認する。
③再度「運転/停止」ボタンを押す。
④エアコンが停止することを確認する。

ダイキンの応急処置は、15分後に自動で切れます。

「応急運転」で正常なら故障以外の可能性

応急運転を行って動作に問題がなければ、エアコン自体の故障ではなく、別の要因が考えられます。故障と間違えるポイントを次にあげていますので確認してみましょう

電源の抜けやブレーカーが落ちているかも?

リモコンを押しても電源がつかない場合はコンセントから抜けていないか確認してください。節電対策で電源を抜いていることがたまにあります。他にも、停電直後などでブレーカーの上げ忘れで電源が入らないこともあります。故障ではないので、そのあたりを確認しましょう。

 

エアコンの設定温度よりも室温が低い、または高い

エアコンが稼働しているのに暖い風が出ない、または冷たい風が出ない場合があります。エアコンは部屋の設定温度に達すると停止に近い静かなモードで稼働します。この場合は故障ではないので、エアコンの設定温度と実際の室温を確認してください。

たとえば冷房運転で、エアコン設定温度を28度にしたときに室内温度が27度だとエアコンは常温の風をおくる送風状態になります。

冷房時に障害物の影響で室外機が停止している

エアコンの冷房運転が停止したり、冷たい風が出ない、冷房が効きにくいといった症状の場合、まずは室外機をみてください。冷房運転では室外機は熱い空気を外に放出する役割があります。もし室外機の周りに植木鉢などの障害物があると、 熱い空気がじゅうぶん放出できない可能性があります。

そのため故障でもないのに、冷房機能の効率が落ちてしまい、冷たい空気がおくられないことがあるのです。もし、冷房運転に不具合があると感じたときは、 室外機の周りをチェックして障害物を排除してください。

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「応急運転」で異常なら故障の可能性

応急運転で異常が発生した場合は、やはりエアコンが故障していると考えられます。「異音がする」「エアコンが勝手に止まる」「エアコンのタイマーが点滅する」など様々な故障原因や対処法に関してはメーカーごとに設けているお客様サポートなどに連絡して相談し、修理の依頼をすることになります。

「応急運転」でも異常が発生していてエアコンが故障している疑いが強くなりました。それでは具体的にどういう症状が多くあるのか見ていきましょう。

エアコンの電源が入らない

エアコンの電源プラグが入っていてブレーカーも落ちていないのにエアコンの電源が入らない場合は故障のサインである可能性が大きいです。また、リモコンの電池切れでもないのに電源がつかない場合は、リモコンの故障や・センサーの故障なども考えられます。

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エアコンがすぐ止まる

エアコンを起動させてからどれくらいで止まるかによって、とるべき対処も変わってきます。そのためエアコンが止まるまでの時間を計っておき、それをエアコンの状態を知る手がかりにするといいでしょう。

 

スイッチを入れて3秒ぐらいで止まる

エアコンには制御装置であるマイコンが搭載されています。マイコンの誤作動が発生して 3秒ぐらいで止まってしまうことがあります。 一度エアコンのコンセントを抜き、 3分後にもう一度コンセントを入れて確認してください。 それでもすぐに止まる場合は マイコンの室内基板不良が故障の原因だと思われます。

3分ぐらいで止まる

エアコンを起動してから3分ほどで止まったときは、コンセントを抜き3分ぐらい放置します。そのあと再度エアコンのスイッチを入れて室外機を見てください。 室外機のファンが回りはじめても、コンプレッサーが稼働すると急に止まることがあります。

この場合はコンプレッサー、もしくはコンプレッサーをコントロールしている ICやプリント基板の故障が考えられます。ちなみに、ファンとは室内機にも室外機にも搭載されている送風機器のことです。コンプレッサーは室内から送られた空気を圧縮して室外に放出する役割をしています。

 

 

5分、10分ぐらいで止まる

冷房運転の場合に起こりやすい故障の症状です。エアコンを起動したら室外機をチェックしてください。正常な場合は、室外機のファンが回ってからコンプレッサーが稼働をはじめます。

もしコンプレッサーが稼働している時に室外機のファンが止まるのなら室外機のファンモーターとプリント基板が壊れていると考えられます。ファンモーターなどが壊れたままで稼働しているため、熱を放出できずに5分~10分で室外機が高温になるため、保護装置が作動してエアコンが停止します。

30分以上で止まる

エアコンが正常に稼働して冷風が出てきても30分ぐらいで止まることがあります。この場合は室外機の放熱不良の可能性が高いです。放熱不良は室外機の前や後ろに障害物やゴミなどがあると起こりやすい現象です。

室外機の周りの風通しをチェックしてください。とくに室外機周りに障害物もないのに止まる場合はセンサーの故障やプリント基板 の異常が起こった可能性があります。

エアコンの冷房や暖房が効かない

エアコンは冷媒ガスがないとただの箱で、まったく機能しません。冷媒ガスはエアコンから放出される空気を冷却したり温めたりする役割があります。 その冷媒ガスが漏れ出して足りなくなっている可能性が高いです。

ガス漏れはガス用配管の損傷や、もともとの施工の仕方が悪い場合に起こります。業者に依頼して内部の調査と修理をする必要があります。

エアコン室内機が水漏れしている

エアコンの水漏れの原因は、水を排出するドレンホースに問題があると考えられます。冷房運転中に空気中の水分が結露となり、その水滴がドレンパンという受け皿にたまります。それを外へ排出する役割がドレンホースです。

夏に室外機から水がホースを伝って流れ出すのを見かけますが、あれは室内機から出た結露水です。ドレンホースが何らかの理由で損傷したり割れてしまうと水漏れが起こる原因になります。

その他にもドレンホースがホコリや虫の侵入などで詰まることがあり、水の流れが悪くなって水漏れが発生します。ドレンホースの交換や詰まりの調査を業者に依頼する必要があります。

 

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エアコン室内機から異臭がする

エアコンの風に異臭がする場合は、内部にカビが発生している可能性が高いです。エアコンの中は湿度があり、ホコリの汚れがたまるため、カビなどの雑菌の温床です。ドレンパンやドレンホースも同じような環境のため、カビが生えやすくなっています。

こうなった場合は臭いのもとであるカビ菌除去のためにエアコンを丸ごと洗うしかありません。内部洗浄、もしくはさらにネジ1本まで徹底的に洗うオーバーホールに出すことです。

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フィルターの自動清掃機能が作動しなくなった

最近はほとんどのエアコンにフィルター自動掃除運転の機能が備わっています。エアコンが一定時間稼働すると自動でフィルター掃除をする便利な機能です。しかし、この機能ではてっぺんの吸引口付近まで掃除ができません。

ホコリの多さが原因で自動掃除運転が機能しない場合があります。月に1、2回はフィルターの掃除や、内蔵されているホコリ取りのブラシをチェックして清掃することが必要です。

 

 

 

タイマーが作動しなくなった

エアコンのタイマーをかけていても作動しない場合は2つ考えられます。タイマーはエアコン室外機のコンプレッサーに関連しているので、コンプレッサーの故障が原因でタイマーが作動しない場合があります。また、エアコンが正常に稼働しているなら、タイマー自体の不具合が原因かもしれません。

その場合はエアコンとリモコンを再起動させ、改善することがあるります。ダメな場合はメーカーのお客様サポートに相談しましょう。

エアコン内部で異音がする、または音が大きい

エアコンはポコポコする音やブーンというような運転音がするものです。しかし、あきらかに以前とは違う音に気が付いたら不具合が起きていると疑うべきです。室外機から「ガラガラ」「コンコン」という音がしたら小石などの異物が入ってモーターにぶつかっている可能性があります。

危険なのは耳障りな「キーン」という音や「カラカラ」、「キュルキュル」といった回転音です。コンデンサーの経年劣化やモーターが故障している可能性があります。修理を依頼するときに実際にスマホで聴いてもらうとよりわかりやすいでしょう。

カタカタとエアコンから異音が聞こえたらまずはこれを確認 原因と対処方法

エアコンからゴキブリが出てきた?またはエアコンにゴキブリが入った?ショッキングな出来事ですが叫んでいても1㎜も対処法になりませんよ。ここは一つ落ち着いて対処していきましょう。

なぜ入る!侵入経路とは?

ゴキブリがエアコンへ侵入するための経路は、主に以下の3箇所です。

①ドレンホースからの侵入
②壁に開けた配管用の穴からの侵入
③玄関や窓の隙間からの侵入

ドレンホースからの侵入を防ごう

エアコンへの侵入経路で多いのが、エアコンの結露水を室外へ排出するドレンホースです。ドレンホースは外の地面についていて、ホースの直径が15mmほどのため、虫が簡単に入り込んでしまいます。

その上ホースはエアコン室内機と直接つながっているため、ドレンホースの中を伝って中に入り込みます。ドレンホースからゴキブリや害虫の侵入を防ぐには「防虫ドレンキャップ」 が有効です。安心するためにも取り付けることをおすすめします。

 

配管用壁穴からの侵入を防ごう

エアコンの設置では壁に穴を開け、配管を通して室内機と室外機がつながる作りです。ドレンホースも壁の穴から室内機側に出されています。壁の穴はパテで隙間を埋めて害虫の侵入を防ぐ効果があります。

ただし何年も経過するとエアコンパテが固くなり、隙間ができることがあるので注意が必要です。また、作業者が丁寧に穴埋めをしないと隙間ができ、害虫が穴から部屋に侵入することもありえるでしょう。自分で修正するには必ずゆっくり固まる、エアコン用の油性パテを使ってください

 

窓や玄関隙間からの侵入を防ごう

ゴキブリは一般的に3mmの隙間があれば侵入できると言われています。そのため、玄関や窓のほんの少しの隙間から簡単に侵入してきます。玄関や窓などの隙間からの侵入してきた害虫退治にはブラックキャップを使うのが有効ですよ。

ブラックキャップは毒餌タイプのゴキブリ駆除で食べたゴキブリから、巣にいる卵までまとめて退治することができます。玄関や下駄箱の中、 窓際やエアコン室外機の近くに置くと効果的です。

スプレー殺虫剤はエアコンの故障の原因になる?

エアコンが故障する直接の原因は、ゴキブリではなく「殺虫剤」の不適切な使用によるものです。 久々にエアコンの電源を入れたら中からゴソゴソと出てきました!そんな時、つい殺虫剤を直接エアコンにかけてしまいがちです。

エアコンの機械部分にスプレーがかかり、故障の原因になることがとても多いのです。また、殺虫剤がエアコン内部に付着した状態でエアコンを運転すると、殺虫剤の成分が部屋じゅうに回ります。かなり不快ですし、健康にも良くないでしょう。

ゴキブリが中に入っている間はエアコンの稼働もできません。中で潰されて、ゴキブリのが原因でショートする危険があるからです。ブラックキャップでおびき出しても、中に戻って死んでいる場合もあります。こうなったらプロに頼んで内部洗浄するしか方法はないでしょう。

エアコンの購入先が家電量販店であったり、近所の電気屋さんやネット購入の場合もあるでしょう。修理を依頼するにあたって、スムーズに進めるためのポイントがあります。それでは具体的にどうすればいいのでしょうか。

まずは保証期間をチェック

まずはメーカーの保証期間内であるかどうか調べてみましょう。一般的にメーカーの保証期間は1年間です。故意に壊したのでないなら期間中の故障はただで修理や部品交換に応じてもらえます。

エアコンを家電量販店で購入した場合は延長保証が設けられています。エアコンのように高額な家電は、メーカーの提示する一年保証だけでは心配なため、加入するのが一般的です。家電量販店によって保障の長さや内容はさまざまです

3年、5年、7年、さらに10年のところもあります。ただ、修理費は自己負担でポイントで戻るとか、修理の上限額が設けられているとか条件付きが多いです。年数によって保証割合が変わることもあるので100%保証するかどうかは確認が必要です。

エアコンの修理はどこに依頼するべき?

エアコンの修理を依頼するのはメーカーが一番近道です。何よりもメーカーが技術や知識、経験が豊富だからです。不具合の症状から、予測して交換するパーツもすぐに用意してくれます。近くの電気屋さんや購入した量販店などに依頼するよりもスピーディですよ。

メーカーの保証期間中なら出張修理費や部品交換などもすべてただになります。各メーカーにあるサポートサービスに連絡すると、日程やおおよその見積もりなども算出してくれます。

エアコンの品番を正確に伝える

修理を依頼する場合、エアコンの機種を明確に伝えてください。取扱説明書があると思いますが、複数の機種品番がまとめて記載されていることが多いようです。どの品番であるかわからない場合は、エアコンの室内機の右下に貼ってあるメ-カーのシールを見れば品番がわかります。 

 

エアコンの不具合の症状を具体的に伝える

エアコンの不具合を具体的に説明できるようにしましょう。なるべく詳しく状況が伝わるようにしてください。メーカーのお客様サポートセンターからエンジニアに症状を伝えることで、故障の原因の予測を立ててもらえます

あらかじめ修理に必要な交換パーツ類を用意することができ、1度の出張修理で解決するかもしれません。もし2回の出張修理になったとしても、メーカーは2回目からは出張経費を取らないことも多いです。

エアコンは毎日の生活に欠かせない便利な家電です。使う頻度が多いほど必ず不具合も起こりやすくなります。突然モーター音が大きくなったり、異臭がしたり、特に夏場に冷房が効かなくなるような故障が発生します。

猛暑に突然故障して、修理になかなか来てくれない悲惨な状況になることもありえます。それを回避するには普段からメンテナンスを怠らないようにすることです。室内機、室外機ともに2年に1回はプロによる洗浄やメンテナンスを行いましょう