Lenovo ノートパソコン Legion 570i

まずは早速Legion 570iの口コミをチェックしていきましょう。悪い口コミでは付属品である電源アダプタのサイズ感に関する指摘が多く見られます。そのほか、ファン音やメモリカードスロットに関するものもあり、具体的な口コミを以下に紹介します。

• 電源アダプタだけで0.5kg以上、サイズもレンガ並
• 持ち運びには疲れてしまう重量感
• 据え置き型として選ぶか体に負担のかかりにくいリュック型のバッグを活用しよう

電源アダプタが大きく、本体重量と合わせて持ち運ぶとなると3kgの重量負担がある点がマイナス評価として目立ちました。重さだけでなく電源アダプタのサイズ自体もレンガのような大きさと評されており、持ち運びや収納性で不便と言わざるを得ません。

対策としては、オフィスまたは家庭での据え置き用として活用したり、短い距離での持ち運びに使う想定で選びましょう。また、どうしてもある程度の距離を持ち運ぶ場合はバランスが良く体幹に負担をかけにくいリュック型のバッグを活用するのも一つの工夫です。

• ゲームや動画編集時のファン音が大きい
• 家庭やオフィスで作業する分には問題にならないケースも
• 対策するなら冷却台の使用・ファン回りの清掃・専用ソフトの活用など方法がある

ファン音については意見が分かれるところですが、少なからず「音が気になる」と感じているユーザーも散見されます。特に負荷の大きい動画編集やゲーム時において、音が大きくなると感じている方が多いです。

いくつか対策はあり、冷却台の使用・必要なソフト以外は閉じる・ファン回りの掃除・専用ソフトで回転を制御などが考えられます。ただしゲームや動画編集作業を家庭やオフィスで行う分には問題にならないケースの方が多く、問題意識を感じてからの対策でも遅くはありません。

• SDカードスロットは非搭載
• 外部のデータを取り込みたい時は外付けのSDカードリーダーが必要
• 選ぶ際にはSDカード以外のメディアにも対応した製品がおすすめ

インターフェースとしてSDカードスロットがない点が不便だとする指摘もありました。用途次第ではさほど気にならない方もいますが、動画編集や写真加工をする方にとっては確かにSDカードスロットがあった方が便利です。

これに関しては、外部のデータを保存したい時には外付けのSDカードリーダーを活用する以外に方法はありません。価格自体は1,000～2,000円前後と安価ですが、せっかくならMicro SDやCFカードにも対応した製品を選ぶとより可能性が広がります。

もちろん悪い口コミばかりではありません。むしろ性能面や使いやすさの点で良い口コミの方が圧倒的に多いです。以下にLegion 570iに関する実際の口コミを紹介します。

ゲーミングノートパソコンのミドルクラスとして、ゲームを用途で購入するユーザーも多く見られますが幅広く好印象を集めています。その理由に処理性能の速いCPU・GPUを搭載しており、ゲームや動画編集をスタンダードに行えるノートパソコンとしてはコスパに優れているためです。

同じようなスペックをもつノートパソコンの価格は20万円前後になるケースも珍しくはないため、お買い得な製品として評価されています。

Legion 570iのディスプレイ解像度はWQHD(2560×1440)と、現在主流のフルHDよりも細かく描写できるため繊細な美しい映像を堪能でき、ユーザーからも評価を得ています。またゲームにおいて重要なリフレッシュレートも165Hzと高速性は十分で競技性の高いゲームにも対応可能です。

やや専門的な話ですが、上の口コミで挙げられる「ストリートファイター5」はFPS60で固定のため、本来リフレッシュレート165Hzは必要ありません。しかしリフレッシュレートが高いと1コマあたりの描画にかかる時間が短い点で勝負で有利に進められるメリットがあります。

デザイン面については、ゲーミング向けの製品としては落ち着きのあるスッキリしたデザインである点が評価されています。また本体素材はアルミとマグネシウムが使われており、しっかりした作りと質感で安っぽくない点でも好評です。

またタッチパッドの反応・キーボードのキー配列の自然さ・充実したインターフェースなど、使い勝手のいい設計も好印象を集めており、デザイン性・操作感ともに優秀なノートパソコンです。

下の表は、Legion 570iを取り扱う各通販サイトの価格をまとめています。最もお得で品質面も保証されている公式サイトでの購入がおすすめです。ポイントやクーポンなどの関係でほかの通販サイトで購入したい場合は、信頼できる販売者かどうかは必ずチェックするようにしましょう。

また本製品ではオーバースペックと感じる方はAmazonで下位モデルをチェックするのも悪くありません。しかしGPUの性能は本製品よりも落ちるため、FPSが重要なゲームや高度な動画編集ではスペック不足になるリスクがある点も踏まえて判断してください。

結論から言えば、Legion 570iはゲーミングノートパソコンのミドルクラスです。以下の表にスペックをまとめ、さらにポイントをいくつかピックアップして詳細を解説しています。ゲームや動画編集などを行いたい方はぜひ細かくチェックしてください。

CPUはCore i7-12700Hを搭載しており、これはゲーミングノートパソコンの主流となるCPUです。処理性能は高く、オフィス系ソフト・動画視聴・ネットサーフィンはストレスなく快適に動作します。またこれらの作業をマルチタスクで並行的に行っても問題なく処理できるレベルです。

動画編集やゲームにおいても期待できる性能の高さですが、画像処理においては後述するGPUの性能も重要なのでチェックしていきましょう。

GPUはGeForce RTX 3060を搭載しています。FPS(1秒間に何枚の画像を表示させるか)による勝敗の影響が少ないタイトル、たとえば「モンスターハンターライズ」「ファイナルファンタジー14」は美しい画質でプレイが可能です。

そのほか有名タイトル「フォートナイト」「エルデンリング」など問題なくプレイでき、解像度の設定次第では競技性の高いゲームには十分対応できます。動画編集においては、前述のCPU性能の高さも有利に働き、カット編集・エフェクト・写真加工なども快適です。

ストレージに1TBのSSDを採用しています。電源を入れてからの立ち上がりやデータへのアクセスが早い点が魅力です。また1TBの容量は、データサイズの大きい動画データも余裕で収まり、4Kデータでも十数時間分は保存でき、オフィス系のファイルや写真ならより大量に扱えます。

メモリは8GB×2の16GBです。ゲーミングにおいては十分ですが動画編集においては扱うファイルと使用するソフトの影響も受けます。4K動画の編集においてはアドビ系の編集ソフト(Premiere・AftereEffectなど)を複数同時に開いて作業するのは難しいかもしれません。

そのため仕事で効率的・時短でハイクオリティな動画編集を行わなければならないクリエーターの場合は32GB以上のメモリを搭載したモデルがおすすめです。

バッテリーの最大駆動時間は約8時間ですが、作業内容や負荷の大きさによってバッテリー消費は大きくなります。電源がとれない場所で負荷の大きいゲームや動画編集を行うとあっという間にバッテリー切れを起こす可能性が高いと考えた方が無難です。

移動時間やカフェでメールチェックをしたり、文書作成程度の軽作業であれば問題ありませんが、いずれにしても電源がとれない状態での長時間使用は控えるに越したことはありません。

ディスプレイは15.6型でメジャーなサイズの見やすい画面です。解像度はWQHD(2560×1440)と一般的なフルHD(1920×1080)よりも描画が細かく美しい映像を楽しめます。リフレッシュレート165Hzなので、ある程度高いフレームレートが要求されるゲームにも対応可能です。

本体寸法は358.8×262.35×19.99(最薄部)～24.05(最厚部)mmで、15.6型のノートパソコンとしては標準的なサイズ感です。重量は2.4kgあるため、体力に自信がない方の場合は長時間の持ち運びには向きません。

ここでは、Legion 570iと他2つのノートパソコンとの違いについて表を交えつつ詳しく解説します。

Legion 570iと他2つのノートパソコンのIdeaPad Gaming 370iとDell G15はスペックが似ていますが、少しずつ違いがあります。大きな違いの一つとしてディスプレイの解像度が挙げられます。他2つの解像度が1920×1080なのに対し、Legion 570iの解像度は2560×1440です。そのため、より精細な映像表現が可能となり、また作業領域が広いのがポイント。

またVLegion 570iのストレージは大容量1TB搭載のため、画像や写真などをたくさん保存したいと考えている方に特におすすめ。ただ、ストレージは外付けストレージ等も使用できるため、足らなくなった場合は追加も可能です。

CPUだけでも3Dに対応できるだけの高い処理性能を持っていますが、GPUもまた画像処理性能が高く、標準的なゲームや動画編集においては難なくこなせます。ただしプロクリエーターやeスポーツでより性能を追求した場合はハイエンドクラスを視野に入れるのがおすすめです。

また逆にオフィス系ソフトで事務作業・動画視聴・ネットサーフィンだけの用途ではオーバースペックのため、より低いグレードのモデルを探した方が安く済みます。本製品はゲームや動画編集を行う上ではコストパフォーマンスに優れたモデルです。

WQHD(2560×1440)の高解像ディスプレイは、フルHDよりも描写が細かく映像への没入感を高めてくれます。IPSパネルを採用しているため、見る角度による明暗やコントラストの差が激しくなく、見やすい点も特徴的です。

またリフレッシュレートは165Hzと応答性に優れているため、一瞬の判断や操作が勝負の鍵を握るゲームも快適にプレイできます。ノングレア液晶のため、部屋の照明や窓から差す光が画面に映りこんでしまうストレスもありません。

アルミとマグネシウムを主たる素材とする筐体と、しっかりした作りはオフィス・カフェ・新幹線など公共性の高い場所にも調和しやすいです。落ち着きのあるデザインは、ゲームだけでなくビジネスや幅広いシーンに使いやすいメリットがあります。

無理のないキー配列で誤入力を起こしにくく、タッチパッドも反応性に優れています。インターフェースも充実しており、USBポートを始め、Type-C・Thunderbolt4・HDMIなども備えており、外部機器と組み合わせて作業やゲームの可能性を広げられるのも魅力です。

下記の表から気になる項目をタップすると詳しい情報が確認できます。

• 約800gの電源アダプタは重くサイズも大きい
• メインパソコンとして据え置きで使えるだけの性能はある
• 持ち運ぶ場合はリュックやキャリーで身体的な負担を軽減しよう

約800gの電源アダプタはそれだけでも重いですが、本体重量と合わせると3kgを超えて持ち運びには不便です。サイズ感も大きいため収納時に場所をとってしまう点も持ち運びのデメリットに拍車をかけている一因となっています。

高性能なゲーミングノートパソコンで、据え置きのメインパソコンとして使うのに十分な性能は備えているため、固定的に使うのもおすすめできます。また持ち運びにはリュック型のバッグやキャリーを活用して身体的な負担を軽減するのも一つの選択です。

• ゲームや動画編集ではファン音が気になる場合も
• 冷却台・ファンの掃除・専用ソフトの使用などの音対策がある
• 一つの対策だけでなく複数の対策を組み合わせて行うのが効果的

負荷の大きい作業になるほどファン音が大きくなってしまいます。うるさいと感じるか、さほど気にならないかは作業環境やこれまで使ってきたパソコンとの比較で個人差が大きい部分ですが、静かな場所で作業する場合は音の対策も考えた方がいいかもしれません。

冷却台を使って上昇する温度を下げたり、ファンをこまめに掃除してエアフロ―を良くするなどの対策があります。またファンを制御する専用ソフトもあり回転数をコントロールできますが、熱暴走を起こさないよう一つの方法だけでなく複数の方法を柔軟に組み合わせるのがおすすめです。

• メモリカードスロットはなし
• 外付けのSDカードリーダーが必要
• 複数種類のメディアに対応した製品を選ぶ方が便利

SDカードやMicro SDなどの外部データを読みこみたいとき、本製品にはメモリカードスロットが標準搭載されていないため、外付けのSDカードリーダーが必要です。用途によっては必要ない場合もありますが、動画編集や写真加工をする方はSDカードリーダーを用意しておいて損はありません。

外付けのSDカードリーダーには、Micro SDやCFカードなど複数のメディアに対応している製品も多くあります。自分にとって使い勝手のいい製品を選びましょう。価格は1,000円前後で高くでも2,000円もあればいい製品を購入できます。

最後にLegion 570iの気になるポイントについてQ&A形式で解説していきます。メモリ増設・SSD増設の可否が気になる方や、PD充電について知りたい方はぜひチェックしてください。

標準搭載されるメモリは16GBですが、最大32GBまで搭載可能で、またSSDについてもセカンドストレージが搭載可能です。ただし動作を保証するものではない点については公式サイトでも明記されています。

100WのUSB PD充電に対応しています。なおPDとは受給電(PowerDelivery)を指し、Type-Cコネクタに対応した規格です。

今回はLegion 570iの特徴や口コミの内容について解説しました。CPU・GPUともに処理性能が高く、プロレベルの要求をしない限り、ある程度のエフェクト制作やゲームタイトルは幅広く楽しめます。より詳細をチェックしたい方は公式サイトをチェックしてください。