Lenovo ノートパソコン IdeaPad Slim 560 Pro

早速IdeaPad Slim 560 Proの口コミを紹介していきます。悪い口コミでは排熱の厳しさとキーボードのキー配列についての指摘が見られました。以下に具体的な口コミを取り上げているので見ていきましょう。

• ゲーム・CAD・動画編集などでパソコンが熱くなる
• 発熱を放置したまま作業を続けると故障のリスクも
• スタンドや冷却台を使って排熱対策するのがおすすめ

ゲームプレイやCADなどの作業では、発熱が大きくなる点が指摘されています。パソコンは排熱を適切に行わないと熱暴走を起こし、寿命が短くなったり故障のリスクが高まり、特にノートパソコンは熱がこもりやすいため排熱対策が必要です。

対策として、パソコンの熱を逃がしやすくする、または熱を下げるためにノートパソコンスタンドや冷却台などの使用がおすすめです。

• BS(バックスペース)のつもりでNumLockキーを押してしまうミスが起こりやすいキー配置
• 打鍵感の良さやバックライトは評価されているポイント
• どうしても気になる場合は外付けキーボードを推奨

悪い口コミではキーボードの配置の悪さを指摘する声もいくつか見られます。特にBS(バックスペース)のすぐ右隣りにNumLockキーがあって誤って押してしまう点については複数のユーザーが指摘しており、入力の際に気をつけなければいけないポイントです。

キーボードについては悪い面ばかりではなく「打鍵感があっていい」「バックライトが便利」などの好印象の口コミもあります。配置に慣れれば使いやすいキーボードですが、どうしても慣れない場合は外付けキーボードで対応するのも一つの選択です。

続いて良い口コミを紹介していきます。良い口コミの多くが、処理性能の高さや画像処理系の素晴らしさとそれらに対するコストパフォーマンスの良さを絶賛する内容に集中しています。以下に具体的な内容を取り上げていくのでぜひチェックしてください。

• IdeaPad Slim 560 Proは15万円以下の価格が魅力
• 同じようなスペックを持つ製品群の中でもコスパに優れている
• よりお得に購入するならセールをチェック！ただし機会を待ちすぎると在庫切れのリスクも

高性能なCPU・SSD512GB・メモリ16GB・GeForceのグラフィックボードを搭載したノートパソコンの価格は軒並み15万円を超えるのが一般的です。しかしIdeaPad Slim 560 Proは15万円以下の価格で購入でき、過去のセールでは11万円台で購入できたユーザーもいます。

• 一般的なフルHD画質より細かく描画できる高解像ディスプレイ
• 美しい画質は写真加工・動画視聴・動画編集・ゲームで発揮される
• 16型の大きな画面でもサイズ感はスリム

IdeaPad Slim 560 Proが最も評価されているポイントの一つに、WQXGA(2560×1600)解像度による高精細な映像を楽しめる点が挙げられます。一般的なフルHD解像度(1920×1080)よりも細やかな美しい映像が感じられ、写真加工・動画編集・ゲーム用途にもおすすめです。

また16型の大きな画面に好印象を抱くユーザーも多く見られます。16型ですがベゼルが小さくサイズも抑えられており、薄型なので収納性がいい点も魅力です。

• ファン音・顔認証機能・2画面出力など基本性能以外の部分も好評
• 周囲の環境を気にせず使いやすく会議・車内・静かなカフェなど対応シーンも幅広い
• ビジネス・学業・ゲーム・クリエイティブなど幅広い用途を押さえている

良い口コミの大部分がコスパと映像の美しさを評価する内容ですが、一部では便利機能や設計上の配慮を評価する声も見られます。上の口コミでは、ファン音や顔認証機能の便利さが挙げられています。IdeaPad Slim 560 Proは基本性能以外の部分も注目度が高いノートパソコンです。

ほかにもインターフェースが豊富で、HDMIで2画面出力ができる点やUSBポート間に余裕がある点に好印象を抱くユーザーもいます。

IdeaPad Slim 560 Proを扱う各通販サイトの価格を下の表にまとめています。公式サイトでは現在は販売を終了しているため、Amazonで購入するのが最もお得です。ただし品質面やトラブルリスクを考慮すると公式サイトで代替品を探すのも悪くありません。

たとえばビジネスで活用したい方はIdeaPad Slim 570i Proがおすすめで、グラフィックボードは非搭載ですがその他のスペックはIdeaPad Slim 560 Proとおおよそ同等です。ゲームや動画編集用途ならIdeaPad Gaming 370iがIdeaPad Slim 560 Proをやや上回る処理性能を持っています。

※いずれもMicrosoft office ソフトウェアはありません。

ここからはIdeaPad Slim 560 Proのスペックを解説してきます。基本的な内容は下の表にまとめていますが、さらにCPU・GPU・メモリなどを取り上げて具体的に解説していくので最後までご覧ください。

CPUはRyzen7 5800Hを採用しており、オフィス系ソフトの操作・ネットサーフィン・動画視聴が快適なだけでなく、CPUだけで見れば4K動画の編集や3Dゲームにも対応できるスペックです。ただし動画編集やゲームは画像処理をするためのGPUの性能(詳細は後述)も重要になってきます。

IdeaPad Slim 560 Proには内蔵GPUのほか、グラフィックボードNVIDIA GForce GTX1650が搭載され、これは動画編集の入門用としておすすめされるモデルです。先述のCPUの高い処理性能を考慮するとカット編集だけでなく多少のエフェクトでもスムーズに動作します。

またゲームでは誰でも参加しやすい無料ゲームやマインクラフト・フォートナイトぐらいであれば快適に楽しめます。一方でプレイするにはハードルの高いゲーム(高いフレームレートを要求されるゲーム)では、物足りなさや勝利するための限界を感じるスペックです。

ストレージは512GBのSSD(PCle NVMe / M.2)を搭載しており、パソコンの立ち上がりは非常に速いです。HDDより処理速度が速いだけでなく、持ち運びの場面においてはHDDよりも衝撃に強い点も有利に働きます。

ただし512GBの容量はオフィス系のデータを扱う分には十分ですが、動画ファイルを主に扱う方にとっては不足感を覚えるかもしれません。大きなデータを扱う場合は、必要に応じてバックアップをとったり、外付けのストレージを活用するのを推奨します。

メモリは16GBで、オフィス系ソフト・ネットサーフィン・動画視聴やそれらのマルチタスクは問題なく行え、また入門的に動画編集を行う場合には十分です。多少のエフェクトもスムーズですが、重い処理を複数重ねるにはスペックが足りません。

プロのクリエーターを目指す場合には、よりハイスペックなグラフィックボードと共に32GB以上のメモリを搭載したノートパソコンがおすすめです。

バッテリーの最大駆動時間は約11時間です。ただしどのノートパソコンでも言えますが、作業内容によって消費される電力は異なり、特にグラフィック処理が必要な作業は電力消費も大きくなります。ゲームや動画編集は給電なしでの長時間作業は期待できません。

オフィス系ソフトならカフェや移動時間でもある程度連続使用できますが、移動が多い方はどこでどの時間を利用して充電するか工夫が必要です。電源の確保が難しい場合はモバイルバッテリーの購入も検討してみてください。

ディスプレイは16型で解像度はWQXGA(2560×1600)です。大きな画面に加え、一般的なフルHD(1920×1080)よりも細かく画像を描写できるので、精細で美しい画質を楽しめます。一方で高解像になるほど文字が「小さくなる」と言われますが、これは設定で拡大が可能です。

サイズは356×251×17mmで、15.6型よりも幅・奥行は大きいですが、厚さ17mmと非常に薄型なのでスリムで収納しやすいメリットがあります。ただし重量は1.92kgなので、1kg前後の軽量ノートパソコンと比べると重めとなっています。そのため、軽量性よりも性能を重視する方におすすめです。

ここでは、IdeaPad Slim 560 Proと他2つのノートパソコンとの違いについて表を交えつつ詳しく解説します。

IdeaPad Slim 560 Proと他2つのノートパソコンのVictus Gaming Laptop 15とGALLERIA ガレリア UL7C-AA3はスペックが似ていますが、少しずつ違いがあります。一番の大きな違いはディスプレイの解像度です。

IdeaPad Slim 560 Proのディスプレイは解像度が2560×1600と高く、より鮮明に反映されるのが特徴。そのため、ゲームプレイの際に、より綺麗な映像でプレイしたい方におすすめです。またIdeaPad Slim 560 Proのバッテリー駆動時間が最大約11時間と一番長く、1回のフル充電で長時間使用できるのもポイント。

ただ、IdeaPad Slim 560 Proもですが、他2つのノートパソコンも1.5kg以上あるため携帯性には優れていません。そのため、自宅の作業やゲームプレイ用に購入されるのがおすすめです。

下記の表から気になる項目をタップすると詳しい情報が確認できます。

非常に処理性能の高いCPUに加え、グラフィックボードGForce GTX1650を搭載しており、CAD・動画編集・ゲームまで楽しめるノートパソコンです。もちろんオフィス系ソフトを使った事務作業やレポート作りがスムーズなのは言うまでもありません。

ただしオフィス系ソフトをなしなので、別途購入する必要があります。しかしその点を差し引いてもネットサーフィンも仕事もクリエイティブ系もオールマイティに使えるノートパソコンを求める方におすすめです。

WQXGA(2560×1600)は、一般的なフルHD(1920×1080)よりも解像度が高く、2Kクラス(2560×1440)の高精細な映像が魅力です。写真加工・動画編集・ゲームをする方におすすめですが、そうではない場合でも動画視聴において鮮明な映像で迫力あるコンテンツを楽しめます。

16型の大きなディスプレイなので文字や細かい箇所も比較的見やすく、またノングレア液晶なので照明の映り込みもなく作業に集中しやすいです。IPSパネルは見る角度によるコントラストや明暗の変化が少ないので、寝ながらの姿勢や複数人で見るときにも見やすいメリットがあります。

ノートパソコンは高性能になるほどサイズ感は大きくなるのが一般的ですが、IdeaPad Slim 560 Proの厚さは最薄部で17mmと非常にスリムです。幅や奥行はあるものの、ビジネスバッグに入れてもかさばりにくく、高性能ノートパソコンとしては持ち運びやすく設計されています。

またインターフェースではHDMIで2画面出力ができ、USBポートの間隔に余裕があるのも嬉しいポイントです。ファン音は軽い作業では静かで、負荷の大きい作業でもさほど気にならないと評価されています。内蔵カメラ搭載で顔認証機能がある点も便利です。

下記の表から気になる項目をタップすると詳しい情報が確認できます。

• 重い処理を連続的に行うと熱がこもりやすくなる
• ノートパソコンスタンド・冷却台を効果的に活用しよう
• 重い処理を行うときは作業時間を決めておくのも有効

グラフィックボードをフル活用するような重い処理において、熱がこもりやすくなる点がデメリットです。ノートパソコンスタンドで底面と接地面の間に隙間を空けて熱を逃がしやすくしたり、冷却台を使って上昇した温度を下げるなどの工夫を意識する必要があります。

また別途メインのパソコンを持っている場合は、重い処理はメインでさせるようにしたり、本製品で重い処理をさせる場合は作業時間を決めておくなど計画的に使うのも一つの方法です。

• バックスペース横のNumLockキーを誤入力しやすい
• 自分の使いやすい外付けキーボードで対応するのも一つの選択
• レジストリエディタや無料の専用ソフトでNumLockキー自体を無効にできる

できるだけ高性能かつコンパクトに設計しようとした負の側面として、キー配列にやや無理が出てしまった感は否めません。特にバックスペースのすぐ右隣りにあるNumLockキーは誤入力しやすい箇所として複数のユーザーから指摘されています。

対応策として外付けキーボードを使うのもいいですが、NumLockキー自体を無効にする方法もあります。Windowsのレジストリエディタから設定を変更できますが、難しい方は専用ソフトがおすすめです。無料ソフトなら「Change Key」が有名なのでダウンロードして試してみてください。

• 動画編集・ゲームもできるがヘビーユーザー向けではない
• プロクリエーターはよりスペックの高いパソコンを
• 一般的な用途の範囲では非常にオールマイティに活躍できる

本記事ではIdeaPad Slim 560 Proを高性能なノートパソコンとして紹介していますが、あくまでも一般的な用途の範囲内での話です。15万円以下の価格で動画編集やゲームにもストレスなく対応できるノートパソコンは多くありません。

その意味では高性能ですが、4K動画や長時間動画に複雑なエフェクトを重ねて使用するような動画編集や、瞬時の判断が勝敗を左右してしまうゲームなどは本製品の能力を超えています。とは言え、ゲームや動画編集の入門用としては十分過ぎる性能を持っており汎用性の高い製品です。

ここではIdeaPad Slim 560 Proの気になるポイントをQ&A形式で解説します。人気の有名タイトルがプレイできるのか、増設やリフレッシュレートなど疑問に感じている方はぜひご覧ください。

問題なくプレイ可能です。口コミの中には実際にプレイを楽しんだユーザーもいます。より快適にプレイしたい場合は解像度をフルHDにまで下げるとスムーズに動作しますが、通常でも問題ありません。

残念ながらIdeaPad Slim 560 Proはオンボードメモリのため、追加の増設ができません。メモリが足りないと考えている方は、公式サイトの現行モデルの中から32GB以上の製品を選ぶようにしましょう。本製品の代替となり得るモデルはゲーミング系から探すのがおすすめです。

バッテリー容量は75000mWhで、最大駆動時間は約11時間です。ただし負荷の大きい作業になるほど消費が大きくなるため、電源がとれない場所での動画編集やゲームには向きません。メールチェックや軽作業程度なら問題なく使用できます。

今回IdeaPad Slim 560 Proの口コミ・評判について解説してきました。GForce系GPUの搭載と16型で高解像度ディスプレイにより、写真・動画・ゲームと映像の美しさに没入するのにおすすめです。より詳細を知りたい方は公式サイトをぜひチェックしてください。