マイクロソフト ノートパソコン Surface Pro 8

Surface Pro8は使いにくいって聞くけど、実際はどうなの？

自分に合うかわからない。

など、パソコンの購入に関して不安を持つ方も少なくありません。まずは、実際に購入した方のリアルな悪い口コミについて紹介します。調査の結果、「USBType-Cが2つしかない」「非常に重い」「バッテリーがいうほど持たない」といった口コミが見られました。

・USB Type-Cポートが2つしかなく作業効率が悪い

・USB Type-Cに対応したコードや変換機が必要

・USB Type-C接続ができる外付けHDDやUSBメモリで対応可能

USB Type-Cポートが2つしかないのがやや残念なところです。標準的なUSB Type-Aポートが装着されていないので、それに対応したコードや変換機が必要なのが難点です。最近はUSB Type-C接続ができる外付けハードディスクやUSBメモリなどの製品が販売されているので、対応できます。

もし必要な場合、USB Type-Cポート対応のUSBハブを購入するという手もあります。USB Type-A・SDカードスロット・HDMI・有線LANを使えるアダプターのなどが必要な方はUSB Type-Cポート対応のUSBハブの購入を検討してみてくださいね。

・非常に重たいといった口コミ

・タブレットとして捉えると重い

・モバイルパソコンとしては標準的な重量

非常に重いといった口コミが見られました。PCを持ち運ぶ機会が多い方のようです。Surface Pro 8の重量は891gとなっており、タブレットとして捉えると重いかもしれません。また、タブレット本体・タイプカバー・ペンの総質量は、1.187kgと、モバイルパソコンとしては一般的な重量です。

ACアダプターの重量は比較的標準的ですが、重いと感じる方はUSB-C充電器が使えるため、さらに軽い他社製USB-C充電器の携帯もおすすめです。ただ、Surface Pro 8純正の充電器でない場合、充電速度が遅くなる場合もありますので注意が必要です。

・16時間の公称値が実際は9時間

・ハードな使い方をすると不安

・電池の減りが早いときは交換が必要

スマホやタブレットのリチウムイオンバッテリーは、長期間の使用で電池の持ちが悪くなる、突然電源が切れるなどの現象が起こりやすくなります。Surface Pro 8に搭載されているリチウムイオンバッテリーも、充電の反復で徐々に劣化します。

リチウムイオンバッテリーの場合だと、使用期間が過ぎて交換が必要になるタイミングは2年~3年位です。使用方法や使用環境にも左右されますが、使用中に電池の減りが早くなった場合、交換する時期のサインと考えられます。

新設計の「Surface スリムペン2」は、よりシャープな書き味となったうえに、ハプティック内蔵の触覚モーターは紙に書いたり描いたりする感覚を PC の画面で再現してくれます。また、従来のペンは電池を交換する必要があったので、充電切れのときは面倒でしたが、新しくなった「Surface スリムペン2」はバッテリー内蔵で自動充電されるのも魅力です。

大きな変更点として、Surface Pro 8はケースデザインがリニューアルがあげられます。2019年発表のSurface Pro Xと同じ程度のデザインに改良されているのがポイント。そのため、よりスタイリッシュにより洗練されたデザインになっています。また、約180度まで簡単に調節できるキックスタンド付きなので、さらに快適に作業できるのも魅力です。

ディスプレイは、13 インチ「PixelSense Flow Display」・解像度2880 × 1920 ・最大リフレッシュ レート 120Hz となっています。旧モデルよりも画面サイズ・解像度ともに進化しており、非常に見やすい画面でより快適に作業できるのが特徴です。また、ゲームなどを楽しむとき画像が素早く切り替わるのも魅力的なポイントです。

Surface Pro8は公式サイトに加えて、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングでも購入可能です。ECサイトから購入の場合、時期によりセールなどで価格変動があるので、さらにお得な価格で販売される場合があります。

なお、公式サイトの価格はスリムペン2が付属された価格です。ECサイトの場合、スリムペン2は別売なので公式サイトから購入がお得です。また、充実の保証サービスから自身の必要に合わせて選択できるのも魅力です。

ここでは、Surface Pro8 の詳細スペックを以下にまとめました。また、特に注視すべき性能に関してはそれぞれについて詳しく説明するので、気になる方はほかのPCとの違いを確認してみてください。

下記の表から気になる項目をクリックすると詳しい情報が確認できます。

インテル製の最新CPU(Core i5)が搭載されており、前モデルのSurface Pro 7よりも性能が大きく向上しています。インターネットや動画鑑賞はもちろん、Word・Excel・PowerPointなどを使った書類作成など、非常に快適に作業が可能です。

また、在宅勤務でTeamsやZoomなどのビデオ会議用ソフトを立ち上げた状態で、書類作成やメールの送受信を行うといったマルチタスクの実行も行えます。

ストレージ容量は256GBで、他のタブレットとほぼ同じか少し多めとなっています。写真や動画などのデータを保存する場合であれば256GBで十分に作業可能です。通常の利用であればほぼ不便を感じませんが、イラストや動画編集を行う方は不満を感じるかもしれないため、容量を増やすか別でストレージを用意するのがおすすめです。

RAMメモリー容量は8GBとなっており、平均的なタブレットよりも容量が比較的大きいのがポイント。また、本商品は処理速度が早く一度に多くのアプリを開けることができるため、マルチタスクをしたい方におすすめです。

バッテリー駆動時間が約16時間と長時間のため、外出先や移動中の作業もより快適に行えるのが特徴です。 ただ、リフレッシュレートを上げたり、Whiteboardのアプリを起動したりするとバッテリー消耗が激しくなるため注意が必要です。また、約1時間で80%程度の急速充電が可能なのも魅力的なポイントです。

ディスプレイの大きさは13インチですが、3:2 の比率で解像度が 2880 × 1920です。一般的なノートPCだと、16:9（1920 × 1080）や16:10（1920 × 1200）のディスプレイが多い中で、 Surface Pro 8はより縦長でワイドな大きさなのが特徴。

ディスプレイはグレアタイプで光沢があり、10点マルチタッチに対応したタッチディスプレイです。そのため、指やペンでディスプレイを触って操作可能。さらにリフレッシュレートを最大 120Hz に設定でき、ディスプレイの動作がスムーズになります。

ここでは、Surface Pro 8と他2つのノートパソコンとの違いについて表を交えつつ詳しく解説します。

Surface Pro 8と他2つのノートパソコンのApple 2020 MacBook AirとLIFEBOOK WU2/F3は比較的スペックがよく似ていますが、少しずつ違いがあります。重量は少しずつ違いがあり、Surface Pro 8の場合、他の2つのノートパソコンの中間的な重さの約889gにとなっており、携帯性に優れているのがポイントです。

Surface Pro 8のバッテリー駆動時間は、一番長く最大16時間となっているため、外出先や移動中に作業したい方に特におすすめ。さらに大きな違いとしては、Surface Pro 8の場合、タブレットとしても使用可能なところです。専用ペンを使用して、メモやイラストなども描けるため、タブレットのような使い方をしたい方におすすめとなっています。

下記の表から気になる項目をタップすると詳しい情報が確認できます。

PixelSenseディスプレイ(解像度2,880 x 1,920)は、13インチクラスのモバイルノートPCではトップクラスの高解像度です。AppleのMacbook Pro13インチ・iPad Pro12.9インチに採用されているRetinaディスプレイと同等以上の高精細画像を提供。

ディスプレイは、今までのリフレッシュレート最大60Hzを最大120Hzまでのスペック変更が施されています。そのため、動画やアニメーションをスムーズに表示できるようになっているのが大きなポイントです。

Surface Pro 8からケースの素材もリニューアルされ、今までのマグネシウム素材からアルミニウムに変更されています。これにより、光沢がない質感になっており、高級感がアップ。また、タブレットとして使用する際に手で持って使用する場合にも表面がさらっとしているため、指紋も目立ちにくいのも嬉しいポイントです。

Surface Pen は最大で4096段階のSurface アプリで筆圧調整ができます。軽くタッチすれば細い線、強く押し込めば太い線が書けます。2本指のピンチ操作で画面を大きくしたり小さくしたりしながら書けるので、絵を描く方にはとても使い勝手が良いのが特徴。

また、なめらかな書き心地が特徴で、メモしたり、保存した画面に書き込みを入れたり、ストレスレスで入力できるのもポイントです。

下記の表から気になる項目をタップすると詳しい情報が確認できます。

・USBType-Cしかなく作業効率が悪い

・SDカード・USB・HDMIの増設で対応可能

・USBハブは安いもので1000円位で購入可能

USBType-Cが2つしか搭載されていないので、SDカード・USB・HDMIを使用したい場合はUSBハブを購入する必要があります。USBハブは安いものだと1000円位で購入できますが、USB用しかなかったりするため、求める機能によって値段が高くなることも。 出費を抑えたい方は、必要な拡張機能を考えてからの購入がおすすめです。

・16時間の公称値が実際は5.5時間

・実測値はどのメーカーも同じように違う

・最適化機能で寿命を延ばせる

製品仕様には、通常の使用条件で最大16時間と記載されていますが、実際に使用したときと異なります。Wi-Fi接続でYouTubeをEdgeによる3回の持続時間を計測した結果、5.5時間で相当短くなっています。

Surface Pro8には、「スマート充電」「制限モード」などのバッテリー寿命をオプティマイズする機能が搭載されているのがポイント。これらの機能を利用することで、よりバッテリーのパフォーマンスを高めて寿命を延ばせることが可能です。

・タブレットとして捉えると重い

・モバイルパソコンとしては標準的な重量

・持ち運びには他社製USB-C充電器の携帯がおすすめ

重量は891gで、タブレットとして捉えると重いかもしれません。タブレット本体・タイプカバー・ペンの総重量は、1.187kgと、モバイルパソコンとしては標準的な重量ですが、ACアダプター充電器を一緒に持ち歩くと重く感じる場合も。

重いと感じる方は、持ち運ぶときにさらに軽い他社製USB-C充電器の携帯も視野に入れるのがおすすめです。ただ純正の充電器でない場合、急速充電が使えなかったり、通常より充電が遅くなる可能性もあるため注意が必要です。

待つ必要はありません。Surface Pro 9が2022年の11月に発売開始されたばかりなので、Surface Pro 8の購入を迷っている方も少なくありません。Surface Pro 9の変更点はNanoSIM・eSIMに対応しモバイル通信が可能になっただけで、Surface Pro 8からの大幅な変更点はありません。

「Core i5 / 8GB メモリ / 256GB ストレージ」「Core i7 / 16GBメモリ / 256GB ストレージ」がおすすめです。前者はオンライン授業用として使用したい学生、ネットサーフィンやOfficeを使用した資料作成、動画の視聴程度のスペックが欲しい方におすすめします。後者の場合は、動画・画像編集などをやりたいクリエイターにおすすめです。

基本的に必要がありません。Surface Pro8には「Office H&B 2021」が搭載されているので、Excel・Word・PowerPointなどが使えます。 Microsoft 365は1,000GBのクラウドストレージが使えるサブスク契約のため、必要になった際に契約を検討するのがおすすめです。

Surface Pro 8はタブレットとしても使える優れたモバイルノートPCです。 従来モデルよりもスペックが向上した以外に、ディスプレイサイズの拡大やスリムペン2をカバーに内蔵できるなど、改良が施されています。デザインも改善されているので、PC購入を検討中の方はぜひ使ってみてください。