コールマン タープ・シェルター タフスクリーンタープ

スクリーンタープは、タープの解放感とテントの居住性を兼ねそなえた点が魅力です。ただ、大型のスクリーンタープは、組み立てが面倒で1人で設営するのは大変ですよね。コールマンのタフスクリーンタープ400は、大型なのに1人でも簡単に設営できるんです！

通気性抜群でカンガルースタイルもしやすく、テントと連結しやすい点も魅力です。ただ、雨漏りに関する噂もあり、デメリットが気になりますよね。デメリットや使用感を知るのは、購入者の口コミを参考にするのが一番です。

今回は、タフスクリーンタープ400の評判・レビュー・口コミを調査について調査しました。タフスクリーンタープ400の廃盤に関する噂、タフスクリーンタープ400+との違いについても解説します。

タフスクリーンタープ400は、全面メッシュで通気性抜群です。周囲を覆うサイドパネルは、全てメッシュにできるので通気性が良く採光性も優れています。周囲が良く見える状態になるので、開放感もあります。パネルの巻き上げも可能です。

更に上部と下部の両方に、ベンチレーションを備えています。上下に空気の通り道ができて、室内の空気が循環するので更に通気性を高めています。

タフスクリーンタープ400は大型シェルターですが、設営&撤収が簡単です。1人で設営する際に、ピンが抜けやすいと何度も挿し直して中々設営が終わりません。タフスクリーンタープ400は、ピンが簡単に抜けないアシストクリップを採用しており、1人でも楽に設営可能です。

ポールと対応したスリーブがわかりづらいと、間違ったポールを通してやり直しが増えます。タフスクリーンタープ400は対応するポールとスリーブが同じ色になっており、迷わずにポールを装着できます。ポール・ガイラインの数が少ないので、撤収も簡単です。

タフスクリーンタープ400は、ベンチレーションがあるので結露を軽減できます。結露は外気温と室内の温度が大きい時に、生地に触れた水蒸気が水滴になる現象です。タフスクリーンタープ400は、サークルベンチレーションシステムを採用しています。

サークルベンチレーションシステムは、上部と下部のベンチレーションで室内の空気を循環させて排出するシステムです。シェルター全体の水蒸気を排出して、結露が起きるのを防止します。

タフスクリーンタープ400は、カンガルースタイルに向いています。カンガルースタイルは大きなテントかシェルターの中に、小さなテントを設営するスタイルです。シェルターがフライシートの代わりになるので、暖かく過ごせて結露も防げます。

タフスクリーンタープ400は天井の高さが一定に近く、スカート付きなのでカンガルースタイル用にぴったりです。

コールマンのタフスクリーンタープ400は、テントとの連結に便利なジョイントフラップ付きです。コールマンのドーム型テントと連結させやすい構造になっています。連結させれば、ツールームテントのように使えて快適です。

全てのテントと連結できるわけではありませんが、他メーカーのテントにも連結できるものがあります。コールマンの公式サイトにはテント＆タープ連結適合表があるので、連結できるコールマンのテントを確認できます。

タフスクリーンタープ400には、雨漏りするとのレビューがあります。雨漏りしないとのレビューもあるので個体差がありそうですが、雨漏りに関するレビューは数が多いです。継ぎ目の部分から雨漏りする、少しずつ染み込むなどのレビューがあり、耐水性に難があるのは間違いありません。

ただし、自分で雨漏りしないように対策も可能です。撥水スプレーを使用したり、継ぎ目にシーリングテープを張れば雨漏りを防止できます。

タフスクリーンタープ400には、廃盤になったとの噂があります。実際は2022年5月下旬の時点で、コールマンのオンラインサイトで販売されてるので廃盤ではありません。Amazonなどの通販サイトにも在庫があるので、普通に購入可能です。

タフスクリーンタープ400のサイズは、400×360×210cmです。一般的なスクリーンタープよりも一回り大きく、6人でも利用可能なサイズになっています。移動しても天井の高さがほとんど変わらないので、有効利用できる面積が広いのも魅力です。

タフスクリーンタープ400＋は、コールマンのダークテクノロジーを搭載したタイプです。光の透過を防ぐ遮光PUコーティング採用しています。暑い日差しの中でも、温度上昇を防いで快適に過ごせます。また遮光性が高いので、締め切ると室内はかなり暗くなります。

ダークテクノロジー以外はタフスクリーンタープ400とほぼ同じですが、連結に対応したコールマンのテントが少なく重量も500g軽いです。日差しによる温度上昇を防げるスクリーンタープが欲しいならおすすめです。

タフスクリーンタープ400には、ランタンフックが付いていません。ループなどもないので、加工無しで天井にランタンを取り付けるのは不可能です。連結するためのサイドの天井には、ベルトを取り付けるジョイントには何かを取り付けできます。

天井の裏に磁石を置いて、マグネットフックを挟むように取り付ければ自作のランタンフックになります。生地を挟んで取り付けただけなので、簡単に移動できるのも便利です。ただし、取り外さずに挟んだまま移動させると、生地が破れる原因になるので外して移動させましょう。

タフスクリーンタープ400をたたむ際は、ペグ・ポール・ロープを全て外して汚れを落とします。屋根の四隅を固定したら中央に折り込んで半分にし、両端を中側に折って長方形にします。もう一度、両端を折って4分の1のサイズにたたんでください。

全てのポールをポールケースに収納します。ポールケースを芯にしてたたんだフライシートを巻き、キャリーバッグに入れて終わりです。

タフスクリーンタープ400についてご紹介しました。タフスクリーンタープ400はデメリットもありますが、設営しやすく使い勝手の良いスクリーンタープです。タフスクリーンタープ400で、快適なキャンプを楽しんでください。