【10分で選べる】タープのおすすめ人気10選｜焚き火できるものから家やベランダで使えるものまで

タープは形状が多すぎてどの形状がいいのかわからない！

この記事にたどり着いた皆さんも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか？

本記事の目標はズバリ、

タープ選びの失敗をなくすこと

です。

 そのため、選び方の解説だけではなく、それぞれの形状のメリット・デメリットやどこよりも安心してタープを選んでいただけますのでぜひ最後までお付き合いください。

実は、たった3つのポイントを意識するだけでタープ選びを失敗する確率がグッと下がります。

そのポイントとは、

①使う場面に合った形状のものを選ぶ

②人数に合わせたサイズ

③用途に合わせた素材選び

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 用途やメリット・デメリットに合わせて形状を選ぶ
• サイズはキャンプで使うなら大きめを選ぶ
• 焚き火をしたいなら素材もチェック

これが失敗しないタープ選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものやデザインが好みのものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

最近では使用シーンに特化した変則的な形のタープがあります。従来のタープの形にとらわれることなく、ユーザーの使いやすさのみを考えてつくられています。

その中でも鎌倉天幕の新作タープ 「タープ530DL」が非常に人気があります。アウトドア雑誌の「GO OUT」に掲載されて一挙に日本中のキャンパーから注目を浴びました。グラマラスなデザインが特徴で、高品質で耐久性がある高スペックなタープです。

タープの種類は使用シーンや人数を想定すると選びやすい

です。

使用人数に合わせるなら

• 1〜2人→ウィング
• ファミリー→ヘキサ・レクタ
• 5人以上の大人数→オクタ

使用用途で選ぶなら

• BBQ→ワンタッチ
• 車（オートキャンプ）→カーサイド
• キャンプ上級者→変則タープ

もちろん、タープによって使用人数や用途のバリエーションが豊富なものもありますが、基本的には上記を参考にして頂ければ購入後に公開することはありません。

タープを購入する際は、使用人数や用途をしっかりと把握した上で選びましょう。

タープを選ぶ際にこだわりがない場合は、基本種類で選ぶのがおすすめです。

タープの種類によって使用人数や用途が選びやすくなっているので、素材やサイズは＋αとして考えておきましょう。

ただ、「焚き火がしたい！」「快適なリビングルームを作りたい！」と考えている方は最後まで是非チェックしてください。

テントと違い、タープはサイズや使用人数が選ぶ上で必ずしも重要ではありません。

中には使用人数を記載していないメーカーや、テーブルやアウトドアチェアを置ける台数を目安に表示されている場合があります。

ただ、タープのサイズを選ぶ際は使用人数＋1〜2人を目安に選びましょう。

使用人数ちょうどのタープを購入すると、テーブルやキャンプギアがタープの下に入らないこともあります。

また、おおよその目安としては

• リビングスペースを作りたい＆料理もしたい→大きめ
• アウトドアチェアを置くだけの日除けにする→小さめ

を基準にすると選びやすいです。

どうしても人数が割り出したい時はタープの面積÷4で使用人数を割り出すこともできます。

人数に合わせたサイズ表をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

「山岳キャンプで使える軽量なタープが欲しい！」

という方は、ナイロンやポリエステル素材のタープがおすすめです。軽くてコンパクトに収納できるので、持ち運びしやすいのが特徴です。また、耐水性が高いので、雨天時でも安心して使用できます。火に弱いので焚き火の火の粉を気をつける必要があります。

ナイロン素材のメリット・デメリット

ポリエステル素材のメリット・デメリット

「夏でも快適に過ごせるタープが欲しい」

という方にはコットン素材のタープがおすすめです。コットン素材のタープは、吸湿性に優れているので、夏でも冬でも快適なリビングスペースを作れます。結露しづらく、焚き火の炎にも強いのも魅力です。

コットン素材のメリット・デメリット

「安心して焚き火ができる火に強いタープが欲しい」

という方には、ポリコットン素材のタープがおすすめです。ポリエステルの耐水性の高さとコットンの難燃性の高さを同時に実現しているので、バランスがいい素材です。重量があるのがデメリットです。

TC（ポリコットン）素材のメリット・デメリット

ここまでのおさらいをしましょう。タープ選びで失敗しないための重要ポイントは、

①使う場面に合った形状のものを選ぶ

②人数に合わせたサイズ

③用途に合わせた素材選び

の3つでした。

• 用途やメリット・デメリットに合わせて形状を選ぶ
• サイズはキャンプで使うなら大きめを選ぶ
• 焚き火をしたいなら素材もチェック

これが失敗しないタープ選びの最初のステップです。

繰り返しになりますが、あまりこだわりがない方は、ここまで読んだら、あとは価格が安いものやデザインが好みのものを選択すれば間違いありません。

このあとはさらにこだわって選びたい、という方向けに記事を書いていきますので、興味がないよ、という方は以下のボタンをクリックしておすすめ商品をご覧ください。

キャンプを行う自然の中は気候が変わりやすいため、突然の大雨にも対応できる耐水圧の数値が高いタープを選ぶのがおすすめです。耐水圧の弱いタープで大雨が降ってしまうとせっかく楽しいキャンプでテントにこもるしかなくなってしまいます。

耐水圧＝生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値。この数値が高いほど水に強い生地になります。

耐水圧は1,000〜1,500mm以上のものを選びましょう。耐水圧が1,500mm以上あればほとんどの場合でも対応できるので、雨天時でも安心して使用できます。また、耐水圧が高いと夜露や結露で濡れても問題ありません。

耐水圧の目安

季節に合わせてタープの通気性もチェックしましょう。

春〜秋のキャンプは風通しの良い

・オープンタープ

がおすすめです。春〜秋は日差しが強いのでUVカット加工やシルバーコーティングが施されているタープを使用すると暑い日もタープの下は快適なリビングルームになります。

また、スクリーンタープやシェルタータイプの場合でも、メッシュ付きのものであれば通気性が良く、快適に過ごすことができます。春・秋は朝晩が冷え込む場合もあるので、そういった際はスクリーンタープやシェルタータイプを検討しても良いかもしれません。

冬のキャンプはテントに近いフルクローズできる

・シェルタータイプ

・スクリーンタープ

がおすすめです。シェルタータイプやスクリーンタープはメッシュ付きになっているものも多く、タープ内で暖房器具を使用することも可能です。ただし、暖房器具を使用する際は生地が何年素材を使用しているかチェックしましょう。

難燃性が低い素材の場合に火の粉が飛んで穴が開いてしまう危険性があるので気をつけましょう。

コールマンは、歴史が古く今でもなおアウトドアブームを牽引し続けているアメリカのアウトドア用品メーカーです。長い歴史の中でユーザーからの要望に応え、高い機能性と安定した品質の商品を製作しています。

コールマンのタープテントはテントと連結できるモデルが人気です。テントとの連結も簡単で、テントの入り口にタープテントを差し込むことで連結できます。ラインナップも豊富でリーズナブルな商品も多いので、初心者からベテランの方までおすすめできます。

スノーピークは初心者からベテランまで多くの人に支持される日本のアウトドア用品メーカーです。業界トップレベルの品質を誇り、圧倒的な品質における信頼感で世界中のアウトドアマンから認められています。アウトドア業界に数々の名作を送り出しています。

スノーピークのタープテントは、ポールとタープがセットになっているモデルがあるので、簡単に始められることが最大の魅力です。アメニティタープヘキサLセットはポールとペグがセットで何が必要か分からない初心者におすすめ。

DODは、大阪に本社を置く「ビーズ株式会社」が手掛ける日本のアウトドアメーカーです。DODの商品は、遊び心が盛り込まれたトリッキーなものが多くあります。被りたくない、安くて個性的なものがほしいという方におすすめのブランドです。

DODのタープテントはカラー、デザインなどが豊富で、メーカーとしてのオリジナル性が高いのが特徴です。燃えにくいポリコットン生地が使用されているため、火の粉が当たっても穴が空きにくく、タープテントの下で焚き火ができるのが魅力です。

ここまで紹介してきたタープの選び方は、コスパのいいタープを探したい場合にも当てはまります。

1. 使用人数や用途に合わせてタープの種類・サイズ・生地を選ぶ
2. 耐水圧は1,000mm以上あれば安心
3. 夏→通気性やメッシュ付き、冬→フルクローズできる

これらの条件が満たされている納得できる価格のものを選べば、コスパのいいタープが見つけやすいです。キャンプギアは高価なものも多いので、自分なりの条件を満たすタープを見つけましょう。

タープはポールとペグを利用して設営するキャンプギアなので、張る場所を選ぶ際は必ず地面が水平で固い場所から選びましょう。地面がやわらかい場所や傾いている場所でも設営はできますが、風の影響で倒れる危険性が高いです。

ただ、どうしても地面のやわらかい場所しか設営できない場合は、ペグダウンポイントの支点を2点にすると強度が高まるので、いざという時のために覚えておきましょう。

タープはペグやポールが固定できればどんな場所でも設営することはできますが、長い草が生えているような場所は避けて設営するようにしましょう。

長い草が生えている場所は蛇や虫が隠れている可能性が高い環境です。そのため、虫が苦手な方はもちろん、そうでない人でも害虫や蛇に噛まれる危険性を避けるためにも、見通しの良い土や芝生の上で設営するのがおすすめです。

また、タープはポールとペグを使用するので、土や芝生の上の方が目視で確認することもできるのでしっかりと固定できます。

キャンプをする際に急な強い風が吹く場合もあると思います。

そういった場合はタープの重心を下げるのがおすすめです。ポールの高さを変えることで全体を低めに設営するだけで風の抵抗が大きく変わります。高さが低くなれば風の抵抗を受けにくくなり、風に煽られたりポールが折れる心配もなくなります。

また、設営する際にすでに風が吹いている場合は、風上から先に設営していくと風の抵抗を受けにくい状態のタープが設営できるので覚えておきましょう。

タープを手に入れたら実際にタープを張ってみましょう。

ヘキサタープ、レクタタープ、ウイングタープの張り方と、キャンプサイトでよく見かける『小川張り』の張り方を紹介します。

ヘキサタープ

1. タープを設置したい場所に広げておく

2. 組み立てた2本のポールを中央に挟むようにして立てる

3. タープとポールをロープで結び付け、自立させる

4. 4隅のロープを引っ張り、地面にペグで固定して完成

レクタタープ

1. メインポール1本につきガイロープを2本使い、タープの中央にメインポールを立てる
2. ガイロープのテンションをしっかり張って立ち上げる
3. メインポールが立ったら、タープの四隅のサイドポールを立てて完成

ウイングタープ

1. タープを設置したい場所に広げておく
2. 組み立てた2本のポールを中央に挟むようにして立てる
3. 左右90℃の位置にペグを打ち込みロープを固定
4. タープのサイド2箇所をロープとペグを使ってしっかり固定したら完成

小川張り（テントが先の場合）

1. テントを設営する
2. 前方と後方のポールを設置する
3. タープとポールを連結して高さ調整を行う
4. タープとポールの張り縄を張ってからペグ固定したら完成

タープはポールの立て方やペグ打ちの場所などでさまざまなアレンジもできます。ベーシックな張り方に慣れてきたら自分なりのアレンジ方法を見つけて設営しても楽しいですよ。

アウトドアでよく使用されるタープですが、アウトドア用のタープは自宅の庭やベランダの日よけとしても使うことができます。

アウトドア用のタープは防水性やUVカット加工などの機能を備えており、1人でも簡単に設営できる

ものが多いです。

高機能なタープは日よけとしてだけではなく、人目を避けたり雨よけとしても使用したりすることができます。また、自宅でもアウトドア気分を感じたい方に人気です。選び方もアウトドア用のタープと同じなので、選ぶ際に悩む必要もありません。

ただ、庭に出しっぱなしにしていると傷みやすいので、使用しない時は収納して保管するようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。気になるタープは見つかりましたか。機能性もデザインもあなたにぴったりの、お気に入りのタープテントを見つけて、最高のアウトドア体験を満喫しましょう。