おすすめのSDカードリーダー6選｜SDカードの写真をiPhoneに移すには？

iPhoneやiPadはSDカードに対応していないので、データを保存する際にはクラウドストレージを利用するか、パソコンへデータを移行するのが前提になります。クラウドストレージは保存する容量によって月額料金が必要なので、コストの観点から断念する方も多いです。

しかし、SDカードリーダーを使えばiPhoneやiPadのデータをSDカードに保存できます。逆に、SDカードの写真をiPhoneに移すのも可能です。またケーブルを使用するSDカードリーダーであればネット接続が不要なため、スピーディーなデータ転送ができます。

この記事ではさまざまなメリットや魅力のあるSDカードリーダーについて、選び方やコンビニなど、どこに売ってるのかを詳しく解説します。またおすすめのSDカードリーダー6選も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

SDカードリーダーは異なるデバイスへデータを転送する際に活躍するアイテムです。SDカードリーダーがあれば、SDカードを挿入するスロットがついていないデバイスにもSDカード内のデータを転送でき、反対にデバイスのデータをSDカードに保存もできます。

使い方はシンプルで、まずSDカードリーダーをiPhoneに接続し、指示に従ってデータを移行します。アクセスランプが点滅している間はデータ転送中なので、SDカードを取り外さないようにしましょう。

SDカードリーダーの価格は全体的にリーズナブルで、特に1,500円前後のものが多く売れています。中には1,000円以下で販売されているものもあるので、コストを抑えたい方にはこちらがおすすめです。

SDカードだけでなくmicroSDカードが挿入できるように変換アダプターが付属しているものや、対応しているコネクタが複数であったりする多機能なSDカードリーダーは価格が上がります。iPhoneで使う場合は、Lightningという接続端子が必要になるので注意してください。

ヨドバシカメラやヤマダ電機などの家電量販店には、Apple純正のSDカードリーダーが販売されています。iPhoneで使いたい場合は、純正であれば確実に使えるので安心です。近くに家電量販店があれば、見に行ってみましょう。

ダイソーやセリアなどの100均でもiPhoneで使えるSDカードリーダーを売っています。ただし、Lightning端子になっておらず、microUSBやTYPE-Cの製品がほとんどなのでLightning端子に変換できるコネクタが別途必要になります。ダイソーのネットストアでは、現在変換コネクタは取り扱いがありませんでした。

ドンキホーテにも、iPhone用のSDカードリーダーが売っています。スマホコーナーに売っているので、ドンキが近くにある場合はチェックしてみてください。

一番身近なお店である、コンビニではSDカードリーダーが購入できたらいざというときに便利ですよね。店舗や地域によっては取り扱いがある場合もありますが、基本的にはコンビニではSDカードリーダーの取り扱いはありません。

気になるSDカードリーダーを見つけたらまず最初に対応機種を確認しましょう。機種が対応していない場合、SDカードリーダーをデバイスに接続しても動作しない場合があります。パソコンやスマホで使う場合はWindows・MacのOSに対応しているか、PS3・PS4で使用する場合はそれらの名前が記載されているかを事前に確認するのがポイントです。

SDカードにはいくつか種類があり、SD・SDHC・SDXCの順にデータの保存容量が増加します。64GB～2TBと大容量のSDXCを使用する際は、カードリーダー側が対応していない場合もあるので事前に確認しましょう。

Androidは直接SDカードを挿入できますが、対応規格によって使用できるSDカードの種類が変わるため注意が必要です。たとえば、Androidの外部メディア最大容量が32GBであれば、4GB～32GBまでの容量であるSDHCまでしか使えません。

SDカードとデバイスの端子が合わないと接続できないので、購入時には端子の形状を確認しましょう。iPhoneならLightning、AndroidならMicro-USB・USB Type-Cの接続端子がよく採用されています。Wi-Fi接続できるモデルもあり、その場ですぐにデータを転送・シェアできます。

また、転送速度は規格によって変わるので、端子の形状と同時に規格を確認しておくのをおすすめします。USB3.0の規格なら高速でデータ転送が可能です。

SDカードにはそれぞれ規格があり、規格によってデータの転送速度が変わってきます。広く普及しているのはUSB2.0・USB3.0などの規格で、数値が増えるほどバージョンも新しくなります。たとえばUSB3.0は、USB2.0の約10倍のスピードで転送が可能です。

また、UHS-IIというSDHC・SDXCカードで採用されている規格は、104MB/sの転送速度であるUHS-Iに比べ、312 MB/sと約3倍の転送速度を誇っています。

SDカードリーダーは全体的にコンパクトなサイズのものが多く、持ち運びやすいのがメリットです。1つのスロット・1種類のコネクタのみのSDカードリーダーの場合、サイズが10cm程のものもあります。しかし、コネクタの種類が複数でスロットが増えるほど、サイズは大きくなり価格も高くなります。

SDカードの写真や動画をiPhoneに移すには、まず「SDカードリーダー」を用意してください。具体的な手順は以下の通りです。

1. iPhoneにSDカードリーダーを接続する
2. SDカードをSDカードリーダーに挿入する
3. 読み込みたい写真（動画）を選択し、読み込みボタンを押す
4. カメラロールに写真（動画）が保存されているかチェックする

SDカードリーダーがあれば、SDカードスロットがないデバイスとデータのやり取りが可能になります。また、iPhoneユーザーにとってはバックアップに利用できるところも大きなメリットの1つです。この記事を参考に、ぜひ最適なSDカードリーダーを選んでください。