iPhone対応のSDカードリーダーおすすめ12選｜双方向通信対応や純正も

iPhoneは画質のいい綺麗な写真や動画を撮影できるため、ついつい撮ってしまう方は多いと思います。気づいたら容量がいっぱいになっている場合もありませんか。iPhoneではデータ保存の方法としてクラウドストレージの利用を前提としていますが、移行がスムーズにいかないと感じる場合も多いです。

そこでおすすめなのが、iPhone用のSDカードリーダーです。パソコンなしでデータ移行ができたりワイヤレスで転送できたりと、とても便利なものが揃っています。SDカードに移行できれば、クラウドストレージを有料で使う必要もありません。

この記事では、双方向通信対応や純正・MFi認証などのiPhone用SDカードリーダーおすすめ12選を紹介します。選び方・意識すべき点・MFi認証の製品も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。どこに売ってるかも要チェックです。

iPhoneに保存している写真や動画などのデータをSDカードに移行する場合、パソコンが必要になります。また、iPhoneをパソコンと繋いだ後も設定などが必要で、時間と手間がかかってしまいます。

しかし、iPhone用SDカードリーダーがあればパソコンなしで直接SDカードに書き込めるため、より手軽にデータの移行が可能です。

iPhoneのデータ保管方法として、クラウドストレージを利用する方もいますよね。しかし、クラウドストレージは無料で使える容量に上限があり、端末の容量不足が解消されないケースも多いです。

そこで、SDカードリーダーを使用すればiPhoneやiPadのデータをSDカードに手軽に移行でき、容量不足も解消されます。

Nintendo Switchのゲーム画面のスクリーンショットをSNSにアップロードしたいと思った時にも、SDカードリーダーは役立ちます。ゲーム機に挿していたSDカードをSDカードリーダーにセットしてデータを移行させれば、iPhoneからSNSにスクリーンショットをアップロードできます。

ただし、Apple純正品のカードリーダーの場合、Nintendo Switchのスクリーンショットを読み込めません。

Appleでは純正のSDカードリーダーが販売されていますが、気をつけなければいけない点があります。実は、Appleの純正SDカードリーダーは、iPhoneのカメラで撮影した写真・動画しか読み込めません。写真以外のPDFやファイルなどは読み込めないので、使用時は意識してください。

また、先ほど紹介したゲーム機のスクリーンショットなども純正のSDカードリーダーでは読み込めず、このような場合は別でSDカードリーダーを用意する必要があります。

互換要件を満たし、Appleから認められた商品にはMFI認証が与えられます。MFI認証を受けているiPhone用カードリーダーなら動作保証もされており、安心して購入可能です。

しかし、iPhone用カードリーダーと書かれていても、MFI認証されていない商品もあります。MFI認証されていない場合、iOSのアップデートに伴って使用できなくなる可能性が高いため意識しておきましょう。

iPhoneとSDカードリーダーを接続する方法は無線と有線のどちらもあります。有線接続の場合、SDカードリーダーの端子はLightningと呼ばれるコネクタ規格でなければ使用できませんが、接続が安定しやすくリーズナブルに購入できる点がメリットです。

また、現行のiPad Pro・Air・miniの充電コネクタはType-Cで、従来のLightningコネクタとは異なる規格です。一方で、無線タイプのSDカードリーダーはケーブルなしで接続できるため、コネクタの規格を気にする必要がなく、iPhone以外のスマホでも使用できます。ただし、有線タイプに比べて値段が高く初期設定も必要です。

SDカードにはSDやmicroSD、SDHCのように種類があります。SDカードリーダーを購入する時は、手持ちのSDカードに対応しているか必ず確認してください。

特に、大容量のSDXCは対応していない商品も多いので要注意です。また、microSDカードを使用する場合はスロットの有無も確認しておくのをおすすめします。

普通に現像するのではなく、RAW現像にこだわりたい方もいますよね。その場合は、通常のSDカードではなく、各社が開発している独自規格のRAW画像ファイル形式対応のSDカードの購入をおすすめします。

それぞれのメーカーの製品に適合したSDカードを使用すれば、質感もそのままにRAW現像が可能です。

iPhoneとSDカードリーダーでデータをやり取りする際に、専用のアプリが必要になる場合があります。専用アプリが使いやすいかどうか確認しておきましょう。Apple storeで検索すれば、レビューや操作画面のイメージが確認できます。

専用アプリが用意されていれば、バックアップデータの保存も簡単です。アプリが必要になる場合は操作方法が分かりやすいSDカードリーダーを選ぶのがおすすめです。

SDカードリーダーの中には、専用アプリなしで直接データをやり取りできる機種があります。アプリ起動の手間を省略できるため、時間短縮できる点でもおすすめ。スマホ上でアプリを動作するのではなく、専用のボタンを押すといった操作系統が一般的です。

端末とSDカード間で双方向のデータ転送が行えるタイプを、双方向通信対応タイプといいます。iOS13以降でこれに対応したものが多く、データの整理がスムーズに行えます。パソコンと接続した際には、パソコンとも双方向でデータ転送が可能なので、iPhone以外にもSDカードリーダーを使いたい場合におすすめです。

SDカードリーダーをどれにするか迷った際は、搭載されている便利機能で選ぶのもおすすめです。モバイルバッテリーとして使えたりWi-Fiルーター機能を備えていたりと、1台で2役こなすモデルもあります。

また、iPhoneとAndroidの両方に対応したSDカードリーダーも販売されています。

iPadと組み合わせる前提でSDカードリーダーを使う場合は、Type-C端子搭載の機種を選びましょう。iPadは第10世代でLightningコネクタを廃止し、Type-Cに統一しました。iPhoneと第10世代以降のiPadの端子には互換性がない点も要注意です。

SDカードのデータをiPhoneに読み込む場合は、SDカードリーダーとiPhoneを接続すると写真アプリが起動、そこからiPhoneに取り込みたいデータを選択すると読み込まれます。

一方、iPhoneのデータをSDカードに移行する場合も、SDカードリーダーをiPhoneに繋いだ状態で写真アプリを開いてください。共有アイコンからファイルに保存を選択すれば完了です。

SDカードリーダーに差し込んでいるのに反応しない場合は、慌てずに以下の対処法を試してみてください。もし、他の端末に差し込んでみて認識されれば端末側に問題があると考えられます。パソコンで認識しない時は、ドライバの再インストールも試してましょう。

• SDカードの規格がSDカードリーダーに対応しているか確認
• 接触不良を起こしていないか抜き差ししてみる
• iPhoneを再起動してみる
• 他の端末で認識されるか試してみる

SDカードリーダーは、ケーズデンキ・ヤマダ電機などの家電量販店やネット販売、ドンキホーテにも売っていて手に入りやすいです。iPhoneの販売コーナー・パソコンの販売コーナーの近くにあるケースが多いのでチェックしてみてください。

購入の際には必ずlighting端子かどうか確認しましょう。

ダイソーやセリアなどの100均でもSDカードリーダーは購入できます。ただし、通常のSDカードリーダーに比べると対応可能なデータ容量が少なかったり、転送速度が遅かったりするのが弱点です。購入時にパッケージなどでスペックを確認しておきましょう。

普段は必要ないけど念のために用意しておきたいといった場合は、100均のSDカードリーダーでも問題ないかもしれません。しかし、普段からよく使う場合やデータ容量が多い場合は、家電量販店やコンビニでの購入をおすすめします。

今回は、iPhoneに対応しているSDカードリーダーを紹介しました。SDカードリーダーがあれば大切な思い出をSDカードに残せます。ぜひこの記事を参考に、自分に合ったSDカードリーダーを見つけてください。