掃除機の不具合は延長管が原因？接触不良かも？【おすすめ延長管も紹介】

掃除機を使用していて、吸込みが悪くなったり動作がおかしいと感じることはありませんか？掃除機の不具合の原因は寿命やヘッド部分の故障などさまざまな原因が考えられます。早急に原因を突き止めて対処したいですよね。

掃除機の不具合の原因の1つに、延長管の接触不良による故障が関わっている可能性があります。特に、近年人気の高い自走式モーターを搭載した高性能タイプでは、延長管はただのパイプではなく掃除機の機能性に関わるため、延長管の故障の可能性も視野に入れましょう。

この記事では、掃除機の延長管の仕組みに触れつつ、延長管の故障か判断する方法や対処方法などを解説します。また、交換用のおすすめ延長管もいくつかピックアップして紹介するので、掃除機のゴミ除去性能を復活させたい方はぜひ最後までご覧ください。

掃除機の延長管は、長さの調整やパイプとしての役割だけではありません。ヘッドに内蔵されたモーターを回転させるための電気の通り道なので、延長管の内部には銅線が通っています。

使用時に強い衝撃を受け、延長間内部で断線が起こると、電気が通らなくなりヘッドのモーターは回転しなくなります。ヘッドは掃除機のゴミ除去性能に大きく関わる部分なので、延長管の故障によってゴミ除去能力は大きく低下します。

また、銅線が切れてモーターが不安定な状態になると、熱やスパークを起こし発火する危険性も。異常を感じたらすぐに使用を中止してください。その他の動かないといったようなトラブルがある場合は下記リンクのチェックがおすすめです。

延長管が断線すると、ヘッドのモーターの動きが悪くなる症状が現れます。モーターの不調を感じたら、ヘッドそのもの故障なのか延長管の故障なのかを見分けたいですよね。

まずは延長管を外し、ヘッドとホースを連結させて動作確認しましょう。ヘッドとホースを連結させた状態でモーターが問題なく回転するようなら、延長管に断線が生じている可能性が高いです。

延長管がない状態でヘッドの動作が悪い場合には、ヘッドそのもの故障している可能性があります。なお、延長管は分解が難しいものも多いので、直接断線を目で確認すると破損の恐れもありおすすめできません。

延長管は通常、交換用部品として単体でメーカーで取り扱っています。通販サイトで販売されていることもあり、メーカーを通して購入するよりも手軽に入手できますよ。延長管の故障を確認したら、購入して自分で交換するのも有効な対処法です。

延長管を購入する時は、お手持ちの掃除機の型番と対応しているのかを必ずチェックしましょう。また、通販サイトによって価格にバラつきがあるケースも多いです。いくつかのサイトの価格を比較するとよりお得に購入できます。その他のパーツの購入については下記リンクで詳しく紹介していますよ。

ネット上には、延長管を自分で分解修理した内容のブログがあり、写真なども分かりやすく掲載しているものも多いです。そのような記事を読むと、DIYで延長管の修理ができそうな気持ちになりますが、延長管は分解の時点で難しいものが多く破損のリスクもあります。

うまく分解できても、銅線の繋ぎ直しや半田付けなどの修理には技術を要します。また、DIYの修理ではヘッドの動作が回復した時点で満足して、安全性を見落としがちです。半断線状態に気付かずに発火する危険性もあるため、DIYはおすすめできません。

基本的には、延長管の価格よりも掃除機そのものの価格の方が高いため、延長管の故障には掃除機の買い替えよりも延長管の交換で対応するのが安く済みます。しかし、必ずしも延長管を交換する方がお得かと言えば、そうではありません。

掃除機そのものを長年使用して延長管以外の不調が気になることや、延長管の故障が早く何度も交換が必要なケースもあります。先のことも見越して考えると、掃除機そのものを買い替えた方がお得になる可能性もあります。

※2021年5月時点での価格です。変動する場合があります。

パナソニックや日立などの大手メーカーでは、公式ページで掃除機の交換用パーツ各種を販売しています。その中には掃除機の交換用延長管もあるので、延長管が故障した際には各メーカーから購入するのも確実で有効な対処法です。

また、各メーカーのホームページでは掃除機が不具合を起こした際の対処法やQ&Aなどを掲載していることも多いので、参考にしてください。原因がわからない場合は、電話やチャットサービスで問い合わせるのもおすすめです。

基本的に汎用性のある延長管は販売されていません。ただし、汎用性のある掃除機ノズルは販売されており、多種多様なものが100均でも買えます。掃除に便利なアイテムが多数あるので、下の記事をぜひ参考にしてください。

掃除機の延長管の故障は、不便なだけではなく安全性にも関わるので、できるだけ早めに対処しましょう。また、故障したまま使うと他の部品の負担になることもあるため、更に修理費用や部品交換費用がかかる場合があります。部品交換と掃除機の買い替えのどちらがお得か、長い目で考えることが大切です。

掃除機の延長管の故障と言っても、故障した時期・メーカー・使い方などさまざまな要素によって最適な対処法が異なります。値段を比較して、できるだけお得な方法を選びましょう。