掃除機のモーターは修理対応や寿命は？おすすめ6選｜マキタや三菱はも紹介！

どんな家にも1台ある家電製品の1つが掃除機です。掃除機がなければ掃き掃除をほうきで行うので不便ですよね。すいすいとホコリを吸い取ってくれる掃除機は、掃除するときに必須の家電製品です。

小さなハンディクリーナーから大型のキャニスター式掃除機までさまざまな製品がありますが、どんな掃除機にも必ず使用されている部品がモーターです。掃除機の中核部品であり、故障すれば掃除機は動作しなくなります。

掃除機モーターが故障するときには異音がしたり、本体が熱を持ったりとさまざまな症状が出ます。掃除機モーターの寿命や修理代の目安、自分での交換について解説し、マキタや三菱の掃除機の寿命や壊れやすいのかについても紹介します。モーターを修理せず、買い換える場合におすすめの掃除機も必見です。

モーターの寿命を解説する前に、手短に掃除機が動く仕組みとモーターの役割についてご紹介します。

1. モーターが動いてファン（羽根）が回転
2. ファンの回転により空気と一緒にゴミやホコリを吸い込む
3. 吸い込んだ空気は外へ排気され、ゴミやホコリは掃除機内に溜められる

このような仕組みで掃除機は動きます。モーターが動かないと掃除機は機能しません。モーターは掃除機の重要な部品だと分かりますね。

掃除機のモーターの寿命は掃除機の使用頻度にもよりますが、モーター内部の部品であるカーボンブラシが摩耗すると寿命となります。寿命を迎えたモーターは通電が遮断されたり、異臭や異音を伴ったりする場合があります。

1日平均6分程度の使用時間として、掃除機のモーターの寿命は平均して7～8年程度です。1日の使用時間が多い場合などはこれより寿命が短くなります。大まかな目安として覚えておくと、掃除機のモーターの寿命かどうか判断がしやすくなります。

掃除機のモーターが寿命を迎えると通電が止まる場合があります。モーターが通電しないと掃除機が途中で止まったり、動かなかったりします。掃除をしている途中で頻繁に止まるようなら、修理や買い換えのサインです。

この症状はモーターの不具合の他に断線も考えられます。どちらにしても修理か買い換えを検討しましょう。

吸引力が落ちてきたときにはまず、掃除機の紙パックやダストボックスが満杯になっていないかチェックしましょう。ホースにゴミが詰まっていたり、フィルターが目詰まりしていたりするのも吸引力が弱くなる原因です。しかし、これらを確認しても吸引力が戻らないならモーターなどが不調の可能性も。

掃除機を洗って掃除すると改善されるケースもあります。まずは吸引力が弱くなっている原因をしっかりと突き止めましょう。

掃除機を使用していて焼けたり焦げたりしたような臭いがするなら要注意です。そのまま気にしないで使用すると発火や火事の原因になりかねません。まずは使用を中止して原因を突き止めましょう。焼け焦げた臭いがするのはモーターの寿命や故障のケースが多いです。

本体が熱を持つなどの場合は特に危険ですから使用せず、すぐに修理か買い換えを行ってください。

掃除機から普段と異なる音がするなら、ゴミが詰まっていないかどうかチェックしてください。ゴミが詰まっていないのに異音がするのならモーターの寿命が近いと考えられます。まだ故障に至っていなくても修理や買い換えを検討するタイミングです。

この場合も、本体の発熱を伴う場合はすぐに使用を中止しましょう。発火や火事の原因となる場合があります。

掃除機の修理はメーカー以外で業者に依頼する方法もあります。モーターを修理するなら、メーカーに依頼すると数千円～2万円弱程度の修理費用がかかるケースが多いようです。業者に依頼しても同程度の修理費用がかかります。

掃除機の修理をしてもらっている間は掃除機が使えません。修理費用が高いと感じるなら買い換えも検討しましょう。

マキタは電動工具メーカーならではのさまざまな電圧のバッテリーを搭載したコードレス掃除機を製造しています。バッテリーの寿命を長持ちさせるには、普段の使い方がポイントです。ハイパワーばかりで使うと、その分寿命は短くなります。できるだけ標準モードで使用するのがおすすめです。

三菱の掃除機は壊れやすい？との声もありますが、使う頻度が多ければどうしても寿命は早くなります。不具合が出てきた場合、修理はメーカーへ問い合わせる形になります。

モーターが故障したり寿命を迎えたりしたら、修理するより買い換えた方がいい場合もあります。どのようなケースなら買い換えがおすすめか解説します。

掃除機のモーターが故障して修理に出しても、他の部分がまた故障する可能性も考えられます。長く使用している掃除機ほど他の箇所が故障する可能性は高く、その都度修理に出さなければならなくなります。

何度も修理に出すと修理代や部品代なども掛かります。新品を買うのと大差ない金額になる場合もありますので、買い換えてしまった方が安心ですよ。

新しい掃除機は古い掃除機に比べて性能も優れています。機能が進化しているので古い掃除機に比べて吸引力やパワー、静音性が優れていたりとメリットがたくさんあります。

またコスパのいい安い掃除機なら1万円前後で購入可能です。掃除機の使用年数や故障の度合いにもよりますが、買い換えを検討してみましょう。

メーカーや掃除機のモデルによっては交換用のモーターが販売されている場合があります。自分で行うなら掃除機を分解してモーターを交換し、再度組み立てます。慣れていないとモーターの交換は失敗する可能性も高く、おすすめしません。それでも交換したい場合は、事前に交換方法などをしっかりと調べ、自己責任で行いましょう。

紙パック式掃除機の場合、以下の2点を守って使ってください。

• ゴミが8割程度溜まったら紙パックを捨てる
• 純正の紙パックを使う

紙パックはフィルターの役目も果たしています。ゴミがいっぱいに溜まった状態だとフィルターの能力も低下し、結果的に掃除機内部にゴミが回る原因に。交換サインが出る前、ゴミの量が8割程度のときに交換してください。

また紙パックの選び方も大切です。紙パックにはメーカー純正タイプと、複数メーカーの掃除機に対応している共通タイプがあります。

共通タイプは純正タイプより低価格ですが、ほとんどの掃除機の取付口にぴったり合わず隙間が生じます。この隙間からゴミがモーター部に入り込むと故障を引き起こすので純正の紙パックを使いましょう。

サイクロン式掃除機の場合も、ポイントは2つです。

• こまめにフィルターを掃除する
• こまめにダストボックスのゴミを捨てる

フィルターにゴミが蓄積すると紙パック式と同様に掃除機内部にゴミが回る原因となるため、こまめに掃除するのが大切です。水洗い可能なタイプの場合は、しっかり乾かして臭いや目詰まりの原因を作らないようにしてくださいね。

またダストボックスも満杯の状態だと掃除機内部にゴミが入り込みモーターに悪影響を与えるため、ゴミ捨てラインを超える前にゴミを捨てましょう。サイクロン式は紙パック式と比べて、ゴミの入り込みによる故障の危険性が高いと言われています。面倒ではありますが、掃除機を使うたびにゴミを捨てるのが理想です。

布団圧縮袋の空気を抜く際、掃除機を使う方がほとんどかと思いますが、この使い方は推奨されていません。モーターに負荷がかかるためです。

掃除機をできるだけ長く大事に使うためにも、掃除機を使わないタイプの布団圧縮袋を使いましょう。

ゴミを吸い取ってスッキリしたい人に、モーターヘッドの掃除機はおすすめです。モーターの力でブラシを回転させてごみをかき取る構造で、そのパワフルさでしっかりとごみをかき取れます。

以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

モーターが故障して通電しなくなっただけならいいですが、発熱したり焦げ臭いにおいが発生したりする場合はすぐに使用を中断しましょう。発火や火事の原因になる場合があるからです。モーターが寿命を迎えたら修理か買い換えを素早く検討してくださいね。