【2025】カメラ付きPCモニター・ディスプレイおすすめ12選｜カメラ内蔵で快適！

リモートワークの導入が主流になってきて、自宅で仕事をする方も増えています。それに伴い「最初はノートパソコンで仕事をしていたけど大きなモニターが欲しい」と考える方も多いかもしれません。そんな方におすすめなのがオンライン会議などでも役立つWebカメラ内蔵モニターです。

Webカメラ付きモニターはリモートワークで使用するだけではなく、友達とのオンラインでの飲み会や、家族とのテレビ電話にも使えます。画質がいいものが多いので、映像をきれいに楽しめるのも魅力の一つです。

しかし、種類が豊富なカメラ内蔵PCモニターの中から、どんな点に注目して選べばいいか、迷ってしまう方もいるかもしれません。今回はそんな方のために、いくつかのメーカーから商品をピックアップして、特徴や選び方をご紹介します。

映像とデータをつなげてくれるケーブルが必要ですが、そのケーブルにもいくつか種類があります。よく見かけるのはHDMIやDisplayPortケーブルタイプですが、最近のモニターやノートパソコンで主流なのは、USB Type-Cです。

USB PowerDeliveryに対応しているUSBであれば、つなげるだけで映像の入出力と電源の供給をしてくれます。ケーブルが少なくて済むので、パソコン周りがすっきりしますよ。

Windowsのログインは、パスワードの入力や管理が面倒だと思っていませんか？そんな人にはWindows Hello対応のカメラを搭載したモニターがおすすめです。Windows Helloとは生体認証によるログインが可能なシステムです。

Windows Hello対応モニターでは、赤外線カメラを通して顔認証によるログインが可能になります。最新機種に必ず搭載されているわけではないので注意してくださいね。

多くのカメラ付きモニターでは、マイクやスピーカーが内蔵されています。しかし、マイクやスピーカーが内蔵されていない場合は、イヤホンやヘッドセットを使うか、別でマイクが内蔵されているスピーカーと接続が必要です。モニターひとつで完結させたい方は、マイクとスピーカーが内蔵されているタイプのカメラ付きモニターを選びましょう。

カメラ付きモニターにはカメラのタイプが下記3種類あります。

• 埋込み型
• ポップアップ型
• スライド型

常にカメラに映りたくない場合や、不意に映ってしまうような事態を避けたい方は、ポップアップ型かスライド型でカメラを隠せるタイプを選びましょう。物理的にレンズを隠せるのでプライバシー保護の点でも安心です。

カメラ内蔵モニターを選ぶのにおすすめのインチサイズはどのくらいの大きさか気になりますよね。前提として、24インチ以下や27インチ～50インチ以上の大型はあまり需要がないためラインナップが少ないです。そのため、24インチまたは27インチから選びましょう。

• 24インチ：大き過ぎずコンパクトなため省スペースな点がポイント
• 27インチ：複数のウィンドウを使えるため仕事の効率が上がる

まずは自分にあったアスペクト比で選びましょう。同じインチ型でも画面の形によって使い勝手が異なります。アスペクト比によって、設置に必要なスペースも異なるので、用途や環境に合わせて選んでください。

• スクエア型
  縦横の比率が5：4。スペースが小さくて済む。文書作成に適している。
• ワイド型
  縦横の比率が16：9もしくは16：10。複数の画面を立ち上げても見やすい。
• ウルトラワイド型
  縦横の比率が21：9。広い作業スペースが確保できる。

解像度は、ピクセル数で表され、値が高いほど画像の情報度は多くなります。簡単に言うと、ピクセルが高いほど画像は鮮明できれいです。4KやフルHDは、ピクセルが高いので高画質ですよね。

しかし、解像度が上がるほど表示は細かくなると小さな文字が見にくくなってしまったり、価格が上がってしまったりするのはデメリットと言えるかもしれません。映像を楽しみたい場合は、4Kや8Kの超高画質のものをおすすめします。

液晶パネルは駆動方式によって3種類に分けられます。種類によってメリットとデメリットが異なりますが、映像エンジンなどでカバーされている場合もあるのでそちらもチェックしてみてください。近年では、IPSパネルが最も主流となっています。

• IPSパネル
  視野角が広く、発色がよく、目に優しい。応答速度が遅い。静止画に向く。
• VAパネル
  黒の表現に優れ、高コントラスト。
• TNパネル
  消費電力・コストが低い。応答速度が速いのでゲームに適する。見る角度で色が変わってしまう。

モニターには光沢(グレア)タイプと非光沢(ノングレア)タイプの二種類があります。それぞれ特性が異なり、グレアタイプは映像やコンテンツを楽しみたい方に、ノングレアタイプは長時間使用する方におすすめです。

【グレアの特徴】

• 色が鮮やかで、静止画や映像をきれいに楽しめる
• 外部が映り込んだり光が反射したりする
• 比較的目が疲れやすい

【ノングレアの特徴】

• 映り込みが少なく、目の負担が軽減される
• 画面が傷つきにくいよう加工されている
• 色の鮮やかさやコントラストがグレアより劣る

仕事などで長時間モニターに向かう方は、目に負担なく疲れにくい工夫があると助かりますよね。特に画面のちらつきやブルーライトは、対策があるか気になる点です。

LEDバックライトを高速で点灯させるのがフリッカーです。フリッカーがある画面を長時間見るのが、目が疲れる原因のひとつと言われています。このフリッカーを除去してくれるのが、フリッカーフリー機能付きのモニターです。長時間の作業で目の負担が気になる方は、フリッカーのないモニターを選んでください。

パソコンで作業する上で非常に気になるのが、ブルーライトです。目だけでなく肌にも影響があるといわれています。ブルーライトカット機能付きのモニターもあるので、長時間・長期間作業する方にはおすすめです。

ただし、ブルーライトカットをすると画面の色味が変わってしまいます。色・色彩に関する作業をする方には不向きです。

PCモニター・液晶ディスプレイの価格は安いもので1万円台からあります。しかし、安いものはモニターが小さかったり、性能が劣るので高スペックを求めるとそれに比例して価格も大きく変動します。

作業効率を求めて性能がいいものを選ぶと3万円以上と価格に上限がありません。それぞれの用途に応じてモニターの大きさ・性能を検討して最適な価格で購入しましょう。

DELLはコスパのいいモニターを多数取り扱うメーカーです。S・SEシリーズ・Pシリーズ・ALIENWAREシリーズ・U・UPシリーズなどいくつかに分かれているので、各シリーズのポイントを把握したうえで、自分に合った製品を選びましょう。

仕事や趣味用であれば、3万円程度のお手頃価格のモデルが多い、S・SEシリーズがおすすめです。低価格ながらも、4KやVRRに対応したモデルもあり、デザインや色のバリエーションも豊富に展開されています。

作業効率を重視する方には、マルチウィンドウでの作業性が高いPシリーズがぴったりです。モニターの位置調整もでき、自分好みの環境に整えられます。またゲーム用に使う方には、ALIENWAREシリーズがおすすめです。画像描写に優れており、全モデルがVRRに対応しています。

日本HPは細密なベゼルや薄い設計で人気を集めるメーカーです。スリムベゼル設計や縦置き対応などさまざまなモデルを取り扱っているので、使用する環境や自分の好みにぴったり合ったモニターを見つたい方はぜひチェックしてみてください。

HPの製品は数多くありますが、スタイリッシュなデザインが好みの方には、スリムベゼルで没入感の高い「M24f FHDディスプレイ」がおすすめです。ブルーライトカットの性能も高く、鮮やかな画面でありながらも、目にかかる負担をおさえられます。

またデスク場をきれいに整えたい方には、モニターの周辺機器を減らせる「M27fwa ディスプレイ」がおすすめです。どの角度から見てもきれいなIPSパネルを採用しています。HDMIで接続するだけで再生される、シンプルなオーディオ仕様も魅力の一つです。

LGエレクトロニクスは世界で初めてPC用の曲面型パネルを採用したメーカーです。コスパの良さに定評があり、作業にぴったりの非光沢タイプはもちろん、ゲームや映画鑑賞に適したタイプまで、多様な製品を取り扱っています。

業界の中でも早い時期から大型有機ELパネルの量産化に成功しているメーカーであり、色彩カバー率に優れたパネル「Nano IPS」を採用した製品が人気です。画面の中のリアルな色相を楽しみたい方にぴったりのモニターとなっています。

またゲーマー向けのモニターも人気で、画面のカクつきをおさえたり、暗い映像も鮮明に映したりする、高性能なモデルが多いです。高性能かつコスパのいい製品を見つけたい方は、ぜひLGのモニターをチェックしてみてください。

事前にカメラやマイクの権限や設定などをしておく必要があります。お使いのOSに応じて確認してください。ここでは、内蔵カメラでオンライン会議に参加する方法を解説します。

ミーティングに使用するアプリが内蔵カメラにアクセスできるようにする必要があります。下記の手順で権限を許可してください。

1. スタートボタンの設定をクリック。
2. プライバシーを選択。
3. 画面左の「アプリのアクセス許可」からカメラを選ぶ。
4. 画面右の「アプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにする。
5. 同様にマイクのアクセスもオンにする。

上記の設定がされていないと、アプリを立ち上げてもカメラが映らなかったり、音声が入らなかったりします。

オンライン会議システムのカメラやマイクへのアクセスが無効にならないように、権限の編集を行う必要があります。下記の手順で設定してください。

1. 画面左上にあるAppleロゴを選択して「システム環境設定」をクリック。
2. 「セキュリティとプライバシー」をクリック。
3. 画面左下のロックアイコンを選択。
4. OS管理者のユーザー名とパスワードを入力し、ロックを解除する。
5. 「プライバシー」からカメラを選択し、アクセスを許可したいアプリを選択する。
6. 同様にマイクも設定する。

オンライン会議でカメラが映らない場合は、会議に使用しているアプリ内の設定でカメラがオフになっている可能性があります。すぐに解決できる場合がほとんどなので、慌てず下記の対処法を試してみてください。

【カメラが映らない時の対処法】

• カメラ保護機能がオンになっていないか確認する
• パソコンを再起動する
• アプリをアンインストールする

ここまでカメラ付きPCモニターをご紹介してきましたが、予算を抑えたい方やモニターの選択肢を広げたい方には外付けできるビデオカメラ・WEBカメラがおすすめです。すでにPCモニターを持っていれば、外付けWEBカメラを購入するだけで簡単にビデオ通話ができます。

また、外付けWEBカメラは安いものであれば3000円以下の価格も魅力的です。テレワークの方も多くなってより快適に作業効率を上げるのにおすすめ。外付けWEBカメラは部屋の広さに応じて選べば音声の聞き取りやすさなども大きく変わってきます。

以下の記事ではおすすめの外付けできるビデオカメラ・WEBカメラを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

今後もどんどん浸透していくと思われるリモートワークですが、オンライン会議などでカメラを必要とする場面がでてきます。WEBカメラを追加で購入するより、一体型の方がスペースを取らずにすっきり使えます。今回のおすすめ商品を参考に、用途に合わせてぴったりのカメラ付きPCモニターを選んでくださいね。