【徹底解説】SSDの処分方法は?|データはきちんと消去しよう!

不要になったSSDは適切な方法で処分しないと残っているデータが悪用される可能性があるため、処分方法には注意が必要です。本記事ではSSDの正しい処分方法とデータの削除方法を解説しているので、使わなくなったSSDが手元に残っているという人はぜひ参考にしてください。

2022/01/11 更新

パソコンを長く使っていると一部のパーツが故障してしまったり、性能が落ちて買い替えたりすることがありますよね。

 

中でもSSDは大切なデータを保存するパーツのため、内部データを消去せずに処分してしまうと第三者にデータを覗かれる恐れがあるため注意が必要です。HDDからSSDに切り替えるときやSSDを新たに買い替えるなら適当に処分をせず、正しい方法で不要になったSSDを処分しましょう。

 

今回は不要になったSSDの処分・廃棄方法を詳しく解説していきます。SSD内のデータを完全消去する方法についても説明しているので、ぜひ参考にしてください。さらに、記事の後半ではパソコンごと処分するにはどうすればいいかも解説しているので、併せて確認してください。

SSD内に保存されたデータを簡単に削除することは難しいです。一般的なデータ消去で思いつくのはゴミ箱に捨ててゴミ箱を空にする方法や、ソフトを使って初期化を行い工場出荷状態に戻すことをイメージするでしょう。

 

いずれの方法もデータ消去ができたようにみえますが、本来のデータはSSDに残ったままです。そのため、特殊なソフトウェアを利用してしまえば簡単に読み取りが可能になってしまいます。以上の点から、SSD内のデータを完全に消去することは簡単ではないのです。

簡単に削除できないSSD内データを徹底的に消去するには「ソフトウェアの利用」「専用装置での消去」「物理破壊」の3つの方法があります。それぞれの消去方法について詳しく解説していきます。

ソフトウェアを使って消去

ソフトウェアを使ってSSDデータを消去する方法はもっとも手軽に行うことができるものの、利用ソフトウェアに注意が必要です。SSDやHDD用のデータ消去を行えるフリーソフトが数多くリリースしていますが、中には効果のないものもあります。

 

そのため、しっかりとした企業が提供しているソフトウェアを使って内部データを完全消去し、情報漏洩を防ぐことが大切です。

専用の装置で消去

SSDは磁気に弱いため、専門の装置を使って磁気破壊を行うのがベストです。ソフトウェアを使ったデータ消去よりも効果的で、完全に内部データを破壊できるので第三者に悪用される心配もありません。

 

専用の装置による消去は、データ消去サービスを提供している会社に依頼できます。中にはエンジニアが自宅まで出張し、その場で磁気消去を行ってくれる会社もあります。サービス内容を各社ごとに比較して、1番相談しやすい会社に依頼しましょう。

物理的に破壊して消去

SSDは内部メモリチップが入っており、物理的に破壊することでデータ復元を不可にできます。ただし、パソコンに詳しくSSDを分解できる人であれば問題ありませんが、製品によってチップの場所や個数に違いがあるため、物理破壊を行うときは注意が必要です。

 

また、ハンマーやドリルを使った方法は怪我の恐れがあり、水に浸す方法は過去に復旧できたケースもあるため確実ではありません。物理破壊での消去は個人で行うには難しいため、販売店での破壊サービスの利用がおすすめです。

ここからは不要SSDの処分・廃棄方法を解説します。自治体を利用する処分方法からSSDを破壊・回収している家電量販店もあるので、自分が廃棄しやすい方法を見つけて不要SSDを処分しましょう。

燃えないゴミとして廃棄

SSDは燃えないゴミに分類されるため、自治体の不燃ゴミと一緒に出すことができます。ただし、パソコンは「資源有効利用促進法」によりリサイクルが義務付けられているため、処分する際は注意が必要です。SSD本体にPCリサイクルシールが貼られている場合は、メーカーに連絡して回収してもらいましょう。

 

また、燃えないゴミとして回収してもらうときは、事前に各地域の自治体でパソコン関連のパーツ回収を行っているか確認しておくと安心です。

回収ボックスを利用

SSDは小型家電リサイクル法に該当するパーツで、各自治体が設置している回収ボックスに捨てることが可能です。小型家電リサイクル法とは小型の家電電子機器の再資源化を促進するための法律のことで、主にパソコン・携帯電話・ゲーム機などが該当します。

 

ただし、各自治体の回収ボックスはSSDを引き取ってくれるものの、内部データの消去は行ってくれないため注意してください。回収ボックスを使ってSSDを処分したいという人は、事前にSSD内データを消去してから利用しましょう。

回収業者を利用

SSDやHDDなど、パソコン本体やパーツを有料で引き取る回収業者を利用するのも選択肢の1つです。回収業者を使えば自宅までSSDを引き取りにきてくれるので、手間もかかりません。ただし、不用品回収には一般廃棄物収集運搬業の許可が必要なので、無許可の回収業者を選ばないように注意する必要があります。

 

そのため、回収業者を利用したい人は、一般廃棄物収集運搬業の許可を得て営業をしているかを事前に確認してから引き取ってもらいましょう。

家電量販店のハードディスク破壊サービスを利用

ビックカメラやコジマなどの家電量販店では、ハードディスク破壊サービスを提供しており、SSD・HDDの回収を行っている店舗も存在します。SSD内部データの消去と廃棄をまとめて行うことができるので、確実にデータを処分したい場合は家電量販店のサービスを利用するのがおすすめです。

 

注意点として、家電量販店によって回収品目に違いがあるため、利用するときは事前に店舗に確認をとっておきましょう。

パソコン本体は燃えないゴミや粗大ごみとして処分できないため注意が必要です。そのため、SSDだけでなくパソコン本体を丸ごと処分したい場合は製造メーカーに引き取ってもらうか、ケーズデンキやヨドバシカメラなど家電量販店で回収してもらう方法を選びましょう。

 

また、使わなくなったデスクトップパソコンやノートパソコンの処分を考えている人は、以下の記事を参考にしてください。

故障していないSSDなら中古品として買い取ってもらう方法もあります。パソコンのパーツはメルカリや楽天などのネット通販や、中古PCショップ・ネットオークションで売却できます。そのため、壊れていないけれど自分で使う予定のないSSDがあれば売却するのもおすすめです。

 

ただし、注意点としてSSDを売却するときは内部データを必ず消去してもらうことが重要になります。情報を悪用されないためにも、売却前に内部データを完全消去してから売るようにしてください。

SSDは個人情報などのデータが詰まっているため、完全にデータを消去してから処分することが大切です。うっかりデータを消去せずに燃えないゴミとして廃棄してしまうと、悪意ある人に内部データを利用される可能性もあるので取り扱いには十分注意しましょう。

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