【徹底解説】ノートパソコンの処分方法|処分前にデータ消去も忘れずに

不要になったノートパソコンはリサイクルが必要です。また、データの移行や消去は必ず事前におこなっておく必要があります。この記事では、ノートパソコンの処分を考えている方に向けて、リサイクル方法やデータの消去法を解説します。安全に処分するために、ぜひ参考にしてください。

2021/12/27 更新

不要になったノートパソコンの処分に困っている方はいませんか。ノートパソコンは通常の不燃ごみや粗大ごみとしては捨てられないため、リサイクルをする必要があります。

 

しかし、リサイクルをするといっても方法がわからないという方も多いでしょう。リサイクルは意外と簡単にできるうえ、面倒な手続きもほとんど必要ありません。また、自分の都合に合わせていくつかの処分方法から選ぶことも可能です。

 

当記事では、ノートパソコンの処分を考えている方に向けた情報を紹介します。ノートパソコンのリサイクル方法や、処分前にしておきたいことなどをまとめました。正しく安全にノートパソコンを処分するためにも、ぜひ参考にしてください。

ノートパソコンは通常の不燃ごみや粗大ごみとしては捨てられません。ノートパソコンには有用金属が含まれており、資源有効利用促進法の対象品目になっているからです。

 

資源有効利用促進法の対象品目になっている製品は、リサイクルする必要があります。資源を再利用することで、環境に優しく処分できます。リサイクルに出す方法はいくつかあるので、自分に合った方法でリサイクルに出しましょう

ノートパソコンを処分するにはリサイクルに出す必要があることを解説しました。ここからは、ノートパソコンをリサイクルに出す方法を紹介します。次のいずれかの方法から自分に合った方法を選んでください。

製造メーカーに引き取りしてもらう

2003年以降に製造されたパソコンには「PCリサイクルマーク」ステッカーが貼られています。このステッカーがあるパソコンは、製造メーカーに無料で回収してもらうことが可能です。

 

ステッカーがない古いパソコンは一般社団法人パソコン3R推進協会が有料で回収しています。しかし、以下で紹介する方法の中には無料のものもあるので、まずはそれらの方法を検討してください。

家電量販店で回収してもらう

家電量販店でも不要なパソコンを回収しています。家電量販店が回収したのちに、指定業者に引き継ぐというシステムです。店舗によって方法が異なるので、事前に確認しておくといいでしょう。以下で詳しく紹介します。

家電量販店へ持ち込みでリサイクル

エディオン・ヨドバシカメラ・ケーズデンキなどの家電量販店は、店舗持ち込みによる回収に対応しています。店舗により無料で回収してもらうことも可能です。ビックカメラの場合は、新しいパソコンを購入する際に古いパソコンを回収してくれます

 

ただし、店舗によっては持ち込み回収に対応していない場合もあります。事前に公式サイトや電話で確認しておきましょう。

家電量販店の宅急便リサイクル

ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などが対応している宅急便リサイクルも便利なシステムです。段ボールにノートパソコンを含む不要な対象製品を詰めて送るだけで回収してもらえます。集荷に対応している店舗であれば、自宅で荷物を詰めるだけで処分が可能です。

 

さらにヤマダ電機の場合は、無料で回収してもらえるのでお得です。ヤマダ電機のパソコン回収については、記事の後半にて詳しく解説します。

家電量販店で下取りに出す

家電量販店で下取りサービスを利用できる場合もあります。古いパソコンの買取金を新しいパソコンの購入代にあてることが可能です。

 

要件は店舗によって異なるので、確認した上で相談してみましょう。たとえば、ノジマの場合はモバイル会員限定で購入なしでも回収してくれますが、他業者の場合は購入しないと下取りしてくれないこともあります

自治体の小型家電回収ボックスに入れる

自治体が設置している小型家電回収ボックスに入れるという方法もあります。ボックスに入れるだけなので手続きも必要なく、料金もかからないため簡単な方法です。

 

ボックスの設置場所は自治体のホームページで確認しましょう。ただし、自治体によってはノートパソコンの回収をおこなっていないこともあるので注意してください。

回収業者に依頼する

不用品回収業者に引き取ってもらうという方法です。ノートパソコンは無料で回収している業者も多いので、チェックしてみましょう。

 

ただし、なかには不当に料金を請求したり、回収後の処分を適当に行っている悪徳業者も存在します。回収業者を選ぶときには、「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ているかどうかを確認してください。

買取業者に依頼する

まだ使えるノートパソコンであれば、買取を検討してみてください。意外な高値で売れるかもしれません。買取の際にデータの消去もおこなってくれる業者を選ぶと安心です。

 

買取に出す際はなるべくきれいな状態にクリーニングしておきましょう。ただし、古すぎるパソコンや動作不良品は買取してもらえないことがあるので注意してください。

ノートパソコンには、個人情報に関するデータがたくさん詰まっています。処分する前にデータを消去しておかないと、データを悪用されてしまうかもしれません。ここからはデータ消去の方法を解説します

パソコンの初期化ではデータは消えていない!

「初期化をすればデータも消える」と考えている方もいるかもしれません。しかし、初期化をおこなっただけではデータは消えていないので注意しましょう。

 

初期化をするとデータの閲覧はできなくなりますが、データそのものは残っており、抜き出そうと思えば抜き出せる状態なのです。ノートパソコンを処分するときは、「データ消去」と「初期化」の両方をおこないましょう。

ソフトウェアを使用する

個人でおこなう方法として一般的なのは、ソフトウェアを使用したデータ消去です。無意味なデータを上書きし、データを読み込めなくします。

 

パソコンのモデルによってはもとからデータ消去ソフトが付属していることも。付属されていない場合は、フリーソフトか5,000円ほどで販売されている有償ソフトを活用しましょう。

ハードディスクに強磁気をかける

パソコンのデータを保存しているのは、ハードディスクと呼ばれる部分です。このハードディスクに強磁気をかけて破壊することで、データを読み込めなくします。

 

ただし、強磁気を発生させる装置は特殊なものです。個人で購入するのは難しいため、この方法は業者に依頼しておこなうことをおすすめします。

ハードディスクを物理的に破壊する

ハードディスクを取り出し、物理的に破壊する方法です。単純で簡単にできる方法のように思えますが、個人でおこなうのは推奨できません。

 

ハードディスクを取り出すにはパソコン構造の知識が必要なうえ、破壊の際にケガをするおそれがあります。そのため、こちらの方法も業者に依頼しましょう

小型家電リサイクル法によると、パソコンを捨てる際のデータ消去はできる限り自分でおこなうようにと定められています。しかし、自分で消去するのは不安という方も多いでしょう。その際は、業者に依頼するのもおすすめです。

 

データ消去の業者は、上記で紹介した「ソフトウェアによる消去」「強磁気による消去」「物理的破壊」のすべてに対応しています。有料オプションとして消去の証明書を発行してくれる業者もあるので、気になる方はチェックしてください。

ノートパソコンの処分の際におすすめなのが、ヤマダ電機の無料回収サービスです。ヤマダ電機がパソコンを回収し、インバースという業者が処分してくれます。

 

ヤマダ電機では買取サービスもあるので、状況に合わせて「買取」か「処分」を選択しましょう。どちらも費用負担はありません。ただし、データ消去サービスはないので、依頼する前に自分でデータ消去をおこなう必要があります。

 

ヤマダ電機の買取・処分サービスの評判を見てみると、次のような声が見受けられました。

古くなったパソコンの処分をお願いしました。 店舗まで持って行かなくても、送るだけというのが良かったですね。

出典:https://hikakaku.com

処分サービスの感想。簡単に処分できるという点が評価されているようです。

パソコンを買い取ってもらいました。買い取りにあたっては宅配買取ということで自らパソコンを梱包し着払いで指定の住所へ送付してみます。梱包する際に最初に用意した本査定申込書と本人確認書類を同封します。そしてしばらくすると査定をしてもらった結果をメールにて回答をもらいました。実際の最初に提示されていた金額が15000円ということだったのですが、少し本体に汚れが多く査定額は13000円となってしまいましたが買取の流れなどわかりやすくて良かったです。

出典:https://hikakaku.com

買取サービスの感想。わかりやすい方法で買取してもらえる点が評価されているようです。

あくまでも感想なので個人の受け取り方の違いはありますが、ヤマダ電機は大手家電量販店なので信頼性も高いです。ぜひ利用を検討してみてください。

新しいパソコンに買い換えする場合、古いパソコンのデータ消去をする前にデータの引越しが必要です。ここでは、データの引越し方法について解説します。ぜひ参考にしてください。

バックアップをとる

USBメモリや外付けHDD、クラウドストレージなどにバックアップを取る方法です。バックアップの方法はOSによって異なります。Windows10の場合は次の手順でバックアップ可能です。

 

  1. Windowsの設定
  2. 更新とセキュリティ
  3. バックアップ

 

データ量が少ない場合は、手作業で移すという方法もあります。できれば、バックアップは処分前におこなうのではなく、定期的におこなっておきましょう。

ソフトウェアの使用

ソフトウェアを使用するという方法も便利です。圧縮しながらのバックアップやデータ復旧など、多様な機能が付いていソフトもあります。

 

仕事用のパソコンで機密データがある場合や引っ越しするデータ量が多いなど、通常のバックアップでは不安な際にはソフトウェアを使うと安心です。

データ移行サービスの利用

「データ移行の方法がわからない」「データ量が多すぎて自分で以降するのが面倒」といった場合には、家電量販店やパソコン専門店のデータ移行サービスを使ってみてはいかがでしょうか。

 

多少費用はかかりますが、確実にデータの引越しがおこなえます。「ビックカメラ」や「パソコン工房」などでも提供しているサービスです。

ノートパソコンを処分するには、リサイクルに出す必要があります。また、処分する前には必ずデータの移行や消去をしておかなければいけません。自分でおこなうのが難しい場合は、業者が提供しているサービスを利用してください。自分に合った方法を選んで、安全にノートパソコンを処分しましょう

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