USBハブでスマホが充電できないのはなぜ？｜対処法・おすすめUSBハブ2選も

普段使うスマホを、USBで充電している人も多いです。そんな時、USBポートが足りないと困ってしまいますよね。そこでおすすめなのが、ポートを手軽に増やせるUSBハブです。しかし、USBハブでスマホを充電できない場合もあります。

今回は、USBハブを用いたスマホの充電について解説しますので、必見です。充電できないときに確認するべきポイントや充電する際の必要条件など、いろいろな角度から解説しますので、USBハブでスマホを充電できない際はぜひ参考にしてください。

また、スマホの充電におすすめのUSBハブを2つピックアップしています。スマホが充電できるUSBハブを探している方も要チェックです。それぞれ値段や詳細を記載しているので、気になるモデルがあったら購入も検討してみてください！

USBハブとは、主にパソコンのUSBポートの数を増やすアイテムを指します。パソコンのUSBポートの数が足りない場合、USBハブを使用するとさまざまな機器の接続を増やせるので便利です。特に、ノートパソコンの場合はUSBポートが少ないため、作業の効率化を上げる際に役立ちます。

「USB経由では充電できません」などと出てUSBハブでスマホの充電ができない場合、先にUSBハブの故障を疑うかもしれません。しかし、USBハブに対する確認不足が原因な場合も考えられます。ここからは、USBハブでスマホを充電する際に確認すべきポイントを解説しますので参考にしてください。

USBハブは、大きく分けてバスパワーとセルフパワーの2種類があります。前者は、パソコンから電力を供給するタイプです。後者はACアダプターを用いてコンセントから直接電力を供給するタイプを指します。

このうち、バスパワーの電力はPCに依存するため、スマホに接続しても電力不足で充電されない場合があるのが難点です。スマホ以外にもPS4やswitchなどのゲーム機でも、電力不足で供給できない場合があります。

一方、セルフパワーだと大きな電力を扱えるため、スマホ・ゲーム機の充電可能なものも多いです。使っているハブがどちらに該当しているのか確認してみましょう。

iPhoneの最大入力電流は、1.5～2Aとされています。USBハブの最大出力がそれより下だと、充電できない場合があるので気をつけましょう。仮にできたとしても、通常よりも充電に時間が掛かります。

最大出力が小さいほどスマホの充電時間が長くなるため、スマホ充電に使うUSBハブを選ぶ際は、最大出力も確認しましょう。

バスパワーのUSBハブは消費電力が小さい機器との接続を前提としており、スマホの充電には向きません。そのため、十分な電力を供給できるセルフパワーのモデルを選ぶのがベストです。

また、最大出力もスマホに合わせて1.5～2Aのものを選びましょう。ただ、商品詳細などに記載されているUSBハブの最大出力は、USB3.0使用時の値が基本となります。そのため、該当するUSBを用意するのも重要です。

パソコンは、スリープモードになるとモニター・ファン・ハードディスクなどの動作が停止します。この時、電力が抑えらた状態となりUSBハブに十分な電力を供給できなくなる可能性があります。これも、スマホの充電が不安定になる理由の1つです。

このようなトラブルを回避するには、パソコンがスリープモードにならないよう設定しておく必要があるのでチェックしておきましょう。

電力・最大出力のどちらも適切なのに、スマホが充電できない場合があります。そんなときは、コードやUSBハブがしっかり接続されているか確認しましょう。接続不良を起こしているときは、USBポートなどを掃除するのも1つの手です。

しっかり接続されている・USBポートがきれいな状態なのに充電できない場合は、USBハブの故障が考えられます。心当たりがある方は買い換えを検討しましょう。

短時間でスマホを充電したいなら、急速充電対応モデルをおすすめします。その手の端子は充電器並みの大電流を流せるため、通常の端子に比べて充電時間が短めです。

モデルによっては、充電機能やSDカードスロットの増設などができて便利です。急速充電対応モデルはAmazonなどのネットショップでも購入できるので、気になる方はチェックしておきましょう！

無印良品でもモバイルバッテリーなどのスマホ周辺機器が販売されていますが、実は無印良品の充電器などはOEM元がAnker製なのをご存知でしょうか。

スペックは無印良品とAnkerどちらも同じですが、無印良品はロゴがない白一色のシンプルなデザインとなっています。また、価格差もほとんどなく、全国の無印良品の店舗で購入可能です。

無印良品のUSBハブは「Anker USB3.0 ウルトラスリム 4ポートUSBハブ」が元となっていて販売されています。シンプルなUSBハブが欲しい方はぜひ、チェックしてみてください。

USBハブは100均のダイソーでも購入可能です。USB-A用とType-C用の2種類が販売されており、USB3.0を1つ、USB2.0を3つ搭載しています。価格は税込550円と非常に安価で購入でき、安くUSBハブが欲しい方やUSBハブを試してみたい方におすすめの商品です。

USBハブはモデルによって電力・最大出力に違いがあります。スマホを充電するなら、セルフパワーかつ1.5～2Aの出力を持つモデルがベストです。また、記事内で紹介したUSBハブもおすすめなので、興味がある方は購入を検討してみてくださいね。