最近のパソコンは小さいうえに軽く、さらに便利になってきています。そのため、USB端子が少なくなって不便に感じる方もいますよね。「もう少しUSB接続したい…」という考える方も多いです。
また、Macを利用しているなら、なおさら接続数に悩むのではないでしょうか。今回USBの接続数に悩んでいる方におすすめしたいのが、USBハブというパソコン周辺機器です。USBハブがあれば、簡単に接続数を増やすことができます。
しかし、実際にUSBハブを手に入れようと思っても、種類の多さに迷ってしまいがちです。そこで本記事では、USBハブの種類や選び方・おすすめUSBハブ10選を価格別にご紹介します。ぜひ最後まで御覧ください。
USBハブの価格は100~10,000円とかなりの差があります。基本的にUSBハブは性能がいいほど値段が高くなるのが特徴です。
先述したようにUSBハブは性能や使いやすさによって価格に大きく差があります。その中から自分の理想のUSBハブを選び出すのはなかなか難しいですよね。また、「どの価格帯が自分に合っているのかわからない」という方もいます。ここでは、USBハブの価額を左右するポイントを1つずつ紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
実は100円ショップでもUSBハブが販売されています。マウスなど消費電力が少ない機器に限定して使う場合は100均のUSBハブでも十分です。ただし、転送速度が遅く壊れやすい傾向があるので注意してください。
ここからはUSBハブを選ぶポイントを詳しく解説します。用途によって適切なUSBハブが変わるので、ご自分の使用用途に合ったものを選びましょう。
USBハブは、製品によって使用しているUSB規格が異なります。また、USBは規格によってデータの転送速度が変わります。USBの規格は以下の通りです。
- USB2.0
- USB3.0(USB 3.1 Gen 1)
- USB3.1 Gen 2
USB2.0の転送速度は480MB/秒、USB3.0やUSB3.1は約10倍にあたる5Gb/秒の高速転送に対応しています。ただし、USB2.0対応の端末にUSB3.0のハブを接続しても高速転送はできないので注意しましょう。
USBハブを選ぶ際はパソコンの端子形状に合ったものを選びましょう。Type-AはUSB 2.0とUSB 3.0の2つに対応しており、USB 2.0の転送速度は480Mbps、USB 3.0の転送速度は5Gbpsとなります。Type-CはUSB 3.1のみ対応しており、転送速度は10Gbpsになります。パソコンの端子形状を必ずチェックしましょう。
USBハブ本体の電源供給方式は大きく分けてバスパワータイプとセルフパワーの2タイプです。また、両方のタイプを兼ねている製品も販売されています。
セルフパワーとは、ACアダプタでコンセントから直接電力を供給するタイプのUSBハブです。消費電力が500mA以下でバスパワーの約5倍というパワフルさが特徴です。
セルフパワータイプはプリンターや外付けHDDなど、消費電力の大きい機器を接続する場合に向いています。また、電力が大きいことで複数の機器と接続しても動作が安定しやすく、バスパワーに比べて遅延が気にならないのが魅力です。
バスパワータイプは接続する端末のUSBポートから電力を確保します。主にパソコンに繋げることで、パソコンの電力から機器を動かす形で使用されます。
消費電力が100mA以下なので、キーボード・マウス・カードリーダー・USBメモリーのような小さい電力で動く機器に最適です。 しかし、セルフパワーと比べて1度に送る電力が小さいので、複数同時に使用すると遅延が発生しやすいのがデメリットです。
USBハブの接続ポート数は、3系統ほどのものから24系統あるタイプまでさまざまです。ただし、接続機器が多いほど消費電力も上がります。また、USBハブはケーブルありとワイヤレスの2種類に分けられます。
ケーブルありのUSBハブは、ケーブルの範囲内であれば好きな位置に配置可能です。ワイヤレスはケーブルがないのでコンパクトに扱えますが、位置が固定される・他のコンセントの穴を塞いでしまうといったデメリットがあります。
Anker USB3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ (改善版), USB ハブ 60cm ケーブル バスパワー 軽量 コンパクト MacBook / iMac / Surface Pro 等 ノートPC 他対応 USBハブ テレワーク リモート 在宅勤務
持ち運びにも便利なUSBハブ
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
約30グラムのコンパクトサイズなので持ち運びに便利!USB ポートを4個備え、USB3.0により最大5Gbpsのデータ転送速度が可能。また、強化設計されたケーブルと耐熱端子により、高い保護性能があり、長く使えます。ただし、電流量の関係でスマホやタブレットの充電には使えない。
- メーカー
- Anker
- 商品名
- AK-A7516011
- サイズ
- 10.7 x 3 x 1 cm
BUFFALO USB ハブ PS4対応 USB3.0 バスパワー 4ポート ブラック スリム設計 BSH4U125U3BK
安定したメーカーのUSBハブ
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側面にUSBポートが特徴的なUSBハブです。持ち運びに便利なスリムタイプで、使い勝てのよい前面3ポート+サイド1ポートの設計と、コンセントのない場所でも使えるバスパワーです。ケーブル直付きでUSBケーブル紛失の心配は不要ですが、ケーブルはやや短いので、使い所は限られているかも知れません。PS4やノートパソコン用のUSBハブとして使えます。
- メーカー
- BUFFALO
- 商品名
- BSH4U125U3BK
- サイズ
- 31 x 96 x 11 mm
エレコム USBハブ 3.0 4ポート バスパワー【超小型・軽量設計】MacBook/Surface Pro/Chromebook他 ノートPC Nintendo Switch対応 ブラック U3H-FC02BBK
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ポート4つで、USB3.0/2.0/1.1全部対応しているエレコムのシンプルなUSBハブです。コンパクトな作りなので卓上でも邪魔になりにくく、特にPCの周辺機器を接続するのにおすすめです。ただし、コンパクトかつバスパワー式なので、大容量のデータ転送を必要とする機器には向きません。あくまでもマウスやUSBメモリなどの小型機器に使いたい商品です。
- メーカー
- ELECOM
- 商品名
- U3H-FC02BBK
- サイズ
- 3.1 x 9.6 x 1.1 cm
サンワサプライ USB2.0ハブ ブラック USB-HUB227BK
個性的な形のUSBハブ
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全てのポートがケーブルで繋がれている、少し変わったUSBハブです。端子周辺が大きい作りになっている機器を接続しても、他のポートを邪魔しないのがおすすめポイントです。ただし、ポート数も4つと不自由ないレベルですが、唯一USB3.0対応していないのを注意しましょう。
- メーカー
- サンワサプライ
- 商品名
- USB-HUB227BK
- サイズ
- 24 x 61 x 12 mm
Anker USB 3.0 高速4ポートハブ 一体型ケーブル アルミ製 USB1.1/2.0互換 【18ケ月保証】 (シルバー)
高速4ポートでらくらく!
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スタイリッシュなデザインが特徴的なAnkerのUSBハブです。置く形で使うのでUSBメモリー用のポート増設に打って付けです。また4個のポートが付いているので、不自由なく使うことができます。ただし、Wi-Fiに干渉しやすいので、Wi-Fiルーターの近くに置くと電波が悪くなることがあります。
- メーカー
- Anker
- 商品名
- AK-68ANHUB-02S4A
- サイズ
- 8.5 x 4.5 x 2.7 cm
BUFFALO USB3.0 セルフパワー 4ポートハブ ブラック スタンダードモデル BSH4A125U3BK 【Nintendo Switch/Windows/Mac対応】
使い分けできるUSBハブ
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バスパワーとセルフパワーの両方に対応した便利なUSBハブです。ACアダプターにスイッチつきの延長コードを付けて、必要に応じてバスパワーとセルフパワーを使い分けできます。また、アダプターも小振りで設置場所も困ることなく高評価です。LEDランプで通電状況を確認できるので安心に使えます。
- メーカー
- BUFFALO
- 商品名
- BSH4A125U3BK
- サイズ
- 44 x 82 x 15 mm
エレコム USB3.0 ハブ 7ポート ACアダプタ付 セルフ/バス両対応 マグネット付 MacBook / Surface Pro / Chromebook他 ノートPC Nintendo Switch対応 ブラック U3H-T706SBK
ポート7個付きのUSBハブ
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セルフパワー・バスパワー共有でケーブルの長さは1m、そしてポートが7個付いていたりと、エレコム製品の中ではトップクラスに機能面に優れたUSBハブです。ただし、ポートの間隔が狭いので、端子付近が大きい機器を接続すると、他の機器を抜き差しにくくなります。
- メーカー
- ELECOM
- 商品名
- U3H-T706SBK
- サイズ
- 16.1 x 3.5 x 3 cm
サンワサプライ USB3.0ハブ(USB3.0×4ポート) バスパワー 直挿し回転式コネクタ USB-3HSC1BK
使い勝手のいいUSBハブ
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
PCなどに直接挿して使うタイプのUSBタブです。コンパクトなのでハブ周辺がごちゃごちゃしづらく、比較的コンパクトに使用することができます。またコネクタが回転するので、使い手も良い方といえます。ただし、複数の機器と同時に接続すると、電力の供給が不安定になることがあります。
- メーカー
- サンワサプライ
- 商品名
- USB-3HSC1BK
- サイズ
- 8 x 4 x 0.9 cm
Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ【4K対応HDMI出力ポート / 60W出力 Power Delivery 対応USB-Cポート / 1Gbps イーサネット / 2つの USB-A ポート / microSD & SDカード スロット搭載 】 MacBook Pro / iPad Pro / ChromeBook 他対応 テレワーク リモート 在宅勤務
高速イーサネット対応USBハブ
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
USB-Aポートは2つだけですが、そのどちらもUSB3.0対応、加えてPower Delivery に対応したUSB-C充電ポート、4k 30Hz HDMIポート、高速イーサネット、やSDカードも増設できるので、幅広い端子を1つのポートにまとめられる意味では優秀な商品といえます。ただし、LANアダプタが不安定なのがネックです。
- メーカー
- Anker
- 商品名
- AK-A83520A1
- サイズ
- 11.7 x 5.3 x 1.6 cm
サンワサプライ LANアダプタ付きUSB Type-Cハブ USB-3TCH6BK
LANアダプタつきで便利
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
ポートは3つと少々物足りないですが、LANアダプタが付いているのが魅力的です。増設したポートに機器を接続しながら、LANポートに接続することで有線接続が可能となります。手のひらサイズのコンパクトさも魅力です。またセルフパワー・バスパワー両方OKなので、繋げる機器に合わせて使い方を変えられます。
- メーカー
- サンワサプライ
- 商品名
- USB-3TCH6BK
- サイズ
- 8.5 x 4.5 x 2.7 cm
USBハブには基本的にポートが多く設けられているので、USBハブの穴の数だけでポンポンと差し込んでしまいがちです。しかし、機器を複数同時に使用すると遅延することがあります。
複数の機器を繋がると送られる電力が分割されるため、コンセントから直接電力を供給するセルフパワーのUSBハブがおすすめです。ただし、あまり安価な製品を選ぶと電力不足で遅延する可能性があります。
USBハブはマウスやUSBメモリー、USB機器などを繋げたいときに、手軽にUSBポートを増やせるアイテムです。実際に購入するときは、予算に合わせて規格・端子・給電方式をしっかりチェックしましょう。
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