【2024最新】USBハブおすすめ15選｜メーカー解説も【Type-C対応も】

デスクトップパソコンやノートパソコンには2～3個のUSBポートがついていますが、さまざまな機器を使っているとすぐにポートが足りなくなります。そんな時にUSBハブがあれば簡単にUSBポートを増やせます。

USBポートが増えればプリンターやUSBメモリなどを使う時に、それぞれ外す必要はなく同時に使えるためとても便利です。また、USBポートと一口に言ってもいくつかの種類があり、USBの規格3.2gen2などによってよく見かけるType-C以外にもHDMIポート・有線LANポートなどが備わっているUSBハブなら使い方の幅が広がります。

そこで、今回はUSBハブの基本の選び方やおすすめのUSBハブを紹介します。おしゃれなものから、小型で使い勝手がいいものに、価格が安いものなどさまざまな種類だけでなく、人気メーカーの解説も必見です。

USBの転送速度はUSB規格によって異なります。USB2.0とUSB3.0ではUSB3.0の方が転送速度が速く、数値が上がるほど転送速度は速くなります。

また、USB2.0の転送速度は480Mbps、USB3.0の転送速度は5Gbpsとその間には約10倍の差があります。現在、USB3.2gen2の転送速度は10Gb/sとUSB3.0の2倍まであります。

USBの規格には上位互換性があるので、規格の異なるUSB2.0とUSB3.0の間でもデータの通信が可能です。ただし、機能は下位規格に合わせられるので注意してください。

PC側のUSBポートの端子は主に2種類あります。Type-Aは大抵のパソコンに設置されている標準的なUSBの端子タイプで、USBメモリ・外付けHDDなどに使用される端子です。Type-Aはパソコン以外にもSwitchやPS4・PS5など家庭用ゲーム機にも搭載されています。

また、Type-C（タイプC）は2015年から登場した比較的新しいタイプで、上下左右が対象の形になっているので上下を確認せずに差し込める端子です。Type-Cは主にMacBookなどのMac機器に使用するのが多くなっています。

USBハブの電力供給方法にはセルフパワーとバスパワーの2種類があります。セルフパワータイプはACアダプターを使用して電源を取るので、消費電力が大きいデバイスに接続したり、複数のデバイスを繋いだりする際に向いています。

一方、バスパワータイプはパソコンやスマホなど接続したデバイスから電力を供給するため、USBメモリやマウスなど少ない電力で稼働するデバイスの増設に適しています。

USBハブを選ぶ上で重視されるのがポートの数です。USBハブのポート数が増えると接続できるデバイスの数も増えますが、その分本体も大きくなり場所を取ります。しかし、想定している接続デバイス数と同じポート数のUSBハブを選ぶと、それ以上増設できなくなるため、将来を見据えてポート数には余裕を持たせておくのがポイントです。

USBハブにはケーブルがついているタイプと直挿しするタイプがあります。直挿しするタイプはコンパクトなものが多く持ち運びに便利で、パソコンと一体感を持たせられますが隣のポートを塞いでしまう懸念があります。

一方、ケーブルタイプは隣のポートを塞がずに使え、ケーブルの長さもあるのでパソコンとある程度距離を取って設置できるため、デスク周りを整えやすいです。

USBハブのポートごとに個別スイッチがついているモデルがあります。ポートごとにスイッチでオンオフの切り替えができるため、無駄な電力供給の防止・電力の節約が可能です。パソコンの画面でその都度オンオフを切り替える必要がないので、パソコン操作に慣れていない人に向いています。

マグネット機能付きのUSBハブなら、パソコンの横に置く必要がないので配置の工夫ができます。tたとえば、スチール製のデスクなら金板や柱に沿ってUSBハブを取り付ければ、デスク周りのスペースを広々と使えます。ACアダプタータイプの場合、電源と近い場所にUSBハブを設置可能です。

USB端子以外に、HDMIやLANを搭載しているUSBハブをドッキングステーションと言います。ドッキングステーションがあれば1台でマウス・キーボード・ディスプレイ・外付けHDDなどをまとめて接続できます。

ポートの種類はHDMI・LAN・USB Type-C・SDカードスロットと多岐にわたり、さまざまなデバイスを接続できるのが魅力です。ドッキングステーションの選び方については以下の記事で詳しく解説しています。

ノートパソコンを使っている方でUSBハブを持ち歩かないのあれば、USBハブ付きのパソコンスタンドもおすすめです。パソコンスタンド本体にUSBハブを一体化しているので、すっきり収納できます。

パソコンスタンドは、ノートパソコンに傾斜をつけられるためモニターが見やすく姿勢がよくなるのも魅力です。USBハブ付きパソコンスタンドを使えば、外出先でもUSBポートを手軽に増やせてノートパソコンを快適に作業できますよ。

日本のコンピュータ周辺機器メーカーであるエレコムは、USBメモリのメーカーとして有名ですが、USBハブも販売しています。手に取りやすい価格かつ機能性の高いアイテムが多いので「価格を抑えたいけど機能性も重視したい」方におすすめです。基本的に直挿しタイプよりもケーブル付きタイプを多く販売しています。

Googleでエンジニアとして働いていたスティーブン・ヤンを中心としたグループが設立したメーカーです。モバイルバッテリーやUSB充電器などの製品を多く取り扱っています。USBハブでは持ち運びしやすいコンパクトタイプから、さまざまな端子を1台に集約したドッキングステーションまで揃う幅広いラインナップが魅力です。

バッファローは愛知県名古屋市に本社を置く、日本のパソコン周辺機器メーカーです。USBメモリ・キーボード・無線LANルーター・スマホ向けアクセサリなど幅広いアイテムを販売しています。バッファローのUSBハブは直挿しタイプ・ケーブル付きタイプなど種類が豊富で、目的に合うUSBハブを見つけやすいです。

USB接続機器が増えてくるとケーブルが多くなって整理したくなりますよね。特にデスクトップパソコン周りはケーブルが増えやすいです。そのような際におすすめなのが、クランプ式USBハブになります。

クランプ式USBハブはデスクトップの裏側に設置すると、デスクトップ周りを整理できて便利です。また、ハブそのものが固定されているため、USBケーブルの付け外しがしやすいのもメリットになります。

USBハブがあれば、ポート数が少ないパソコンにも複数のデバイスを取り付けられます。USBハブの設置方法はマグネット・直挿し・ケーブルと多岐にわたるので、好みの配置に工夫でき、パソコン周りを整えられるところもメリットです。USBハブで快適なパソコン環境を作り上げましょう。