【2024最新】タブレットの選び方とおすすめ10選｜用途別にご紹介

PCよりも手軽に使えて、スマホよりも機能の幅が広がるタブレット。1台あるとさまざまなシーンで活用できるのが魅力でもあります。

しかし、タブレットとひと口で言ってもさまざまなメーカーから種類や機能も豊富に出ています。どのような違いがあるのか難しく、どれを選んだらいいのか迷ってしまうことも。さらに、価格の幅も広いので、高性能なモデルを選ぼうとすると高くなってしまうのでは、と心配にもなりますよね。

そこで今回は、タブレットの選び方について詳しく解説します。初心者の方でもタブレット選びに失敗しないために、種類や価格から使い方まで1つずつご紹介します。記事の後半では利用シーン別のタブレットのおすすめ商品10選もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

タブレットというとゲームや動画を見るときに使うことも多いですが、さまざまなシーンで活用できるのが特徴です。コンパクトサイズのタブレットであれば、Web検索をしたり漫画を読んだりできます。

持ち運びやすい小型のタイプの場合、電車の中での読書やカーナビ代わりとしても最適です。10インチ程度のタブレットの場合、画面サイズも大きいので大画面でのゲームや映画鑑賞にぴったりです。

また、PC代わりとしても活用しやすいのでキーボードとマウスを繋いでビジネス用に活用することも。タブレットは画面の大きさによっても活用できる場所やシーンも変わるので、どのような用途で使用するかで選ぶのもおすすめです。

タブレットというと、スマホやPCのように高いイメージを持っている方も多いとおもいますが、実はタブレットは、OSやスペックによって価格帯が変わります。サイズの小さいタイプでは1万円前後〜iPadの最新モデルでは10万円程度まで、価格の幅が広いのが特徴です。

一般的には搭載されているOSの種類や容量、画面サイズの大きさによって価格に違いが出てきます。そのため、タブレットを選ぶ際は用途や利用シーンに合わせて大きさや容量、スペックを選びましょう。

WindowsはMicrosoft社が開発したOSです。 Microsoftはビジネスシーンで広く活用され、9割以上のシェアを占めています。オフィスだけでなく一般にも広く普及していて、パソコンを購入するとWindowsが搭載されていることも多いです。

Windowsは他のOSと比べても対応しているフリーソフトやゲームの種類が多く、コストが安いのが特徴です。パソコンだけでなくタブレットPCにも使用されることも多く、スムーズな使いやすさからパソコン代わりに使いたい方にもおすすめです。

iOS & iPadOSはApple社がMac OSをiPhoneやiPadなどの携帯端末用に改良して作ったOSです。もともとMac OSから作られていたこともあり、Macとの相性がいいのも特徴です。

わかりやすく快適な動作で、「AppleWatch」や「MacBook」などApple製品との連携するとデータのやり取りもスムーズにできます。また、セキュリティが高いので、初めてタブレットを買う方でも安心して簡単に使用できるのもポイントです。

AndroidはGoogleが開発したOSです。アップグレードが可能かつ無償で提供されているので、コストが抑えられるのが特徴です。さまざまな会社がタブレットに組み込んでいるため、端末を総称してAndroidと呼んでいます。

Android OSは種類が豊富で自由度が高く、web上のアプリを自由にインストールできて、自分好みにカスタマイズできるのがポイント。メーカーによってタブレットの特徴も変わるので、自分に合った1台を見つけやすいのも魅力です。ただし、他のOSに比べてセキュリティが低いので、アプリのインストール時には注意が必要です。

Chrome OSはGoogleが開発したOSで、高速かつ安全にネットサーフィン・文書作成作業ができるという利点があります。Chromebookというパソコン・タブレットに搭載されていて、WindowsOSで使えるソフトには対応していませんが、その分セキュリティ性が高いのがポイントです。

タブレットは、画面の大きさによって用途や利用シーンが変わるのが特徴です。一般的なタブレットのサイズとそれぞれの使い方を解説します。

7〜8インチのタブレットは小型のコンパクトサイズで価格が安いのが特徴。スマホよりも少し大きい手のひらサイズで漫画や本を読むのに最適の大きさです。カバンにもしまいやすいサイズ感で、通勤中の電車やバスの中でも使用しやすいのもポイント。Web検索をしたり読書をしたりなど簡単な日常使いメインの場合におすすめです。

10インチのタブレットは7〜8インチに比べて画面サイズが大きいので、ゲームや動画におすすめです。両手で持てるぐらいの大きさなので、動画の場合は大画面で見やすくなります。室内で使いやすいサイズで、寝室やリビングなど場所を選ばずに使用しやすいのも特徴。子供の学習用としても使えるため、家族で共有して使用するのもおすすめです。

11インチのタブレットは画面サイズがPCと同じぐらいの大きさなので、ビジネス用として使用する方も多いです。キーボードとマウスを付ければPC代わりとしても使えます。

解像度の高いモデルの場合、ペンタブレットとしても使用できるのでイラストを描くのにも最適です。一般的には画面サイズの大きいものはハイスペックモデルが多いので、価格も高い傾向にあります。

タブレットにはスマホと同じようにSIMカードを入れて使用する通信方式と、Wi-Fi環境で使用できるタイプがあります。それぞれの通信方式の特徴をご紹介します。

SIMフリーモデルはSIMカードを挿入することで室内・屋外どちらでもインターネット通信が可能なタイプです。SIMカードはどの種類でも使用可能で、Wi-Fi環境のない場所でもインターネット接続ができます。

屋外や持ち運んでタブレットを使用する場合には、SIMフリーモデルがおすすめです。しかし、どこでも使用しやすい反面、通信料が加算されやすいことや本体価格が上がることもあります。価格を比較しながら選びましょう。

Wi-FiモデルはWi-Fiのある環境であればどこも使用できるのが特徴です。そのため、自宅やオフィスなどの室内での使用に最適です。反対に、屋外で使用する場合は持ち運びのできるWi-Fiが必要になります。

Wi-FiモデルはSIMフリーモデルに比べて本体価格が安く、通信料などのランニングコストが抑えられるのがポイントです。日常使いや仕事用メインで使う方にはWi-Fiモデルがおすすめです。

ストレージとは、タブレット内の写真や情報などさまざまなデータを保存する場所のことを言います。Web検索をしたり動画を見たりなど日常使いでは16～32GBが目安です。また、ビジネス用としてたくさんのデータを保存する場合や、ゲームメインの場合は64GB以上の容量がおすすめです。

PCと同じようにストレージが大きくなると価格も上がります。ですが、あとからストレージ容量を拡張することも可能です。「SDカードスロット」が搭載されているモデルであれば容量を気にせず使用できます。

タブレットのメモリとは、タブレットで作業中のデータを一時的に保管しておく場所のことを言います。ストレージが長期的な保存に対してメモリは一時保存なので、サクサク動くかどうかがポイントです。

メモリ容量によって価格も変わるので、どのようなシーンで使用するかが重要になります。Webサイト検索や動画視聴をする程度であれば2GBでも十分です。反対に、たくさんのデータを使用したり仕事用で活用したりする場合は4GB以上がおすすめです。

タブレットには防水やGPS、子供が使用しやすい機能などが搭載されたモデルもあります。タブレットに付いていると便利な機能をご紹介します。

タブレットには、防水・防滴機能が搭載されたモデルもあります。防水性能は「IPX」で表され、IPXのあとに続く数字で防水能力が変わります。IPX6相当で水しぶきを受けても内部に水が浸透しないので、キッチンやお風呂でも使用可能です。

また、IPX7相当で水没にも対応できるので、アウトドアでも安心して使用できます。日常的にお風呂でも使用したい方や、アウトドアにも持ち運びたい場合は防水機能付きがおすすめです。

タブレットにはGPS機能が搭載されているモデルも多くあります。GPS機能付きであれば地図として使用するだけでなく、カーナビ代わりにも活用できます。

動画やゲームで使用するだけであればGPSはなくても問題はありませんが、近所のお店や行きたいスポットをWeb検索する場合、GPSが必要です。最近では位置情報を使用するアプリも増えているので、GPS機能付きのタイプであればより快適に使用できます。

タブレットの中には、「キッズモード」が搭載されたモデルもあります。キッズモードが搭載されていればアプリの利用を制限したり、課金ができなくなったりと子供に合わせて制限をかけることができます。

また、制限するだけでなく、子供の年齢に合わせたおすすめのアプリがダウンロードできるものもあります。お子さんの学習用として、またお子さんに動画を見せる際におすすめのタイプです。

タブレットの人気メーカーには、それぞれ特徴があります。こちらでは3つの人気メーカーについて説明します。

Apple（アップル）はiPadというシリーズのタブレットを販売しているメーカーで、洗練されたデザインやiPhone・Macとの互換性が高いことが強みです。持ち運びしやすいminiサイズのシリーズもあり、キーボード付きのケースと一緒に使えば簡易的なパソコンのように作業できるという魅力もあります。

Microsoft（マイクロソフト）はWindowsOSのタブレットを販売していて、サイズ展開が豊富という魅力があります。またWindowsのパソコンで使っているファイルやソフトをタブレットに持ち込んで出先で作業する、という使い方も可能です。Officeソフトとの互換性を重視する方にも適します。

Lenovo（レノボ）は会社で使うパソコンのメーカーとして採用されることも多く、コスパが高い製品が豊富であることが強みです。AndroidOS・WindowsOS・ChromeOSと3種類のOSの製品の中から選ぶこともできるので、より自分に合った用途の製品をお得に購入したい方に適します。

タブレットは屋外へも持ち運ぶ場合、ケースに収納するのがおすすめです。タブレットケースは本体を衝撃から守るだけでなく、汚れが付着するのを防ぐことができます。最近ではスタンド付きのケースも人気があり、タブレットPCとしても活用しやすいタイプもあるので、せひチェックしましょう。

タブレットは動画や音楽再生、ゲームなど日常で使うだけでなく仕事にまで幅広く活用できるのが魅力です。モデルによって操作性や機能など特徴もさまざまです。価格やスペックを比較しながら自分に合った1台を見つけましょう。