加湿器を置く台おすすめ8選｜正しい置き場所は？【100均・ニトリ・無印】

乾燥を感じて加湿器を使用する際、どこに置いていますか。部屋の空いているスペースになんとなく設置している方もいますよね。中には加湿器を置く台を使用して、より高い位置から蒸気を拡散している方もいます。

結論からいうと、加湿器は置き台を使用するのがベストです。ただし、どこに置いてもいいわけではありません。間違った場所に加湿器を置くと湿度が上がらないだけでなく、本体にも負荷がかかります。

本記事では、加湿器の正しい置き場所や加湿器を置くときに意識すべきポイント、おすすめの加湿器のおしゃれな置き台も紹介します。ダイソーなどの100均アイテムでDIYする方法や、ニトリ・無印・IKEAなどにはあるのかについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

寝室のベッドだけの空間にサイドテーブルを設置して、スマホやメガネなど小物を置いている方もいますよね。サイドテーブルは小さくて高さのあるテーブルが多く加湿器だけを置くのにもちょうどいいサイズです。家具屋だけなく、ホームセンターなど身近なところでも多くの種類を取り扱っていて購入しやすいのも魅力です。

スツールは、小さめの椅子をいいます。スツールは手頃な価格で購入できるのが特徴です。スツールを使うときは、クッションがついておらず座面が平らなものを選びましょう。スツールは、椅子ですが座るだけではなく、加湿器を置いたり小物を置いたりとサイドテーブル代わりとしてもおすすめです。

高さがほしい場合は、折りたたみテーブルを利用するのもおすすめです。折り畳めるものであれば、利用しない時期などは畳んで収納しておけます。折りたたみテーブルの多くは、天板にメラミン樹脂加工がされているため熱や水・傷に強いのが特徴です。

キャスター付きワゴンを使えば、必要なときに必要な場所へ手軽に動かせるのでおすすめです。加湿器置きとして利用しないときは、別の場所で小物を飾ったりして使えます。

加湿器は部屋の真ん中かエアコンの吸込口の下がおすすめです。部屋の真ん中に加湿器を置くと、人の動きによって生まれる対流で蒸気を自然に拡散できます。また、加湿器をエアコンの吸込口付近に置くと、部屋全体に暖かい風を送り、一緒に蒸気を散布できます。

エアコンの下は風が直接当たり蒸気が薄まるため、エアコンの風が直接当たらない場所に置きましょう。

卓上型はデスクの上がベストです。卓上型のコンパクトな加湿器は、加湿力が弱い機種が多いため部屋の真ん中やエアコンの吸込口近くに置くと力不足になります。デスクの上ならエアコンの風力を上げてもデスク周りのみ加湿でき、肌や鼻喉の乾燥を防げます。

加湿器は床に直置きするイメージがありますが、加湿器は直置きよりも高さのあるデスクや安定した棚の上に置くのがおすすめです。高い位置に加湿器を置くと、蒸気が部屋の上まで行き渡り、部屋全体を潤せます。もちろん大容量の据え置きタイプの加湿器は床に置くように設計されているため、蒸気を上まで拡散できます。

窓の近くは加湿器から出た蒸気がすぐに結露して窓に付着するため、加湿器を置くのに最も適さない場所です。さらに、窓のパッキン部分にカビが生えたり、パッキンが劣化したりなどの弊害も生じます。加湿器はできるだけ窓から離れた場所に置きましょう。

加湿器はテレビやスピーカーなどの電化製品の近くには置かないのが鉄則です。蒸気が電化製品を濡らすと、すぐに故障してしまいます。万が一、加湿器の置き場所を間違えたのが原因で家電製品が故障した場合、家電量販店の保証やメーカー保証の対象外修理になるので気をつけましょう。

加湿器を出入り口付近に置くと、扉を開けるたびに蒸気が部屋の外に流れます。換気扇の下も、せっかくの蒸気が屋外に排出されてしまうので避けましょう。湿度センサーが搭載されている加湿器であれば、湿度の上がり具合に合わせて運転を調整します。

蒸気が外に流れると湿度が上がらず、加湿器はフル稼働状態になるため、よく検討してから設置しましょう。

加湿器の蒸気が、肌に直接当たるのもよくありません。一見して、肌が潤いそうに思いますが、実際は真逆です。加湿器の水分が肌に当たると、その水分が蒸発する際に、最初から肌にあった水分まで蒸発してしまい、肌がさらに乾燥してしまいます。お肌の潤いに気をつけている方は、加湿器の蒸気が直接当たらない場所に設置しましょう。

エアコンを稼働している場合なら、就寝時でも加湿器を切る必要はありません。しかし、エアコンを切っている場合は、加湿器も切りましょう。湿度が40～60％を超え始めると、ウィルスや細菌が活動しやすくなります。

また、湿度が高いと結露が発生して、カビも発生しやすくなります。いずれの状態も健康に悪影響与えるため、エアコンを使用していない場合は、加湿器も切ってください。

身近に多い、100均やニトリ・無印良品に加湿器を置くのにピッタリな台はあるのかチェックしておきましょう。もし近くにお店がある場合は、実際に行って手に取ってみるのがおすすめです。

無印良品には、おしゃれなオーク材のスツールや木製のサイドテーブルなど加湿器を置くための手頃な台があります。少々お値段は張るので、実際に店舗に出向いて実物を見るのがおすすめです。

ニトリは、サイドテーブルやナイトテーブルなどを取り扱っています。他にも加湿器をおけるスツールなどもお手頃価格で売っているので、リーズナブルに手に入れたい方におすすめです。

イケアは、木材だけでなくガラス面を使っているおしゃれなサイドテーブルが手頃な価格で購入できます。実際に見て買いたい方は、ニトリや無印良品のように店舗数が多くないため少々難しいかもしれません。

もっと手軽に加湿器の置き場所を作りたい方には、ダイソーなどの100均で手に入るコスパ最強の安いアイテムがおすすめです。キャスター付きの台車や子供用の小さな台、またはブロック型の発泡スチロールの上にも加湿器を置けます。

加湿器の設置は、本体の四隅がしっかり土台に接しているのが大切です。土台が斜めになっていると不安定で危険なため、土台と本体が安定しているのを確認して使用しましょう。

300円アイテムを中心におしゃれな雑貨をそろえているスリーコインズのサイドテーブルもおすすめです。加湿器を置くのにぴったりのサイズのサイドテーブルが扱っており、300円以外のアイテムになっても、本格的な家具屋に並んでいてもおかしくないほどしっかりしたテーブルを手に入れられます。

大容量の水タンクが搭載された加湿器は、キャリー台を自作して載せれば、給水しやすくなります。ダイソーなどの100均でも調達できる材料・別途必要な道具は、以下の通りです。

• 板
• すのこ
• キャスター
• 電動ドリルドライバー

また、100均アイテムでのDIYの方法は以下の通りです。

1. 100均のすのこ・板を使って箱型にネジ止めする
2. 箱の下側にキャスターを取り付ける
3. お好みで塗装・模様を描く

あらかじめ加湿器のサイズを測っておき、適したサイズの箱の図面を作っておくとぴったりの板やすのこを探しやすくなります。板をカットしたい場合やドリルドライバーがない場合、ホームセンターなどで工具のレンタルを利用するのもおすすめです。

加湿器の正しい置き場所とおすすめの加湿器スタンドを紹介しました。加湿器は正しい場所に設置すれば、十分に効果を得られます。本記事を参考に、加湿器の力を最大限に引き出して健康な暮らしを送りましょう。