無印のアロマ加湿器・アロマディフューザーがおすすめ｜使い方や口コミ・評判も

寒い季節になると部屋の空気が乾燥するので、加湿器は必需品です。無印良品は、ムジラーという言葉ができるぐらい熱狂的なファンが多い、株式会社良品計画が発信するブランドですが、そんな無印でも、人気の高いアロマ加湿器を販売しています。

無印では、アロマを楽しめるアロマディフューザーを中心に、加湿器代わりになるアロマ加湿器が注目を集めています。無印の加湿器は、シンプルで洗練されたデザインを好む方におすすめです。商品によって機能も異なるので、事前に確認しましょう。

ここでは、無印で販売されている人気のアロマ加湿器・アロマディフューザーについて、口コミや評判も紹介します。また、ニトリのおすすめ商品やペットボトル加湿器についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

大前提として、通常のアロマディフューザーには加湿効果がありません。そのため、お部屋の湿度を上げたいなら「アロマ加湿器」、もしくは「加湿機能付きアロマディフューザー」を選びましょう。

アロマディフューザーのサイズは、携帯用に便利な手のひらサイズの小さいタイプもあれば、高さが27.4cmの長身のもの、23.5 x 23.5 x 24 cmの大きさのタイプもあります。機能面にも違いがあり、商品によって加湿力やアロマの香りの適応範囲などが変わります。お部屋に適したサイズや機能を選びましょう。

タイマーの機能には30・60・120・180分の4段階と、120分のみ1段階の2パターンがあります。ライト機能が付属のものは、2段階の明るさに調節可能です。

タイマーとライト、どちらの機能も備わっている加湿器もあります。ですが、タイマー機能のみ搭載しているものや、どちらの機能も付いていないタイプもあるので事前に確認しましょう。

アロマの機能は、もちろんアロマディフューザーすべての商品に搭載されています。しかし、加湿器として使用できるのは、超音波でミストが出るアロマディフューザーの中の2種類のみです。

その2種類が、アロマ加湿器です。加湿の適応範囲にも違いがあるので、下記の比較表で機能やサイズなどを確認しましょう。

加湿器を使用するうえで、衛生面は非常に重要です。お手入れが難しい場合、汚れや雑菌が溜まってしまい、カビが発生する原因になります。お手入れのしやすさは、必ずチェックしましょう。機能にはこだわりたいですが、お手入れが簡単なことに越したことはありません。

加湿機能が付いていないアロマディフューザーは、お手入れがとても簡単です。超音波うるおいアロマディフューザーと超音波アロマディフューザーは、本体カバーパーツを外すだけのとてもシンプルな構造になっています。

ポータブルアロマディフューザーも同じくお手入れしやすい構造です。上カバーを取り外し、アロマオイルを垂らすためのホルダーを水洗いするだけなので、カビや雑菌などの発生を防ぎやすいです。

シンプルな構造のアロマディフューザーに比べて、加湿機能付きの超音波アロマディフューザー大（加湿器付き）と、超音波アロマ加湿器の2種類はお手入れが複雑です。

加湿機能も備わっているため、フロートや水位センサーなどに強い力をかけないように気を付けたり、振動子部分には専用のお手入れブラシで優しく掃除したりと、注意する点が多いです。

カートリッジの水洗いや、超音波アロマディフューザー大（加湿器付き）はアロマボトルの水洗いも必要になります。複雑なお手入れのため、しっかり掃除できないとカビなどの雑菌が溜まるので、嫌な臭いや加湿器病の原因にもなりかねません。定期的なお手入れが必要です。

シンプルなデザインと、簡単な操作方法で万人受けする無印のアロマディフューザー・アロマ加湿器ですが、おすすめな点ばかりではなく欠点もあります。

超音波アロマディフューザー大（加湿器付き）以外は連続運転時間が約3時間と短く、続けて使う際にはやや手間に感じます。そして、アロマ加湿器は細かいパーツや気を付けて掃除しなくてはいけない部分なども多く、お手入れが手間であることが残念なポイントです。

実際にアロマディフューザーとアロマ加湿器では、どちらの方がおすすめなのでしょうか。

アロマディフューザーは加湿機能が必要ない方におすすめです。加湿器よりもサイズやデザインが豊富で、アロマオイルの香りや雰囲気を楽しめるだけでなく、インテリアとしても活用できます。以下の2商品は特に人気のモデルです。

加湿をしたい方は、このあとご紹介する加湿機能搭載の超音波アロマディフューザー大（加湿器付き）もしくは、超音波アロマ加湿器を選びましょう。

水を使用するほかのアロマディフューザーは、超音波の振動でミストは出るものの、無印が加湿効果を約束しているものではありません。

なので、アロマ機能だけでなく加湿もしっかりしたい方は、こちらの2つから選びましょう。超音波アロマディフューザー大（加湿器付き）は、アロマを専用ボトルに入れ替えて使う仕様となります。

アロマを使用するときには、30mlの専用の移し替えボトルに、付属の漏斗を使ってアロマオイルを入れ替えます。入れ替えた専用ボトルを本体のボトル取り付け部に装着するだけなので非常に簡単です。取り付け後は、何度も水にアロマオイルを数滴垂らす作業がなくなり、ボタン1つで簡単にアロマを楽しめます。

アロマの香りの適応範囲が圧倒的に広くなりました。超音波アロマディフューザー大（加湿器付き）以外だと最大で約15畳までの適応範囲ですが、こちらは最大約30畳まで適応しています。オイルの自動滴下モードで、アロマオイル量も多め・少なめと選択できるので好みの香りの強さに調整できます。

超音波アロマディフューザー大は、給水しやすい構造です。上部の蓋を開けると、持ち手付きのバケツのようなタンクがあるので、それに水を入れて戻すだけです。ここまでは他の加湿器と変わりませんが、この方法とは別に上部の蓋を付けたまま給水できます。意外と手間な給水が手軽にできるのは嬉しいですよね。

「超音波アロマ加湿器 MJ-AUH1」はシンプルなデザインで、高さは27.4cmと長身ですが、直径9cmでコンパクトなので置く場所を選びません。煙突のように上に伸びる吹き出し口は向きを調整でき、ミストを出す方向を選択できます。

加湿のミストの量も3種類(強/中/弱)と細かく設定できるので、アロマも加湿機能も存分に楽しめます。操作も簡単で、ボタン1つ押すだけでミスト3種類を切り替えられるのも特徴です。

ただし、残念ながら現在は中古品しか手に入らない状況です。そのため、無印でアロマ対応の加湿器を選ぶなら、先ほどご紹介した「超音波アロマディフューザー・大(加湿機能付) MJ-ADB1」を選びましょう。

環境や状況によっては、アロマ加湿器の使用で床がびしょびしょに濡れる場合があります。頻繁に床を濡らしてしまうと、カビが生えたり床が劣化したりすることがあるので注意してください。アロマ加湿器から放たれる蒸気が蒸発しないまま落ちるのが床が濡れる原因です。

室内の温度が低く湿度が高いと、空気中の蒸気が蒸発しません。暖房で室温を上げて乾燥させて、アロマ加湿器の蒸気を室内の空気と融合させましょう。また、アロマ加湿器を置く位置が低い場合も床が濡れやすくなります。なるべく高い位置から蒸気を放出させるのもおすすめです。

ニトリのアロマ加湿器「ウルリ」が注目を集めています。ニトリは低価格ながらも高品質な商品を数多く提供する日本の大手家具メーカーです。ニトリのアロマ加湿器のウルリは水タンクに抗菌樹脂を使用しているので、タンク内の菌を99.99%以上減少させられるのが魅力です。

また、加湿量を3段階に調整できるので、部屋の広さに合わせて快適な湿度にできます。さらに、シンプルな構造のためお手入れしやすいのも嬉しいポイントです。もちろんアロマオイルを入れて香りを楽しめます。気になる方はぜひチェックしてみてください。

無印での取り扱いは現在ありませんが、ペットボトル加湿器ならお手入れの手間がなく、コンパクトなので持ち運びもできます。中には超音波式でアロマが楽しめるモデルもあります。

以下の記事にておすすめのペットボトル加湿器を紹介していますので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。

無印良品のアロマが体に悪いという噂は、おそらく天然精油にしては価格が安いのが原因で生まれました。無印良品のアロマの成分表を見る限り合成香料は使用されていないため、体に悪いとは言い切れません。肌に塗ったり飲用しない限りは問題ないといえます。

一口に無印のアロマディフューザー・アロマ加湿器といっても、機能や効果など違いがあります。ご自身の求める機能などと照らし合わせ、洗練された無駄のないおしゃれなデザインのアロマ加湿器で、おうち時間を満喫してください。