毛布は何kgの洗濯機で洗える？ダブルの毛布が洗える洗濯機の目安も

寒い夜が続く冬場は、掛け布団とあわせて毛布が欠かせません。毎日使っているとニオイや汚れが気になりますよね。「毛布洗濯は家の洗濯機でできるの？」「容量は何kgいる？」「ぎゅうぎゅうでも大丈夫？」と疑問に思った方も多いはずです。

とても大きくて重みがある毛布ですが、条件さえ満たせば実は家庭用洗濯機でも洗えます。わざわざコインランドリーやクリーニング屋さんに持っていく必要もありません。シングル毛布やダブル毛布など、自宅で手軽にお手入れできると頻繁に洗えるので衛生的にも安心して使えます。

今回の記事では、毛布を自宅で洗う時に気を付けるポイントを徹底解説します。また、「7キロの洗濯機で毛布洗えるのか」などといった疑問も解消します。具体的に8キロの洗濯機や10キロの洗濯機でどのサイズの毛布が洗えるか一覧にしています。最後には、おすすめの毛布が洗える洗濯機をドラム式洗濯機と縦型洗濯機の両方紹介するので、ぜひ参考にしてください。

毛布を洗えるといっても、どんな洗濯機でも洗えるわけではありません。洗濯機に入らないのに無理に毛布をぎゅうぎゅうに押し込んでも、きれいに洗えません。毛布は洗濯機に入れようと畳むと分厚くなります。畳んだ状態でもはみ出さずすっぽり入れば洗えます。

無理に押し込まないと入らない場合は、容量オーバーです。毛布を洗うのに適した洗濯機の容量があるので、洗えるか事前に確認するのがおすすめです。取扱説明書などにも洗濯容量が記載されているので、必ず確認してください。

毛布を洗う前に、必ず洗濯表示を確認しておきましょう。毛布によっては、そもそも水洗い自体不可能な場合もあります。基本的に手洗いの記号や洗濯おけの表示マークがあれば、洗濯機での洗濯は可能です。

ただ、毛布の種類によっては手洗いOKの表示マークがあっても、洗濯機で洗うのには向いていないものもあります。デリケートな素材を使用している毛布は特に、洗濯表示とあわせて素材の種類も確認しておくのがおすすめです。

洗濯表示とあわせて確認してほしいのが、毛布に使われている素材の種類です。素材によっても、洗えるものと洗えないものに分かれます。以下の表に、洗える素材と洗えない素材をまとめたので参考にしてください。

最近の電気毛布は丸洗いできるものも増えており、自宅で洗えるものもあります。ただ、通常の毛布と同様に洗濯表示や素材の種類の確認が必要です。

電気毛布を洗濯機で洗う場合は、コネクタなどの部品が壊れないように気をつけましょう。電気毛布の中には、洗濯表示や丸洗い可能と表記されていないものもあります。表示などが見つからない場合は、無理に洗わないようにしましょう。

毛布を洗うときに「自宅の洗濯機で何枚の毛布を同時に洗えるか」「一人暮らしの方などで使用の多い6キロの洗濯機で毛布は洗えるか」などの点が気になりますよね。そこで、洗濯容量ごとに洗える枚数を一覧表にしました。5~12gまであるので、自宅の洗濯機と同じ容量で確認してください。

ただし、機種やコースによって枚数が変わる場合もあります。あくまでもこの表は目安なので、実際に洗うときは取扱説明書で確認してください。

毎日忙しい一人暮らしの社会人は、自宅の洗濯機で毛布が洗えると便利です。また、自宅で洗濯できれば、いつでも洗い立ての毛布を使えるのも嬉しいポイント。毛布を洗える洗濯機があると衛生的にも安心して使えます。

毛布を洗う場合は、6kg以上の洗濯容量があるモデルを選びましょう。ダブルのような大きめサイズの毛布であれば、10kgは欲しいです。自宅で使っている毛布の大きさや重量にあわせて洗濯機も選んでください。

また、毛布コースを搭載しているモデルは洗える毛布の重量を記載しているのが多いです。購入前に仕様書や取扱説明書などで確認しましょう。

毛布は通常の衣類よりもサイズが大きいので「干すスペースがない」とお悩みの方もいますよね。ベランダやバルコニーがあっても、毛布を干すにはある程度スペースを用意しなければなりません。

しかし、洗濯機に乾燥機能が搭載されていれば、干す場所にも困りません。洗濯機に入れてスイッチを押すだけで、洗濯から乾燥まですべての工程が終わるのでとても便利です。

毛布コースでは通常のコースよりも水をたくさん使って、時間をかけて洗うので毛羽立ちを抑えられます。通常のコースでも洗えますが、洗濯ネットに入れてないと毛羽立ちが気になりやすいです。

毛布コースがあればより手軽に毛布を洗えるので、洗濯機を選ぶ時は毛布コースの有無を確認しましょう。また、モデルによっては大物洗いコースと記載されています。

毛布を洗う時は先ほど紹介したように、必ず洗濯表示を確認してください。手洗い可能のマークや丸洗い可能のマークがないのに、洗濯機で回してしまうと傷む可能性が高いです。洗濯表示を確認し、手洗いマークや洗濯おけマークがあるかチェックしましょう。

洗濯機でも毛布の汚れがよく落ちるように、事前にホコリや汚れを取っておくのがおすすめです。ホコリはブラシなどではたくと簡単に取れます。また目立つ汚れがある場合は、洗剤を染みこませた布で軽くたたいて落としてください。

毛布を洗う時も洗剤を使用しますが、実は使っていい洗剤と使ってはいけない洗剤があります。洗濯表示や毛布の色を見て、洗剤を適切に選ばなければなりません。たとえば、ウールのようなデリケートな素材であれば中性のおしゃれ着洗剤がおすすめです。

また、淡いカラーの毛布を洗う時は蛍光剤なしの洗剤を使うと、変色を防げます。反対に色が濃い毛布の場合は、毛の色が抜けないように漂白剤が入っていない洗剤を使うのがポイントです。

毛布を洗濯機に入れる時は「屏風折り」と呼ばれる折り方で畳み、洗濯ネットに入れましょう。ジャバラ状に折り畳んで入れると、毛布が洗濯槽の中で偏って回転しなくなるなどのトラブルもありません。

もし毛布が入るほどの洗濯ネットがなければ、紐で縛ってから洗濯するのがおすすめです。紐に色が付いていると、色落ちする場合もあるので気をつけましょう。

洗濯機の中には、布団や毛布を洗うのに適したコースを搭載しているモデルも多いです。毛布コースや大物洗いコースを選択すれば、より簡単に毛布を自宅でも洗えます。もし、毛布コースがない場合は弱水流や手洗いコースに設定しましょう。

また、毛布は浮きやすいので洗濯槽に水が溜まったら、しっかりと押し込むのもポイントです。両手で5~6回程度押し込み、洗剤にしっかりとつけましょう。

毛布を干すときには、ポイントがあります。1つ目は、素材によって日向か陰干しかわけること。毛布の洗濯表示タグに記載があるのでチェックしてください。2つ目は、竿を2本使ってM字のような形で干すことです。空気の通り道ができて、効果的に乾かせます。

洗濯機に入れてはいけない・入らない毛布は手洗いをしましょう。手洗いの手順を下にまとめているのでぜひ参考にしてください。

1. 布団に付いている汚れやホコリを落とす
2. 自宅の浴槽に30℃程度のぬるま湯を張り、洗剤を入れる
3. 浴槽に毛布を入れ、足で踏みながら洗う
4. 全体を洗い終えたら一度お湯を捨て、新しいお湯をためる
5. 再度足で踏みながら洗い洗剤を落とす
6. 毛布を干す

洗濯機をお得に購入したい方は、安い時期がくるまで待つのがおすすめです。安くなる時期は、モデルチェンジのタイミングや年末年始のセールなど1年の間に数回あります。安い時期を逃さないように、家電量販店などに確認しましょう。

以下の記事で、安い時期や安く買う方法を解説しています。反対に、洗濯機の高い時期もご紹介しているので、お得に購入したい方はぜひ参考にしてください。

今回は毛布を自宅で洗う方法やおすすめの洗濯機を紹介しました。冬場は毎日使うものなので、自宅で洗えると衛生的にも安心して使えます。今回紹介した「毛布を洗うコツ」を確認しながら、自宅で毛布を洗いましょう。