【2023最新】洗濯機の洗濯洗剤おすすめ10選｜買ってはいけない洗濯洗剤はある？

毎日の家事に欠かせない洗濯機。洗剤を入れスイッチを押すだけですべての工程を行うので、忙しい朝の救世主です。最近では、洗剤を自動投入する洗濯機も多く、より手間がかかりません。しかし、意外と正しい使い方を知らなかったり、長期間掃除をしないまま使い続けたりする方が多いです。

実は洗濯機と洗剤を正しく使用すると、洗浄力を高めたり洗剤の無駄使いをなくしたりといった、時短や節約のメリットがたくさんあります。しかも、ほんの一手間でできるので習慣化しやすいことばかりです。

今回はおすすめの洗濯用洗剤・コスパ最強の商品・いい匂いと評判のものなどをご紹介。また洗剤の入れ方や洗濯機のお掃除の仕方など、正しい洗濯機の知識をわかりやすく簡単に解説していきます。ぜひ最後まで見て、いつもの家事に役立ててください。

ここでは最新の洗濯洗剤の特徴について紹介していきます。洗濯洗剤選びに迷っている方は、ぜひ内容を参考にしてください。

• 消臭力：一人暮らし・共働きの増加や、花粉・PM2.5対策などで部屋干しが増えているため、消臭力に注目されている
• 抗菌：目に見えないウイルスを除去したいとのニーズが増えている
• ジェルボール型：計量不要で片手で入れられるタイプが手軽で時短になり人気
• プッシュボトル型：片手で液体洗剤を入れられるタイプ

液体洗剤は水に溶けやすく、気になる汚れには直接塗って洗えたりもします。また、簡単に洗剤を投入できるプッシュボトル型も売られています。ジェルボールは洗濯機に投げ入れるだけでよく、計量や詰め替えの手間を省けます。粉末洗剤は他のふたつと比べると安く購入できます。 

各洗剤の洗浄力は下表の通り、日常的な汚れなら液体洗剤やジェルボールで問題ありませんが、頑固な汚れには粉末洗剤が適しています。ただし、粉末洗剤は冷水には溶けにくい弱点があるので、溶け残りを防ぐには、洗剤を40度程度のぬるま湯で溶かしてから洗濯機に入れるといいです。

消臭力についてはどのタイプの洗剤でも大半は効果の高い商品ですが、液体洗剤のなかには臭いが残る商品もあります。液体洗剤を購入する際は、汚れをしっかり落とす酸素や漂白剤入りの商品を選ぶのをおすすめします。

洗濯物をやわらかく仕上げたい場合は、柔軟成分入りの洗剤を使いましょう。柔軟剤には静電気の発生を抑える効果があるため、乾燥する時期の嫌な静電気を防止でき、花粉もつきにくくなります。

柔軟剤入り洗剤のメリットは、手間・費用・スペースの節約ができることですが、洗濯洗剤と柔軟剤を併用する方が洗浄力と柔軟効果は高くなります。よって、ご自身が好む仕上がりに合わせて選ぶのをおすすめします。

買ってはいけない洗濯洗剤の特徴として、誤飲する可能性がある・匂いがきつい・メーカーが使用NGにしているが挙げられます。ジェルボールはカラフルなものが多く、小さな子どもはお菓子と間違えて口に入れやすいため、購入は控えた方が安心です。

また、柔軟剤を併用する場合、匂いが強い洗剤を使うと柔軟剤の匂いと混ざり合い、気分が悪くなるケースがあります。加えて、重曹・天然油脂の粉石けん・クエン酸は、洗濯機の故障の原因になることからメーカーが使用をやめるように注意喚起しているため、購入は避けましょう。

洗濯開始前に洗剤を入れることで、注水と同じタイミングで混ざり合い、衣服にまんべんなく行き渡ります。もし途中で入れてしまうと、洗剤のかたよりが出てしまいシミや変色の原因となるので注意が必要です。洗濯機のスタートボタンを押して、洗濯コースを選んだ後の注水前のタイミングに入れるようにしてください。

ほとんどの洗濯機には「洗剤投入口」があります。洗剤をこの投入口に入れると、自動で水と洗剤が混ざるので、衣服全体にまんべんなく洗剤が行き渡ってしっかり洗浄できます。

また、この投入口に洗剤を入れれば衣服に洗剤が直接かかる心配もなくなります。変色や生地の傷みといったリスクをなくすためにも、洗剤はこの投入口に入れるようにしてください。

忙しさや面倒さから、洗剤を衣服に直接かけてしまっていませんか？急いでいるとついついやってしまいがちですが、衣服への直がけは上手に洗濯するうえで正しい洗濯方法ではありません。

直接かけてしまうと洗剤が溶けきらなかったり、繊維に染み込んで一部分だけ色落ちしてしまったりすることがあります。さらに、衣服を傷めてしまうことも考えられます。そのため、洗剤は正しい場所に入れて洗濯することが大切です。

縦型洗濯機の洗剤投入口は、洗濯槽の内側の淵や上部にあることが多いです。投入口の近くをよく見ると、「洗剤」「柔軟剤」と書かれていることもあります。

ただし、メーカーや型番によって洗剤投入口は引き出し状になっていたり、蓋のない穴になっていたりと形状が異なるので、購入時にあらかじめ取扱説明書を読み、場所を確認しておきましょう。

ドラム式洗濯機の洗剤投入口は、上部のボタンの近くにあることが多いです。また、引き出し状になっており、中で洗剤や柔軟剤の投入口が仕切られて設置されています。さらに、「自動投入口」と「手動投入口」に分かれていることも多く、用途に合わせて入れる場所が分かれています。

縦型式洗濯機と同様、メーカーや型番によって場所が異なるので、購入時に確認しておくと迷わず使えます。

柔軟剤と洗剤は入れる場所が異なるので、一緒に入れてしまわないように注意が必要です。柔軟剤と洗剤を一緒に入れてしまうとそれぞれの効果を打ち消し合ってしまい、洗浄力も柔らかさも十分でなくなってしまいます。

さらに、洗剤を柔軟剤投入口に入れてしまうと洗剤がすすぎ切れず衣服に残ってしまう、言わば「洗濯失敗」の状態になりかねないので、投入口の間違いには十分に注意しましょう。

洗剤は入れる場所だけでなく、量にも注意が必要です。多く入れれば洗浄力が上がるわけではなく、むしろ十分にすすぎきれないことで衣服が傷み、変色や洗濯槽のカビの原因になってしまいます。適した洗剤の量は縦型式洗濯機とドラム式洗濯機とでは量り方が異なるので注意です。

縦型洗濯機では、洗うときの水量に応じて洗剤を入れる量が変わります。洗濯のコース選択後に水量が表示されるのでそれに従い洗剤の量を量ります。洗剤のパッケージには水量に対する適切な洗剤の量の表示があるので、その値を目安にしましょう。

ドラム式洗濯機の場合は、縦型洗濯機とは異なり衣類の重さに応じて洗剤の量が変わります。衣類の重さを量った後、その重さに応じて適した洗剤の量を「1杯」等表示するのでその値が目安となります。

洗濯機の中には、「洗剤・柔軟剤自動投入機能」という便利な機能があることをご存知でしたか？その便利な機能について紹介します。

自動投入機能とはその名の通り洗剤や柔軟剤を自動で入れる機能です。この機能のついている洗濯機では、タンクに洗剤を1本まるごと入れておけ、洗剤を毎回量る必要がありません。中にはスマートフォンから遠隔操作可能なものもあります。

自動投入機能は時間短縮につながるだけでなく、毎回適切な量を入れるので、洗剤を多く入れすぎて溶け切らなかったり、入れる場所を間違えてしまったりといった失敗もなくなります。

便利な機能なのですべて任せきりにしてしまいたいところですが、お手入れせずに使用すると内部に水あかが付着することがあります。2〜3ヶ月に1回は掃除をするようにしてください。

洗剤自動投入機能を搭載したモデルを下記にピックアップしました。

<日立>

• BD-NX120F（ドラム式）
• BW-DKX120F（縦型式）

<パナソニック>

• NA-VX900BL/R（ドラム式）
• NA-FW100K8（縦型式）

<東芝>

• TW-127X9L（ドラム式）
• AW-12XD9（縦型式）

<アイリスオーヤマ>

• KAW-100A

これらはごく一部ですが、最近は縦型式とドラム式のどちらにも自動投入機能がついているメーカーが多いので、好みに合わせて選べます。

洗剤投入口には水が少し残りますが、異常ではありません。ただし、柔軟剤投入口に多くの水が溜まっていたり、柔軟剤が溶け残っていたりする場合は、投入口のお手入れが必要です。下記に原因とお手入れ方法を紹介しているので参考にしてください。

洗濯機の柔軟剤の投入口に水が溜まっていることはありませんか？原因は粘度の高い柔軟剤によって、洗濯槽に流れる出口が詰まっていることが考えられます。これを放置していると、水漏れなどのトラブルを引き起こしかねません。

そのため、週に1回程度は柔軟剤の投入口や排出口を歯ブラシなどで掃除するのがおすすめです。次に具体的な掃除方法をご紹介しますので、参考にしてください。

洗剤投入口が引き出し状になっている場合は、引っ張って取り出します。洗濯機によって構造が異なっているので、取扱説明書があれば見ながら取り出します。無理に引っ張り出してしまうと破損の恐れもあるので注意しましょう。

40℃ぐらいのお湯でよくすすぎます。熱いお湯ですすぐことで付着している汚れが柔らかくなり、落としやすくなります。もし、洗剤投入口が引き出し状ではなく穴になっている場合は、お湯をペットボトルに入れ、そのまま洗剤投入口へ注ぎましょう。そのまま一晩放置しふやかしてから洗濯機を回してください。

お湯ですすいだ後まだ汚れが残っている場合は、歯ブラシでこすります。歯ブラシで擦ると大体の汚れは落せますが、それでもしぶとく残っている汚れには浴室用洗剤を吹きかけてください。しばらくつけてからこすると落としやすくなります。洗濯機本体の汚れをこする場合は洗剤を使わずお湯でこするようにしましょう。

引き出し部分は洗い流してからキッチンペーパーで十分に水分を拭き取ります。本体の汚れが付着していた部分も、キッチンペーパーをお湯に浸してよく絞り拭き取ってください。しっかり汚れを拭取り除いたうえで水分が残っていれば乾いたキッチンペーパーでしっかり拭き、乾いた状態で引き出し部分を元に戻します。

清潔に洗濯機を使用するには、洗濯槽の掃除をすることが大切です。一見きれいに見えても普段見えない外側が汚れていることが多いので、1度も洗濯槽を掃除したことがない方は要注意です。以下の手順を参考に、月1回ほど掃除を心掛けましょう。

1. 洗濯槽に40∼50℃お湯をたっぷり入れる（ドラム式ならバケツ1杯ほど）
2. お湯に漂白剤もしくは専用クリーナーを溶かす (目安は水：塩素系漂白剤=10L：50cc)
3. 洗濯機を3分程度空まわしして、2~3時間ほど放置する
   (ドラム式の場合、時々回して漂白剤を槽全体に行きわたらせる

洗濯槽の掃除には、専用クリーナーや粉タイプの酵素系漂白剤の使用が有効です。以下でご紹介する「花王 ワイドハイターEXパワー 粉末タイプ」は、頑固な洗濯カスもしっかり取り除けるのでおすすめです。

洗濯機と洗剤の正しい使い方はほんの少し気をつけるだけでできることなので、今からでも簡単に習慣づけられます。正しく使用し適した洗剤を選ぶだけで、今まで何度も洗い直していた洗濯も1回で済むようになります。この記事をご覧になった方は、ぜひ試してみてくださいね。