【メーカー別】ドラム式洗濯機サイズ一覧｜設置寸法の測り方も！大きさ・横幅は？

洗濯などの家事に取り組んでいる方の中には、毎日出る洗濯物を素早く洗いたい人も多いはずです。洗濯から乾燥までが1台でできるドラム式洗濯機であれば、洗濯物の処理を楽に行なえます。

縦型洗濯機はさまざまな大きさ・サイズの製品が存在するのに対し、ヒートポンプが付いたドラム式洗濯機は、サイズが小さい製品がほとんど販売されていません。一人暮らしやマンション住まいの方は、防水パンに置けるかどうか気になる方も多いです。　

そこで、ドラム式洗濯機の横幅・高さ・奥行きの寸法を、東芝のザブーンなどメーカー別に一覧にしました。また、実際に設置するときに気を付けたいポイントやおすすめのコンパクトサイズのドラム式洗濯機も紹介します。おすすめ商品では人気のキューブルを手掛けるパナソニックやシャープなどの商品もセレクトしています。ぜひ最後までご覧ください。

ドラム式洗濯機は本体サイズが大きいイメージがありますが、最近ではマンションやワンルームの部屋でも設置しやすい、コンパクトサイズのモデルも多く出ています。ドラム式洗濯機の一般的な寸法サイズは、防水パンのサイズが64cm×64cm（内寸59cm×59cm）が基本です。

また、洗濯機のドアを開いたときの奥行のサイズが、メーカーやモデルによって変わってきます。そのため、ドラム式洗濯機を選ぶ際には、事前に自分の部屋の防水パンのサイズは確認しておくようにしましょう。

コンパクトの基準となる一般的なドラム式洗濯機のサイズは幅60cm前後です。このサイズだと、マンションやワンルームの部屋のドアでも入りやすくなります。コンパクトなマンションサイズを探している方は幅60cmを目安にしてください。

さらに、現在最小サイズとされている幅55cm以下のモデルがあります。ドラム式洗濯機の中ではかなりスリムなので設置しやすく、洗濯物をため込まず毎日洗濯する方など、1回の洗濯量が少ない方におすすめです。

ドラム式洗濯機はメーカーによって、本体サイズや必要な防水パンのサイズが異なります。洗濯容量が少なければ本体サイズも小さくなるわけではないので、事前に必要なサイズを測っておくことが大切です。

以下は、各メーカーの最大容量のドラム式洗濯機のサイズをまとめたものです。同じ12kg容量であってもサイズは異なります。また、本体サイズの表記に給・排水ホースを含めるかどうかもメーカーによって異なるため必ず確認しましょう。

ドラム式洗濯機のメーカーそれぞれの最小サイズモデルを一覧でご紹介します。一般的なサイズでは入らないかもと購入を迷っている方も、ぜひ参考にしてください。

ドラム式洗濯機のサイズはスペック表にある「本体寸法」だけでなく、以下の項目についてもチェックしておく必要があります。

• 左右の手掛け部を含む本体幅
• ドアを開いた際の奥行
• 脚外幅×脚奥行(外側)×脚高さ
• 総外形寸法(給・排水ホース含む)

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べて本体サイズが大きく、防水パンのサイズに収まらないから選ばない方も多いと思います。しかし、ドラム式洗濯機を実際に設置する際には防水パンに入れるのは脚部のみで、そこだけ凹んでいる作りになっているため、きちんと測れば設置できるものがほとんどです。

一般的な正方形の防水パンのサイズは、640×640mm。コンパクトな60×60cm以内のドラム式洗濯機の足回りサイズであれば、ほとんどが設置可能です。排水ホースや給水用蛇口にぶつからないかも事前に確認しておくと、設置時に安心できます。

ドラム式洗濯機の設置場所は、以下の3ヶ所を測りましょう。

• 防水パンのサイズ
• ドラム式洗濯機の設置面から蛇口までの高さ
• 壁からの奥行き

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機より高さがあるため、縦型洗濯機からの買い替えの場合、洗濯機が蛇口の位置よりも高くなるケースがあります。その場合、別途部品を購入して蛇口の位置を変更してください。

また、ドラム式洗濯機は手前にドアが開くためドアを開いた際に奥行きが十分確保できるかも重要。家族がよく通る場所に洗濯機を設置する場合、ドアが開いた状態で人ひとりが通れるスペースがあると安心です。

乾燥機能付きのドラム式洗濯乾燥機を設置する場合は、周囲の壁などから一定の空間を開けなければならないと消防法で定められています。ドラム式洗濯機の場合は前面を開放した状態で、上方30cm以上・側方は1cm以上・後方1cm以上壁面から離すようにしてください。

また、設置する前に確認しておきたいのは防水パンの形状やサイズです。ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも、幅・奥行きが長く、高さが低いものが多いため、特に集合住宅にあらかじめ設置されている防水パンの場合、サイズをしっかり確認しておきます。

さらに、洗濯機を設置した時に排水ホースが取り付けられるか、ドアを開閉できるスペースはあるかなどもチェックしておくのがおすすめです。

ドラム式洗濯機の場合、本体の脚部が入る防水パンのサイズを計っておく必要があります。また、洗濯機の脚部分よりも外形寸法は大きくなるので、洗濯機周りのスペースのサイズも確認しておきましょう。

設置場所のサイズだけでなく、搬入経路の広さも確認しておくと安心です。洗濯機を搬入する際には直線の場合、必要通路幅が洗濯機の横幅＋6cm必要になります。最小通路幅のサイズも計っておくようにしましょう。

購入前に、新聞紙やチラシを洗濯機の幅と同じサイズに折り、搬入経路でぶつからずに設置場所に置けるかどうかシミュレーションするのもおすすめです。

ドラム式洗濯機には、扉が開く向きがそれぞれ右向きと左向きがあります。購入する際は、壁の向きに合わせて右開きか左開きを選ぶようにしましょう。基本的に、洗濯機に向かって右側に壁がある場合は右開き、左側に壁がある場合は左開きを選んでください。

扉が開く向きを考慮せずに購入してしまうと、場合によっては使いづらく不便を感じる可能性も。設置スペースの周りは確認しておくと安心です。

洗濯機の設置の際に必要な防水パンとは、排水口の付いた受け皿を指します。防水パンには洗濯機の排水用ホースをつなぐ排水口が付いていて、洗濯機から排水口へ水が流れるようになっています。

防水パンがある場合は「背面の壁と防水パン内側との距離」と、「防水パン内寸奥行」のサイズを計っておきましょう。防水パンがない場合は、設置場所の必要幅がメーカーによって異なるので、事前に幅を計ってからメーカーに確認するのがおすすめです。

ドラム式洗濯機を設置する際は、排水口と給水用蛇口の場所と形状は必ず確認しましょう。排水口が洗濯機の左右または後ろにある場合は、本体に付いている排水ホースをそのまま排水口に入れられます。

また、排水口が洗濯機の真下にある場合は、洗濯機本体が邪魔して設置できないこともあります。その場合は真下用排水ホースを使用するか、専用のユニット台を下に置くことでドラム式洗濯機の設置が可能です。

パナソニックのドラム式洗濯機は、衣類をふんわりやさしく仕上げる「ヒートポンプ乾燥」を搭載したモデルと、コンパクトな「水平垂直フォルムデザイン」の2種類があります。

日本製の洗濯機は生活感があるものが多いですが、コンパクトタイプのドラム式洗濯機である、キューブルは外観が美しいのが特徴です。窓の色についてもスモークとクリアの2種類から選べるため、おしゃれな洗濯機を求めている方におすすめです。

すべてのモデルに泡洗浄と槽洗浄が付いていて、節電・節水ができるエコナビも搭載されています。モデルによっては、液体洗剤・柔軟剤の自動投入やスマホ操作もできるので、忙しい主婦の方や仕事で家を空けることが多い方にもおすすめです。

日立のドラム式洗濯機には、置き場所に合わせて選べる「奥行スリムタイプ」と「幅スリムタイプ」の2種類があります。どちらもすっきり置けて大容量なのが特徴です。機能面ではすべてのモデルに高速風でシワを伸ばしてアイロンいらずの「風アイロン」が搭載されています。

また、予洗いの手間を減らす「ナイアガラ洗浄」で、洗い・すすぎ共に汚れをしっかり落としてくれます。洗いから乾燥まですべてお任せができるAI機能や、液体洗剤・柔軟剤の自動投入、スマホと連携も可能なのもポイントです。

シャープのドラム式洗濯機は、サイズのラインナップが豊富で他メーカーには少ない7kgタイプのモデルも揃っています。機能面では「マイクロ高圧洗浄」搭載で、衣類にやさしく繊維の奥の汚れまでしっかり落とせます。

また、シャープ独自の「プラズマクラスター」搭載で、衣類の除菌・消臭と洗濯槽内のカビ菌を抑制してくれるので、赤ちゃんや小さなお子様のいるご家庭でも安心して使用できます。無線LAN搭載で専用アプリを使えばスマホと連携も可能です。

東芝のドラム式洗濯機には、ナノサイズの泡で繊維の奥まで汚れをしっかり落とす「ウルトラファインバブル洗浄」搭載で、洗浄力の高さが特徴です。乾燥スピードが108分と他のメーカーと比べて短く、時短が可能なのも人気のポイント。

低振動・低騒音設計で時間帯を選ばず洗濯ができるので、仕事で日中洗濯ができない方や赤ちゃんがいるご家庭にもおすすめです。スマホとの連携も可能なので、出先や空いた時間でお洗濯の管理がしやすいのも特徴です。

ドラム式洗濯機は本体が大きく、マンションでは置けないと悩む方も多いです。しかし、最近ではコンパクトで限られたスペースでも設置できるものも販売されています。購入前にしっかりとサイズを計り、自分の部屋とニーズにぴったりなドラム式洗濯機を選びましょう。