一人暮らしにも衣類乾燥機がおすすめ｜安いメーカー・電気代・置き場所も解説

洗濯物を干そうと思ったときに雨が降っていると気分が沈みます。仕方なく部屋干しをするにしても、一人暮らしの方の中には家が十分に広くないので長時間洗濯物を部屋干ししたくない方や生乾き臭が気になる方もいますよね。

そこでおすすめしたいのが衣類乾燥機です。衣類乾燥機を使えば手軽に素早く洗濯物を乾かせます。「自然乾燥でいいのでは？」と思う方もいますが、衣類乾燥機を使うメリットは洗濯物が早く乾くだけではありません。

この記事では、一人暮らしに衣類乾燥機をすすめる理由・衣類乾燥機の選び方・人気メーカー・置き場所・おすすめ商品まで詳しく解説していきます。また、気になる電気代についても衣類別に紹介します。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

一人暮らしをしながら働いていると、毎日忙しいので家事が負担に感じますよね。特に、洗濯し終わった後の干す作業は時間もかかって面倒くさいです。「洗濯物を干す時間もない！干す作業が面倒」と感じる方には衣類乾燥機の購入をおすすめします。

中には「一人暮らしなら衣類も少ないし乾燥機はいらないのでは？」という方もいると思いますが、衣類乾燥機が1台あれば洗濯物を干す手間がかからず、家事に費やす時間を短縮できます。

また、雨の日や花粉などを気にせず、天候に関係なくいつでも洗濯物を乾かせる点は大きなメリットです。衣類乾燥機なら、部屋干しで気になるニオイも発生しません。毎日が忙しい一人暮らしの方にこそ、家事を時短できる衣類乾燥機はあると便利です。

ドラム型の衣類乾燥機はドラムを回転させながら衣類に温風を当てるので、ムラなく乾燥させられます。また、衣類がこすり合わないため傷みにくいメリットがあります。乾燥機を使うと服が傷まないか心配な方におすすめです。

ただ、設置するには広いスペースが必要なため、一人暮らしでワンルームなどに住んでいる場合にはあまり向きません。スペースに余裕がある場合には検討してみましょう。

除湿機型の衣類乾燥機とは除湿機に送風機能が搭載されている製品を指し、乾燥した風を洗濯物に当てながら乾かします。除湿もできるので、梅雨など湿度が高い時期でも快適な湿度をキープしながら室内干しができます。

日常的に部屋干しをしている方や自宅にドラム式を置けるほどのスペースがない方にぴったりです。また、価格帯についてはドラム式が4万円台～なのに比べて、除湿機型は2万円台が売れ筋。予算を抑えたい方にも除湿機型がおすすめします。

なお、本記事ではドラム式をメインに紹介するため、除湿機型のおすすめ商品を知りたい方は以下の記事でチェックしてくださいね。

折りたたみ型の衣類乾燥機は、折りたためる布袋の中でドライヤーの風を当てるような方式になっています。お手頃な価格で設置工事も不要とシンプル。また、ハンガーに服をかけたまま乾燥できるので、乾いたらそのままクローゼットに服を収納できるところも嬉しいポイントです。

仕組み上どうしても大きめの音が出るデメリットもありますがシャツ1枚なら1時間程度で乾くので、安くて手軽に使用できる衣類乾燥機が欲しい方は是非チェックしてみてください。

上記のように、世帯数によって乾燥容量は異なります。一人暮らしの場合は4kg以下の容量があれば十分です。

設置スペースを十分に確保できない場合は、容量だけでなくサイズも重視して選びましょう。

ただし、一人暮らしでも一度に乾燥させる衣類の量が多い場合は、あまりに小さいサイズを選んでしまうと生乾きが発生する可能性があります。容量は余裕を持って選びましょう。

容量を決める際には、設置場所とスタンドの有無のチェックも必要です。

衣類乾燥機は基本的に本体真下から排水用のホースが出るので、床に直置きすることはできません。よって、台やスタンドを用意する方がほとんどになります。

メーカーによってスタンドの大きさは異なります。本体の大きさと設置場所を合わせるだけでなく、スタンドもサイズをよく確認する必要があります。

衣類乾燥機本体・スタンドの横幅・奥行き・高さが設置場所に入るか必ずチェックしましょう。

どの衣類乾燥機を選べばいいかわからない！
 
この記事にたどり着いた皆さんも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか？
 
本記事の目標はズバリ、
簡単に衣類乾燥機選びの失敗をなくすこと
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今回の記事では、選び方の解説に加えて実際に衣類乾燥機を購入した方500名を対象に行ったアンケート結果も取り上げ、購入前の不安を解消できる内容になっています。ぜひ最後までお付き合いください。
 
☆この記事を読めば失敗しない衣類乾燥機を選べます！

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衣類乾燥機ってどう選べばいいの…？

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、選び方の解説に加えて実際に衣類乾燥機を購入した方425人を対象に行ったアンケート結果も取り上げます。

購入者と似た購入動機をお持ちの方は、今回の記事で自分にぴったりの衣類乾燥機を見つけられるはずです。

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実は、たった3つのポイントを意識するだけで衣類乾燥機選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

これだけです。疑問に思う部分も多いかと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】の衣類乾燥機に行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

家庭に導入される衣類乾燥機で一般的な乾燥方式が電気式です。

メリットはガス式より安く購入でき、工事不要な点です。設置場所にガス栓と排気パイプがない、賃貸・オール電化住宅で工事ができないなら電気式一択です。

デメリットは、ガス式より乾燥スピードが遅く容量が少なめな点です。量によっては、ガス式の倍以上時間が必要な場合もあります。

悪い点に目が行きがちですが、ここは工事の有無で判断して問題ないでしょう。

ガス式はコインランドリーと同じ乾燥方式です。

メリットは容量が大きめの5〜8kgの商品が多く、電気式に比べて乾燥時間が短い点です。ガス式の乾燥時間は電気式の3分の1程度です。

また、仕上がりも電気式よりふわふわに仕上がります。

デメリットは電気式より本体価格が高く、設置場所にガス栓と排気パイプが必要な点です。場合によっては規模の大きい工事が必要なので、注意してください。

新築やリフォームと同時で設置するのが簡単ですよ。

本記事のアンケートで圧倒的な指示を集めていたパナソニックは、機能性の高さはもちろん運転音が静かなことでも有名です。

ツイン2温風・約75℃除菌コースなど機能は豊富です。左右どちらからも開けられる扉は、設置場所の自由度が上がります。

なお、2023年7月に新しいモデルの発売が予定されているので、気になる方はそちらの販売を待ってみるのもおすすめです。

日立の衣類乾燥機はロングセラーの定番製品で、パナソニックに次ぐシェアです。

シンプルかつわかりやすいボタン設置で使いやすい仕様です。乾燥させた衣類がシワにならない「ふんわりガード」はあると嬉しい機能ですよ。

容量のラインナップが豊富ですので、家族構成に合わせたものを選んでみましょう。

東芝の衣類乾燥機は、機能面で特定の層に刺さるメーカーです。

販売されているモデルには花粉フィルターが搭載されています。衣類の花粉を90%除去してくれるので、アレルギー症状が出やすい方におすすめです。

また、電気式でも乾燥時間をできるだけ短くしたい方に嬉しいターボパワー乾燥を搭載しています。

アルミスの衣類乾燥機はコンパクトで容量が小さいモデルがあります。一人暮らしの方が導入するのにぴったりですよ。

最低限の機能面を網羅しながら、衣類乾燥機のなかでも安価の2万円台で購入できます。

リンナイはガス式の衣類乾燥機で国内1強を誇るメーカーです。

2023年5月時点で、「乾太くん」シリーズの商品を6万円〜10万円のものまで豊富にラインナップしています。

ハイパワーでしっかりと乾燥してくれるため、生乾き臭を抑えてくれます。匂い以外にも、仕上がりがとても綺麗ですよ。

また、電気式の衣類乾燥機と比べて1/3の時間で乾燥が完了するのも嬉しいポイントです。洗濯物が多く1日2回使いたい方にもおすすめできます。

できるだけ音が小さい衣類乾燥機を選びたい方が多いと思いますが、50dB前後の騒音がするのが一般的です。

50dBはエアコンの室外機くらいの大きさです。多少の騒音は覚悟しておきましょう。

ただ、低騒音化設計をしているパナソニックや、静音フードを販売しているリンナイのように、静音を意識しているメーカーがあります。

静音を意識したい方はこれらのメーカーをチェックしてみましょう。

衣類乾燥機というと、どうしても電気代・ガス代が気になりますよね。

以下に電気式・ガス式ごとにランニングコストをまとめました。

「思ったよりも高くない」と思われる方が多いのではないでしょうか。この料金で干す手間や生乾きから解放されるとしたら、衣類乾燥機は十分選択肢となり得ますよね。

上記の表はあくまで目安です。購入した衣類乾燥機のW数、ご自宅で契約している電気・ガス料金で前後しますので、気になる方は計算してから購入しましょう。

衣類乾燥機のシワ取り機能は、乾燥時に発生するシワを軽減してくれます。アイロンがけの負担が少なくなるので、あると助かる機能です。

発売されている衣類乾燥機のほとんどに搭載されている機能です。注意して確認するほどではありません。

衣類乾燥機には、脱臭・除菌機能が搭載されているモデルがあります。75度程度の高温で除菌を行うコースが主流です。

とはいえ、絶対必要な機能でもありません。衣類乾燥機は高温で服を乾かす家電ですので、この機能がなくても一定の脱臭・除菌効果は得られますよ。

珍しいのは東芝の衣類乾燥機に搭載されている花粉フィルターです。衣類についた花粉の90%を除去できるので、花粉症の方は検討してみてください。

毛布を衣類乾燥機で乾燥させたい方は毛布コースが搭載された商品を選びましょう。ふんわりと仕上がり、ダニ対策もできますよ。

アイリスオーヤマの衣類乾燥機「カラリエ」は、一般的なヒーター乾燥の衣類乾燥機ではありません。

部屋干しの補助的な衣類乾燥機ではあるものの、電気代が安く「コスパ最強の乾燥機」との呼び声も高く大人気です。

商品としてはサーキュレーターにヒーター送風を足したような製品で、ヒーターを使用していても、この通り電気代が安いです。ファンが大きく直線的な風がしっかり出るため、乾くまで早いのも特徴です。

自力スタンド型は洗濯機とは分離した状態になるため、振動音を小さく抑えられるメリットがあります。また、洗濯機を買い替えてもそのまま乾燥機を使える点もメリットです。ただ、設置できる条件が厳しく、業者に設置を頼んだ場合は直付け型よりも料金が高くなります。

一方で、直付け型の場合は設置条件が比較的緩いので、設置したい場所の条件に左右されないメリットがあります。また、収まりもいいためスッキリする点も嬉しいポイントです。しかし、洗濯機と乾燥機のメーカーを揃える必要があるので、買い替えの時は選択肢が少なくなります。

スタンドを設置できない場合に、別に用意した台などで底上げして床置きする方もいるようです。しかし、洗濯物を入れたり出したりを考慮すると、多少高さはある方がおすすめです。高さがある方が使いやすく、何度も立ったりしゃがんだりする必要がありません。

また、床置きは振動の問題もあるのでメーカー自体は推奨していません。もしどうしても床置きをする場合は自己責任です。ただ、以下のような床置き用スタンドもあるので、購入を検討してみてください。

衣類乾燥機は濡れた洗濯物を乾かすので、排水ホースの設置が必要です。排水ホースをどのように設置するかも購入前に考えておかなければなりません。全自動洗濯機には衣類乾燥機用に排水口があるモデルもあり、そこに排水ホースを入れて排水が可能になっています。

そのような排水口がない場合は、別売のジョイントを購入したり、防水パンの排水口まで衣類乾燥機の排水ホースを伸ばす必要が出てきます。衣類乾燥機自体の設置方法と併せて、排水ホースもどのように設置するか確認しておきましょう。

「洗濯物を干す作業は時間もかかるし面倒だ」と感じる方も多いです。しかし、衣類乾燥機を使えば、家事を効率よく終わらせられます。毎日忙しく家事に時間をかけられない一人暮らしの方こそ、衣類乾燥機を使えば洗濯後の工程が楽になりますよ。ぜひこの記事を参考に衣類乾燥機の購入を検討してみてください。