ガス乾燥機おすすめランキング｜設置費用はどれくらい？乾太くんはどこで買う？

家庭用の洗濯機では乾燥容量が洗濯容量よりも少なくなるので、天候が悪いとなかなか洗濯物を乾燥できずに苦労しますよね。パワフルなガス乾燥機を併用すれば、梅雨の時期でも洗濯物に困りません。乾燥機能だけでなくシワ取り機能も搭載されているので、アイロンがけを行う手間も省けるんです。

しかし、電気式乾燥機と異なり工事費用がかかる上に設置できる場所も限られているため、購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。実際に設置費用はどの程度なのか、どこで買うのがいいのかなど、気になることはいろいろあります。

そこで今回は、ガス乾燥機の選び方だけでなく口コミを解説した上で、最強の乾燥力を持つおすすめ製品を紹介します。話題の商品である乾太くん（かんたくん）も取り上げるので、ぜひ最後まで読んで、自分に合った乾燥機を購入してください。

ガス乾燥機のメリットとして最初に注目したいのが「乾燥時間が短い」ことです。ガスは電気に比べてパワーがある分、乾燥力に優れています。5kgの洗濯物を乾かす場合、電気乾燥機では約3時間かかるところを、ガス乾燥機なら約50分で乾きます。

季節・気温・湿度・洗濯物の量によっては乾燥にかかる時間は変わってきますが、乾燥機の中では断然ガス乾燥機がおすすめです。ハイパワーで一気に乾燥させるため、仕上がりがふんわりするのも魅力的です。

以下の表を見ると、電気乾燥機に限らず他の種類と比較してもガス乾燥機が断然短時間なことがわかります。

ガス乾燥機はランニングコストが安いので、毎日のように乾燥機を使用する方にとっては光熱費を節約できるのがメリットです。もちろん毎日使用しない方でも、1回あたりの光熱費自体が安いので電気乾燥機に比べると全体的な費用は安く済みます。

5kgの洗濯物を乾かしたい場合、電気乾燥機ですと約90円かかります。同じ5kgの洗濯物をガス乾燥機で乾かした場合の光熱費は約40円と半分以下です。1回にかかる光熱費はわずかでも、月や年単位で考えた場合は光熱費が安いのはメリットとです。

洗濯物を外に干すと空気中に漂う花粉やPM2.5が付着する可能性があります。花粉症やアトピーといったアレルギー疾患を抱えていると、これらの物質はアレルギー症状を引き起こす可能性があるので注意です。

車の往来が激しい通りに面した場所では、排気ガスで洗濯物が汚れたり、嫌なニオイが付いたりすることも！かといって室内に干すと、生乾きの嫌なニオイを発したり、湿気がこもったりします。ガス・電気問わず言えることですが、乾燥機を使用すれば、花粉や大気汚染の不安や、ニオイ・湿気の心配もなく安心です。

ガス乾燥機は専門業者による取り付けが必要になるため、素人では対処できず手間がかかります。また取付工事には費用がかかるので、ガス乾燥機を購入する際は本体価格以外に工事費も頭にいれておきましょう。

取り付け工事費用は業者や設置場所などでも変わりますが、相場は20,000円～30,000円前後です。

工事には半日近い時間がかかることも覚えておきましょう。取付工事の際は少し音がうるさいと感じることもあるため、集合住宅の場合はご近所さんに伝えておくと安心です。

容量による違いはありますが、ガス乾燥機は電気乾燥機に比べるとサイズが大きめです。設置できるスペースがあれば安心ですが、実際に設置してみたら思っていたよりも大きいので圧迫感がある…というケースは少なくありません。

購入前に設置にはどのくらいのスペースが必要なのか、寸法を測ってシミュレーションしておくといいです。見落としがちなのが、扉を開けるときに必要なスペースです。僅かなスペースしかないと扉が開きませんし、近くに他の家具や家電がある場合は扉が開く方向もチェックしましょう。

家庭用のガス乾燥機を選ぶ場合、リンナイ以外のメーカーは販売していないためリンナイの乾燥機「乾太くん（かんたくん）」シリーズ一択です。ここでは乾太くんの特徴について解説します。

乾太くん（かんたくん）では、乾燥コースを選択するだけで全自動で運転してくれる上に、乾燥時間も52分と短いので洗濯物を楽に干せます。風の温度も80℃以上と非常に高いため、99.9%の菌を除去でき生乾きの臭いも発生しません。

ランニングコストも1回あたり60円と電気式の乾燥機に比べて安いものの、5～8万円程度の設置費用がかかるのがデメリットです。製品代と合わせると15～20万円かかるため、乾燥させる洗濯物の量が少ない方はドラム式洗濯機を選びましょう。

どの衣類乾燥機を選べばいいかわからない！
 
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最終的に【CHECK】の衣類乾燥機に行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

衣類乾燥機には電気式とガス式がありますが、この記事を読まれている方はガス式の乾燥機を検討されていることと思いますので、こちらは割愛いたします。

「電気式についても詳しく知りたい！」という方は下記記事で電気式・ガス式の選び方を解説していますので、クリックしてご覧ください。

衣類乾燥機を購入する前に、1度に乾燥できる容量をしっかりとチェックしましょう。

上記のように、世帯数によって乾燥容量を選ぶのがおすすめです。

家族が出す洗濯物の量に対して小さめサイズを選んでしまうと、生乾きが発生する可能性があります。容量は余裕を持って選びましょう。

ちなみに、一般的なドラム式洗濯機は乾燥容量6kgのものが多いので、1つの目安にしてみてくださいね。

容量を決める際には、設置場所とスタンドの有無のチェックも必要です。

衣類乾燥機は基本的に本体真下から排水用のホースが出るので、床に直置きすることはできません。よって、台やスタンドを用意する方がほとんどになります。

メーカーによってスタンドの大きさは異なります。本体の大きさと設置場所を合わせるだけでなく、スタンドもサイズをよく確認する必要があります。

衣類乾燥機本体・スタンドの横幅・奥行き・高さが設置場所に入るか必ずチェックしましょう。

衣類乾燥機は電気式であればパナソニック・日立・東芝・アルミスなどのメーカーがおすすめですが、ガス式の場合は先でもご紹介したリンナイの乾太くんシリーズ1強です。

リンナイはガス式の衣類乾燥機で国内1強を誇るメーカーです。2023年5月時点で、「乾太くん」シリーズの商品を6万円〜10万円のものまで豊富にラインナップしています。

ハイパワーでしっかりと乾燥してくれるため、生乾き臭を抑えてくれます。匂い以外にも、仕上がりがとても綺麗ですよ。

できるだけ音が小さい衣類乾燥機を選びたい方が多いと思いますが、50dB前後の騒音がするのが一般的です。

50dBはエアコンの室外機くらいの大きさです。多少の騒音は覚悟しておきましょう。

ただ、低騒音化設計をしているパナソニックや、静音フードを販売しているリンナイのように、静音を意識しているメーカーがあります。

静音を意識したい方はこれらのメーカーをチェックしてみましょう。

衣類乾燥機というと、どうしてもガス代が気になりますよね。以下にガス式のランニングコストをまとめました。

• 都市ガス：50円前後（ガス消費量：5.20kWの場合）
• プロパンガス：80円前後（ガス消費量：5.20kWの場合）
• 電気代：5円前後（消費電力：230Wの場合）

「思ったよりも高くない」と思われる方が多いのではないでしょうか。先でもご紹介したように、ガス式の乾燥機はランニングコストが低くなっています。この料金で干す手間や生乾きから解放されるとしたら、衣類乾燥機は十分選択肢となり得ますよね。

上記の表はあくまで目安です。購入した衣類乾燥機のW数、ご自宅で契約している電気・ガス料金で前後しますので、気になる方は計算してから購入しましょう。

衣類乾燥機のシワ取り機能は、乾燥時に発生するシワを軽減してくれます。アイロンがけの負担が少なくなるので、あると助かる機能です。

発売されている衣類乾燥機のほとんどに搭載されている機能です。注意して確認するほどではありません。

衣類乾燥機には、脱臭・除菌機能が搭載されているモデルがあります。75度程度の高温で除菌を行うコースが主流です。

とはいえ、絶対必要な機能でもありません。衣類乾燥機は高温で服を乾かす家電ですので、この機能がなくても一定の脱臭・除菌効果は得られますよ。

珍しいのは東芝の衣類乾燥機に搭載されている花粉フィルターです。衣類についた花粉の90%を除去できるので、花粉症の方は検討してみてください。

毛布を衣類乾燥機で乾燥させたい方は毛布コースが搭載された商品を選びましょう。ふんわりと仕上がり、ダニ対策もできますよ。

仕事で着るユニフォームや学校の制服を、家に帰ってから洗って翌朝までに乾かしておきたいというときは、「タイマー機能」があると便利です。

仕事が忙しく乾燥機を使用できる時間が限られるという方も、タイマー機能があれば時間を設定しておけるので時間を有効的に使えます。Tシャツや靴下だけのときは、15分～30分程度というように、細かく時間設定できるとより便利です。

アイリスオーヤマの衣類乾燥機「カラリエ」は、一般的なヒーター乾燥の衣類乾燥機ではありません。

部屋干しの補助的な衣類乾燥機ではあるものの、電気代が安く「コスパ最強の乾燥機」との呼び声も高く大人気です。

商品としてはサーキュレーターにヒーター送風を足したような製品で、ヒーターを使用していても、この通り電気代が安いです。ファンが大きく直線的な風がしっかり出るため、乾くまで早いのも特徴です。

幹太くんは、大きく分けるとガス会社・ネットの2カ所から購入できます。とはいってもどこで買うのがいいのか分からず、迷う人もいるかも知れません。

まず考えられるのが、今使っているガス会社で購入する方法です。幹太くんはガス工事が必要になるので、ガス工事と本体購入をセットにするとお得に購入できる場合があります。

Amazon・楽天といったネットの通販サイトで購入するは、簡単に安く購入できるのが大きな特徴です。ただし、実際に設置できるかの確認は自分でしっかりチェックする必要があります。また、取付設置工事は原則行わないため、取付設置込みの業者から購入するのがおすすめです。

大家族で洗濯物が多いご家庭や、洗濯物は素早くカラッと乾かしたいという方には、ガス乾燥機がおすすめです。ハイパワーでスピーディーに乾かすので、家事の時間が短縮され時間に余裕を持てます。紹介した商品の中に気になるものがあったら、ぜひチェックしてみてください。