初心者向け画像編集ソフトのおすすめ10選｜無料ソフトやおすすめ教材も

画像編集は感覚だけですぐに上手くできるものではありません。教本を読んだり試行錯誤を繰り返したりして上達していくものです。しかし、ソフトによってはガイドが少なくて初心者に優しくないものもあります。

「画像編集は難しい」というイメージを持つ初心者の方の多くは、画像編集の基礎を上手く学ぶことができなかった方なのではないでしょうか。また、加工の方法が分かりにくくて諦めてしまった方も多いのではないでしょうか。

そこでこちらの記事では、画像編集初心者の方におすすめな画像編集ソフトやおすすめの教本などをご紹介します。初心者向けソフトの選び方も詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

画像編集ソフトと聞くと「Photoshop」が真っ先に思い浮かぶ方も少なくないでしょう。では、このPhotoshopは初心者でも使いやすい画像編集ソフトと言えるのでしょうか？結論から言いますと、Photoshopは初心者向けのソフトでもあります。

なぜなら、世界的に有名なソフトなので「Photoshop」と検索するだけで、使い方を解説した動画やサイトをたくさん見つけられるからです。ソフト内にガイドツアーが入っていることもあり、参考にできる情報元が多いので初心者向けと言えます。

対して、マイナーな画像編集ソフトだと調べても使い方を細かく知ることが難しいので、それに比べると扱いやすいことは間違いありません。

「そもそも画像編集とは？」「画像編集ソフトって何ができるの？」と思う方もいるでしょう。画像編集ソフトでは、主に以下の2つを行うことができます。

• RAW現像
• 画像加工

ここでは、上記2つについて詳しく解説します。

デジタルカメラで撮影したRAWファイルの写真を、JPEGなどの画像ファイルに変換することをRAW現像と言います。さらに、JPEGに変換する際に、以下のような画像の編集ができます。

• 暗い写真を明るさ調節で見やすく
• 色の変更
• 元々の写真にはない要素（雲など）の追加
• ノイズやぼやけの除去
• 歪みの補正

つまり、元々の写真をより高いクオリティに仕上げたり、色や要素の追加により写真を面白くしたりできるのです。

画像編集ソフトと言えば、やはり「画像加工」が肝です。画像加工では先述した写真の加工の他、インターネット上で入手した画像やイラストなどの編集も行えます。基本的な機能は以下の通りです。

• 画像の不要な部分の切り取り
• 画像サイズの変更
• 文字入れ

ちなみに、RAW現像ができる画像編集ソフトもあれば、上記のような画像加工機能のみを搭載したソフトも存在します。つまり、ソフトによってできることが異なるので、自分のしたいことができるソフトを選ぶのが理想的です。

現時点で画像編集ソフトと呼ばれるものは数多く存在しており、その中から自分好みのソフトを探すのは難しいです。しかし、以下の4点の項目に注目して探せば、あなたにぴったりなソフトにたどり着きやすくなります。

• 機能
• パソコンのスペック
• 対応OS
• 操作ガイドの豊富さ

ここからは、上記の4つの項目について1つずつ解説して、失敗しない初心者向け画像編集ソフトの選び方をご紹介します。

画像編集ソフトは、ソフトによってできることが決まっています。自由度を重視するなら機能が豊富なソフトを選ぶのが得策ですが、初心者の場合は機能が多すぎて逆に扱いづらくなってしまうことも。そのため、機能がある程度絞られたソフトの方が扱いやすいです。

例えば、RAW現像をしたいなら「RAW現像に重点を置いたソフト」。画像加工をしたいなら「加工機能が必要最小限のソフト」を選べば中身がスッキリして分かりやすいでしょう。このように「自分がやりたいこと」を明確にしたうえで、シンプルなソフトを選ぶのが重要です。

画像編集ソフトは、パソコンにインストールして使うものがほとんどです。しかし、高性能な画像編集ソフトだとパソコンに負担が掛かりやすく、パソコンのスペックが低いとカクカクして使いづらくなることもあります。

そのため、画像編集ソフトの推奨スペックを確認したうえで、自分のパソコンのスペックに合った商品を選ぶことも大切。そうすることで、快適な操作性で画像編集が可能になります。

ちなみに、ブラウザで動作する簡単なソフトであれば、基本的にどんなパソコンでも快適に操作が可能です。つまり、ブラウザ版の場合は比較的スペックの心配はありません。

インストールして使う画像編集ソフトの場合、先述した推奨スペックの他に対応OSが定められています。Windows対応のソフトならWindowsで、MacOSのソフトならMacOSを搭載したパソコンで使用可能です。

しかし、Windows専用のソフトをMacOSで動かすことはできないので、自分のパソコンに合った対応OSの画像編集ソフトを選ぶ必要があります。難しいことを考えたくないのであれば、WindowsとMacOSの両方に対応したソフトを選べば間違いありません。

ちなみに、ブラウザ版の画像編集ソフトならパソコンのOSを問わずに使用できるので、パソコンの買い替えが近い方にもおすすめですよ。

初めて画像編集ソフトを利用する方だと、何をどうすればどのように画像を編集できるのかが全く分からないことも考えられます。それを解決するために、ヘルプ機能やヒントなど操作ガイドが豊富なソフトを選ぶことも大切です。

また、インターネット上でやり方を詳しく調べたいのであれば、Photoshopなどの有名ソフトを選ぶのが得策。他にも徹底的に画像編集ソフトの使い方を学びたい場合は、専用の教本をセットで買って学ぶのも1つの手です。

このように、「画像編集ソフトの分からないことを調べる手段」はたくさんあるので、自分に合った手段を選びましょう。記事の後半にはおすすめの教材もご紹介するので、ぜひチェックしてください。

画像編集は、勉強したり繰り返し練習したりして技術を身に付けることで、どんどん上手くなっていきます。まずは、記事内でご紹介した初心者向けのソフトから試していき、慣れてきたら高機能な上級者向けソフトに挑戦するのもいいですよ。