文字入れできる画像編集ソフトを紹介｜パソコンで写真に文字を入れる方法

画像編集では画像データの色や明るさなど、画像データを直接編集するのが注目されがちですが、画像編集はそれだけではありません。画像に文字を挿入するのも立派な画像編集の1つで、実は文字入力に特化したパソコン画像編集のフリーソフトや作成ツールもあります。

写真に文字を入れると、画像だけでは伝わらない内容を伝えたり、画像の著作権をアピールしたりするのも可能です。またおしゃれな文字コラを作れるので、SNSにもぴったりです。

この記事では、画像に文字を入れる無料の画像編集サイトやWindowsPCでも使える画像編集ソフトの使い方などを紹介していきます。文字入れ機能が優秀な画像編集ソフト・文字入れに特化したソフトやサービスについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

InstagramやTwitter・Facebookに、画像の文字入れをした素敵な画像を投稿している方が多くいます。SNSで投稿する画像に、文字入れすればメッセージ性が高くなり目を惹きます。

また、他人の画像を使うときに著作権を意識しますが、自分の画像にもあるのを知らない方も多いです。自分の画像に名前の文字入れをしておくと、他者が使いにくいメリットもあります。

画像編集ソフトでできる編集は主に下記の3つです。

• 文字の入力
• 画像のトリミング
• 画像サイズの変更

さらに、次のような機能が搭載されているソフトもあります。

• レイヤーの使用
• 画像を透過
• 明るさや彩度を変更する
• モザイク
• コラージュ
• イラスト化
• gifの作成

画像編集ソフトを使っているとき、インターネットで見たフォントと同じものを使いたくなるときがあります。しかし、なんでも使える訳ではありませんので、著作権フリーのフォントを探すようにしましょう。

画像編集ソフトにフォントを追加できるので、まずはフォントデータをダウンロードしてから追加してください。フォントは、お使いのパソコンにあるフォントフォルダに追加すれば、画像編集ソフトでも使えるようになるケースが多いです。

GIMPで画像に文字を入れる場合、テキストツールを使って行います。手順は以下の通りです。

1. テキストツールを選択すると文字入れできるレイヤーが追加されます。
2. 文字入れを行う際にテキストボックスが表示されますので、お好みのサイズ・色を選んで入力します。
3. GIMPを立ち上げて、上にあるメニューバー「編集」から「設定」を開きます。
4. 新たなウィンドウが開き左にある一覧が設定項目です。左の項目にある「フォントフォルダ」を探します。
5. フォルダ内に使いたいフォントファイルを入れると追加できます。

ほかのソフトと比べると、使い方がやや独特なので慣れるまでは大変かもしれません。

Photo Scapeは、初心者さんでも簡単に操作できる高機能な画像編集ソフトです。リサイズ・トリミング・モザイク加工までいろいろできます。文字入れは、「オブジェクト」「T」をクリックしてから、文字の色やサイズなどを選択し文字を入力します。

文字の加工は色縁をつけて強調したり、シャドウをつけて浮いているように見せたりするのが可能です。

Canvaは25万点以上の豊富なテンプレートが用意されているので初心者でも編集が手軽にできます。無料版でもいくつかの制限はありますが、使い方さえ工夫すれば無料のままでも十分に使えますし、プランをアップグレードすれば制限がなく使用できます。

Pixiaは無料のペイントツールとして知られています。使用者も多く、Photoshopのpsd形式やプラグインにも対応しているのが特徴です。文字入れはメニューバーの「描画」「文字（w)」を選択すると入力できます。

文字入れをするときに、フォントタイプやサイズを選べますが、縁を入れたりシャドウを入れたりする機能はありません。よって、シンプルに文字入れをしたい方におすすめです。

PictBearは、高機能ペイントツールです。使用方法は以下の通りです。

1. 画面左にあるツールバーから「A」の文字列ツールを選択します。
2. その後で開くパレットから色を選択し、文字を入れる位置でクリックすると文字列ウィンドウが開きます。
3. そして、文字入力をします。

文字列ウィンドウで、フォントタイプやサイズを選べますので、お好みの文字になるように調整してから、文字を入力します。太文字や斜体などの文字装飾をするのも可能です。

まず、ブラウザで使える無料の文字入れサイトをご紹介します。文字入れサービスのあるサイトはブラウザで動作するので、軽くて途中でフリーズする心配がなくサクサク作業できます。

Pixlr editorは、画像編集サイトです。

• 無料版
• 有料版
• アプリ版
• ホームページ版

上記4つの種類がありますが、無料版でも機能が充実しています。文字入れはもちろん、画像補正・画像加工・イラスト作成もできます。また、SNSへの投稿も可能です。さらに、複数のファイル形式に対応しているので好みの拡張子でダウンロードできます。

Fotor（フォター）は、写真編・コラージュ作成・デザイン作成がおしゃれにできるサイトです。また、ブラウザだけでなくアプリでも使えるのでスマホでも編集できます。無料版とプロ版がありますが、文字入れをするのが目的であれば、無料版で十分です。

アプリ内課金もありますが、特に使う必要はなく無料でも高機能ですが初心者でも使いやすいと評価されています。しかし、無料で使える機能に制限がある点と、起動が遅い点がデメリットですが、文字入れのみを目的とするのであれば問題のないレベルです。

もじまるで使える機能は以下の3つです。

• 画像加工
• コラージュ
• アニメGIF

LINEのトーク画を自作できたり、アメコミ画を作れます。ただし、LINEトーク画は実際の画面とは、フォントやコメント入力欄などが異なります。楽しむために使うのであれば、問題ないレベルです。

使えるフォントには特徴的な文字があり、フォントサイズ・色・効果も選べます。かわいい感じに作りたい方におすすめです。操作も感覚的に行えますので初心者でも簡単に文字入れができます。

写真加工.comは、使える機能がとても多く、「写真加工.com」の文字の下にあるメニューバーから「全ツール」をクリックすると、多くの機能が表示されます。表示されている機能の「D1：基本編集」の右横に「文字入れ」があります。

フォントを選ぶとフォント選択の下にプレビューが表示されるので、選んだフォントの文字を確認可能です。一見操作がしづらいように見えますが、実際に操作すると簡単に加工できるのも魅力です。

Adobe Expressは画像編集ソフトのなかでもとくに有名なPhotoshopを運営しているAdobeのサービスです。

そのため機能面に優れており、トリミング・彩度・文字入れなどの加工が簡単にできて便利。iosやAndroid版のアプリもありますので、気になる方はチェックしてみてください。

パソコンのWindows10内にある「ペイント」を使って文字入れをする方法もあります。手順は以下の通りです。

1. 「スタートボタン」をクリック
2. 「Windowsアプリ」フォルダ内の「ペイント」をクリック
3. 「ファイル」タブをクリックし、編集したい画像をひらく
4. 「ホーム」タブ内、「ツール」グループの「A」(テキスト)をクリック
5. 文字入れしたい範囲を設定
6. 文字色やフォントを選ぶ
7. 範囲設定したところをクリックし、任意の文字を入力

仕事で使い慣れた、 Excel・Word・PowerPointなどのオフィス系のツールでも画像に文字入れが可能です。オフィス系の互換ソフトも同じような操作方法です。では、それぞれ文字入れの方法をご紹介します。

 Excelは、メニューバーの

1. 挿入図
2. 図形
3. テキストボックス

上記の順に選択をすると、文字入力ができるようになります。Wordも同じくメニューバーの「挿入」タブからテキストボックスを選択し、「横書きテキストボックスの描画」をクリックして文字入力してください。

パワーポイントでは、メニューバーの「挿入」タブからテキストボックス→横書きテキストボックスの描画を選択して文字入力します。WordもPowerPointも縦書きにしたい場合は、「縦書きテキストボックスの描画」を選択してください。

オフィス系ソフトがない場合、文字入れに使えるソフトを使う手もあります。画像編集ソフトは機能が多すぎて使いにくいと思う方も多いです。そこで、ここでは文字入れがメインのツールをご紹介します。

JTrim(ジェイトリム)は、レタッチや画像加工機能もありますが文字入れがシンプルで簡単です。メニューバーにある「A」をクリックして文字入れウィンドウを開きます。次に、フォントタイプ・サイズ・文字スタイルを選んで文字入力をします。

画像に文字入れくんはフリーソフトで、縦書きに対応しているのが魅力です。多くの文字入れソフトは横書きになっています。また、シンプルで使いやすく、初心者でも簡単に操作可能です。

スマホアプリもあるので、スマホで撮影した画像にも簡単に文字入れができます。さらに、フォントの追加も可能です。

画像だけでもある程度は思いが伝わりますが、文字を入れればさらにわかりやすくなります。また、著作権の主張もできるのがメリットです。ぜひ本記事を参考に、自分に合った文字入れサイト・ソフトを活用してください。