スノーピーク バーベキューコンロ・焚火台 ジカロテーブル ST-050

囲炉裏テーブルは焚き火との相性が良く、その中でも人気なのがスノーピークのステンレス製の囲炉裏テーブルであるジカロテーブル。真ん中の開口部を広めに取ったり狭めに取ったりアレンジも可能で、スノーピークの焚き火台と組み合わせて使用している方が多いです。

ジカロテーブルはスタイリッシュで憧れのキャンプギアとしても名前が挙がります。しかし、ジカロテーブルは重い！高い！など悪い口コミや評判も見られます。本当にジカロテーブルを購入すべきなのか迷いますよね。

今回は、ジカロテーブルの良い口コミと悪い口コミを紹介しながら、その魅力やメリット・デメリットを紹介していきます。さらに、真ん中に置くのは焚き火台だけではなく、さまざまな活用方法があるのでアレンジ方法も紹介していきます。

ジカロテーブルは焚き火やコンロを囲んでテーブルが設置できます。ですから、調理スペースと食事スペースが一緒になるため、料理をしていると自然と食事をするのに家族が集まります。焚き火を囲んで会話や食事が楽しめます。

また、一般的な囲炉裏テーブルは高さ25cmですが、ジカロテーブルは40cmと高めに設計されています。スノーピークのローチェアにぴったりの高さで、前屈みにならず、椅子に座って食事を楽しむのにちょうど良い高さなのも魅力です。

キャンプの作業をしながら子供を火に近づけないように見ているのは結構大変です。小さい子供だとヒヤヒヤする場面も多くなります。ジカロテーブルを使えば、焚き火の近くに子供が簡単に寄れなくなるため、周りを子供が走ったとしても安心して子守ができます。

天板が熱くなるのではと心配もありますが、直火が当たっていたり太陽光が長時間当たっていなければ大丈夫です。普通に使用していれば内部が少し温かくなる程度です。

組み立ては、天板に脚をはめて4つのテーブルを連結させるだけです。天板に脚をはめただけだと自然と倒れてしまいます。4つを組み立てると自立するので脚をしっかりはめてから連結させましょう。

組み立て自体は誰でも簡単にできるのもメリットです。ステンレス製品に多いバリもないので、購入した後にバリ取りも必要ありませんし、子供でも安全に組み立てられます。

最もベーシックな組み立て方は囲炉裏テーブルのように焚き火を囲むスタイルです。バーベキューをするにもお鍋を囲むのにもぴったりです。ジカロテーブル同士を連結させてテーブルスペースを広げられます。

また、天板の向きによってセンタースペースを調節できるので、天板同士をジグザグにジョイントしてロックさせることも可能です。その日のキャンプスタイルによってさまざまな形にアレンジができます。

テーブルトップと脚部は錆に強いステンレス製です。雨風などにも耐えられる頑丈な作りで、寄りかかったくらいでは倒れない安心感があります。その分、ジカロテーブルの総重量は10.5kgと、車からサイトまで距離がある場合女性では少し重く感じます。

ジカロテーブルに付属している収納袋は少しペラペラで頼りない印象です。総重量が10.5kgと重いのに、厚めの不織布でできているので破損してしまう場合が多いです。ジカロテーブルと別売りでしっかりした収納袋も販売されているので検討してみましょう。

スノーピークのテーブルは自在にカスタムできるジョイントパーツがあります。ジカロテーブルは「マルチファンクションテーブル竹」と連結させてスペースを広げられます。

囲炉裏の隣にサイドテーブルとして設置できるので、キャンプの人数が多いときやジカロテーブルにお皿や小物が乗り切らないときに便利です。テーブルは何台もつなげられるので、人数に合わせて自由にカスタマイズできます。

真ん中に置くのはやはり定番の焚き火台がおすすめです。スノーピークの焚き火台はS・M・Lの3サイズ展開していますが、MサイズとLサイズがぴったりです。特にLサイズは、ジカロテーブルの開口部を広く取ったスタイルにぴったり収まります。

焚き火台の下に放熱を緩和させるアイテムとして、ベースプレートスタンドを使用すると、焚き火台Lとジカロテーブルの高さが同じになります。調理や炭の追加が楽になるのでおすすめです。

バーナースタイルで本格料理をするなら「ギガパワーL1ストーブ剛炎」もジカロテーブルの開口部を狭く取るスタイルにすっぽり収まります。手間のかかる炭・火起こしがいらず、火力の強さが特徴のバーナーなので料理が美味しく仕上がります。

合わせて、スノーピークの野宴鍋を使えばお鍋もできます。大人数のお鍋も火力が強いので十分楽しめます。料理や食事を楽しむキャンプを目指す方におすすめです。

ジカロテーブルの中心に1ユニットブリッジを追加すると、さまざまなギアが設置できるようになります。「IGTシステムBBQBOX焼武者」と「ギガパワープレートバーナーLI」が設置可能になります。焚き火台や剛炎よりもコンパクトなものが良いならこちらがおすすめです。

特にプレートバーナーは家のキッチンと同じようなコンロスタイルになります。簡単な料理を作る場合やコーヒーのためにお湯を沸かす程度であれば1ユニットブリッジがおすすめです。

非公式ですが、開口部が狭くなるスタイルのものにセンターカバーをつける改造をしている方がいました。センターカバーで改造すれば囲炉裏ではなく大きな一つのテーブルとしても使用できます。

スノーピークのジカロテーブルは人気のキャンプギアですが、「高い」「重い」などからなかなか購入に踏み切れない方もいます。そこで、ジカロテーブル風の囲炉裏テーブルを自作・DIYをしている方もいます。

天板の材料を木材にすると加工しやすく、安価に仕上がります。もちろん火には弱いので使用の際は自己責任で使用しましょう。ジカロテーブルを購入しても本当に何年も使用するのか？など疑問に感じている方は簡単に自作してみて実際に使用してみるのもおすすめです。

スノーピークのジカロテーブルは、丈夫で壊れにくい高性能なテーブルです。囲炉裏型テーブルにもカウンターテーブルにもでき、他のギアと合わせてアレンジが自在にできるのも魅力です。自分の持っているキャンプギアと合わせて楽しんでみましょう。