ユニフレーム バーベキューコンロ・焚火台 ユニセラTG-III 615010

「とにかくおいしい炭火焼が食べたい」という方に人気のユニセラ。アウトドア用品メーカー「ユニフレーム」の卓上バーベキューコンロで、独創的な燃焼システムにより絶品の炭火焼を楽しめるのが特徴です。

コンパクトなのに4人のキャンプ飯に対応でき、ちょい呑みにぴったりな熱燗おでん鍋などのオプションがあるのも魅力。一方で「組み立てにくい」「内部の汚れが落としにくい」といったデメリットもあるようです。

そこで本記事では、ユニセラの評判・口コミ・レビューを徹底調査しました。高い蓄熱性でテーブルが焦げるという噂の真相まで解説しているので、商品選びの参考にしてください。

ユニセラは、気軽に炭火焼が楽しめる卓上バーベキューコンロ。1992年に誕生した「ユニセラTG-1500」を皮切りに、改良を繰り返しながらさらなる進化を続けるロングセラーグリルとして、多くの支持を集めています。

ベテランから初心者キャンパーまで幅広く愛される理由は着火の手軽さです。灰受けで着火剤に点火するだけで、30分程度でコンロ全面が適温に。面倒な炭の火起こしがいらないので誰にでも簡単に使えます。

ユニセラにはA4サイズの焼き網が付属しています。A4サイズは大手焼肉チェーンの焼き網のサイズと同等で、4〜5人で焼肉を楽しむのにジャストサイズです。狭すぎず広すぎずの最適な大きさに計算された設計で、アウトドアテーブルに乗せても邪魔にならないのもメリットです。

さらに、収納性の高さもユニセラの特徴。厚み8.5cmのA4サイズに収納できるため、自家用車はもちろん、バイクでキャンプに出かける方にもおすすめです。

ユニセラは、横から見るとV字に設計されています。炭の燃焼により温められた空気が上昇すると、底部から空気を大量に吸い上げる「煙突効果」を持たせた独自の構造。さらに、内側にはセラミックパネルを採用し、遠赤外線の熱を焼き網に伝わりやすくしています。

炭から発せられる遠赤外線は、食材の外側はパリッと、内側はジューシーに焼き上げる効果があります。肉も魚も野菜も、どのような食材を焼いてもおいしく仕上がるのがメリットです。

ユニセラの製造メーカーであるユニフレームは、金属加工の町として知られる新潟県燕三条にあります。ユニセラは高い技術で加工されたステンレス鋼で製造され、汚れれば丸洗いできる丈夫さも特徴です。

また、工具を使わずに2つに分解できるため、隅にこびりついた油汚れもスッキリ洗浄できます。洗浄後はしっかり乾燥させて収納しておけば、長く愛用できるのもメリットです。お手入れのしやすさを重視する方にもおすすめします。

ユニセラTGグリルプレートは、鉄板焼きに欠かせないアイテム。フッ素コートされているのが特徴で、食材が焦げ付きにくくお手入れが簡単なのがメリットです。ハンドルを内側にたためるのでコンパクトに持ち運べます。

ユニセラの上部に乗せるだけで、本格的な炭火焼鳥が楽しめるアイテムです。オールステンレス製の焼鳥台で、串の長さに合わせてサイズ調節できるスライドバーがポイント。炭火で直接炙った極上の焼き鳥を楽しみましょう。

熱燗あぶり台は、一人呑みにぴったりなオプションです。ユニセラ1台で熱燗とハーフサイズの網焼きが同時に楽しめる超便利なアイテム。湯豆腐などの鍋ものも作れるので、小料理屋気分のちょい呑みも満喫できます。

ダッチオーブン料理を楽しみたい方にぴったりなのがユニセラ ブリッジ。同社の「UFダッチオーブン8インチ」が乗せられるサイズで、2人分程度の調理が楽しめます。ハーフサイズなので調理中の炭の継ぎ足しも簡単です。

UFおでん鍋は、UFバーベキューグリルやUFタフグリルで使用できるオプションです。ウィンターキャンプに最適な浅い角形鍋で、おでんの他にも汁物や鍋料理を賑やかに楽しめます。具材を別々に入れられる仕切り板付きです。

ユニセラリッドがあれば、魚介類の鉄板焼きや餃子などをジューシーな蒸し焼きにできます。ユニセラの上にぴったり被せるだけで食材からの水分蒸発をブロック。塊肉を焼くのにも便利で、わずか2cmの薄さに収納できます。

卓上コンロでバーベキューをするとテーブルが焦げるのでは？と不安な方が多いようです。ユニセラは従来のバーベキューコンロ以上に火力が高いものの、使用時のコンロ下はほんのり暖かい程度。ユニセラを使ってもテーブルは焦げないので、安心して使ってください。

もちろん、不意に火がついたままの炭がテーブルに落下すれば焦げる危険性はあるので、使用時にはバーナーシートを敷くなど注意して使用しましょう。

ユニセラを保護できる収納ケースをお探しなら、無印良品の「スチール工具箱3」がおすすめ。ECサイトで購入するなら、ほぼ同型の東洋スチール「トランク型工具箱 T-360」がぴったりで、どちらもまさにシンデレラフィットします。

専用の「ユニセラケース」「ユニセラBOX」も販売されていますが、ポリエステル製なので、耐久性や耐衝撃性にやや弱さを感じるかも。スチール製のケースなら汚れも気にせず収納できます。

ユニセラの口コミでも評価が低いのがセラミックパネルの汚れです。焼き網やコンロ本体の汚れとは異なり、焦げが定着してしまうのが難点。セラミックパネルの汚れはクレンザーや重曹を使わずに、食器用洗剤で洗うのが適切です。

使用するたびに食器用洗剤で洗浄して十分乾燥させるのがポイント。乾燥が不完全なまま熱すると割れる危険性があります。頑固な焦げ付きは、焦げ付きはトーチバーナーで焼き切る方法もあります。

ユニセラでバーベキューをした後は、そのまま暖をとるための焚き火台としても使えます。キャンプ場やホームセンターなどで購入する薪は入らないという点には注意が必要。市販の薪は30〜40cmの長さがあるので、ユニセラには大きすぎます。

キャンプ地などで拾った落ち葉や小枝、小割りの薪などを使った小さめの焚き火にはぴったり。ユニセラならバーベキュー後も炭の高温状態が続くので、火種がいらないのもメリットです。

ユニセラには3つの種類があり、それぞれスペックが異なります。使用人数や、使いやすさに合わせて選びましょう。

ユニセラは焼き面がA4サイズとコンパクトなので、インドアでもおいしい炭火焼ができます。友人を呼んで炭火焼肉や焼き鳥でパーティーするのもおすすめです。また、オプションの熱燗あぶり台を使って、おでんと熱燗で贅沢な一人呑みも楽しめます。

ただし、室内でユニセラを使用する場合は、換気には十分注意する必要があります。窓を大きく開けたり、換気扇を使用するなどしましょう。

ユニセラは30年にも及ぶロングセラーのバーベキューコンロ。バージョンアップを繰り返しながらTG-Ⅲで3代目となります。初代と今のユニセラでもっとも異なるのは「水洗いできるようになった」という点です。

また、テーブルへの設置部分の脚の形状を改良するることで、組み立てにくさを低減。さらに、側面のセラミックパネルや主壁のグラスウールの撤廃、ストレートな形状の焼き網に変更されるなど、使い勝手が向上しています。

ユニセラはコンパクトでも広々使える便利なバーベキューコンロですが、そのコンパクトさゆえのデメリットがあります。それは「組み立てが面倒」なことで、低評価のポイントとして挙げた口コミも見られました。

丁寧に組み立て手順を記載した取扱説明書はあるものの、初心者や手先が不器用な方にはやや難解という声も。壁側をきちんと留めるのがコツで、数回練習すれば案外簡単なのでトライしてみてください。

「食材がつまみにくくてうっかり落としそう」「焼けた食材をちょっと置きしたいのに」など、バーベキューのモヤモヤを解消したい方には、ユニセラのトングやサイドトレーがおすすめです。どちらもユニセラの拡張キットの中でも使い勝手をアップすると人気の商品です。

トングは食材をつまみやすく、テーブルに置いても先端が浮く設計で清潔。サイドトレーは着脱も簡単で、調味料やトングが置ける便利さ。気になる方はチェックしてみてください。

ユニセラの評判・口コミ・レビューをご紹介しました。コンパクトでも広い焼き面、遠赤外線効果でおいしい炭火焼が楽しめます。さらに蒸し焼きや熱燗のちょい飲みもできる拡張性の高さも魅力的。ユニセラで、カリッとジューシーな炭火焼を堪能しましょう。