【評判は？後悔する？】ダイソン空気清浄機の口コミと人気おすすめ商品＆比較

ダイソンの空気清浄機や加湿空気清浄機は、洗練されたデザインと優れた検知力で人気です。省スペース設計のスリム型が多く、邪魔にならないのも魅力の1つ。加湿・冷風・ファンヒーターを搭載し、1台で何役もこなす機種もあります。

一方で、気になる点も少なくありません。価格が高い・電気代が心配・空気清浄機だけ使いたいなど、気軽に手を出しづらい面は大いにありますね。そこで、今回はダイソンの空気清浄機にフォーカスし、ユーザーが気になっている情報をまとめました。

機種の形状・機能・適用床面積といった選び方や、購入済みユーザーの評判・口コミなどをピックアップ。最新モデル・おすすめランキング・性能比較表も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

☆この記事を読めばダイソンの空気清浄機が簡単に選べます！

ダイソンの空気清浄機は、自動車や飛行機のエンジンをヒントに、パワーのあるモーターで摩擦の少ない羽根を回す等の機械的な技術を取り入れています。さらに、巧みに空気の性質を利用するので高いエネルギーを生み出すのも特徴です。

空気の圧力差により、周囲の空気を巻き込んだ誘因気流の仕組みを利用したり、空気を一点に合流させて発生する高い風力の性質を自社製品に利用したりしています。そのため、効率的に風のエネルギーを作り出す技術に力を入れてきました。

ダイソンの空気清浄機の送風口はリングやドーム等の形状しており、外側から羽根が見えないようになっています。この構造は単に幾何学的な美しさを強調しただけではなく、近くの壁に空気が引き寄せられる「コアンダ効果」を利用した機能的な構造になっています。

そのため、空気清浄機に高いエネルギーの風を発生させる技術が使用されています。

空気清浄機によくある表示のPM2.5のPMとは「Particular Matter」の略で、微粒子を意味します。数値にある2.5は、直径が概ね2.5μｍ(マイクロメートル)以下を示しています。(※1μｍ＝1000分の1ｍｍ)

ダイソンの空気清浄機には、グラスHEPAフィルター・活性炭フィルターの2種類を合わせたフィルターが搭載されています。2種類の特殊フィルターは、25㎥の密閉空間で作動させる試験において、PM0.1(極小微粒子ウィルス)を捕らえています。

そのため、PM2.5・花粉アレル物質・二酸化窒素等などのさまざまな微粒子を捕らえ、空気を脱臭・清浄できる仕組みを確立しました。

クーラーやヒーターといった空調家電は、こまめにON・OFFするよりもつけっぱなしにした方が電気代が安くなる場合がありますよね。空気清浄機でも、空調家電と同じ理屈が当てはまる部分が少なくありません。

室内の空気が汚れている場合、正常化するためのエネルギーは短期間にたくさん必要です。一方、つけっぱなしであれば清潔な空気が保たれるため、長時間でも稼働率を少なく抑えられます。ただし、どちらがいいとは一概にいえないため、柔軟に対応しましょう。

ダイソンの空気清浄機を1日8時間程度使用した場合、かかる電気代は平均して300円前後になります。また、送風機能やヒーターなどを機能をオンにすると電気代は若干上がりますが、大幅には上がらず1ヶ月の平均では8,000〜9,000円程度が相場になっています。

電気代を節約したい方は、ヒーターの使用を控える・電気料金を格安会社に見直すなどの工夫をしましょう。

ダイソンの空気清浄機の中には、加湿機能や暖房機能を備えたモデルがあります。そのため、商品の分類が暖房器具に分類される場合があり、パッと見ただけではスペックが分かりづらいのがデメリットです。

また、商品名が英語表記になっているので機能を確認しづらいのも難点です。

ですが、空気清浄機能を搭載している機種の商品名には「Purifier」や「Pure」がついているものがほとんどなので、ワードを手がかりに空気清浄機を見分けると、比較的簡単に商品の選択ができます。

商品名については以下で詳しく解説しています。

口コミで最も多い指摘として「作動音がうるさい」などが挙げられていますが、音の感じ方は主観的なもので「他の人が言うほど気にならない」との意見もあります。また、騒音値はdB(デシベル)で表されるので、具体的な目安を下の表で確認してください。

ダイソンの空気清浄機は騒音値を公表しているモデルもあり、おおよそ20～55dBの範囲なっています。

旧型機から音に感して指摘されている場合があり、近年では騒音値を下げる・ナイトモードを搭載するなど、音に関する技術に力を入れています。店頭で直接確認できる場合は、音に注目しましょう。

空気清浄機の静音性を重視したい方は、以下の記事もご覧ください。

温風機能付きの空気清浄機は、お住いの地方の気候や部屋の広さ等によっては効果を発揮できない場合があります。そのため、口コミーでは「北国の冬では部屋を温めるにはパワー不足」「部屋が温まるまで時間がかかる」等の意見が見られます。

一方で「部屋の温まり方に特に不満はなし」「割と早く部屋が温まった」等の意見もあり、使用環境に左右されるのが伺えます。ダイソンの空気清浄機の温風機能を効果的に使うためには、設置位置や向きを自分を温めるように調整してみましょう。

また、消費電力も1200Wと他の電気系暖房器具よりも高い為、できるだけ効率的に使用できるように工夫する必要があります。

結論から言うと、ダイソン製品の空気清浄機能は扇風機の動作をベースに設計されているため、空気清浄機の機能だけでは使えません。

扇風機が生み出す空気の循環を利用し、空気中の汚れを除去するよう作られているため、仮に無風状態だと正しく機能しないのがネックと言えます。

空気清浄機だけ使いたい場合は、扇風機能の風力を最弱に設定しましょう。自分の体に風が直接当たらない位置に本体を置くのも有効です。

空気清浄機の機能だけでは使えないと解説しましたが、近年発売の「ディフューズドモード」搭載モデルであれば空気清浄機だけ使っている状態を作れます。

通常、吸い込んだ空気の排気は本体前面から行いますが、ディフューズドモードをオンにすると後方から排気します。これにより前面からは風が来なくなるため体に風が当たりません。

ただし、ディフューズドモードでは空気の循環を十分に行えないので、前面排気で問題ないときはディフューズドモードをオフにしておきましょう。

ダイソンの空気清浄機は一見羽根なし扇風機ですが、製品名に「Pure/Purifier」と記載があります。

逆を言うとこの表記がないと空気清浄機ではないため、これをまず基準としてください。

実は、たった4つのポイントを意識するだけで商品選びを失敗する確率がグッと下がります。

その4つのポイントとは

これだけです。「その種類がわからない！」と思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のダイソンの空気清浄機に行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

使用環境の2倍以上の適用面積を持つ空気清浄機を買うのがおすすめ

ダイソンに限った話ではありませんが、空気清浄機を選ぶときには、まず最初に何畳のお部屋で使用するかを明確にしてください。2部屋以上を合わせて使う場合・廊下が入る場合も正しく畳数を計算するのが大切です。

次に、空気清浄機のスペック表から「最大適用面積」を確認します。

• 最大適用面積(畳)
  30分で空気清浄する能力を指す

最大適用面積の基準はこのようになっています。

しかし、帰宅時に体に付着した菌やウイルスが室内に入り込んだ時に、30分も清浄時間を待っていられない場合もありますよね。もっと短時間で室内を清浄にしたいなら、表示の2〜3倍の最大適用面積を基準に選ぶと安心です。

※加湿空気清浄機には、「加湿能力の床面積」と「空気清浄能力の床面積」の両方の記載があります。見間違えないようにしましょう。

ダイソンの空気清浄機のフィルターは

• HEPAフィルター(空気清浄機には全機種搭載)
• 活性炭フィルター(有害なガスやニオイ対策)
• 触媒フィルター(交換不要・ホルムアルデヒド対策)

この3点が使われています。

HEPAフィルターは空気清浄機一体型には全機種搭載されており、活性炭フィルターも型落ちを除く最新モデルは全てに搭載されています。

必要か不要か選択が必要なのは、ホルムアルデヒド対策の「触媒フィルター」で、「Formaldehydeモデル」にのみ搭載されています。

ダイソンの空気清浄機は、稼働時間を空気清浄機が自動で計算し、フィルターの交換時期が近づくと液晶画面に表示が出る仕組みになっています。

ちなみに、HEPA・活性炭一体型フィルターで7,000円ほどです。

ホルムアルデヒド対策の触媒フィルターは交換不要となっています。

ダイソン空調家電の機能タイプは、製品名に含まれる英字から判断できるのが特徴です。たとえば「Pure Cool 〇〇」のような製品名の場合、空気清浄機能(Pure)と涼風機能(Cool)を搭載しているのがわかります。空気清浄機の場合、Pure/Purifierは必須機能です。

なお、空気清浄機のみにするか加湿機能搭載のものにするか悩まれる方が多いので、下記でそれぞれメリットをご紹介していきます。比較をして、どちらのタイプを選ぶべきか確認してみましょう。

空気清浄機には「空気清浄機能のみ」を求める方は、シンプルな空気清浄機がおすすめです。

• メリット
  ・加湿器と完全に分けられるので、それぞれ最適な場所に設置できる
  ・価格が安い
• デメリット
  ・加湿器が欲しい場合は別で設置が必要
  ・種類が少ない

特に加湿器使用する上で、それぞれの性能を最大限に引き出したい場合は、2台に分けた方が合理的。なぜなら、

・加湿器→床から30cmあげて設置がおすすめ
・空気清浄機→足元への設置がおすすめ

このように、最適な設置場所が異なるためです。

加湿空気清浄機は空気清浄機に加湿機能を足したタイプで、冬場に大活躍します。加湿器と空気清浄機をまとめたい方におすすめ。

空気清浄機はサイズと共に置き場所も検討が必要です。特に加湿空気清浄機は本体サイズが大きく、リビングや寝室どこにおいても存在感が出ます。

もっとも、部屋の畳数によって空気清浄機のサイズ感はほぼ決まってくるため、大部屋でも能力を無視した小型サイズを設置したい、といった考え方はおすすめできません。

存在感のあるサイズの空気清浄機をいかにお部屋に調和させるか、という考え方が重要になります。なお、ダイソン空気清浄機の形状は、 タワー型 ・フロア型・パーソナル型・テーブル型の4種類に分けられます。

タワー型

フロア型

テーブル型

パーソナル型

各形状ごとの特徴・置き場所の例は下表の通りです。

空気清浄機は部屋のどこにでも置いていいわけではなく、「ここはダメ」と取扱説明書に注意書きされている場合が多いです。

• テレビやラジオ周辺
  ➡︎加湿空気清浄機の場合、1〜2mは離すよう注意書きされたものがほとんど
• 直射日光の当たる場所
  ➡︎ほとんどの機種でNG
• 窓際・エアコンの風が直接当たる場所など
  ➡︎加湿空気清浄機の場合、湿度センサーが正しく動作しない

このように、設置NG場所とコンセントの位置を考えると、空気清浄機の置き場所は意外と自由度が低いです。

そのため、邪魔にならない場所に小さめの機種を置くというよりかは、いかに圧迫感を出さずインテリアと調和させるか、といった考え方が大切になります。

ダイソンの空気清浄機で「活性炭フィルター」搭載モデルは、脱臭もできます。

しかし、脱臭能力を重視する場合は、ダイソン以外の空気清浄機も選択肢となります。

• イオン式｜プラズマクラスターやナノイーの方式。放出したイオンを空気中でOHラジカルに変化させ、有害物質中の水素と結合し分解。
  イオン濃度に効果が大きく左右される
  
  
• フィルター式｜におい元の有害物質をフィルターで吸着・分解する。
  フィルターで有害物質を吸着するのみで分解できないといずれ臭いが出る
  
  
• その他(ダイキンのストリーマ）｜プラズマ放電でストリーマ分解素(OHラジカルなど)を生成し、有害物質を分解。原理はイオン式に近い。
  フィルター中の有害物質をストリーマで分解するので脱臭効果が落ちず長持ち

このように、空気清浄機の脱臭機能を重視する場合は、ダイキンの空気清浄機が一番脱臭能力が低下しにくくおすすめです。

もっとも専用「脱臭機」なら、さらに強力なオゾン方式を採用する機器もあります。空気清浄機の脱臭器で追いつかない場合は、専用脱臭機を導入をご検討ください。

ダイソンの空気清浄機はファン+フィルター式です。大手メーカーではパナソニックやシャープもこの方式を採用しています。

他には以下2つの方式もあります。

• 電気集塵式｜静電気で吸着させて除去。フィルターを用いない仕組みは捕捉力は弱いものの、ランニングコストが安く業務用に多い
  ・ダイキンが採用
• イオン式｜ナノイーやプラズマクラスターといったメーカー独自開発のイオンで除去
  ・パナソニック・シャープが採用

上記の通り、電気集塵式を採用する主なメーカーはダイキンで、パナソニック・シャープはファン式＆イオン式を採用しています。

しかし、どれがいい悪いというよりも、あくまで空気清浄機の仕組みの話のため、集じん方式よりも肝心なのはフィルター性能です。

そもそも、メーカーを決めた時点で集じん方式も自ずと決定してくるため、製品選びとして重視すべき項目とは言えません。

ダイソンのスマホ連携機能は「Link」の記載のあるモデル。

特に最近はスマートフォン連動を謳い、スマートフォンでモンタリングした室内状況(ほこりやにおい)をお知らせする機能などがあります。

ダイソンの空気清浄機も全てに搭載されているわけではないため、アプリ操作したい場合は購入前にチェックが必須です。

また、ダイソンの電化製品は、新製品と旧製品で2倍以上もの差が付く時もあるので、コストを抑えて購入したい方は旧製品も狙い目です。

• 空気清浄機の型落ち時期｜9月〜翌2月

要するに、まさにこれからウイルス・浮遊菌・乾燥対策したくなる冬前の時期に新製品に変わります。

型落ちの空気清浄機を検討する場合は、必要とする機能がついているか確認して購入するのもひとつの方法です。スペックと値段をしっかりチェックして、最終的にどちらを優先するかを決めるのがおすすめです。

ダイソンにはイオンを発生させるタイプはなし。

電化製品のマイナスイオンというと、「シャープのプラズマクラスター」や「パナソニックのナノイー」を思い浮かべますが、総合的に機種を選ぶときに「プラズマクラスターだから」「ナノイーだから」と最重要視する項目にはなりません。

結果的に選んだ機種にマイナスイオン発生機能が搭載されていた、程度の考え方でも失敗しませんよ。

ダイソンの空気清浄機を清潔に長く使うためには、フィルターのお手入れが欠かせません。お手入れを怠ると、空気清浄機を稼働させてもかえって空気がきれいにならない場合があります。

フィルターのお手入れとして掃除や水洗いをしたいところですが、実は、ダイソンの空気清浄機フィルターは掃除NG。ダイソンのフィルターは繊細なので、掃除を行うとフィルターに傷がつき機能が低下してしまいます。そのため、ダイソンの空気清浄機フィルターは買い替えによる交換でお手入れ完了となります。

以下の記事では、ダイソンの空気清浄機フィルターの交換方法や純正・汎用のおすすめフィルターなどを紹介しています。こちらもあわせてチェックしてくださいね。

ここでは、ダイソンの空気清浄機と他社メーカーの空気清浄機を比較し、機能やデザインなどの違いを見ていきます。以下の表でそれぞれのスペックをチェックしてみましょう。

ダイソンの空気清浄機は、デザインや機能などに他のメーカーにない魅力がある商品です。空気清浄機の購入を検討されている方はぜひ、ダイソンの空気清浄機も選択肢の1つとして考えてみてくださいね！