空気清浄機のフィルター掃除方法|重曹・水洗い・クエン酸で簡単【シャープも】

本記事では意外と知らない空気清浄機の洗い方や掃除の仕方を説明します。フィルターの洗い方は?という疑問や、掃除頻度まで空気清浄機の掃除方法を一気にご紹介します。コロナ禍で稼働率が高い空気清浄機のメンテナンス方法を知っておけば、お部屋の空気はずっときれいに!

2022/04/05 更新

コロナ禍においておうち時間が長くなった今、お部屋の空気がとても気になりますよね。加湿や除湿、ウイルスや花粉除去など空気をきれいにしてくれる空気清浄機を持っているご家庭も多いと思います。とても便利な空気清浄機ですが、掃除の仕方はご存知でしょうか。

 

日々のお手入れをしないまま使用するとカビやホコリが溜まり、空気清浄機能が落ちてしまいます。さらには、逆に汚れた空気を撒き散らしていることも。放置していると最悪、加熱による故障やニオイの原因にも繋がってしまいます。

 

今回は意外と知らない基本的な空気清浄機の掃除の仕方やフィルターの洗い方、日々のメンテナンスの仕方などを詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。

空気清浄機はウイルスや花粉、ハウスダストなどの空気をきれいにしますが、日々の掃除も必要な機械です。掃除をせずに使用し続けると次のような事態が発生してしまうこともあるので、ぜひ確認してください。

ほこりや花粉・水垢が溜まる

空気清浄機には空気をきれいにするフィルターという部分があります。掃除を怠るとフィルター内にほこりや花粉、カビの胞子という汚れがどんどん溜まってしまいます。汚れが溜まってしまうと汚れた空気を撒き散らすことに。また加湿機能付の空気清浄機の場合は、フィルターに水垢がびっしり出来てしまうこともあるのです。

ほこりが蓄積すると故障の原因に

フィルターにほこりが蓄積していくと、空気がきれいになっていることをお知らせするセンサーが反応しなくなってしまうなどの機能の低下が起こります。掃除をせずに、そのまま使用し続けるとセンサーの色が直らなかったり、異臭がしたりなどの故障の原因になります。

電気代が高騰する

空気清浄機のフィルターや本体の汚れをそのままにして使用していると、汚れがどんどん蓄積し、機能が低下してしまいます。機械に負担をかけているため、空気をきれいにすることができないまま、電気代だけが高くなってしまうという結果に。消耗も激しいので空気清浄機自体の寿命も短くなってしまうかもしれません。

 

空気清浄機の電気代について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

「フィルター交換10年不要」といわれている空気清浄機も数多いですが、空気清浄機はフィルターを通して空気をきれいにする機械です。どうしてもフィルターにはウイルスやほこり、水垢といった汚れが蓄積していきます。蓄積してしまった汚れは、日々のお掃除でメンテナンスしていくことが必要不可欠となります。

空気清浄機の掃除の重要性を伝えてきましたが、掃除の頻度はどのくらいがいいのでしょうか。フィルターごとに異なりますが、約2週間~1ヶ月ごとに1回が望ましいです。ほこりなどで汚れやすいプレフィルターは約2週間に1回。内部の集塵フィルターは約1ヶ月に1回

 

あとは汚れが気になるときにお掃除しましょう。メーカーによっても異なるので取り扱い説明書も確認してください。

空気清浄機を掃除するときに必要な道具は

 

  • 掃除機
  • ゴム手袋
  • 大きめの桶
  • ぞうきん
  • スポンジ
  • めん棒や歯ブラシ
  • マスクやゴーグル

 

フィルターを水洗いする場合は更に

 

  • クエン酸(水垢に)
  • アルカリ電解水
  • 重曹
  • 塩素系漂白剤またはエタノール(ニオイや殺菌に)

 

頑固な汚れや水垢やカビなどのお掃除は水洗いが必須になります。濡れてしまっても大丈夫な格好で行ってくださいね。

ここからは空気清浄機の具体的な掃除方法を紹介します。まず、ほこりやカビなどを吸い込まないようにマスクやゴーグルをすることをおすすめします。また、1年以上掃除をしていない方は大量のほこりが付着している場合があるので新聞紙を下に敷いてから行って頂くと安心です。

①空気清浄機の外側のお掃除

空気清浄機の外側本体部分の掃除方法を解説します。最も汚れやすい吸い気口部分や、髪の毛や粒子の大きいほこりを吸い取るプレフィルターなど目に見えている部分の掃除方法です。毎日のメンテナンスが1番しやすい部分になるので、お部屋の掃除のついでにも是非行ってみてくださいね!

電源コードを抜く

空気清浄機の掃除前は感電・ショート防止のために電源を切る必要があります。しかしこれだけでは、誤操作によって電源が入る可能性があります。そのため、電源コードも予め引き抜いておくことが大切です。

 

なお、電源プラグにほこりが溜まると火災の原因となる可能性があります。電源プラグは定期的にお掃除するようにしましょう。

吸気口のほこりを取る

掃除機で裏側の吸気口背面パネルのプレフィルターのほこりを吸い取ります。空気を吸い込む部分なので、汚れがとても目立ちます。ヘッドは網目の掃除に適したブラシノズルなどに付け替えるとより掃除しやすいです。

 

掃除機で取れない細かな汚れはプレフィルターの目に入り込んでいるので、歯ブラシでかきだします。目に入る目立つ汚れが取れれば大丈夫です。

空気清浄機本体を拭く

雑巾や柔らかい布を固く絞り、空気清浄機本体を拭きます。ボタンや吸気口付近もしっかり拭きましょう。汚れが酷い場合は、薄めた中性洗剤を使用するとよく落ちます。最初にほこりを取った背面パネルも一緒に拭いてください。

 

水分が残っていると故障の原因にもなりますので、心配な方は塗れていない布で乾拭きすると安心です。

②空気清浄機のほこりのお掃除

空気清浄機にはほこりがとても溜まりやすいです。特にフィルターは汚れやすいので、しっかりほこりを取るように心がけましょう。ここでは脱臭・集じん脱臭フィルターといった本体内部のフィルターの掃除の仕方を説明します。

脱臭・集じんフィルターを外す

空気清浄機の本体を立てたまま、吸気口パネルを取り外し、中にあるジャバラ状の集塵フィルターと格子状の形の脱臭フィルターを外します。

 

集塵フィルターは最終的に汚れがたまる場所なので細かい目にほこりがびっしりついていることが多いです。脱臭フィルターはニオイを取るためのフィルターです。両方しっかり掃除機をかけましょう。

 

掃除機でほこりを吸う

新聞紙を敷いた上にフィルターをのせます。ノズルはできればブラシノズルに変更しましょう。集塵フィルターの上に掃除機のヘッドをのせて新聞紙を吸うようにゆっくりとジグザグに掃除機を動かします。脱臭フィルターも同様に行います。集塵フィルターはとても破れやすいので注意してください。

③フィルター・トレイの水洗いの仕方

ほこりを掃除機で吸ったけどまだ汚れがついている…きれいにならない…といった場合は水洗いがおすすめです。ですが、水洗いが出来ないメーカーの空気清浄機もあるので必ず取り扱い説明書を確認してください。

まずは水洗い可能かチェック

フィルターの水洗いは各メーカーによって異なるので、必ず取り扱い説明書を確認してください。出来ないものを洗ってしまうとフィルターが型崩れして使用出来なくなり、交換することになったり最悪本体が故障したりします。

ぬるま湯で水洗い&歯ブラシで優しくこすり洗い

掃除機でほこりをとったフィルターを歯ブラシで軽くこすりながら、ぬるま湯で洗います。軽い汚れであれば水洗いでも十分きれいになります。油汚れが気になるようでしたらアルカリ電解水をまんべんなくスプレーし、少し時間を置きます。

 

そのあと歯ブラシでこすり洗いをすると真っ白に。油汚れはアルカリ電解水が重曹より綺麗になるのでおすすめです。加湿器付きの場合、トレーも同様に洗いましょう。手荒れが心配な方はゴム手袋をして洗ってください。

しっかり乾燥させる

洗い終わったフィルターは立てかけてしっかりと風通しの良い場所にて半日以上影干しで乾燥させましょう。十分に乾かさないと臭いや故障の原因になってしまうので注意してください。水洗いをしても汚れや臭いが十分に取れなくなったらフィルターの買い替え時期になります。

④空気清浄機機内を拭く

空気清浄機内部を乾いた布で拭きます。細かい場所は綿棒を使用しましょう。カビがある箇所はエタノールを布に吹きかけてから拭くときれいになります。加湿器付きの空気清浄機の場合、給水タンクやトレーがない状態で拭きます。白い水垢がある箇所はクエン酸スプレーが効果的です。

加湿器付き空気清浄機の場合、加湿フィルターのお掃除もポイントになります。加湿フィルターは水分が多い場所にあるので、ぬめり、水垢やカビが繁殖しやすく放置していると臭いの原因にもなりやすいのです。ここでは加湿フィルターの効果的な洗い方を説明します。

ヌメリには重曹がおすすめ

ヌルヌルしたヌメリは基本的に赤カビに近いものです。放置しておくと人体に悪影響のある黒かびが繁殖しやすくなるのできちんときれいにしましょう。赤カビは強いアルカリ性に弱いので重曹を使用して掃除します。

 

沸騰重曹液を作り、1時間ほど漬け置きします。しっかり洗い流してから乾燥させるとヌメリはきれいになり根っこからカビを根絶できているはずです。また、重曹は臭いにも効果的なので臭いがする場合は使用してください。

水垢にはクエン酸がおすすめ

水道水を使用している加湿器付き空気清浄機は、白いカルキが溜まりやすいです。カルキを放置しているとできるのがアルカリ性の水垢です。水垢は人体には特に影響はありませんが、時間が経つと硬くなりこびりつきやすくなります。

 

どんどん溜まるとフィルターが劣化してしまうので、クエン酸水を用いて掃除します。水1リットルに対して小さじ2杯ほどのクエン酸を溶かした水にフィルターをいれ、2時間ほど漬け置きします。しっかりすすいで乾かすと水垢がきれいになるので、定期的に掃除しましょう。

日々稼動している空気清浄機は、定期的にメンテナンスをすることで長く使用し続けられることがわかりました。また、日々のメンテナンスでより簡単な掃除で済ませることもできますので是非取り入れてくださいね。

使い捨てフィルターを使用してラクラクほこり掃除

使い捨てのプレフィルターを空気清浄機の後ろパネルに取り付けることで、掃除がとても楽になります。フィルターにゴミが溜まりにくくなり、汚れてきたら取り替えるだけなので、時間も短縮に。

 

約1ヶ月に1回の交換なので掃除の時間があまり取れない忙しい方にもおすすめです。空気清浄機の吸い込みも強くなるので、まさに一石二鳥です。

部屋の掃除をこまめに行う

部屋の掃除をする事で空気清浄機にかかる負担もぐんと減らすことができます。床に掃除機をかけて、ほこりが少ない部屋の方が元々の空気がきれいだからです。空気清浄機のパワーに頼るのもいいですが、「おうち時間」が長くなった今、日々の部屋の掃除も見直していきたいですね。

加湿器の水は毎日取り替える

加湿器付き空気清浄機の場合は、加湿器タンクの水も毎日取り替えることをおすすめします。タンクに水が溜まった状態は雑菌が繁殖しやすく、雑菌入りの蒸気を放出してしまうリスクがとても高いからです。カビや水垢といった雑菌が繁殖しないように、こまめに取り替えましょう。

空気清浄機を掃除することは、部屋の空気をきれいにする事と同じです。コロナ禍で空気清浄機の稼動が多い今、日々のちょっとしたメンテナンスで部屋の空気をきれいに保ち、空気清浄機本体も長く使用できるようにしたいですね。

# 洗い方