ダイソン空気清浄機フィルターのおすすめ6選｜交換不要なものはある？交換時期は？

空気清浄機のフィルターはいつ・どのように交換したらいいのだろうと思ったことはありませんか？空気をきれいにするのが役目の空気清浄機ですが、フィルターの手入れを怠ると排出される空気が汚れる可能性があります。

とはいえ、どのようなタイミングでどのように手入れをすればいいのかは、メーカーや機種によって異なるため困ってしまいます。今回は数あるメーカーの中からダイソン（Dyson）に焦点を当て、フィルターの交換時期や交換方法について解説します。

ホットアンドクールをはじめとした人気商品とその交換用フィルターを紹介。ダイソンの空気清浄機のフィルターは高いけどフィルターなしでは運転できないのでどうにかならないの？と思う方に向けて互換品も紹介しています。また、おすすめ商品として人気のピュアクールや扇風機にもなる空気清浄なども必見です。ぜひ最後までご覧ください。

HEPAフィルターとは、空気中に含まれる細かなホコリを取り除ける高性能なフィルターのことをいいます。花粉はもちろん、砂埃やハウスダストなどアレルギーの元となる物質をキャッチする優れものです。

ただし、ダイソンのPure Coolに搭載されているHEPAフィルターは、交換以外のメンテナンスは行えない構造になっています。

HEPAフィルターの表面はとても繊細です。掃除機でこすると傷がついて、PM0.1の除去率99.95％を発揮しなくなります。また、フィルターを掃除して再び使用するといやなニオイの原因になるので再利用はできません。

HEPAフィルター自体は、カバーで保護されているのでフィルター表面に触れられない設計です。これには大きく2つの理由があります。1つは消費者がフィルターに触れることで、表面が傷つくのを防ぐためです。

もう1つの理由は、消費者が有害物質の付着しているフィルターに触れることを防ぐためです。安全設計のダイソン空気清浄機なら、メンテナンスフリーでお掃除の手間を省けるのに加え、誰でも安心して使えます。空気清浄機の仕組みや効果についてもっと知りたい方は次の記事がおすすめですよ。

ダイソンのフィルターは以前までHEPAフィルター・活性炭フィルターの2枚でした。しかし、現在ではゴミやパーツを減らすため1枚組の「一体型リサイクルグラスHEPA・活性炭フィルター」に変更されています。

ダイソンのPH04・PH03・HP07など多くの製品は一体型フィルターにそのまま差し替えればOKです。要するに2枚組のフィルターを使っていたダイソンでも、1枚組に変わったからといって使用できない訳ではありません。2枚組のものが1枚組になったため、価格も手間もカットできます。

空気清浄機は、フィルターの性能が決め手となります。フィルターは目が細かければ細かいほど微細な粒子を集めるのです。しかし、目が細かすぎると空気の通りが悪く、空気浄化の効能が落ちるデメリットがあります。

こうした特徴を持つフィルターの役割は主に集じんと脱臭です。この2つの役割により、室内の空気をきれいにします。

基本的に集じんができるのは、ホコリやウィルス・PM2.5などです。機種によっては、ダニの死がいや花粉といったアレルゲンも集じんするものもあります。商品によって異なるので、購入前にチェックしましょう。他社の空気清浄機にも興味がある方は、次の記事をご確認ください。

空気清浄機のフィルターを長期間交換しないと、フィルターが捕らえた汚染物質により目詰まりします。目詰まりするとパフォーマンスも下がり、ニオイが発⽣する原因にもなります。フィルターの交換は簡単です。手順は次の項目をご覧ください。

またフィルターの交換のためパーツを外した時は湿った布や乾いた布で汚れを拭き取り、細かい部分は柔らかいブラシで汚れを取りましょう。

1. 本体脇のボタンを押しながらフィルターカバーを外す
2. 内側にある空気清浄フィルターを外す
3. 新しいフィルターをフィルターカバーに設置する
4. フィルターカバーを定位置に戻す

ダイソンの空気清浄機は交換が簡単なのも人気の理由です。詳しくは、ダイソン空気清浄機のフィルター交換方法サイトを参照してください。

ダイソンの空気清浄機のフィルターランプは、フィルターが汚れたサインを点灯して教えるためのものです。また、空気中に浮遊している粒子状の物質や有害なガスを自動で検知して分析し、分析結果をリアルタイムでお知らせする機能もついています。

フィルターの交換後、リセットボタンを押してもフィルターのお手入れランプが消えない場合は故障の可能性があります。お手入れ後にリセットボタンを操作をしていない・フィルターに付着したホコリが十分に掃除ができていない場合でもランプは点灯するので、リセットボタンを押して確認するようにしましょう。

お手入れの前にコンセントから必ず電源プラグを抜いて、フィルターの空気吸入口および円形パーツの中の小さな開口部にごみ等のつまりがないかを点検しましょう。

フィルターにつまりがある場合は、柔らかいブラシで取り除きます。この時に、洗剤やツヤ出し剤を使わないでください。また、ホコリは製品本体の表面にたまることもあるので確認をしましょう。

ほこりを落としてつまりがなければ、円形パーツやフィルターカバーそして他の部品を乾燥した布もしくは、湿らせた布で拭きます。

フィルターの交換は1年に1回で済みますが、ほこりの詰まりや汚れによって、上手く稼働できていない場合があります。それに気がつくためにも、日常的に気付いたらフィルターの状態を点検するのをおすすめします。お手入れ方法について、下記の記事でも詳しい解説をしていますよ。

フィルター交換する際、同時にセンサーのお手入れも行いましょう。本体側面にあるセンサーカバーを開き、綿棒などを使ってセンサーに付いているゴミやホコリを取り除いてください。そうすることにより、センサーの精度と製品の性能を維持できます。

先述したように、ダイソンの空気清浄機のフィルターの多くは1年が交換時期の目安になります。ただ、使用環境により前後するものの1年とは1日に12時間使用した場合を想定した期間です。24時間フル稼働させる場合はフィルターの寿命が半年になる計算に。

ダイソンのフィルターは性能に優れている分、高価格なのでなるべく価格を抑えたい方も多いですよね。そこで、よく利用されているのが互換品と呼ばれるフィルターです。消耗品をできるだけ安く購入したい人にとても人気で、性能もそこまで劣らないとの声もよく見られます。

正規品ではないので製品の100％の性能を発揮する訳ではないこと、製品にぴったりと収まらない場合があります。同じ型番の製品を持っている人の口コミをよく確認してから購入するのがおすすめです。互換品はおすすめ商品でも紹介しています。

ダイソンの「Dyson Purifier Humidify＋Cool formaldehyde 加湿空気清浄機 PH04 WG」は掃除やフィルター交換が不要です。オールシーズン空気洗浄機として使え、冬は加湿器・夏は扇風機と1台で3役をこなします。

特徴は、固体ホルムアルデヒドセンサーと酸化分解触媒フィルターを新たに搭載している点です。HEPAフィルターと活性炭フィルターは一体構造で、掃除は要りません。ただ、EPAフィルターと活性炭フィルターは約1年ごとの交換が推奨されています。

ダイソンのHEPAフィルターはメンテナンスを消費者が行わないこと・1年間で交換することを考えて設計されています。そのため約1年間メンテンナスフリーですが、目詰まりすることはないようです。ダイソンの空気清浄機を使用している方は、忘れず1年に1回交換するようにしましょう。