【2024年】キーボードメーカー・ブランドを紹介｜ロジクールやおすすめ10選も

パソコン・スマホ・タブレットなどの文字やコマンドを入力するためのキーボード。リモートワークなどで自宅でもキーボードを使用する機会が増えています。キーボードはどれも同じだと思っている方も多いですが、実は各メーカーで性能や特徴が大きく異なります。

自分に合うキーボードで、これまでより作業効率を上げられたら嬉しいですよね。しかし、キーボードは用途に合わせて選ぶ必要があります。また、文字の打ちやすさや価格・性能など、商品選びの際に重視するポイントも人それぞれ違うため、どれを選べばいいか迷いがちです。

そこで今回は、キーボードの選び方と人気おすすめ商品を紹介します。ロジクールなどのキーボードメーカー・ブランドの特徴も詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

構造がシンプルで最も一般的なメンブレンタイプ。キーとスイッチの間に回路を張りめぐらせたシートが入っていて、キーを押し戻しするとシートが接触し入力を判断する仕組みです。

シート間の接点となる部分にはラバー素材が用いられており、指への負担が大きいため長時間の使用にはやや不向き。耐久性も劣りますが、低価格なのでコストを抑えたい方におすすめです。

キーが薄く、ノートパソコンによく用いられるのがパンダグラフタイプです。パンダグラフの支持構造を採用し、しっかりとした打ち心地ながらも軽いタイピングで長時間の使用でも疲れにくいのが魅力。

しかし、他のタイプより薄い製品が多く、耐久性に欠けるので注意しましょう。よりタイピングしやすいキーボードをお探しの方におすすめです。

メカニカルタイプは丈夫な作りで耐久性に優れており、高速タイピングに最適です。キースイッチがそれぞれ独立しているため、キーに不具合が発生しても1つだけ交換すれば引き続き使用できます。

本タイプは構造が複雑なので、重量が比較的重く価格も高価なのが特徴。ゲーミング用といったハードな使用目的の方におすすめです。

静電容量無接点タイプは耐久性やタイピング時の静音性に優れたキーボードです。電荷の蓄積を表す静電容量の変化で文字入力の際も快適。

また、部品同士が摩擦ですり減ることも少なく長寿命なので、長く使いたい方におすすめです。しかし、他のタイプに比べてラインナップが少なく高価なものが多いので、選択肢が限られてしまうのが難点です。

ロジクールはマウスをはじめとしたパソコンの周辺機器で世界トップシェアを誇るメーカーです。手頃な価格で購入できるものから高価格帯のモデルまで幅広く取り揃えています。また、ゲーミングキーボードやメカニカルキーボードも販売しているので、本格的なキーボードをお探しの方にもおすすめです。

トップメーカーとしての信頼性と品質のよさから、どのモデルも高い人気を集めています。キーボード選びに迷ったときは、人気商品やラインナップをチェックしてみてください。

エレコムは大阪に本社を置く日本のメーカーで、パソコンやスマホ関係の製品を幅広く取り扱っています。メカニカルキーボードや高級機はないものの、タブレットに最適化したものや折りたたみ式などモバイル向け製品に力を入れています。また、手触りのいい素材や優れた静音性などの扱いやすさも魅力です。コストを抑えて選びたい方におすすめのメーカーです。

東プレは日本生まれのメーカーで、自動車・空調・電子機器関連製品などを主に販売しています。無接点タイプのキーボードやテンキーレスキーボードなど、高スペックで高価なものを多く取り扱っているのが特徴です。

また、神奈川県の相模原市のふるさと納税の返礼品としても採用されており、極上な打鍵感や使い心地が素晴らしいと高い評価を得ています。日常的にタイピング量が多い方におすすめのメーカーです。

エイスースは台湾台北市で生まれた注目の海外メーカーで、パソコンおよび周辺機器を販売しています。ゲーミング製品に力を入れており、RGBライティングの調整も可能なキーボードはゲーマーからも絶大な人気です。

アクションゲームやFPSのプレイや文字の高速入力に最適な配列表記で、打鍵感も快適。ゲーマーはもちろん幅広い用途で活躍するメーカーです。

パソコンケース・ストレージ・キーボード・マウスなどのパソコン周辺機器を多く取り扱うコルセア。アメリカに本社を置くメーカーで、国内外問わず人気があります。

また、コルセアが扱うキーボードはメカニカルタイプのみで、ゲーマー向けに特化した製品がほとんどです。暗い部屋でも扱いやすいバックライトの搭載や長時間の使用でも疲れにくい仕様が魅力です。

バッファローは、日本生まれのパソコン周辺機器メーカーです。持ち運びやすい折りたたみタイプや丸洗いできる防水タイプなど、嬉しい機能付きのキーボードも多く展開されています。低価格・高品質なので、コスパの高いキーボードをお探しの方はチェックしてみてください。

メーカーによるアフターサービスも充実しているので、はじめてキーボードを購入する方にもおすすめできます。

キーボードにはコードのある有線タイプとBluetooth接続のワイヤレスタイプがあり、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。

有線タイプのキーボードはパソコンにUSBケーブルで接続して電力が供給されるタイプです。FPSやアクションゲームなど、操作の遅延が許されない場合には有線タイプがおすすめ。

メリット

• ワイヤレスタイプのように電池切れの心配がない
• 接続状況に左右されないため操作の遅延がなく安定した環境で作業ができる

デメリット

• USBケーブルが邪魔になりデスクが散らかった印象になる

ケーブル不要のワイヤレスタイプはパソコンとキーボードをワイヤレスで接続します。デスク周りをスッキリさせた状態で使いたい方におすすめです。

メリット

• 配線ケーブルが不要なのでデスク周りがスッキリする
• レシーバー式ならUSBポートに差し込むだけで簡単接続
• Bluetooth式なら複数のデバイスに同時ペアリングも可能

デメリット

• 接続による操作の遅れがある
• バッテリー切れが起きる
• 充電に手間が掛かる

キーボードの配列には「日本語配列」と「英語配列」の2種類があります。日本語配列には全角/半角・変換・かな表記など日本語をスムーズに入力できるキーがありますが、英語配列にはありません。

今まで使ってきて慣れているキーボードを使うのであれば日本語配列、プログラミングといった英語を効率よく入力したい方には英語配列がおすすめです。

キーピッチとはキーの中心から隣のキーまでの間隔を指し、打ちやすさにこだわるのであれば必ず確認すべきポイントです。一般的な間隔は19mm前後とされており「フルサイズ」と呼ばれます。狭すぎず広すぎない間隔でタイピングもしやすいため、キーボードを選ぶ際はフルサイズを基準にチェックしましょう。

キーストロークとはキーボードを押し込んだときに沈む深さのことを指します。一般的なキーストロークは2〜4mm、ノートパソコンのような薄いキーボードは1mm程度です。

キーストロークが浅いとタイピングが素早く行えて疲れにくいメリットがありますが、タイプミスしやすいのが難点です。ミスタイプが多い方にはしっかりとした打鍵感のある3mm以上の深いモデルがおすすめです。

数字や符号などを効率よく入力するための便利なテンキー。通常、キーボードの右側に配置されています。表計算のような数字入力にはテンキー付きのモデルが最適ですが、横幅が長くなってしまうのがデメリットです。

人気メーカー東プレでは、テンキー搭載・非搭載モデルがそれぞれ豊富に揃っています。スペースを考慮した上で自分に合ったモデルを選びましょう。

楽器のキーボード・電子ピアノが気になる方は、以下の記事をぜひチェックしてみてください。キーボード・電子ピアノの選び方や、人気おすすめ商品を詳しく紹介しています。本物に近いピアノタッチのものや卓上型、大人の初心者におすすめの人気商品も必見です。

今回はキーボードのメーカーごとの特徴やメリット、おすすめの人気製品などを紹介しました。重視したいポイントを押さえれば、最適なキーボードを選べます。ぜひ本記事を参考に、用途や目的に合ったキーボードを選んでください。