キーボードカバーの正しい洗い方は？｜人気商品「moshi」の洗い方も紹介！

キーボードカバーはキーボードに汚れやホコリが付着するのを防ぎ、キーボード掃除を楽にする便利なアイテムです。また、耳障りなタイピング打音も静かになるので音を気にせずパソコン作業ができます。ですが、長年使っていると手垢やベタつきが気になりますよね。

さらに、汚れだけではなく、変形や変色のお悩みもあります。たとえば、MacBook用として人気のキーボードカバー「moshi」に「使用とともに白く変色してしまった」というレビューも。キーボードカバーは定期的にお手入れする必要があります。

そこでこの記事では、キーボードカバーの正しい洗い方や注意点を解説します。また、変形・変色・伸びた際の原因についても解説するので、キーボードカバーをお使いの方はぜひ最後まで読んでください。

まずは、お使いのキーボードカバーの素材をチェックしましょう。カバーの素材は主にナイロン・プラスチック・シリコンの3種類です。これらの素材は水に強く、丸洗いできるものがほとんどです。水洗いできるか不安な場合は、公式ホームページで取扱説明書を確認しましょう。水洗い推奨の表示があれば、安心して洗うことができます。

キーボードカバーの汚れの主な原因は手の皮脂によるものです。また、食べながらパソコン作業していると食べカスや飲み物で汚れることもあります。皮脂や食べカスの汚れを落とすには、食器用洗剤が最適です。刺激が強い漂白剤は素材が変質してしまう可能性があるので注意しましょう。塩素系ではなく、必ず刺激の少ない中性洗剤を使用してください。

スポンジやたわしなどで強く擦ると、素材によっては破れてしまいます。優しく手で洗いましょう。少しくらいのぬるま湯だと汚れも落ちやすくなります。熱いお湯をかけると溶けて歪むことがあるので、注意してください。

パソコンは水に弱いです。水気が残ったままカバーをキーボードに装着すると、パソコンが故障する原因になります。そのため、洗浄後は水気をふいてしっかり乾かしましょう。乾かす際にドライヤーを使うのは厳禁です。熱によって、素材が溶けたり変形してしまう恐れがあります。必ず柔らかい布を使用して水気を拭き取ってください。

ぴったりフィットして透明度が高い人気のシリコン製キーボードカバー。時間が経つと変形してしまい打ちにくいという声もあります。ここでは、シリコン製キーボードカバーが変形する原因を解説します。

パソコンは熱を帯びるため、内蔵のファンで放熱します。大抵のパソコンはファンの吸気口が背面や裏面に搭載されていますが、一部のノートPCは吸気口がキーボードについています。そのような機種にキーボードカバーを装着すると吸気口がふさがれます。

その結果、籠った熱によってカバーが変形してしまいます。キーボードカバーには耐熱性がないものもあるため、変形を防ぐために定期的にカバーを外して熱を逃すようにしましょう。

キーボードカバーの変形の原因はパソコンの排熱だけではありません。パソコンを長年使用し続けるとキーボードカバーにも負荷がかかり、劣化し変形します。

経年劣化で伸びてしまったキーボードカバーは、キーボードとの間に隙間が生じます。フィット感が損なわれズレやすく、キーボードが打ちにくい原因に。このような場合は、新しいカバーを購入することをおすすめします。

Mac Bookのキーボードカバーmoshiは使い心地のよさから人気の商品です。ここでは、moshiの洗い方を解説します。moshiをお使いの方はぜひ参考にしてください。

moshiはMac用のキーボードカバーです。キーボードにピタッとはまる装着感で、タイピングの感覚がいいと人気です。熱硬化性ウレタンを採用し、すぐ柔らかく伸びてしまうカバーに比べ、適度な硬さと強度があります。

わずか0.1mmと極薄で、他社のカバーと比べるとその厚さは約1/5です。高品質な分、少し高価格ですが付けていることを忘れるフィット感で、キーボードをホコリや汚れからしっかり守ってくれます。

moshiは水洗いが推奨されています。洗って貼り直せる素材と説明書にも明記されているので、キーボードカバーの正しい洗い方の手順通りしっかり洗いましょう。

一方、「使っていたら白くなってしまった」という方がいます。一見汚れに見える白い変色は、パソコンの排熱によるものと考えられています。そのため、一度白く変色すると洗っても元に戻らないので注意しましょう。使わない時は外して、熱がこもるのを防いでください。

「キーボードカバーを洗うと、粘着力が落ちて剥がれやすくなるのでは？」と心配な方もいるでしょう。しかし、カバーを洗っても粘着力は落ちません。むしろ、汚れが落ちフィット感が増すことさえあります。

ですが、間違った洗い方をすればカバーの破れや変形、さらにはパソコンが故障する原因となります。先程ご紹介した「正しい洗い方」の手順通り、注意して洗ってください。

キーボードカバーを自分で作れたら、変形してもすぐに作り直せて便利ですよね。キーボードカバーは手軽に自作可能です。自作にはラップとシリコンを使って作る方法があります。気になる方は、ぜひ下記の記事をご覧ください。

「汚れたカバーを洗うよりは、いっそ気分転換に新調したい」という方もいるでしょう。新しく購入する際は、素材・薄さ・装着方法をチェックして選んでください。また、パソコン作業が楽しくなるようなかわいいキーボードカバーもたくさんあります。気になる方は、ぜひ下記の記事を参考にしてください。

キーボードカバーは水洗いで簡単にきれいにできます。ズレやすかったカバーも汚れが落ちることで装着感が増すこともあります。衛生面だけではなく使い心地もよくなるので、キーボードカバーを定期的にお手入れして快適に使ってください。