PS4対応のおすすめUSBメモリ10選｜使い方は？セーブデータの保存に

PS4を使用している人の中には、PS4のデータを手軽に持ち運びたい、万が一に備えてデータのバックアップを取りたい、という人は少なくありません。PS4はお手頃価格で遊べる家庭用ゲーム機ですが、持ち運ぶには非常に不便ですよね。

また、ゲーミングPCと比べると耐久性や排熱対策が弱いため、万が一故障してゲームのセーブデータが消えてしまっては取り返しがつきません。しかし、USBメモリを使用すれば、自分のデータを自由に持ち運ぶことやデータのバックアップは簡単です。

そこで本記事では、USBメモリの使い方や選び方・おすすめのUSBメモリ10選・USBメモリが認識しない場合の対処法について詳しく解説します。今まで積み上げてきたデータを失いたくない人は、必見です。

USBメモリのおすすめの使い方1つ目は、セーブデータのバックアップが取れることです。これまで遊んできたゲームデータが消える事は、誰も望んでいないはずです。しかし、PS4は耐久性や排熱に弱く、一夜にしてこれまでのデータが水の泡となる可能性もあります。

PS4が故障する可能性は高くはありませんが、万が一に備えて日頃からゲームデータをUSBメモリに共有しておくことで、故障した際に本体を買い替えるだけで済みます。お金は消費してしまいますが、これまでの努力を考えれば損失は低いですよね。

USBメモリのおすすめの使い方2つ目は、ゲーム動画の録画や保存です。ゲームの録画・保存をしておくことで、ゲームの動画やスクリーンショットを撮影した後に、パソコンやスマホで見返すことが可能になります。

ゲームの中でも、特にFPS系のゲームをしている人は、プロゲーマーを始めとする多くの人が復習として見返しています。USBメモリはバックアップだけでなく、ゲームの練習にも活かせます。

USBメモリのおすすめの使い方3つ目は、USBメモリの音楽・動画の再生です。PS4からパソコンやスマホにデータを移すだけなく、はじめからUSBメモリに入れてある音楽や動画をPS4でも再生できます。

これにより大画面で見ることができるだけでなく、わざわざテレビやモニターの入力切替を行わずに音楽や動画をPS4で再生することが可能です。

PS4に最適なUSBメモリの選び方で、1番重要と言えるのが「形状とサイズ」です。PS4の公式サイトは、厚さが8mm以下を推奨しています。なぜならPS4のUSBポートは溝の様になっているため、厚すぎると引っかかって挿す場所に入らないからです。

そのため、どれだけ性能や使い勝手がいいUSBメモリを使用していても、デザインのせいで使い物にならない可能性があります。PS4に使用するUSBメモリを選ぶ際は、必ず厚さを確認しましょう。

PS4に限りませんが、メモリの容量は大きくて困ることはありません。使用用途に合わせて選ぶことで、オーバースペックにならないことは確かですが、容量が足りずに一本追加購入する方が、手間や費用が掛かることも事実です。

メモリ容量の目安として、音楽鑑賞なら16GB程度、ゲームのスクリーンショットや録画は32～64GB程度、セーブデータや映画などは64～124GB程度がおすすめです。自分がUSBメモリを使用する目的と照らし合わせて選びましょう。

USBメモリの規格は主に「USB2.0」「USB3.0」「USB3.1」などがあります。PS4が対応している転送規格はUSB2.0以上のため、快適なスピードでデータを保存・共有したい人は「USB3.0以上」を選びましょう。

また、「USB3.0～3.2」の中でも書き込み速度などに違いがあるため、とにかく転送時間を少しでも短くしたいという人は、それぞれの書き込み速度もチェックしてください。

USBメモリは耐久性が弱く、壁や床などに勢いよく衝撃を与えてしまうだけでデータがなくなる可能性があります。USBメモリの中には、衝撃に強い特殊な素材を使用したものから、耐水性に優れたものまで幅広くあるため、ゲーム環境に合わせたモデルを選びましょう。

PS4にUSBメモリを挿したけど認識しないときの原因と対処法について解説します。認識しない場合は参考にしてください。

PS4にUSBメモリを挿したときに「このUSBストレージ機器は使えません。対応していないファイルシステムです。」「USBストレージ機器が接続されていません。」とメッセージが出た場合の原因は、PS4と互換性のないNTFSにフォーマットされているからです。

PS4自体は、exFATとFAT32しか認識しません。そのため、USBメモリなどが他のファイルシステムを使用しているときにPS4に接続した場合、USBが認識されません。しかし、認識問題はデータを失わずに解決できます。

データを失わずに認識させるには「FAT32」へ変換します。その際に必要なアプリが「AOMEI Partition Assistant Professional」で、手順は以下の通りです。

1. 「AOMEI Partition Assistant Professional」をダウンロード
2. 「もっと多くのツール」から「NTFS to FAT32 変換器」をクリック
3. 「NTFS to FAT32」を選択して「次へ」をクリック
4. 「変換したいUSBパーティション」を選択して「次へ」をクリック
5. 操作を確認して「続行」をクリックで完了

PS4の容量が不足したら、拡張ストレージを活用するのをおすすめします。PS4は前面にあるUSBポートにHDDやSSDなどのストレージを接続することで簡単に容量を拡張できます。USB3.0以上で250GB〜8TBの容量のものなら、外付けハードディスクドライブとして使用可能です。

USBメモリを正しく選ぶことで、万が一に備えたバックアップを手軽に取れるだけなく、映画や音楽鑑賞などを快適に楽しむことができます。PS4に適切な、自分の使用用途に合わせたUSBメモリを選びましょう！