中古のドライヤーって大丈夫？デメリットや選び方の注意点を紹介

キレイな髪は人の印象も変えるので、お手入れには気を使いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。ドライヤーは、そんな髪のお手入れに欠かせないものです。毎日使用するドライヤーはできる限り髪にいいものを使いたいですよね。

SNSなどで人気となっている高性能なドライヤーは数万円となかなか高価です。気になっても簡単に購入できる金額ではないため購入を断念することも。しかし中古品なら数万円の高性能ドライヤーを安く購入できるかもしれません。

中古で商品を購入するにあたり心配なのはやはり性能です。購入しても問題なく使えなければ無駄になってしまいます。ここでは中古品のドライヤーを購入する際の気をつけるポイントや購入できるサイトなどについて特徴をふまえて解説します。

中古のドライヤーを買うときに気になるのはやはり新品との差です。性能にどれほど差があるのか、どんな点に気をつけて購入したらいいのか解説します。

ドライヤーを数年使用していると、だんだん威力が落ちてきたり、調子が悪くなってきた経験がある方も多いのではないでしょうか。他の電化製品と同様にドライヤーにも寿命があります。例えばモーター駆動が限界に近い場合は威力が落ちたり、イオンドライヤーはイオンを放出しなくなります。

1日の使用時間を5分程度とした場合、モーターの消耗期間は約3年～4年と言われています。1日の使用時間が長い場合はモーターの劣化が早まるため、寿命も短くなります。

モーターの状態は見た目ではわからないため、判断が難しいポイントです。どのくらい使用したかわからないときは、そのドライヤーの製造年を確認するといいでしょう。寿命を迎えているかどうかのひとつの目安になります。

モーターの劣化による寿命以外にも、ドライヤーのお手入れの頻度によって長持ちするかどうかが変わってきます。

ドライヤーは空気を吸い込むことでヒーター部分を発熱させて音風を発生させます。空気を吸い込む際に空気中のホコリや抜け毛などを吸い込んでしまい、それが溜まることによって威力が落ちてしまい、最悪の場合は故障してしまったり発火の原因になる場合もあります。

しかし中古品はお手入れの頻度を知る術がないため、ホコリや毛が溜まっていないできる限り見た目がキレイなものを選ぶしかありません。

ここ数年でネット上で簡単に不要品を売り買いできるフリマアプリを使う人も増えました。メルカリ・PayPayフリマ・ラクマなどCMで見たことがある方も多いのではないでしょうか。フリマアプリでは欲しい商品名を入力すればすぐに出品されているか確認ができます。個人が出品しているため発送を含めたやり取りはアプリを通じて個人間で行います。

メリット

• 自宅ですぐに買える
• 値段交渉が可能
• 出品者へ質問が可能

デメリット

• 直接見て、商品の状態を確認することができない
• 状態の評価が個人の主観になる
• 個人が発送するので発送が遅れることもある

ネットオークションは、インターネット上でオークションをして購入する形式です。オークションなので、決まった期間内に一番高い金額をつけた人が購入できます。フリマアプリ同様ネット上で簡単に欲しい商品の出品を確認できますが、入札したからといって必ず買えるとは限らないところがフリマアプリとは違う点です。発送ややり取りはサイトを通して個人間で行う必要があります。

メリット

• 自宅から買える
• 他に入札者がいなければ安く買える可能性もある
• 出品者に質問が可能

デメリット

• 直接商品が見れない
• 状態の評価が個人の主観になる
• オークション終了日まで待つ必要がある

ジモティーは日本全国のさまざまな地元情報を掲載するWEBサイトです。地域ごとに不要品を譲渡できることが特徴です。フリマアプリやネットオークションでは出品に手数料がかかりますが、手数料が発生しないためその分安く出品されている場合もあります。

メリット

• 0円で出品されているものもある
• 売り手が応じれば、直接商品の確認も可能
• 近所の人から直接購入すれば送料がかからない

デメリット

• 決済システムがないため、支払い方法の交渉が必要
• 発送方法なども交渉をしなければならない
• 個人間でのやりとりが増える分トラブルも起きやすい

リサイクルショップは全国各地にあります。まず不用品を持ち込むと店側が商品の状態や元値を確認して買取を行います。店側が買い取ったものが店頭に並び、購入者は通常のショッピングと同じように欲しいものをレジに持って行って購入する仕組みです。

メリット

• 店側で動作確認などきちんと状態を確認してくれていることが多い
• 商品を実際に見ることができる
• 買ったらすぐ手に入る

デメリット

• 店舗に行く必要がある
• 欲しい商品がない場合はお店をハシゴすることもある
• 値下げ交渉はできない

風量や風速が上がれば、髪を乾かす時間が短くなります。乾かす時間が短縮することで毎日のヘアケアが楽になるのはもちろんですが、ドライヤーで熱をあてる時間が減るため髪や頭皮へのダメージ軽減にもなります。

速乾性を求めるなら最大風量が「1.3㎥/分以上」を目安に選ぶといいでしょう。特に最大風量が「1.7〜1.8㎥/分」程度のものであれば、はやく乾かすことが可能になります。しかし風量が大きいと音が大きくなりがちです。夜遅くに使うことが多い方や赤ちゃんがいるご家庭など、静音性を求める場合は音量とのバランスを考えて選びましょう。

髪の成分であるタンパク質は熱に弱く、表面温度が100℃を超えると傷みやすくなると言われています。髪が傷んでしまうと見た目が悪くなることに加えて、ヘアカラーで染まりにくくなったりトリートメントが浸透しにくくなったりと、さまざまな面でデメリットがあります。

そのためドライヤーの温度は髪をキレイに保つためにとても重要です。1か所に長時間当てたり近くで当てすぎると髪が高温になるため注意が必要です。中には自動で温度調節をしてくれるドライヤーもあるため、気になる方は温度調節機能のついたものを選ぶのもいいでしょう。

お風呂あがりにかけることが多いドライヤー。仕事が遅くなった日など夜遅くに使用するときに音が気になることがありますよね。夜も気兼ねなく使用できるドライヤーを選ぶには、音の大きさに注目しましょう。

音の大きさはdB（デシベル）という単位で表され、この数値が低ければ低いほど音が静かです。静音性を求める場合は、60dB（デシベル）前後のものを選ぶのがオススメです。60dB（デシベル）は一般的に人が会話する程度の音量と言われていますので、ひとつの目安としてみてください。

一般的なドライヤーの重さは500g〜800g程と意外と重いものです。ドライヤーは片手で使用することも多いため、重いものは使っていて疲れてしまうことも。特に髪が長く長時間使用する場合には、重さがとても重要になってきます。

実用性を考えると、なるべく軽いものを選んだほうがいいでしょう。手首や腕に負担がかかりにくく使いやすいのは500g以下の軽量モデル。しかし高性能になればなるほど部品も多くなるため、重たくなる傾向があります。機能性と実用性のどちらを重視したいか検討し、バランスのいいものを選びましょう。

高性能ドライヤーには他にも嬉しい機能がついていることが多いです。スカルプモードは地肌に直接あてても熱くない風温60℃程度をキープし、地肌までしっかり乾かすことができます。通常ドライモード時の風温は100～120℃程度のものが多いですが、低温をキープすることで熱ダメージが抑制できます。

他にも髪のパサつきを抑えるマイナスイオン発生機能などがあります。マイナスイオンは、メーカーごとに仕組みや特徴が異なるので、チェックしてみてください。

「やっぱり中古ではなく新品のドライヤーが欲しい！」という方は型落ち品を購入するか購入時期を選ぶといいでしょう。

最新モデルにこだわりがない場合は、型落ち品が狙い目です。ドライヤーは、新製品が出ると旧モデルは型落ち品として値段が安くなります。高機能のものは型落ち品とはいえ、低価格のものよりも髪にいい機能がたくさん搭載されている他、商品自体は新品なので、威力や使用可能期間は中古で買うよりも長持ちします。

最新モデルが欲しい方は販売店やメーカーの決算時期や、ボーナス支給時期が狙い目です。決算時期は売上を増やすために、ボーナス支給時期は販売促進をするために、わずかですが価格が下がることがあります。

ドライヤーを売りたい場合、メルカリなどのフリマアプリやネットオークションの他に、買取業者もおすすめです。ドライヤーは、中古市場でも人気があります。中古買取業者に持ち寄るだけで簡単に売却できるため手間がかからず、個人間のやりとりによるトラブルも防げます。

また、全国対応で完全無料の宅配買取もあり、LINE・メール・お電話で事前査定も利用できる場合があるのでチェックしましょう。

中古でドライヤーを購入するとお値段は新品で購入するより安くなりますが、モーターの寿命やお手入れ不足により、使用できる期間は新品より短くなります。長く使用したい人は、型落ち品の購入を検討してみるのも1つの手段ですね。